SOUND CARD REVIEW

     Products Name Maker

     SCP-55 Roland
     Dream Sound 3D TriGem
     UltraSound PnP Pro GRAVIS
     ENSONIQ AudioPCI Creative
     ENSONIQ Sound Scape Elite ENSONIQ
     Multi Sound Pinnacle TurtleBeach
     SuperQuad Digital Aureal
     AV-511 AudioExcel
     NIGHTINGALE Zoltrix
     UD-5 ONKYO
     DA-Port USB Canopus
     ViperMAX SYNERGY
     DELTA Dio2496 M-Audio
     SDP-AU30 MELCO
   
     SC-55STW Roland
     DB50-XG YAMAHA
     SuperDAC 2496 M-Audio
     GRACE m902 GRACE
   
     MonsterSound MX200 Diamond MM
     MontegoII HomeStudio TurtleBeach
   
[DIR] Parent Directory

 
■ 歴代使用カード
products namemakerchip nameshopprice
own
SCP-55Roland---sofmap\19,800 used
概略
TYPE2サイズのPCMCIA(PCカード)筐体に、Rolandの誇るGS-MIDIの名機、SC-55/Mk-2相当のSynth部と、 PCM(WAVE)部を、一枚に纏めたもの。 「相当」とあるのは、本来4MBのSC-55系WaveTableが、2MBに圧縮されている為。 パート数16、同時発声28音、プリセット354音色+10ドラムキット。 PCM(WAVE)部は、PCMCIAでDMA転送が使えない事もあり、通常のsoundcardと比較すると CPU占有率も高めで若干重く、またその筐体のサイズ故、かなり発熱する。
I/Oには、シンプルなHead Phone出力専用コネクタと、Head Phone出力/LINE入力/MIC入力/MIDI-IN/MIDI-OUT を備えたBOX形状のコネクタ(発売当初は別売。後にバンドルした SCP-55Aが出た)が用意されている。
感想
初代サブノートPC、Compaq CONTURA AERO 4/33c(Win3.1)は、音源がbeepだけなので ゲーム(DOS版DOOM)をしてもつまらないという不満があった。 そこで購入したのがPCMCIAのSCP-55。
synth部は、2MB圧縮と言う事もあり、本物のSC-55Mk-2に比較するとやや軽い感じがするものの、 GS/55mapのデータはきっちり再生する。初めて聴いた時の感動は未だ忘れられない。 SB互換性は無いに等しいが、IRQやメモリI/Oを指定することでDOS窓上ではsynth部が使用可能。 もっとも、PCMCIA音源にSB互換性を求めるのがそもそも間違っている。
メインPCにもISA接続のPCMCIAアダプタを付けているので、今なお現役の最長老である。
それにしても、今考えるとかなり冒険(と言うか、無謀)な買い物だったと思う。 事実、PnPのいい加減なWin3.1で、しかもノートなので、当然のように刺しただけではまともに動かなかった。 DOS関連書籍を買い漁り、CONFIGやAUTOEXECを弄ってドライバを入れつつ、ぎりぎりまでメモリエリアを開放する、 といったDOSのメモリ関連やBIOSチューンのテクニックを覚えたのもこのカードだった。 そのおかげで、セコいメモリチューンを行うクセが抜けていない。
主にTP240Zで使用している他、DesktopPCにもPCカードアダプタを付けており、 Win98SEにて使用。ただしDualBootのWin2k SP2ではDriverが無い為使用不可。
メモ
・ホットプラグでは、おおむねシリアルを1個自動的に潰して認識するが、希に SCP-55を認識できない場合がある。これはリソース不足→リソース開放失敗が原因。 カードを挿入した状態でWin9xを起動すれば、PnPでリソースが割り当たる(ハズ)。
・DOS窓で使う場合は、IRQ5 DMA1 I/O 330と、手動設定するとベター。
WEB / DRIVER
Roland -> Download
DreamSound 3DTriGemES1868DOSパラ\ ----
概略
DOSパラで購入した初代PC、GemPower4580LXに刺さっていた、ESS ES1868を搭載したちょっと珍しい韓国製のSB16互換。 有象無象のSB互換カードの一つであり、「SB16互換カード」それ以上でもそれ以下でもない。
名前には「3D」とあるが、どの辺が「3D」なのかは未だ不明。SRS対応という事なのだろうか?
