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    |   | 品質マネージメント・システム プロセス管理計画
 
      最終更新日: 05/08/2000 |  
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 |  実施事項 30: 購買
 
 
 
最終更新日: 05/07/2000| 
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    | タスク 10: | 供給者との関係管理 |  
    | 責任者: | (氏名記入) |  
    | 部門: | 資材管理 |  
    | 実施の頻度: |  |  
    | 使用するツール: |  |  
    | 参照手順書: |  |  
    | 指針: | 当社は、必要なる資材とサービスを確実に受け取ることができるように物品およびサービスの供給者と一体となって業務を行う。供給者との関係維持は、当社の品質マネージメント・システムの重要なる側面であるとして認識している。 
 供給者の選定と評価
 
 購買部長は、以下によって供給者が当社の要求を満たす能力を有することを確認する。;
 供給者の能力をレビューするか、もしくは長期的な関係によって能力を見直す   ,
 品質、価格並びに納期の観点から供給者の持てる力を確認することができる特定された基準を基にして承認された供給者をリスト(ASL)に載せる,
 供給者の実績を基にしてASL上で維持管理する   ,
 供給者の能力並びに実績記録を維持し、管理する 。
 
 当社は、供給者を次のように分類する;
 
 製品、加工物品、および一般備品の販売者,
 当社の図面もしくは仕様をもって製品に付加価値を付ける下請け業者  ,
 サービス提供者
 
 用語「供給者」は、上記のすべてに適用する。
 
 2.3  購買発注書は、製品もしくはサービスの購買を確約するための供給者に発行される一つの文書である。
 
 
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    | 実施確認: | 供給者の選定と評価 
 1.1 購買部長は、購入される資材またはサービスを供給するための証明書および適切性を検討することによって候補としてあげられた新規の供給者を評価する責任を有する。
 
 1.2 下請け業者は、受入を決定する前に購買、エンジニアリング、および品質管理部長の共同して評価される。
 
 1.3 新規供給者は、以下のことが求められる;
 - 供給者質問票を完成する,
 - 品質システム認証登録書を提出する、もしくは、
 下請け業者が認証登録されていない場合には品質マニュアルの写しを送付する、もしくは、
 - 証明書と同等に適用できる類似製品のサンプル、あるいは職人の技術基準と共に関連プロセス機器と設備の記述書
 
 1.4 一般に認知されている承認された製造者によって製作された製品を提供する供給者は、3.3条項に記載されたいくつか、もしくは全部の要求事項を免除される得る。
 
 1.5 購買部長は、供給者の品質保証システムを評価するために必要な客観的証拠が求められるかどうかを決定し、その上で供給者の施設並びに品質保証プログラムを監査を要求することもあり得る。
 
 1.6  当該評価が満足であると結論された時には、供給者は承認された供給者リストに入れられる。すべての関連文書は供給者ファイルに保管される。
 
 2. 承認された供給者リスト
 
 2.1 購買部長は、下請け業者を含め承認された供給者の台帳を維持管理する。
 
 2.2 当該台帳は、年一回、もしくは供給者実績記録の見直しが行われた毎に更新される。
 
 2.3 供給者ファイルおよび記録は、品質記録として購買部長によって保管される。
 
 2.4 供給者は、以下にしたがって製品あるいはサービスの重要度によって分類される;
 
 カタログまたは包括的な仕様による種々の所から入手できる一般物品の供給者
 当社の成果に悪影響を及ぼしうる特定の特性、納期、品質または価格を満たす必要のある重要物品およびサービス,
 他の供給者先からは入手できない特殊は資材またはサービスを提供する企業との戦略的なパートナーである供給者
 
 2.5 購買部長は、供給者を分類し、これらの供給者との適切なる関係を維持する。
 
 3 現行の供給者
 
 3.1 当該手順の実施(当該文書の日付)以前最低6ヶ月間当社に供給してきて、実績が満足しうると見なされている供給者は、初回認定の要求事項を免除される。
 
 3.2  初回認定を除外されたに関わらず供給者の実績は、実績の継続性を確保するためにモニターされる。
 
 3.3 品質管理部長および購買部長は、不適合報告書並びに検査報告書を参照することによってすべての供給者の成績をモニターする。不適切な成績を示す供給者は、是正処置を講じることが要求される。もし成績が間然されないならば、これらの供給者は供給者リストから排除される。
 
