初めのほうで書きましたが、18きっぷは5回分で11850円、1回分あたりの値段は2370円。この値段でもとを取るにはどのくらい乗らないといけないのかを説明します。
まず、本州での一般的なJRの普通のきっぷの運賃を下に示します。なお、北海道・四国・九州や本州でもローカル線ではこれよりもやや高く、東京・大阪付近ではやや安くなっているので参考までに。
距離 | 普通の運賃 | 学割運賃 |
---|---|---|
101〜120km | 1940円 | 1550円 |
121〜140km | 2270円 | 1810円 |
141〜160km | 2590円 | 2070円 |
161〜180km | 3020円 | 2410円 |
つまり、18きっぷは1回あたり2370円なので、大雑把に言って学割の使えない方ならば140kmを超える場合、学割を使える方なら160kmを超える場合は18きっぷを使ったほうが得だといえます。参考までに、東京・名古屋・大阪から140km程度の場所にある駅をこのページの一番下に挙げておきますので参考にしていただければとおもいます。
また、往復する場合の普通運賃も下に書きます。
片道の距離 | 往復の運賃 |
---|---|
51〜60km | 1940円 |
61〜70km | 2280円 |
71〜80km | 2640円 |
つまり、往復するなら片道70kmを越えるならば18きっぷで元が取れるというわけです。ただし、18きっぷは1日で1回分を使用することになりますので、往復する場合は日帰りでなければいけないので注意してください。なお、東京・名古屋・大阪から70km程度の場所にある駅もこのページの一番下に挙げてあります。
ただ、18きっぷは5回分セットで発売・ばら売りなし・一部でも使うと払い戻し不可であることに気をつける必要があります。使い切る当てもないのに安いからと18きっぷを購入してしまうと使い切ることなく期限切れとなってしまい逆に損をする可能性もあります。18きっぷを使う際には、18きっぷを必要としている知り合いに譲ることなどを含め使い切る見通しをある程度立ててから購入するのが無難ではと思います。
片道でもとが取れる (およそ140km) | 往復でもとが取れる (およそ70km) |
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東京から | 富士(東海道線) 韮崎(中央線・甲府の先) 那須塩原(東北線) 水戸(常磐線) |
国府津(東海道線・小田原の手前) 大月(中央線) 小山(東北線) 深谷(高崎線) |
名古屋から | 島田(東海道線・静岡の手前) 京都(東海道線) 高山(高山線) |
豊橋(東海道線) 米原(東海道線) 中津川(中央線) |
大阪から | 吉永(山陽線・上郡の先) 大垣(東海道線) 印南(紀勢線・御坊の先) 今庄(北陸線・敦賀の先) |
加古川(東海道・山陽線) 野洲(東海道線) 和歌山(阪和線) |
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