WEB / DRIVER
感想
ノート以外では初めてサウンドカードだったので、特に不満は出てこなかった。 (そもそも、このcard以外使った事もなかった) 可もなく不可もなく、あまり印象に残らないというのが正直な感想。 若干ノイジーだったり、CPU占有率が若干高めな所はご愛敬といった所か。
SB互換に関しては当然ながら、文句無し。音が出ないならば、ソフトの方がおかしいということだろう。
MEGA-DEMOにハマった時期、SB互換では音が出ないものが多かった為、GUS PnP と交換し用無しになる。
現在行方不明。
メモ
 
WEB / DRIVER
TriGem -> Win9x 自動認識 (W2kは不明)
UltraSound PnP ProGRAVISInterWaveMAXROAD\ 9,900 used
概略
元祖真っ赤なサウンドカードとして知られる、GravisUltaraSound、通称GUSのPnP版。
PnP以前のGUSファミリでは、ICS製のGF1チップが使用されているが、PnPでは、このGF1互換機能と Hardware Mixer機能を1つした、今をときめくAMD製 InterWave チップと、PCM用のCS4231を搭載。 PCMは可変sumpling rateを採用しており、最大48kHz/1音発声からrateを低くすれば32音発声が可能。 SBファミリーが最終SB64Goldに至るまで1音発声だったのを考えると、GUSの先進性が良く分かる。 「Pro」は512kB RAMが、最初からオンボードで載っていて、MICが付属しているモデル。
オンボードRAMをジャンパで切り離す事で、30pin SIMMによって最大8MBの増設が可能。 synth部分は、内蔵1MB ROM WaveTableと、RAMにロードしたGUS Patch WaveTableを使い分ける事が出来る。 増設RAMは、MOD再生時の、GUS Digital Sound(PCM)でも使用される。
97/11で生産は終わっているが、MODやMEGA-DEMOと関連して非常にマニアックなユーザーが多く、今も人気が高い。
感想
MODやMEGA-DEMOにハマり始めた時期に、箱入り完品・美品の中古品を発見・即購入。
導入当初には、デフォルトで3つもIRQを消費し、他デバイスと競合しまくる等、かなりの問題児っぷりを発揮し、 苦労したが、Ver2.2ドライバ + EEPROM書き換えツールでの設定終了後は、非常に安定して動作した。
synthはROM 1MBとしてはバランスが良く、なかなか派手でかっこいい音を聴かせてくれる。 RAMデータでは、GUS純正4MB GM GUS Patchがバランスの点から気に入っている。CPU占有率も低く使いやすい。
GUS Digital Soundを駆使した「Second Reality」等の有名所のDEMOを見て、MODをガンガン鳴らす日々が続いた。 ちなみに、某葉っぱゲームでは何故か動かない。(PCMを鳴らした瞬間からループする…) デスクトップ用サウンドカードとしては最も使用期間の長く、一番お気に入りのサウンドカードだ。 現在も2ndマシンで活躍中。TV出力のVideoCardと組み合わせて大画面MEGA-DEMO。
メモ
・前述のように、デフォルトではIRQ消費が激しいので、EEPROM内容を書き換える。Tool名はiwavecfg.exe。 IDEとGAMEPortを[---]とすれば、無効となり、DisabeleDriverが導入される。synth/codecだけとなりIRQ消費も 1個に抑えられる。使い方は…まぁ、使えば解る。
・増設メモリは、パリ無し・60ns以下推奨。パリ付きでも一応動く。70nsだと、synthがモタる場合有り。
WEB / DRIVER
Advanced GRAVIS -> Drivers and Software / iwavecfg.exe
ENSONIQ AudioPCICreativeES1371 + AK4531TUKUMO\ 2,980
概略
Creativeが大手synthメーカENSONIQを買収した後、Creativeブランドで発売した Creative初のPCIサウンドカード。 元をたどれば、買収前にENSONIQの発売した ES1370 chipを搭載したAudioPCIで、初期製品に限っては ES1370を 搭載しており、元祖 AudioPCIそのものだが、後に発売されたSoundBlaster PCI64との製品差別化の為、ES1371が 搭載されている。所有品は後者である。違いは、ES1370:4スピーカ対応、ES1371:2スピーカ専用。
synth部はPCのMAIN RAM上にWaveTableを置くタイプで、2/4/8MBから選択可能。 このモジュールはWave Patchと呼ばれ、出生の違いから、SoundBlasterファミリのSound Fontとの互換性は無い。
AudioPCI以降のENSONIQの血統は、SoundBlaster PCI128、SoundBlaster PCI64、Vibra128等に受け継がれている。
感想
前述のように、GUS PnP では動かないゲームがあったので、2枚刺しを考慮し、PCIカードを選択した。
天下のEnsoniq製WaveTableを採用しているが、全体のバランスはそれなりにまとまっているものの、 2/4/8MB共に安っぽい音であり、MIDIデータ鑑賞には向いていない。 もっとsynthメーカとしての頑張りを見せて欲しい。 多少の不満はあったが、その使い勝手の良さからもあり使用期間は GUS PnP に次いで長かった。
ES1371なので4sp-outと、Digital Out改造には対応していないのは少々残念だ。 DOS窓との相性も悪くない。SBエミュレーションの他、旧Ensoniq製品の SoundScapeエミュレーションが可能で、 DOSアプリではSBよりも安定した運用が出来た。 値段の割にはノイズも少なく、癖もとくに無いので割と使える。
メモ
・CreativeブランドのDriverDiskには、8MBWave Patchが付属していない。Ensoniqの公式サイトも無くなったので、 Ensoniq純正DriverDiskを探すしかない。8MBWave Patchの最終VerはVer.4。
・ES1370を搭載した本家ENSONIQ AudioPCIは改造でDigital out可能。面倒だが。
WEB / DRIVER
soundblaster.com -> SoundBlaster Drivers / EMU-ENSONIQ -> ENSONIQ Sound Card Drivers
Sound Scape EliteENSONIQOTTO II + ESPSofmap横浜\ 2,980 JUNK
概略
ENSONIQの自社製chip OTTOを搭載した Sound Scapeの上位機種。
