小田原市下水道事業の概要

《位置と地勢》

 小田原市は、神奈川県西部の東経139度、北緯35度に位置し、東西17.5�q、南北16.9�q、行政面積114.06�q2の広さとなっている。

 西部が箱根連山に連なる山地となっており、中央部を酒匂川が南北に貫流し、流域は足柄平野が広がっている。また、東部は丹沢山塊からつづく丘陵地帯となっており、何部は相模湾に面している。

1.下水道事業計画の概要

1−1 小田原市の下水道事業の特徴

 小田原市では、寿町終末処理場で処理する西部処理区(単独公共下水道)、酒匂川左岸処理場で処理する酒匂川左岸処理区(流域関連公共下水道)及び酒匂川右岸処理場で処理する酒匂川右岸処理区(流域関連公共下水道)の3つの処理区があり、それぞれの処理場で処理が行われている。


《小田原市寿町終末処理場》

表 各処理区の概況

    処 理 区

             概   況

西部処理区

■ 単独公共下水道

 

■ 計画面積:1,113.5hA

 

■ 整備面積:999.8hA(整備率:89.8%)

酒匂川左岸処理区

■ 流域関連公共下水道

 

■ 計画面積:1,099.7hA

 

■ 整備面積:812.0hA(整備率:73.9%)

酒匂川右岸処理区

■ 流域関連公共下水道

 

■ 計画面積:477.9hA

 

■ 整備面積:334.7hA(整備率:70.0%)

1−2 処理区別下水道事業計画

 各処理区別の下水道事業計画の概要は、下表のとおりである。

表 各処理区別事業計画の概要





















2.下水道普及状況

 西部処理区では、行政区域人口65,587人に対して、処理区域人口60,500人で、人口普及率は92.2%となっている(なお、水洗化普及状況は、接続率94.4%である)。

 左岸処理区では、行政区域人口85,194人に対して、処理区域人口50,200人で、人口普及率は58.9%となっている(なお、水洗化普及状況は、接続率82.1%である)。

 右岸処理区では、行政区域人口42,931人に対して、処理区域人口27,000人で、人口普及率は62.9%となっている(なお、水洗化普及状況は、接続率74.2%である)。

表 処理区別下水道普及状況

内   訳

西  部

左  岸

右  岸

全体計画区域外

計

行政区域

人口(A)

65,587

85,194

42,931

4,700

198,412人

面積

1,287

2,203

809

7,107

11,406㏊

市街化区域

人口

63,300

72,500

39,200

−

175,000人

面積(B)

1,099

1,202

496

−

2,797㏊

全体計画

(平成22年)

計画人口

80,000

97,000

45,000

(5,000)

222,000人

計画面積

1,287.00

2,203.00

809

−

4,299.0㏊

計画汚水量(日最大)

91,200

94,400

36,270

−

221,870㎥/日

都市計画決定

決定面積

 約  1,099

 約  1,202

 約  496

−

約2,797.0㏊

事業認可

(下水道法)

計画人口

75,230

69,260

35,180

−

179,670人

計画面積

1,113.50

1,099.70

477.9

−

2,691.1㏊

計画汚水量(日最大)

86,600

70,430

28,920

−

185,950㎥/日

事業認可(都市計画法)

計画面積

約  1,099

約  1,092

約    475

−

約 2,666㏊

整備区域

人口

60,500

50,300

27,000

−

137,800人

面積

999.8

812

334.7

−

2,146.5㏊

処理区域

人口(D)

60,500

50,200

27,000

−

137,700人

戸数(E)

30,283

20,804

11,950

−

63,037戸

面積(C)

999.8

810.5

334.7

−

2,145.0㏊

水洗化

人口

57,300

41,300

20,100

−

118,700人

普及状況

戸数(F)

28,587

17,073

8,862

−

54,522戸

 

接続率F/E×100(%)

94.4

82.1

74.2

−

86.50%

面積普及率C/B×100(%)

91

67.4

67.5

−

76.70%

人口普及率D/A×100(%)

92.2

58.9

62.9

−

69.40%

3.管渠の整備状況

 西部処理区の管渠延長は、汚水201,171m、雨水95,757mであり、処理区内に終末処理場1ヶ所(寿町)、ポンプ場2ヶ所(南町)が整備されている。 また、左岸処理区の管渠延長は、汚水179,585m、雨水65,527mであり、右岸処理区の管渠延長は、汚水95,378m、雨水40,094mである。

表 処理区別管渠の整備状況

 

 

 

 





























4.歳入歳出決算状況

  小田原市の下水道事業特別会計の歳入歳出額は、それぞれ平成12年度には約110億円弱の規模になっている。

 歳入の内訳では、国庫支出金、県支出金、一般会計からの繰入金の合計が平成8年度以降約4割前後で推移しており、とくに一般会計からの繰入金の割合が平成8年度の24.9%から平成12年度の30.5%と微増している。

 また、使用料及び手数料の割合は、平成8年度の17.4%から平成12年度の25.7%へと拡大している。

 歳出の内訳では、下水道整備費の占める割合が平成8年度の57.6%から平成12年度には40.1%と減少傾向にあるのに対して、公債費の割合が25.7%(平成8年度)から40.0%(平成12年度)と拡大傾向にある。

図 小田原市下水道事業特別会計歳入歳出額の推移(平成8〜12年度)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



表 小田原市下水道事業特別会計歳入歳出の推移(平成8〜12年度)