注:このページに記載された内容の全部もしくはその一部を、ホームページ・オーナーの許可なく商用の目的でインターネット上もしくは他の媒体で掲載することを禁ずる。 |
|
|
品質マネージメント・システム
プロセス管理計画
最終更新日: 05/08/2000 |
|
実施事項 40: 生産およびサービス業務
タスク 10: |
生産管理 |
責任者: |
(氏名記入) |
部門: |
生産管理 |
実施の頻度: |
|
使用するツール: |
新規導入 |
参照手順: |
|
指針: |
管理者並びに従業員は、生産工程を計画し、それらが管理された状況下で確実に実行されることが求められる。管理された状況には、以下のことが含まれる:
許容される作業あるいは成果、製品の識別、安全と取り扱い上の要件、検査、包装、ラベルおよびその他の関連情報を記載した記入済み作業指示書
参照される規格、指示、規制および手順に対する遵守
測定並びにモニタリング機器の選択、入手先、使用方法
当社は、従業員の健康と安全に配慮し法的規制上の要件を満たす作業環境の下で適切な設備と機器を提供する。機器は、維持管理される。維持管理指示書は、管理された文書であり、性能面の特性を明示するために記録として保管される。
生産工程は、部長によって管理され、その妥当性が確認される。すべての工程へのインップトおよび材料などのコンポーネントは、コスト削減、信頼性向上並びにサイクルタイムの改善のために、アウトプットが品質を維持している間、定期的にモニターされる。操作、倉庫内作業、サービス要員に必要な技能や訓練を含む作業基準や作業結果は、手順書もしくは作業指示書に記載されている。可能なる場合、統計的プロセス管理、統計的品質管理手法が利用される。
操作並びに維持管理を含む支援活動は、以下のために計画され、手順書もしくは作業指示書に記載される:
許容されない製品品質を生み出す可能性のある管理状況,
生産を維持するための通常時および緊急時の操作方法 ,
顧客、下請け業者並びに一時契約作業者によって提供される材料およびサービスがいかに管理されるかの記載事項
作業指示書が欠落していることによって製品品質に影響を与えることになる可能性のある生産操作には、作業指示書が用意される。熟練した、あるいは資格認定された従業員によって行われる生産操作には、作業指示書を必ずしも必要としない。 全体契約の一部として付帯的な維持管理並びにサポートを提供することを顧客に確約して製品が販売された場合には、サービス業務を適用する。サービス業務は、当社の顧客注文の通常要件ではないが、適切な指示がなされた場合には必要となる。
(作者注:包括的な指針としての品質マニュアルでは、生産およびサービス業務は業種および組織の違いによって大きく異なることが認識されている。ここで使われているひな形は、すべての要件を満たすことはできないが、一般的な考え方を提供している。他の業種に適用できる品質システム手順書の事例が、このページにはアウトプット文書として添付されている。生産工程は、フロー図を使う方法で明示することが推奨されている。ガイドラインも添付している。Procarta と Visioを用いると、工程フロー図を直接作成できる。) |
実施確認: |
1. 当該手順は、以下に対し提示する;
ャ 生産並びにサービスプロセスの計画,
ャ 作業指示書の使用,
ャ 生産工程の認定と管理,
ャ 生産並びにサービス機器の使用と維持管理,
ャ 製品の識別とトレーサビリティ,
ャ 測定とモニタリング機器の使用,
ャ 顧客の所有するモノの管理
2 生産管理
2.1 生産工程は、生産管理部長によって管理される。
2.2 生産並びにサービス工程は、当該手順および関連する作業指示書に記載されているように管理される。
2.3 製品と許容基準は、必要なる測定並びにモニタリング器具と共に作業場に備えられている。
2.4 生産工程で使用される顧客の所有物および技術は、当社の所有物と同等の扱いをする。
3 工程
3.1 生産並びにサービス工程は、作業指示書並びに活動と必要な検査ポイントを記述した工程フロー図に要約されている。
3.2 作業指示書は、必要なる場合、特にそれらを使用しないと実施作業の品質に影響を与える場合に使用される。
3.3 製品を製造するための作業指図書は、販売部長によって作成された顧客注文に参照される。作業指図書は、製造に必要な製造情報を提供する。
3.4 設計・開発部長は、購買のための材料表、図面、および購買要求書を作成する。
3.5 製品検査又は試験は、品質管理部長によって計画される。加工部品および構成品に対する合否判定基準は、設計文書に示されている。
|
インプット文書 |
書式番号 |
インプット手段 |
保留期間 |
保管場所 |
責任者 |
作業指示書 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
最終更新日: 05/07/2000
タスク 20: |
識別およびトレーサビリティ |