 3.4 製造機器および一般物品、計測、試験機器、エンジニアリングおよび校正サービスの供給者は、承認された供給者リストに載っていることと当該手順に記述されている要求事項を満たしていることをもって管理される。
 
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    | インプット文書 | 書式番号 | インプット手段 | 保留期間 | 保管場所 | 責任者 | 
    | 承認された供給者リスト (ASL) |  |  |  |  |  |  
    | 供給者評価報告書 |  |  |  |  |  |  
    | 是正処置・予防処置報告書 |  |  |  |  |  |  |  | 
  
    | アウトプット文書 | 書式番号 | アウトプッ手段 | 保留期間 | 保管場所 | 責任者 |  |  |  |  
 
 
最終更新日: 05/07/2000| 
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    | タスク 20: | 購買注文 |  
    | 責任者: | (氏名記入) |  
    | 部門: | 資材管理 |  
    | 実施の頻度: |  |  
    | 使用するツール: |  |  
    | 参照手順書: |  |  
    | 指針: | 品質に影響を与えるすべての購入される製品および下請け契約されるサービスは、供給者に対し明瞭に記述されなければならない。したがって、購買注文書は、以下の事柄を確保するために、レビューされ、承認されなければならない。; 注文書には、発注する材料、製品またはサービスを明瞭に記述される。,
 製造機器および一般物品は、承認された供給者から購入される。
 検査、試験、および検査・試験機器の校正に使用される資材およびサービスは、承認された供給者から購入される。
 
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    | 実施確認: | 1.1  購買注文書または契約は、購買部長によって作成される。エンジニアリング部によって作成された購買要求書は、材料の事前購買のための基礎とする 
 1.2 一般物品に対する購買注文書には、注文する製品を明確に特定するための適切なカタログ番号もしくは包括的な情報のみを記載する。
 
 1.3 重要で、かつ戦略的な製品またはサービスの購買注文書には、一般的に使われいる市販品の要求事項に加えて、適用できる場合、以下の情報を含める。;
 a) 適用できる場合、注文あるいは契約によって必要となる参考として名前、部品番号、型式、クラス、スタイル、グレード、仕様、および関連技術データを含む製品またはサービスの明瞭な記述,
 b) 関連規格、仕様、図面、プロセス機器および関連技術データのタイトルと発行日,
 c) 必要ならば、品質保証プログラムのタイトル、番号、発行日
 d) 承認、検査、試験または適合性の検証と証拠に対する要求事項,
 e) 製品またはサービスを生産するために使用される手順、プロセス、設備および要員の承認に対する要求事項
 
 1.4  適切なる場合、供給者が最新の情報を所有することが確実にできるように機械図面の写し、または関連指示が注文書と共に送付される。
 
 1.5 購買部長は、示されている情報が適切かつ正確であることを確認するために購買注文書をレビューし、承認する。
 
 2 変更および記録
 
 2.1  購買注文書または契約に対する変更は、オリジナル発行と同じ権限者によって行われなくてはならない。また、オリジナル発行と同じ先に配布される。
 
 2.2  変更された購買注文書または契約には、その変更内容、変更された日付、変更の承認者を明瞭にを記述される。
 
 2.3  購買記録は、購買または会計ファイルに保管され、契約によって合意され手いる場合には、顧客らからの要求によるレビューに使用できる。購買注文書の保管期間は、7年である。
 