無印との相異はエフェクターchip ESP + MC68000を用いたサブボードを搭載している点。 このOTTO + ESPと言う組み合わせは、同時期のENSONIQのsynthsizerそのものらしい。 専用アプリケーションを用いることで、 synthsizerライクにパラメータを弄って音を変化させる事が出来る。 ESP制御用に搭載されているMC68000がチャームポイント。
なお、SoundScapeでも、無印やVIVOとは、全くの別物である。
感想
JUNK、保証無しとして売られていた物で、フルサイズISAという大きさとMC68000に惹かれ購入。
synth部分も2MBながら、パラメータがESPで弄れて、ダイナミックに音色が変化して非常に面白い。 これはENSONIQならでは、であろう。AudioPCIのsynthは何故あんなに駄目になったのだろうか? 音色の傾向としては、リアル(生音)ではないがENSONIQ独特の色付けされた感じで、いかにもsynth! といった派手な色合いをしており、好感が持てる。
しかし、再生時にデータによっては、GMデータであっても音が出ないという問題もあった。何故だ。 使いこなせれば面白かっただろうが、残念ながらそこまでの腕は無く、宝の持ち腐れと言った所か、 少々勿体無い気もする。 GUS PnP 並みにIRQを喰い(デフォルトPCM/synth/CD-IDEの計3つ)、しかもそれが切り離せないという致命的欠点があり、 マシン環境構築に制限が多すぎる事から、使用期間はわずか一ヶ月程度と最も短い。 リソースさえ余っていれば、また使ってみたい。
メモ
・フルサイズISA+基盤二段重ね。
WEB / DRIVER
EMU-ENSONIQ -> ENSONIQ Sound Card Drivers
Multi Sound PinnacleTurtleBeachCSxxxx + MA-1Qualest\10,000
概略
TrutleBeach社は、いまでこそMontegoII HS等で知名度が上がっているが、SB16全盛時は知る人ぞ知る 「高級オーディオカード」メーカだった。
Multi Sound Pinnacle は、二世代目のMultiSoundファミリのFijiに、Kurzweil製 MA-1 synth chipを 搭載した、最上位機種にあたる。FM音源全盛の当時、MA-1 synthの奏でるそのサウンドは、まさしく 次元の異なるサウンドであったことだろう。patch editor によって、多少のエディットも可能。
MultiSoundファミリは、ノイズを徹底的に押え込む為、DMAを使わずデータ処理する等の工夫が 施されている反面、PCM再生時のCPU占有率が若干高くなっており、又、SB16との互換性もない。 ボード上にはWaveBlaster端子があり、搭載されているMA-1の他に、もう一台synthを追加する事が可能である。 現在でも十分通用するその実力は、「オーディオカード」ならではと言える。
なお、所有モデルは Digital I/Oなしで、正式名称はMultiSound Pinnacle w/o Digital I/O。
感想
Webサーフ中に偶然販売店舗を発見し、アキバまで出掛けて即買いしたもの。 店員曰く「売れ残って困ってた」との事で、値札からさらに33% OFFと言う破格の買物だった。
しかし、セッティングは困難を極めた。PnPも一応可能だが、リソースに余裕が無いと、synth部が無効のままと なってしまう為、ジャンパでNonPnPにし、IRQ10をBiosでNonPnPにする等、工夫が必要だった。 超高解像度で出力されるPCMは非常に素晴らしく月並みな言葉ではあるが、まさに 「今まで聞こえなかった音が聞こえる」世界。 PCでこれほどの音を出せるとは、にわかには信じがたい。 CD-ROMドライブからのアナログ入力でも音が変わると言う事は、内蔵AMP/MIXERの出来が良いのだろう。
Kurzweil MA-1 chipのsynth部もバランス・音色共に良く、実に美しい。GS/XG系の再現も上々だ。 WaveBlasterコネクタには DB50-XG を搭載して使っている。しかし、MIDIのボリュームが MIDIデータを読むたびにリセットされるのは勘弁して欲しいところだ。
オプションのDigital I/Oは、メーカでも品切れで入手出来ないのは残念だが、いつかは欲しい。
W2kドライバは存在しない為、復活はありえないだろう。
メモ
・フルサイズISAで、Fijiの上位機種とはいえ基盤から異なる。
WEB / DRIVER
Turtle Beach -> Pinnacle Downloadable Files
SuperQuad DigitalAurealAU8830TUKUMO\ 6,800×
概略
AU8830の開発元 Aureal自ら発売している SQ2500のOEMモデル。SQ2500ではcoax outだが、これは optical outという特徴があり、メルコからも同等品(SDP-AU30)が発売された。
DVD再生ソフトによっては、Dolby AC-3/DTS outに対応しており、AVアンプやデコーダ等に接続する事で、 48kHz/5.1chサラウンド再生可能。Digital out周波数は32/44.1/48kHzから選択するが、chip内部処理は48kHz。 A3Dの総本山Aureal純正らしく、A3D ver2.0に唯一完全対応で、A3D/4chサラウンド再生では見事な音響効果を聴かせてくれる。 今時のものとしては珍しくWaveBlaster端子があり、貴重な存在である。
感想
DVD再生用に、Dolby Digital/5.1ch再生を図るべく、YAMAHA AVアンプDSP-A595aと共に購入。
かの「MATRIX」の銃撃シーンでは、背筋が凍るかと思う程の音響効果を聴かせてくれた。 opt digital outは、Dolby Digital信号をアンプで認識しており、48kHzに関しては、文句が無い。 しかし、内部処理はAC97仕様の48kHzがアダとなり、44.1kHz digital outはノイズまみれ、 と言う欠点を抱えていた。知人宅の MontegoII HomeStudio は、同じくAU8830搭載カードだが、MDへの 44.1kHz出力はできたという。初期不良かもしれないが、困ったもんだ。
普通に2chソースをアナログ出力で聴く分には、Pinnacle の方が良いが、善戦していると言える。 アンプが無くとも、DVDやGameでA3D/4chができるのはコスト的に見て非常に大きなメリットだ。 DOS窓でのSB16互換機能はかなり良い出来。今時WaveBlaster端子が装備されており、希少価値が高い。 DB50-XG で動作確認済み。