責任者: |
(氏名記入) |
部門: |
生産管理 |
実施の頻度: |
|
使用するツール: |
|
参照手順: |
|
|
指針: |
当社は、製品並びにサービスの識別およびトレーサビリティに関するシステムを有する。適切なる場合、材料、部品、包装並びに関連する資材は、保管もしくは待たされている時間中、生産もしくは配送プロセス全般で識別される。また再販売される購買品は、さらに加工される、あるいはされないに関わらず、もっとも適切なる方法で識別される。製品に使用された、あるいは組み込まれた材料、部品、およびプロセスを記録した情報およびデータは、契約、規制、もしくは業界の慣行によって要求されているように維持管理される。
加工中の製品に対する測定およびモニタリングの状況は、顧客に出荷されるまで、品目、バッチ、もしくはロットに明瞭に表示される。
|
実施確認: |
1.1 作業指図書に必要な個々の品目あるいは部品は、部品番号によって識別される。個々の作業指図書は、個別の参照番号を有する。
1.2 、知らされている場合、供給者のカタログ番号は、最終製品の一部として組み立てられるまで購入された資材を識別するために用いられる。特殊な作業指図書のために購入された材料は、工場で受領したときに注文番号が付けられる。
1.3 バッチおよびロット番号は、出荷後のトレーサビリティを確保するために必要なる時には製品の容器および包装の上に表示される。バッチ番号は、作業指示書に記載されたようにバーコードが使用される。
1.4 供給者の熱処理、バッチ、コードおよびカタログ番号は、加工時の材料に、並びに未使用材料の切断品に残され、作業記録に記録される。
1.5 検査の状態は、加工中製品に表示される。
1.6 記録は、トレーサビリティを確保するために品質管理係長によって維持管理される。
|
インプット文書 |
書式番号 |
インプット手段 |
保留期間 |
保管場所 |
責任者 |
|
アウトプット文書 |
書式番号 |
アウトプッ手段 |
保留期間 |
保管場所 |
責任者 |
|
|
|
最終更新日: 05/07/2000
タスク 30: |
顧客の所有物 |
責任者: |
(氏名記入) |
部門: |
生産管理 |
実施の頻度: |
|
使用するツール: |
|
参照手順: |
|
指針: |
顧客所有物は、当社の製品に組み込まれるため、もしくは当社の工程に対する作業環境として追加加工されるために提供されることがある。 当社は、顧客から提供された物品および資材を管理する手順を有する。顧客所有物には、知的所有物を含み、また発注あるいはプロジェクトのために秘密取り扱いの必要な情報を含む。 顧客所有物もしくは資材が、紛失、損傷した場合、あるいは使用に適切でない場合には、顧客に通知される。このことは、他の下請け業者の仕事を含み、適切でない、もしくは受け取りを拒否された顧客が支給した製品もしくは部品にも適用される。製品の処分に関しては必ず顧客の指示に従う。
|
実施確認: |
顧客所有物には、契約書又は発注書の記入に際して秘密取り扱いで当社に提供される知的所有物と共に、物理的な物品や部材が含まれる。 販売部担当者、もしくは品質管理部長によって適切に顧客に状況を知らす。 |
インプット文書 |
書式番号 |
インプット手段 |
保留期間 |
保管場所 |
責任者 |
|
アウトプット文書 |
書式番号 |
アウトプッ手段 |
保留期間 |
保管場所 |
責任者 |
|
|
|
最終更新日: 05/07/2000
タスク 40: |
製品の保護および保管 |
責任者: |
(氏名記入) |
部門: |
生産管理 |
実施の頻度: |
|
使用するツール: |
|
参照手順: |
|
指針: |
資材取扱者は、顧客へ出荷される製品と同じように、在庫もしくは加工中の原材料、物品の取り扱い、保管、包装、包装材料に対して責任を有する。これらの要求事項に関連する手順および作業指示書は、工場長によって作成され、適切なる場所に備えられる。 |
実施確認: |
1. 作業場および保管場所
1.1 生産並びにサービス部署地域の適切なる維持管理は、品質には重要な条件である。
1.2 要員は、業務の結果に悪影響を与える不適切な換気、不十分な照明、およびその他の状態のような状況を報告することが促されている。安全委員会は、作業状況をモニターする。
1.3 生産管理部長は、材料、製品、スクラップ、道具、物品、その他の品物を指定された保管場所以外の許可されていない場所で放置されていることを見つけるために生産部署地域の調査を定期的に行う。また、必要に応じて、生産および保管地域の清掃を行うように主導する。
2. 材料の取り扱い
2.1 生産管理部長は、材料取り扱い機器の維持管理に関する責任を有する。
2.2 適切な器具が工場内における材料移動や持ち上げに使われる。持ち上げ器具の格付けあるいは容量は、器具に明瞭に表示される。
