HX-18W + Ricoh MF-1
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HX-18W を リコー MF-1 で使う!
- 警告
当記事の組み合わせによる使用について、メーカー保証等は存在しません。
この文書を読んで行動した結果について、当方は一切の責任を負いません。
あなたの行動の責任は全てあなた自身にあります。
- 概要
HX-18W とは、
コニカ
HEXAR-RF
専用フラッシュである。
小型ながらGN18(ISO100・m/フル発光時)の光量を確保。照射範囲の広い配光特性を備え、
ワイドアタッチメントなどを使わずに28mmの広い画角まで対応。(HPより抜粋)
- 接続
何も考えずに、MF-1のアクセサリシューにHX-18Wを接続するだけ。
- 設定
HX-18Wの設定(下記参照)に従って、MF-1のレンズの絞り値を決定する。
AUTO-1 | ISO100 | F5.6 |
AUTO-2 | ISO400 | F5.6 or F11 |
FULL | ISO100 | GN18 |
絞りを「P」に設定した場合の動作は次項 *2 に記す。
- 動作検証
MF-1側のモードダイアルごとに動作が異なる。
| チャージLED | シャッター(液晶表示) | 内蔵ストロボ | HX-18W |
オートモード | チャージ完了で点灯 | 1/30自動設定 | 発光しない | 外光オートで発光自動制御 *1 |
ストロボ強制発光 | チャージ完了で点灯 | 1/30自動設定 | 発光しない | 外光オートで強制発光 |
ストロボ発光禁止 | 点灯しない | AE可変 | 発光しない | 発光しない |
ストロボ赤目対策 | チャージ完了で点灯 | 1/30自動設定 | 発光しない | 外光オートで発光自動制御 *1 |
露出補正モード *3 | 点灯しない | AE可変 | 発光しない | 発光しない |
タイマーモード | チャージ完了で点灯 | 1/30自動設定 | 発光しない | 外光オートで発光自動制御 *1 |
*1 十分に明るい場所では外部ストロボも発光しない。
*2 ストロボ発光するときは F5.6固定。到達距離によってHX-18WのAUTO-1/AUTO-2を選択
*1の発光しない場合はAE可変。
*3 露出補正モードでは、元々ストロボ発光禁止となっている。
- 比較
内蔵ストロボ、同等機種との比較一覧を以下に記す。
| MF-1内蔵ストロボ | KONICA HX-18W | Panasonic PE-20S |
調光方式 | プログラムオート? | 外光オート | 外光オート |
設定絞り値 | 1種類 ? | 2種類 | 1種類 |
自動速度変更 | 有 | 有 | 無 |
対応画角 | 30mm | 28mm | 35mm |
内蔵ストロボ | N/A | 発光禁止 | 自動発光 |
G.N. | 9.5 | 18 | 20 |
市場価格 | N/A | \12,000前後 | \7,000前後 |
- 結論
HX-18W設定をISO100使用時にAUTO-2、ISO400使用時にAUTO-1として電源を入れておけば、
モードが何になっていようが、内蔵ストロボ完全互換の動作をすることが判明した。
これは単純にG.N.(=到達距離)が倍に強化された状態、と考えて構わないだろう。
また、絞り値設定の自由度もちょっとだけあがるので、よりこだわった撮影が出来る。
特に、日中シンクロに利用しやすいと思う。MF-1ユーザーならば、所有して損は無いだろう。
PE-20Sでもほぼ同じ動作が可能だが、内蔵ストロボ発光禁止とはならないしね。
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