I teie nei e mea rahi no'ano'a

文学・芸術など創作方面を中心に、国内外の歴史・時事問題も含めた文化評論weblog

竹原ピストル個人ライブにてオリジナル・ポストカードが売られる

 カテゴリをアートと音楽とどちらにするか悩みましたが、こちらに。
 普段お世話になっているスさんから、野狐禅のギターVo.竹原ピストル氏がピンで出演したライブのおみやげを戴きました。

竹原ピストルポストカード1


竹原ピストルポストカード2


竹原ピストルポストカード3


 イラストとリリックが描かれたポストカードで、なかなかいいクオリティですが、これは自家製らしく『たくさん売れたら印刷所に出せる』そうです。ライブへ行くことのある方は是非どうぞ。
 私はリーゼントのがお気に入りです。
 言葉というのは字数が少ない方が強さを持ちますし、何よりイラストのシュールさが素敵。(笑)

野狐禅公式サイト

Posted at 2007/01/04(Thd) 17:02:26

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Super-MPU(追記)

s-mpu


 たまには日記風のものも。
 昨日は一日中シンセサイザーでシーケンスした楽曲を、SMF化する作業をしていました。ウチでは未だにKORG N264がメインのシンセなのですが、衝撃でディスクドライブを壊していて、その部分を空っぽにしているため、全てをMIDI経由でやりとりしています。

midiダンプ


 楽曲データはバルクダンプによって、ノートPCに保管してあります。楽曲データだけでなく、音色データなど、様々な情報を保管しておくことができます。使用しているソフトはこちらのバルクダンプなのですが、現在ダウンロードできないようです。
 しかし、このバルクダンプファイルはあくまでシステム・エクスクルーシブ・メッセージですので、直接midiファイルを生成することができません。一旦シンセへ読み込ませて、シンセに演奏させたデータをPCで受信する必要があります。

 そこまでは別に苦労しませんでした。

 問題は最終的にマスターアップするための受信ソフトが無かったことです。Cherryや、Music Studio Producerなどは、マルチトラッカー機能を備えているのですが、1CHずつの録音です。
 マスターアップに不可欠なクロック同期もできません。TSEQというシェアウェアが対応していましたが、バグのせいなのか、すぐに強制終了してしまいました。
 そもそも、USB経由では、負荷が重くて、ダメなのかもしれません。一瞬でも遅延が発生すると、midiファイルとしては致命的な欠陥になりますので。

smpuplyw。ディスプレイ撮影をミスった


 Roland社製のSmpuplaywというソフトなら、つつがなく全チャンネルを録音+クロック同期できるのですが、いかんせんSuper-MPU専用ソフトです。廉価なUSB-midiコネクターも入手してあるのですが、そちらにはソフトウェアが付いてきませんでした。


 結局、未だにRoland社製初代Super-MPUが現役ということに。
 ウチのPCは、これを使うためだけに、わざわざISAボードのついている、三世代くらい前のマザーボードと、Windows98SE(通称せっちゃん)を使える状態にしています(win2kにはドライバーが用意されていない)。

 ただ、他のハードは当然新しいわけで、Windows9x非サポートだったり、相性が悪かったりします。サウンドカードのonkyoSE-120とメモリ割り込みが競合していたせいで、Win98seが起動してくれない。設定に5時間もかかりました……。サウンドカードのDOSエミュレーションなどという使いもしない機能と被っていただけなのですが、結局サウンドカード全てを使用不可にしなければ、稼働しませんでした。
 最近はこういうこともなかったので、妙に新鮮な気持ちになりましたが……。