2.3 材料取り扱い機器を使用する従業員は、適切な機器の取り扱い方について指示される。必要なる場合、つり下げ容量を示すチャートおよび表が、使用者に分かりやすいように貼付される。
2.4 現場で使用されている材料取り扱い機器は、使用目的に適切であり、認定された操作員によって使用されねばならない。
2.5 工場内の保管場所は、損傷もしくは破損を防止するために適切に配備される。
2.6 屋外の資材置き場は、材料の種類およびグレードに対して特定された場所である。
2.7 ビン、ラック、木枠、およびその他の保管用の容器は、適切で恒久的な識別方法で印が付けられる。木枠品目は、使用されるまで木枠のまま保管されることがある。品質状態は、見だちやすい場所に表示される。
2.8 保管されている材料は、劣化が発生していないことを確かめるために、生産管理部長によって定期的に検査される。検査の記録は、生産管理部長によって保管される。迅速に是正できない問題は、是正処置手順に従う。
2.9 材料は、材料表に特定された要求事項にしたがって個々のプロジェクトに配分、もしくは配置される。あるいは、一つの注文に特別の購入を行う。
2.10 出荷された個々の部品、あるいは部分組み立て品は、部品と契約番号が付せられる。
3. 包装および保管
3.1 包装および保管のための作業指示書には、運送用トラックに資材を積み込むために許容される方法が記載される。
3.2 輸送中のすべての品目は、整然としたパッケジングを確保するために品目が明示されている。欠品は、文書に明示されている。
3.3 特別なマークが求められている場合には、指示書が発行される。
|
インプット文書 |
書式番号 |
インプット手段 |
保留期間 |
保管場所 |
責任者 |
工場および倉庫レイアウト図 |
|
|
|
|
|
在庫管理作業指示書 |
|
|
|
|
|
|
アウトプット文書 |
書式番号 |
アウトプッ手段 |
保留期間 |
保管場所 |
責任者 |
|
|
|
最終更新日: 05/07/2000
タスク 50: |
プロセス |
責任者: |
(氏名記入) |
部門: |
生産管理 |
実施の頻度: |
|
使用するツール: |
|
参照手順: |
|
指針: |
あるプロセスのアウトプットが通常のモニタリング、検査、もしくは非破壊試験によって検証できない時には、部長は、その作業そのものが確立された許容内で製品を常に生産できることを検証しなければならない。その作業は、信頼できるように設定されなければなない。作業員は、承認された管理手順、もしくは作業指示書にしたがって作業を行えるように資格認定されなければない。 |
実施確認: |
1 製造装置
1.1 生産装置の性能および能力は、進められている作業の通常の検査を通じて連続的にモニターされなければならない。作業員には、起こってしまた、または予測されるいかなる装置の問題を生産管理部長に直ちに報告するように指示される。
1.2 装置の維持は、継続して生産を行える能力を維持するために工作日常手段に従って実施される。通常装置が使えなくなった時のために予備装置が用意されている。
2. 特殊プロセスの妥当性確認
2.1 生産管理部長は、結果を非破壊検査もしくは試験によって完全に検証できないプロセスを明らかにする。このようなプロセスを特殊プロセスと称す。
2.2 作業指示書には、特殊プロセスといかにして妥当性が確認されるか、並びに作業員に必要な訓練を記述される。
2.3 生産管理部長は、実施される前にこれらのプロセスが必要なアウトプットを生産できる能力を有することを確認するためにその妥当性を確認する。
2.4 生産管理部長は、特殊プロセスの装置および資格認定された作業員のリストを維持管理する。
2.5 すべての製造プロセスの能力は、品質目標達成が確実にできるように生産装置が維持管理されていることを確認する目的で生産管理部長によって妥当性が確認される。
3. 製造環境
3.1 生産並びにサービス部署地域の適切なる維持管理は、品質には重要な条件である。
3.2 要員は、業務の結果に悪影響を与える不適切な換気、不十分な照明、およびその他の状態のような状況を報告することが促されている。安全委員会は、作業状況をモニターする。
3.3 生産管理部長は、材料、製品、スクラップ、道具、物品、その他の品物を指定された保管場所以外の許可されていない場所で放置されていることを見つけるために生産部署地域の調査を定期的に行う。また、必要に応じて、生産および保管地域の清掃を行うように主導する。
|
インプット文書 |
書式番号 |
インプット手段 |
保留期間 |
保管場所 |
責任者 |
特殊プロセスー溶接作業 |
|
|
|
|
|
特殊プロセスー塗装 |
|
|
|
|
|
特殊プロセスーメッキ |
|
|
|
|
|
特殊プロセスーケース硬化 |
|
|
|
|
|
|
アウトプット文書 |
書式番号 |
アウトプッ手段 |
保留期間 |
保管場所 |
責任者 |
|
|
|
最終更新日: 05/07/2000
|