SuperDAC 2496 強化電源


  1. M-Audio Super DAC 2496

    付属ACアダプタの余りのセコさに辟易したので、強化電源を作成し音質向上を目指す。

  2. 仕様検討

    マニュアル によると 「Power Supply:9 volt AC,500mA or lager」とある。
    つまり、9V,500mA以上のトランスをそのまま繋げればよいようだ。
    あまりアンペア数をあげても、レギュレータがやばい(発熱するだけだが)ので
    二次出力は1A程度に押さえることにして、使用するトランスを選考する。

    AC100Vを扱うわけだから、むき出しではまずいのでなんらかのケースに入れる。
    その際、電源ケーブルの交換が出来る為、インレットを用いる。

  3. 材料

    以下の材料を用いる。
    強化電源本体
    トランスノグチトランスPMC-091(9V/1A)\5,200
    ヒューズ松下電工100V/1A\200
    ヒューズBOXメーカー不明 \100
    一次側配線オヤイデ電線Li50-OFC\500
    二次側配線47研究所0.4mm単線\100
    電源スイッチジャンク \0
    電源コネクタジャンク \0
    ケース\100ショップCDケース\100
    一次電源ケーブル
    ケーブルオヤイデ電線100cm/OFC-Li50\2,000
    ケーブルフルテックFI15(金メッキ)\2,300
    ケーブル明工社ME2573\1,680
    二次電源ケーブル
    ケーブル47研究所60cm/0.4mm単線\250
    コネクタメーカー不明DC3.5mm x2個\200x2
    合計総額\13,230
    トランスはノイズの少ないノグチのカットコアトランスを用いる。
    電源ケーブルはCDプレイヤで音質向上した経験から、同一素材とする。
    金属加工に自信が無かったので、プラケースで一時しのぎとする。
    トランスはともかく、ケーブルに金を掛けすぎな様な気がする…。

  4. 作成

    ケースはカッターナイフを駆使して穴明け。見た目はしょぼい。
    配線には、手元に有った S/A LABオーディオ用ハンダを使用。
    AC100Vの機材なので、短絡・不良はんだ等が無い様にテスターで確認。

  5. 感想

    当たり前のハナシだが、付属ACアダプタとは明らかに音が違う。
    SUPER DAC 2496の持つ高い解像度を更に高め、全体の押し出しも強くなり、
    躍動感と色っぽさが出て、気持ちよい音を聴かせてくれる。

    Li50-OFCの特徴なのか、若干低音域が持ち上がっている。
    これはCDプレイヤに、同等の電源ケーブルを使用した時にも確認できた。
    ただし、バランスが破綻するほどではなく、迫力の面で言えば効果有り。

    これらの差が \13,230に値するかというと…、非常に厳しい。
    自己満足の範疇を出ないが、個人的には強化電源作成は、成功だと思う。

  6. 今後の展開

    ノイズ対策として金属製(アルミ?)ケースに変更。

     電線専門店 小柳出電気商会 各種電線購入店
     ノグチトランス販売株式会社 トランス購入店
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