DVD再生やGame専用にするのならば、悪い選択ではないが、今更倒産した会社のカードを使うのは、 余程のスキモノだけであろう。最終的には知人に売却した。
メモ
・Win9xFinal driver 2048は、44.1kHz digital outに不具合がある為、2041を使うと良い。 ただし、A3Dを使用する場合は逆に2041には不具合があり、2048の使用を推奨。痛し痒し。
・W2k Driverは存在しないが、WinXPには標準でWDM Driverが付属している。
・SQ2200は全くの別物で、Diamond MonstarSound MX300からWaveBlaster端子、digital out端子を外したもの。
WEB / DRIVER
Vortex of Sound -> Vortex 2 (AU8830) cards drivers
AV-511AudioExcelCMI8738DOSパラ\ 1,980
概略
C-Media製 CMI8738を搭載し、coax outコネクタを搭載した安物カード。 AC'97 CODECを無視した、44.1kHz Digital I/Oが最大の特徴にして唯一の利点という解りやすい代物。
気軽にDATやMD等に44.1kHz digitalソースを喰わせたい時は、このカードを使うしか無いと断言できる。 なぜならば、SB Live!やYMF7x4系のカードでは、出力が48kHz固定であり、CD-DAやWAVEの基本周波数・ 44.1kHzが出来ず、DigitalI/Oのメリット「データをそのまま伝える」ことが不可能だからだ。
ハードウェアWavetableは搭載せず、chip内臓のOPL3相当FM音源、もしくはソフトウェア再生となる。 同系列としては、ReMIX2000(opt out)や WinFast 4X Sound(sub board opt I/O)等がある。
感想
44.1kHz Digital out時の不具合から SuperQuad Digital に見切りを付け、価格の安さにつられ購入。
digital outを自作のcableでAVアンプに繋げたところ、\1980とは思えない程の深みある音を出してくれた。 しかしdigitalならば、これ位はある意味当然なのかもしれない。 DVD再生でも、AVアンプではDolby Digital AC-3/DTS信号が認識され、48kHz/5.1ch再生も問題なく行なえる。 44.1/48kHz以外の周波数(Win起動時の「ちゃちゃーん」等)では、digital outは不可 という仕様となっている。 ←ドライバ、OSによって違いがあり、SRC経由で再生する。
DOS窓でのSB16互換機能はかなり高いが、44.1/48kHzでもdigital out不可。 本物のSB系でも、44.1kHz等の正確な出力周波数指定は出来ないので、これは仕方が無いだろう。
synth部は、chip内臓のOPL3相当FM音源、又はソフトウェア再生だが、どちらもまるで「使えない」。 ソフトウェア再生では音切れするわ、音がしょぼいわで、どうしようもないダメっぷりを発揮する。 FM音源も結局のところFM音源でしかない為、聴く気にならない。
しかし、synth部に目をつぶっても、44.1kHz Digitalを考えればコレしかないだろう。
2枚目購入。DOSパラ休日特価 \1,880。素人改造でCoax inを追加するも当然の如く動作せず。 どうやらパスコンを挟まなければならない様だ。むう。精進あるのみ。 失敗作は後輩に無理矢理無償提供。
メモ
・w9x191c以降は、digital out音量がWindowsのVolume Controlerで可変となっており、 VolumeをMAXにしないと、正確な出力が出来ない。w9x191c Driver使用を推奨。
w9x191c以降では、44・48kHz以下のPCMデータはWindowsAPIのSRC経由で出力する為、一応再生可能。
・MIDI-MANのDio2448は、8738をChipとして使用しており、他社8738カードでもDriverが使用可能。 Game Portとsynthは使用不可になるが、Device Managerがすっきりするし、9x系は digital out volumeも固定なのでお勧め。
WEB / DRIVER
C-Media -> Released Drivers / M-Audio Japan -> M-Audio Japan Download Service
NIGHTINGALE+OpticalKitZoltrixCMI8738パソコンCity\ 1,980
概略
正式名称は、「NIGHTINGALE」と「Optical Upgrade Kit」。長いのでタイトルでは省略している。
NIGHTINGALEそのものは、AV-511 と、基盤もchipも全く一緒の物なのだが、ステレオミニ ジャックコネクタが金メッキとなっている。音質にも気を使っているのか、と思わせておきながら、 coax端子は金メッキなしという、画龍点睛を欠く謎な仕様だ。
Optical Upgrade Kitは、その名の通り、Optical I/O *1 + 設定ジャンパを備えるサブボードで、 AV-511 等、他CMI-8738カードへの流用可能。スロットを一個消費(PCIバス等の信号は未使用)する。 角→丸変換アダプタ付きの、安物Opticalケーブル(角-角)も付属する。
感想
三枚目のCMI8738カードを購入。理由は概要にも書いた「金メッキ」と「Optical I/O kit」に 惹かれた為だ。そしてやはり、\1980という価格。サブボードがタダ同然である。お買い得な一品。
同じCMI8738だけあって、AV-511 と差し替えるだけでドライバもそのままで導入出来た。 アナログ出力は、金メッキということもあり、AV-511 よりも一枚上手…と、言いたい所だが私の耳では その差は確認できなかった。精神衛生上の問題かもしれない。
デジタル出力は、本体のCoaxでもサブボードのOpticalでも、DVDの48kHzと、CD(MP3)の44.1kHz再生の 動作を確認した。いづれも問題なし。この選択はドライバアプリケーションで設定するのだが、 同時2系統出力は電圧の関係で不可となる。また、Dolby AC-3の他、DTSも作動した。
同軸の AV-511 とまるで機能は変わらないが、44.1kHz DigitalのOptical I/Oを望む人にぴったり。 (我が家では、アンプのデジタル入力入力端子数の都合で、Opticalが必須なのである) クリアなデジタル出力を約束してくれるだろう。抜群のコストパフォーマンスも注目すべきだろう。
メモ
AV-511 に準ずる。
WEB / DRIVER
C-Media -> Released Drivers / M-Audio Japan -> M-Audio Japan Download Service.
