http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20060208025.html
英国サザビーズにてゴーギャンの「二人の女」が25億円で落札とか。
この絵ははじめて見る。ヌルっとしてて、あんまり気合いが入っているようには見えないが。(笑)
それにいかにもセザンヌ的な三角構図――人物、物の配置が画面中央で“△”の形で収まっている――で、それほど珍しいものだろうか。
「イア・オラナ・マリア(マリア礼賛)」や「マナオ・トゥパパウ(死霊は見ている)」や「ヴァヒネ・モ・テ・ヴィ(マンゴーを持つ女)」などと較べると見劣りするような気がする(リンク先に商業サイトが多いのは、迷惑にならない上に、サーバー負荷などがほぼ関係ないからです)。
まぁ、“美術史”的に価値はあるだろう。ゴーギャンらしい、変な絵であることは確か。
一応、ポイントは左端の犬と、寝床(?)の形状、奥にいる女の左手と顎のライン、入り口による空間の分断。
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参考:
日付のある紙片では、ゴーギャンの“女漁り”について書いてあるが、これも一応参考に挙げておく。
Posted at 2006/02/22(Wed) 09:59:39
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