| 実践確認: | 部門長は、活動を実行する人々が、製品品質に影響を与える業務を行う能力があり、十分な資格を有していることを確実にするために必要な経験と訓練を決定にする。要求された業務に対し技能、教育、訓練並びに経験を基にした仕事に要員を従事させる。追加的な訓練、能力開発、もしくは指示は、人々が変更された状況や業務の要求内容に対応しなければならないような時に提供される。 部門長および課長は、従業員に必要となる資格・能力をレビューし、評価する。レビューへのインプットには、以下のことが含まれる;
 
 戦略的かつ運営計画に関連する企業ニーズの予測,
 業務関連活動を実行するための従業員の資格評価 ,
 品質関連活動の実践にために必要となる従業員の資格
 
 従業員各自の資格は、課長によって定期的に審査され、審査結果は従業員記録にファイルされる。訓練計画は、現在あるいは将来従事する業務を拡大するために作成される。
 
 新入社員には、品質方針を熟知させるための教育を行う。検査・試験に従事する社員には、業務に求められる事項内容を教育し、必要なる場合には資格認定を行う。社員の資格に応じた業務ないしは作業に社員を任命・配置する。社員は、自己の活動に関する他部署との関連性および重要性、および品質目標の達成にいかに貢献するかを認識させられている。,
 
 教育訓練記録は、受講した訓練教育の種類、日付およびその他の関連する情報を示す個人記録ファイルとして保管される。
 
 社員育成
 
 部門長は、社員の意識・認識、意欲並びに能力を向上させるために方針および目標をレビューし、推進する。
 
 社員育成プログラムには以下のことが含まれる;
 
 新規採用者・社員教育プログラム,
 在職社員に対する定期更新教育プログラム ,
 クオリティ改善プログラムに参画するように社員に意欲を持たせる,
 顧客満足に関わる問題の取り扱い方 ,
 健康・安全関連の要求事項,
 仕事を通じての技能訓練(OJT)
 
 
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