UD-5ONKYO??sofmap\ 4,980
概略
USB接続デジタルオーディオデバイス。opt outが1系統だけの極めてコンパクトな設計。
UD-5カスタムのWinDVD2000が付属し、これによりUSB音源では不可能であった、 Dolby AC-3・DTSのmulti channel再生が可能となっている。 対応周波数は44.1/48kHzだが、22kHz信号等は WindowsのソフトウェアミキサーによってSRCされ、一応再生可能。 DOS環境は当然ながら使用不可。
感想
国産USB音源としては珍しく44.1kHz出力が出来る事に魅せられ購入。中途半端な大きさの筐体は微妙なところか。
USB音源ならではの高いS/N比は好感が持てるが、とびきり高音質!と言う物でもないと感じる。 (耳が肥えた為だろうか…)
購入している人間が言うのもなんだが、購入対象が極めて狭いような感じがする。 例えば、ノートPC等で気軽にDigital outするだけならば、悪くない選択ではあるが、 本格的な使用にはDigital inが無いのは致命的であるし、デスクトップでDigital outするだけならば CMI-8738やYMF744等を使う方が良いだろう。
DU-5カスタムのWinDVDが起動時にMUTEする等、使い勝手があまり良くないということと、 WindowsミキサーのSRCを経由する事が精神的によろしくない為、現在未使用。 悪い製品では無いが、なにか物足りない。
メモ
・Win98SE、chipset Ali AladdinV環境では動作せず。
・消費電流が大きい為、バスパワードUSB-HUB経由では動作しない。
WEB / DRIVER
ONKYO -> driver不要
DA-Port USBCanopusBBsofmap\ 1,980
概略
USB接続デジタルオーディオデバイスの先駆者にしてリファレンス。 正確無比な Digital I/Oに関しては、いまだ他のUSB機器の追従を許さない。 I/Oは、Digital opt 2in/2out、ヴォリューム付きヘッドフォン端子。2in/2ouのデジタルパッチとしても使用可能。 I/O切替は付属専用アプリによって行い、同一信号2outが可能。
この手の製品の購入者はLPCM入力を用いるのが普通であり、発売当初の売り文句 「入力データのリアルタイムMPEGエンコーディング」を使う人はいないだろう。
なお、W2kでも動作自体は問題ないが、タスクバーの音量調整が非表示になる不具合がある。 DOS環境は使用不可。
感想
以前から使用してみたかった品で、動作保証無しJUNK扱いの物を入手。外見は傷だらけで不安だったが、 ドライバインストールであっさり認識した。変なマシンで動作確認して動かなかったのではないかと邪推。 噂通り、下手なサウンドカードよりも音質が良い。USB音源は得てして一見チャチな感じもするが、 外付けのメリットは大きく、S/N比性能・I/O性能は一級品といえる。下手なサウンドカードでは最早太刀打ち出来ないだろう。
専用アプリによって行うポート選択は実運用上もっとも弄る箇所だが、可も無く不可も無くといったところ。 Inputからのリアルタイムエンコーディングも特に問題無く扱えたが、専用アプリの設定がやっぱり煩雑で、 使い易いとは言えない。
Dolby AC-3やDTS出力不可。 595aでは問題なくロックできたが、SuperDAC2496 では、PC OutもI/Oスルーでもロック出来なかった為、現在未使用。
メモ
・導入時は、USB接続前のドライバインストールが必須。
・Win98SE、chipset Ali AladdinV環境では動作せず。
・消費電流が大きい為、バスパワードUSB-HUB経由では動作しない。
WEB / DRIVER
Canopus -> Softwere Download
ViperMAXSYNERGYGF1 + ES1688オークション\ 1,980 used
概略
有り体に言えば、GUS Classic (GF1) + SB16 (ES1688) が一枚の基板に乗っかっているもの。
カード自体は、Gravis Ultra Sound Extreme そのものであり、例によって基板は赤い。
Extremeは、ヨーロッパ市場でのみ流通したとされる、GUSファミリー最後の製品にしてGRAVISの公式サイトからも抹殺された、不遇のカードだ。 恐らくは当方所有Soundcardで最も珍品。

以下個人的推測
SB互換性の低さがClassic時より問題となっていたGRAVISは、GUS Digital Sound単体の二枚挿し向けカード GUS Aceと共に、 一枚にGUS/SB機能を纏めた Extremeを開発していた。 Windows95のリリースとともに、GUSネイティブの機能を除き、汎用サウンドカードとしての意義は薄れ、また GUS PnP も発売されていたこともあって、Extremeは、もはや時代遅れのカードであった。
発売されたのは、GRAVISがサウンドカード業務から撤退する直前と言われているが、 この時、生産過剰となっていたGF1チップがあり(1,000個程度?)、それをGUSを委託製造していた SYNERGYに譲渡したものと推測される。 (GUS PnP 基盤にも、SYNERGYのマークが付いている) それを利用し、生産されたのがViperMAXではないだろうか。
参考文献 http://www.united-trackers.org/resources/archives/newsletters/ (消失)

感想
オークションで見つけ、思わず落札してしまった。
残念ながら、運用環境が無い為 動作確認できていない。
メモ
 
WEB / DRIVER
pctoybox -> Drivers (FTP)
DELTA Dio2496M-AudioAK4324 + ICE1712sofmap\12,800 used
概略