----(12/26 追記)----
 Super-MPUをWindows2000で扱えないと嘆いていたのですが、個人様が互換ドライバーをフリー公開されていました。
S-MPU Driver for NT4.0
 以前使ったときはなぜか使えなかったのですが、今回試したらドライバが認識されました。

smpunt.jpg


 ただし、ソフトウェアは扱えないので、どこかから使えるソフトを探してこないといけないのですが……。
---------------

Posted at 2006/12/21(Thd) 18:58:19

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溝口肇@クリエイト

create.jpg


 先週の求人誌「DJ仕事発見 クリエイト」に溝口肇へのインタビューが掲載されていたので、思わず買ってしまいました。
 求人誌としてはクソみたいな内容ですが(笑)、インタビューは面白かったです。

create2.jpg


 内容は、ピアノの習い事をやめて、チェロを習い始めたきっかけ、それからスタジオミュージシャンからポップアーティストへのシンデレラストーリーについて、でした。
 むち打ち症の治療に際して、カイロプラクティックの間自作の「夜、よく眠れるための曲」を流してもらうように頼んだら、そこの先生た大変気に入って、他の患者の治療中にも掛けるようになった――それが他の音楽関係者に耳に留まり、アルバム化されたそうです。
 他には、枠についての話がありました。『100億円の予算で1年後の1枚のアルバム』では完成させられないかもしれないけれど、『10万円で明後日までに……』という条件の方が良い作品を作れるかもしれない、だそうな。

 ところで、求人欄にところどころにある「せいかつくん」とかいう挿絵の内容があまりにバカすぎ。バカという言葉が嫌いな私でさえバカと言いたくなるくらいに脳みそがお花畑。見るからに相田みつをの影響を受けているのですが、相田みつをはまだ笑い者にできても、これはその水準にさえなくて、寒くなった……。
例:『「おいしい話」ってあるんだよ! 言い方をかえればそれって「チャンス」でしょ?』
 おいしい話とチャンスは全く違います。美味い話とは、チャンスと見せ掛けて相手を騙すのに、使うものです。(笑) ネズミ講を持ちかけて「またとないチャンスですよ」とささやく行為と変わらない。幾らなんでも内容が酷すぎる。

Posted at 2006/12/19(Tue) 17:30:27

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音楽とクスリの不思議な関係

ananova;Opera fans 'prefer magic mushrooms'
 レイチェスター大学における、ミュージック・テイストとライフスタイルについての新しい研究結果によるそうです。箇条書きにしてみます。


  • クラシック狂
    4分の1がガンジャを試みた


  • オペラ愛好家
    12・3%がマジックマッシュルームを試みた


  • ブルース狂
    最も車の違反切符を切られる傾向がある


  • ミュージカルファン
    犯罪行動及び薬物使用に関して、最も低いレベルの穏やかな集団として現れる


  • ヒップホップ&ダンスミュージック信者
    ここ5年間で多数のセックスフレンドを持つ傾向が最も高く、かつ報告された中で最も薬物使用が凄まじかった。



 全部で2,500人以上の人々が研究のためにインタビューを受けたそうです。

Posted at 2006/09/16(Sat) 11:53:17

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聴くのが怖いCD

 別に内容がおどろおどろしい、などというわけではない。聴くのが面倒くさいようなありきたりな音楽でもない。むしろ愛してやまない、唯一無二の音楽性である。

yako3rd.jpg


 そのCDとは、他でもない野狐禅の3rdアルバム「ガリバー」。7月の始めに購入したので、もう一ヶ月半になる。いつも眼につくと封を切ろうと手にとる。しかし、聴くのがどうしても怖くて、いつも戻してしまう。そんなことをしているうちに、ケースにヒビが……。もちろん、ケースは換えればいいだけだが、これが妙に象徴的なような気がして。
 実は“感動”――が怖いのである。今の精神状態で野狐禅に当てられたら、もう立ち上がれないような気がする。まっすぐな音楽にはそれだけの力がある。曲がりくねった人生と、ねじけた性格とが、まっすぐなものを極端に怖れさせる。
 早いこと、自分で納得できる結果を出し、怖れることなく聴けるようになりたい。

