ISO9001 Auditing Practices Groupは、TC176とIAFから出向したQMSの専門家、監査員、実務家による非公式なグループで、昨年１２月に多くのガイダンスやプレゼンターション資料を作成し、WEBページ（http://isotc176sc2.elysium-ltd.net/APG_index.html）に公開している。資料の数は１５にもあり、それぞれの内容はＱＭＳの監査に関する示唆にとむものばかりである。題名は、以下の通りである。

• 監査実施への２段階アプローチの必要性
• ＱＭＳの有効性測定と改善
• プロセスの明確化
• プロセス・アプローチの理解
• 「適用できる場合」のプロセスの決定
• 「適用できる場合」のプロセスの監査
• 規格への適合を明示すること
• 特殊なタスク、活動、もしくはプロセスの監査を全体のシステムにリンクさせること
• 継続的改善の監査
• 最小の文書化によるＱＭＳの監査
• トップマネジメントのプロセスを監査する方法
• 監査チェックリストの価値と役割
• ISO9001:2000の適用範囲、ＱＭＳの適用範囲と認証の適用範囲の決定
• 付加価値のある監査
• 監査能力と取られた処置の効果

もちろん英文であるが、一読するに値する内容ばかりである。ダウンロードされることを推奨する。

　　　　　

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