低価格ながら優れたパフォーマンスを売りに快進撃を続けているM-Audioの、24bit/96kHz対応 オーディオカード。
Dioの名前の通り、Digital I/Oに特化しており、Digital Input *2 (coax & opt、排他) 、 Digital Output *2 (coax & opt、同一内容出力)、Analog OutPut *1 となっており、synth関連・MIDI関連機能は一切無いという、 シンプルで潔い設計。入門クラスとはいえプロツールとして企画されているので、当然SCMSビット設定も可能。
W2k SP2以降にてDolby AC-3やDTS出力が可能な貴重なカードでもある。
感想
Multi Sound Pinnacle 以来、久々に導入したオーディオカード。 ネット上で評判の良い M-Audio AudioPhile2496と悩んだが、MIDI I/Oよりも Digital I/Oが充実していた方が色々と遊べそうなので Dioに決定。と言ってもたまたまSofmapで中古美品を見つけて衝動買いしただけだが。
Digital二系統出力の強みを生かし、M-Audioの外付DAC、SuperDAC 2496 によるLPCM再生1系統と DSP-A595a接続のDolby AC-3・DTS再生1系統と言う形で使用。 外部DAC組み合わせて使用すると、もはやPCとは思えぬ美麗な音を奏でてくれる。
デフォルトでコンシューマモード(S/PDIF)44.1kHzに設定していても、AC-3・DTSデータ送信時はプロフェッショナルモード (非S/PDIFストリーム)に自動的に切り替わり便利(PCでは滅多にDVDを見ないが)。 なお、AC-3・DTSはWinDVD2(DH or 2000)/3/4で確認出来たが、PowerDVD VR-Xでは動作確認できなかった。 それにしても、非S/PDIFストリームでも音が変わるのは不思議だ。
面白い使い方としては、CDのDigital Outで、88.2kHzアップサンプリングを掛けた再生がある。 単体CDプレイヤーより良いかもしれない。
個人ユース(非作曲活動)ならば、最高のパフォーマンスを持ったカードと言える。 現在の接続方法は、coax接続・Apogee WideEyeとなっている。 Digital Out出来ないご老体 Pinnacle が、ようやく引退。CMI8738で満足していた自分が情けない。
メモ
・Digital Out二系統は、同一内容を同時出力する。
・Digital In二系統は、ドライバ付属アプリによる排他選択。
WEB / DRIVER
M-Audio Japan -> M-Audio Japan Download Service
SDP-AU30AurealAU8830OVERTOP2\ 3280
概略
Aureal AU8830を搭載した SuperQuad Digital 同等品のメルコブランドもの。
各種仕様も、SuperQuad Digitalに準ずる。
感想
W2kではAU8830は動かないと聞き、SuperQuad Digital は放出してしまったのだが、 実は動くことが判明、AU8830の載ったカードを一枚手元に置いておきたいと考えていた。 しかしながら、生産中止になったチップ、カードが手に入るはずも無く、なんとか為らないものかと考えていたところ、 OVERTOP2 で扱っているとの情報が入り、すぐさま購入した。
表向きの名目は、PCIカードで、WaveBlaster端子があり、DB50-XG が使える予備環境の確保。 「予備」と言いつつ、使う当てが特に有るわけでもない上、しかも大昔に生産完了した製品を購入するのは 如何なものだろうか。
今のところ運用環境が無い為 動作確認できていない。近いうちに何とかするつもり。
メモ
SuperQuad Digital に準ずる。
WEB / DRIVER
Vortex of Sound -> Vortex 2 (AU8830) cards drivers
 
■ その他 サウンド関連品
SC-55STWRoland----LAOX\22,000
×
概略
一昔前の外付けMIDI音源のデファクトスタンダード、SC-55Mk-2の「みゅーじくん2」バンドル専用モデル。
SC-55Mk-2とは異なり、コスト削減の為に、液晶表示パネルや各種ボタンがばっさり削除されており、 パネル前面には電源SW・ボリューム・HeadPhone端子・電源兼信号LEDのみと、すっきりした顔立ち。 中身はSC-55Mk-2そのものであり、パート数16、同時発声28音、プリセット354音色+10ドラムキットと、全く同じである。
当時のRolandの外部機器としては珍しい、白いボディーが特徴となっている。 先代「みゅーじくん」バンドル専用モデルとして、SC-55STが存在するが、これは本体色が黒。
感想
初代TowerPCは、PCカードリーダを内蔵しておらず、NotePC時代に使用していた SCP-55 が使えなかった。 そこで、代替機種として候補に挙がったのがSC-55Mk-2だった。(SC-88は予算オーバー)
SC-55Mk-2が3万以上していた時期に購入。当時としてはかなり安く購入できたのではなかろうか。 synthは、GSの標準機器だけあって生演奏に近く、発声もクリアで非常に良い。 と、当時は思ったのだが、改めて聴いてみると、「機械的で冷たい音」だと感じてしまうから不思議である。 無論、他のサウンドカードに比べれば、段違いの綺麗さなのだが、長らく聴いていなかった為もあってか、 面白味に欠けるというのが正直な感想だ。
サウンドカード2枚刺しを行った結果、IRQが足りず、対応策としてシリアルポートを1個潰し接続不可となり、 シリアルMIDIケーブルが使用不可となってしまった上、ゲームポートMIDIケーブルも行方不明であった為、 長らく使用していなかったが、ふと思い立って一時期復活させていた。 その接続方法は、PCカードリーダ - SCP-55(MIDI-OUT) - SC-55STW(MIDI-IN)という、非常に面倒な構成。 機能はほとんど同じなのだから、素直に SCP-55 単体で使った方が良いと言う説もある。
