- sie:sie 〜under the garden〜、GEISAI PHOTOLOG
今ではありきたりともいえる抽象絵画なのですが、色や形のチョイスなど、作者のセンスがいいので、引き込まれます。
世の中には、構成力の無さを、抽象的にすることで誤魔化しているような作品も多いのですが、これは違うかな、と。 - 貝原亜里沙;arisa kaihara website、GEISAI PHOTOLOG
この絵柄は良い。過去の作品と較べると、着実に巧くなっていますし、これからが期待できるな、と。 - 宮川雄一;yuuiti miyakawa illustration
お洒落・カッコイイ・モード――そんな感じですかね。これは男性ならでは、と思う。人物の顔つきなど。 - (架空会社)仁葉工芸;GEISAI PHOTOLOG
これは凄かった。グランバザール号というのですかね。数回轢かれそうになりながら(笑)、どうにか近づいてメモ。これは面白い。お金も掛かってそうな気がしますが。 - 合田里美;Bartok Gallery きのことくま
ちょっと(感性などが)粗削りな感じはするのですが、面白い。これから化けるかも。 - 小林真理子;何気ない風景展
世界が弱いのですが、少しだけ惹かれるものを感じました。正直、インパクトに欠けていて、見逃してしまうような作風です。それでも眼に留まるのですから、何か隠された魅力があるのでしょう。 - 西岡兄妹;-西-岡-兄-妹-
これは面白い。可愛いですし。ただし、商品として出来上がっているので、何も言うべきことがないです。完成された作品世界なのですが、それは必ずしも良い印象ばかりではないな、と。 - 浅野琢也;GEISAI PHOTOLOG
一言で言えば、狭い。(笑) 作品の量に対して、明らかに展示スペースが不足。「都市のエピタフ」など、せっかく蓄光塗料が使われているのに、それを眼で確かめることができないのは、なんだかもったいない展示だな、と。
一つ一つは非常に面白いのですが、やはり見るスペースがはっきりしていないと、見落としてしまいがちです。
こうして並べてみると、女性が多い気がします。前回も。私の趣味自体に問題があるのかもしれませんが、女性の方により鋭い作品が多く、男性の作品の場合、プロ・中堅作家(画家)は巧いのに、若手が弱い傾向にあるような気が。
逆にパフォーマンスをやっているのはほとんど男性で、女性は僅か。しかも圧倒的に男性の方が面白いのですが……。
Posted at 2006/09/20(Wed) 23:56:36
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