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    | インプット文書 | 書式番号 | インプット手段 | 保留期間 | 保管場所 | 責任者 | 
    | 購買注文者書式 |  |  |  |  |  |  |  | 
  
    | アウトプット文書 | 書式番号 | アウトプッ手段 | 保留期間 | 保管場所 | 責任者 |  |  |  |  
 
 
最終更新日: 05/07/2000| 
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    | タスク 30: | 購入品およびサービスの受入 |  
    | 責任者: | (氏名記入) |  
    | 部門: | 生産管理 |  
    | 実施の頻度: |  |  
    | 使用するツール: |  |  
    | 参照手順書: |  
    | 指針: | 購入された製品および材料は、当社の施設で受け取られた時点で検査される、もしくは承認される。サービスが要求されたように提供されたことを検証する手段は、参照できる作業指示書に記述されている。 
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    | 実施確認: | 1.1  加工された製品の供給者により使用されている検査並びに試験は、要求事項を満たす上で通常適切であろう。副組み立て品あるいは部品の下請け業者は、品質管理部長によって定められているように試験あるいは検査によって要求事項に適合していることを証明することが求められる。 
 1.2 品質管理部長およびエンジニアリング部長は、いかなる時に供給者による追加的な検査並びに試験が必要かを受領する前に決定する。また、購買部長は購買注文書の一部として追加的検査・試験の情報を含める。供給者は、作業に対して品質計画書を提出するよう求められることもあり得る。
 
 1.3  品質管理部長は、特定された要求事項が確実に満たされるために供給者の品質計画書をレビューし、その上で供給者の工場での立ち会い検査、定期視察あるいは監査が必要かどうか、またいつ必要かを決定する。品質管理部長は、供給者によって実施もしくは証明されるべき特定の検証活動、および製品がリリースまたは納入されるための承認をいかに行うかを定める。
 
 1.4 両者が合意した場合、顧客は、特定の要求事項への適合性を検証する目的で供給者の敷地内で材料を検査する権利が認められる。供給者には、必要なる手配を行うために充分な時間的余裕をもって通知されるべきである。
 
 1.5 購買品の顧客による検証は、契約上の要求事項に適合する品質を有する製品を納入するという当社の責任を解除するものではない。また、後の顧客による返却を排除するものでもない。C
 
 1.6 供給者から不適合品を受領した時には、不適合報告書が作成され、処分が決定される。品質管理部長および購買部長は、さらなる是正処置を必要とするか、いつ行うかを決定する。報告書、連絡内容、および処分に関するデータは、供給者ファイルに保管される。
 
 1.8 供給者ファイルは、主要な供給者の成績を評価するために年一回購買部長によってレビューされる。その上で、満足できる製品の納入に繰り返し失敗している供給者、あるいは是正処置の要求にもかかわらず時間通り納入しない供給者は、承認された供給者リスト(ASL)からはずす。
 
 2. 下請け契約サービスの検証
 
 2.1 提供された下請け契約サービスは、関係のある部署の管理職、または品質管理部長によって検証される。検証とは、サービスが受入可能である、もしくは適切なる方法で提供されたことを意味する。
 
 2.2 品質管理部長は、管理部長によって要求された時には下請け業者によって行われた作業を監査する。
 
 2.3 下請け契約サービスの不適合は、上記されたように取り扱われる。下請け業者の成績は、他の供給者と同じように評価される。
 
 3. 不適合:供給者の問題は以下の方法で分類される;
 
 a)  供給者により納入された不正確、欠陥、破損した資材I,
 b)   約束された時間に納入されない、または入手不可能であった資材 ,
 c)  使用期間内であるにも関わらず使用中に欠陥した資材,
 d)   必要なるパーツ、あるいは部品が欠品納入、または入手不可能
 
 これら、および類似の問題は、業務の遅延、余剰コストの発生と顧客の不満足をもたらす。
 
 その他の供給者問題は、以下を含む;
 
 e)    不正確な価格、または請求額    ,
 f)   使用されない資材の再保管の拒否、または過大なる再保管料,
 g)   プロジェクトの価格提出に関しての要求事項に対するお粗末な対応
 
 これら、および類似の問題は、余剰コストの発生と顧客の不満足をもたらす。
 
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    | インプット文書 | 書式番号 | インプット手段 | 保留期間 | 保管場所 | 責任者 | 
    | 不適合報告書 |  |  |  |  |  |  
    | 是正・予防処置報告書 |  |  |  |  |  |  |  | 
  
    | アウトプット文書 | 書式番号 | アウトプッ手段 | 保留期間 | 保管場所 | 責任者 |  
    | 受取り作業指示書 |  |  |  |  |  |  |  |  |  
 
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