レーザーアクティブとトレードし、現在は手元に無い。
メモ
・Game port接続の場合、MIDI Signalは32音までしか送信されない。 従って、それ以上のsignalを送るのならば、MIDI port connnectする必要がある。 一昔前までは sirialまたは専用MIDI-MPUを用いていたが、最近ではUSB接続が普及している。 (SC-55STW ならば28音なので関係ないが)
WEB / DRIVER
Roland -> Download
DB50-XGYAMAHA----SofmapMIDI\ 6,800 used
概略
YAMAHAの外付けXG音源、MU-50相当の機能をWaveBlaster互換ボードにしたもの。
日本国内において単体で店頭入手出来たWaveBlaster互換ボードとしては、おそらくは最良のものである。 WaveTable 4MB、同時発声32音、プリセット697音色。
感想
Multi Sound PinnacleSuperQuad Digital で使用。XG音源を搭載し、GS音源とは異なる楽しさがある。
ネット上には割とXGデータも多いので、SCP-55 と使い分けて使用。購入前にGS音源で聴いていたXGデータでは、 「これが作者の意図した音なのか」、と驚くこともたびたびで、非常に面白かった。 Pinnacleとの組み合わせでは、Pinnacleの内蔵AMP/MIXERのよさもあり、 SC-55STW に匹敵する美しい演奏をしてくれた。
が、MIDIボリュームがMIDIデータを読むたびにリセットされる。他のWaveBlaster音源でも同じなのかは不明。 DELTA Dio2496 にはWaveBlaster端子がないので、現在は箪笥の肥しとなっており、少々勿体無い感もある。
メモ
・WaveBlaster互換ボードは、コントロールパネル | マルチメディア | MIDI | 単一のMIDI | Externalを指定する。
WEB / DRIVER
YAMAHA -> driver不要
SuperDAC 2496M-AudioAK4394オークション\ 22,800 used
概略
24bit/96kHz対応 D/Aコンバータ。 Digital Input *3 (coax、opt、AES/EBU) 、Analog OutPut *2 (Phoneアンバランス & XLRバランス)。 1bit ΔΣ 128倍オーバーサンプリング。アップサンプリングや、word clock sync機能は無い。
いわゆる2496クラスのDACとしては非常に安い価格設定となっている。
感想
PC機材という訳ではなく、AudioCDの音質向上を目指すべく購入。 CDやDVDのLPCMは、595aよりも当機経由の方が圧倒的に高品質で全体的に情報量と解像度が増し、音に厚みが出ている。 また、VRDS-8の不満の一つだった音の艶が、ほんのり出て良い感じになる。 PCのCMI-8738とはOptiOutで接続(DAC購入当時)。CMI8738は安物ながらも高い性能を持っていることを再確認できた。 後に Dio2496 を導入し、これにより一段階上の音質となった。 S/PDIF信号でない為、595aではロックできない DELTA Dio2496 のAES/EBUアンバランス出力も問題なくロックできた。
全体的な音の傾向としては高解像度寄りで色づけなどはほとんど感じられないが、若干ハイ上がり。 良く言えばDACの個性、悪く言えば欠点でもあるがかなり気に入っている。 CDやPCの質向上には有意義であり、大変良い買い物をしたと思っている。
見るからにチャチな電源アダプタ(AC9V/500mA)に見切りを付け、強化電源と接続ケーブルを自作したところ 非常にパワフルな音になった。 材料は、ノグチトランスPMC-910(カットコアトランス・二次AC9V/1000mA にて使用)、オヤイデ Li-50/OFC、 フルテックインレットプラグ、明工社ホスピタルグレードプラグ、47研0.4mm、\100ショップのプラCDケース他。
メモ
・ACアダプタはしょぼいので自作は有効。
WEB / DRIVER
M-Audio Japan -> driver不要
GRACE m902GRACE----フジヤAVIC\ 206,800
概略
24bit/192kHz対応 D/Aコンバータ 兼 ヘッドホンアンプ 兼 プリアンプ。 Digital Input *3 (coax、opt、AES/EBU) 、Analog Input *2 (XLR、RCA)、USB Input、Analog OutPut *3 (Phone *2、RCA)。 豊富な入力から、単なるDACではなく、オーディオセレクタ・センターとして使用可能。
感想
上記 SuperDAC 2496 置き換えと、パワーアンプへのプリアンプ(セレクタ)の新規導入と、 ヘッドホンアンプのアップグレードを目論見、そのルックスと機能に惚れ込み、ボーナスをはたいて購入。
とにかくハイスピードでストレートな音という印象。 色気とか艶とかとは無縁のソリッドな高解像感が堪らなく良い。 「つまらない音」という人もいるかもしれないが、最終的には スピーカーなり、ヘッドホンなり、 パワーアンプなんかで調整すれば良いのであって、DACに色付けを期待する方が間違っていると思う。 そういった意味では私の期待に十分応えてくれる機械といえる。
豊富な入力を生かし、プリアンプ・セレクターとしても重宝している。 ヘッドホンとライン出力を独立して 0.5dB 単位で調整できるだけでなく、L/Rチャンネルバランスも 0.05dB単位で調整できる点は、当方のように元々の耳のバランスが悪い(苦笑)人間にとっては 非常にありがたい機能といえる。