Posted at 2006/08/19(Sat) 18:22:07

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ボイスチェンジャーの実力

 一人で多重録音をしていて思うのが『女性ボーカルがいたらなぁ』という願望。ついつい女性ボーカル向きの楽曲を作ってしまった日には、泣きが入ります。
 そんなささやかな夢を叶えてくれるのがボイスチェンジャー――のはずですが(カラオケでやってみた人は解るでしょうが)、いかんせんピッチを変えているだけなので、怖いことになります。
 どうにか歌い方を工夫することで、本当の女性ボーカルらしさを出せないか――実際にやってみました。(笑)

aishouka_f.mp3
 イマドキの歌い方ではかなり怖いことになるということは解っているので、古い歌い方で、歌謡曲風の楽曲を択んでみました。
 うーん、限りなくアウトに近いセーフ。ギリギリ許容範囲内といったところでしょうか。(笑)

 因みに、元の音声はこちらになります。

Posted at 2006/07/19(Wed) 18:42:04

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動物園の象が音楽療法で癒される

 音楽療法といえば、モーツァルトが定番。モーツァルトの音楽には人間から植物まで、幅広く効果があると言われている。
 一方バッハなどの硬質な音楽には誘鬱性が指摘されている。恐らく、ロマン的な音楽と、数学的な音楽の差だと思うが、詳しいことは解明されていない。

Yahoo!;Mozart therapy for bereaved elephant
(モーツァルト療法が象を癒す)
 クロアチアのザグレブ動物園で永年暮らしているスマは今年でもう45歳である。スマは十年前夫先立たれて以来、悲観に暮れた毎日を送っていた。
 スマは拒食気味になり、周囲に対し怒りっぽくなった。このままでは遅かれ早かれスマもストレスと栄養不足で死んでしまうことは眼に見えている。飼育舎は途方にくれたが、どうすることもできなかった。
 ところが全くの偶然により、スマを癒す方法が発見されたのである。

 6月の上旬、ザグレブ動物園ではクラシック・コンサートを計画した。場所は、ちょうどスマの檻のすぐ向かいである。
 スマは、5人の楽団を見るとかなり気に障ったらしく、攻撃的になった。小さな石を長い鼻をつかって、それら5人の侵入者へ向けてばらまきだしたのである。
 ところが、コンサートが始まった途端、状況は変わった。スマがフェンスに寄りかかって眼を閉じ、演奏が全て終わるまで、じっと聴き入っていたのである。観客も、飼育員も、誰もがその状況を美しいと思って、見入った。
 スマはモーツァルトの他に、ヴィヴァルディやシューベルトの曲も聴いた。

 クラシックによる音楽療法がスマにとって有効であると認識したザグレブ動物園では、早速ステレオを買い、毎日音楽療法を行っているという。
 飼育員Anicによると、スマは特にモーツァルトを好んでいるらしい。同様に、ヴィイヴァルディやバッハをひいきしているという。

 いい話である。しかも、これによって、動物も音楽を愉しむのだという、また一つの証拠が挙がってきたと思う。 もちろん決定的な証拠にはならない。大抵の学者は、音楽に耳を傾ける動物を指して『振動を感じているだけ』という。
 もちろん人間の耳だってあくまで『振動を感じているだけ』である。心というソフトの問題は幾ら物理学によってハード面を詳細に検討したところで、決して明らかにすることはできない。
 実家にいた頃飼っていた犬も音楽の趣味があったように思う。クラシックが流れると大人しくしていたが、うるさい音楽、下手な音楽が流れると落ち着かい仕種を見せていた。
 心地の良い振動=音楽である。音楽をどう感じたか表現することは、言葉と、心の機能の問題である。どのようなメカニズムもそこには隠されていない、と思う。

補足:
「roomie」という単語が解りませんが、恐ら、「roommate」を縮めたものかと。

Posted at 2006/07/01(Sat) 13:06:01

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