AC入力には、定番の オヤイデ Li-50/OFC、フルテックインレットプラグ、明工社ホスピタルグレードプラグを使用。
欠点は電源投入時の「ボッ」というノイズと、電源OFFでリセットされてしまうボリューム。 値段が値段なだけに、何とかして欲しい所だ。
メモ
・USB出力は 16bit/44.1 or 48kHz
・フットは四点支持と三点支持いずれかを選択可能
WEB / DRIVER
2nd staff -> driver不要
 
■ その他 知人所有物
MonsterSound MX200Diamond MMAD2181/AD1843 + SAM9733---\ ----
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概略
初代MonsterSound M80に、4chアナログ出力と強力なSynthを加え、ゲーム向けサウンドカードとして機能強化した物。 23本のストリーム再生または3Dオーディオ8本再生など、まさにゲーム向きの機能満載の代物である。
Synth発声には、WaveBlaster端子接続の Dream製 SAM9733(WaveTable 4MB、同時発声64音) GS互換ドーターボードを搭載。 (恐らくは MontegoII のCanCunFXと同等品。こちらの方が出荷は遥かに早い。)
WindowsのDOSプロンプト用に、SoundBlasterProのエミュレーションモードもあるが、NativeDOSでは従来のISAカードと 二枚差しで使用することを前提としている。このISAカードからのanalog outをMX200に入力させる為の、Monster Cable (ステレオミニプラグ-ステレオミニプラグ)が付属している。
感想
知人が購入したもので、詳しくは書けない。
PCMに関しては、ドーターボードの印象が強く、はっきり覚えていないが、ゲームなどで遊んだ限りは遅れることも無く、 きっちり再生され、ゲーム向きカードと感じた記憶がある。
ドーターボードは、SC-55相当か、やや下回るかといった所。それでも当時としては、かなり良い印象を持った。 割と質が良いのでドーターボードだけでも、(安ければ)今でも十分に買う価値があると思っている。
Monster Cableってネーミングセンス最悪。と、思っていたのだが、冷静に考えれば アノMonster Cableのことである。
メモ
・W2k/WinXP driverは無い。9xのみ使用可能。
WEB / DRIVER
SONICblue -> SONICblue support Legacy_Audio
MontegoII HomeStudioTurtle BeachAU8830 + SAM9733---\ ----
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概略
Fiji/Pinnacle以降、久々に登場したTurtle Beach製、AurealのAU8830を搭載本格サウンドカード。 何といってもその最大の特徴は、Coax/Optical I/O を持つ 高品位の Digital I/Oボードにある。 付属ケーブルで接続し、PC本体のバックパネルと一個消費する。 ちなみに、AU8830リファレンスドライバではなく、Turtle Beachドライバでないと、このDigital I/Oは動作しない。
Synth発声には、AU8830内蔵Synthの他、WaveBlaster端子接続のCanCunFXという Dream製 SAM9733(WaveTable 4MB、同時発声64音) GS互換ドーターボードを搭載している。 ただし、CanCunFXの音声はDigitalOutが出来ない。
CanCunFX未搭載、付属ソフトの少ない物がMontegoII Plusで、更にDigital I/Oの無いものがMontego Quazzilaである。
感想
知人が購入したもので、詳しくは書けない。
MDをDACとして使用、YAMAHAのYST-M20DSPにて試聴しただけだが、ぱっと聴いた感じはかなり良い、という感じがした。 が、同じAU8830を搭載した SuperQuad Digital との再生に関しての差は、さほど感じられなかった。 CanCunFXは、SC-55相当か、やや下回るかといった所。基盤の作りも凝っていて、なかなかに高級感のあるカードだった。
DigitalOutの質はかなり高いが、各種レビューによると、若干のDAT落ちがあるという。内部48kHz処理の為だろうか?
A2サイズ相当の、バカでかい箱が印象的。
メモ
・Aureal AU8830リファレンスdriverでは、digital I/Oが使えない。
WEB / DRIVER
Turtle Beach -> Montego II Home Studio Downloadable Files
 
■ 今後欲しい/使ってみたい sound card
Delta Audiophile2496M-AudioAK4528VF
Delta 1010M-AudioENVY24 + AK4524VF + CS8414 + CS8404
EWX 24/96TERRATECICE1712 + AK4524VF + CS8427
MultiSound Pinnacle w/dTurtleBeachCSxxxx + MA-1
PRODIF PLUSSEKDCS4222 + CS8414 + CS8404A + XCS20

     analog synthesizers (c) K.T : サウンドカード収集のきっかけとなったサイト (閉鎖?)
     soundcard-drivers.com その名の通り、サウンドカードドライバーのアーカイブサイト
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