名前:MC(えむ・しー)
年齢:30代です。
職業:あるSI系の会社に勤務しております。
居所:神奈川県
【ごあいさつ】のようなもの
自分のWebpageを立ち上げるにあたり、最近業務としては遠ざかっていたプログラミングに関する"リハビリ"ができるもの、自分でも欲しいけれど今のところ世の中にないものを考えていたら、ある日「Yumingoo」が具体的な形として出てきました。
なにしろ人並みはずれて記憶力がないので、なにより自分にとって必要なものだったのです。曲を知っているのに題名が思い出せない。例のドルフィンの曲の題名とか、歌詞に題名が出てこない曲はたいていだめです。何回学習してもすぐ忘れてしまう。コンサートの後、曲順を記録しようとして片っ端から歌詞カードを広げて格闘しなければならない。
私みたいに記憶力がない人は多分まれですが、300曲以上あるのだから困っている人はほかにもいるはず。でも検索サイトは存在しない。では自分で作るしかないと、思い立ったのが2000年の8月中頃でした。
ほぼ1ヶ月間のよなべ仕事。大半はひたすら歌詞を打ち込む日々(いや夜々)。合間に、買い残していたシングル盤を求めてCDショップのハシゴ。検索の性格上、よみがな検索は必須だったのですが、やってみると読めない歌詞が結構ある。結局LPレコードとテープで持っていた古いタイトルもCDで買いなおし、全てMP3ファイルに落として、大半の曲を聴きなおしました。
これ、全部合計するとなんと23時間以上あるのです。何百曲あろうと瞬時に目的の曲を聴くことができるMP3のテクノロジがなければ、この Yumingoo は実現していなかったでしょう。歌詞データの品質については、多少の自信はあります。歌詞カード、オフィシャルサイトを含む参考にさせていただいた他の方々のサイトのデータの誤りもかなり見つかったくらいです。
一方、検索プログラム(CGI)の方は、正直にいいまして、まだまだ手直しの余地があります。折角検索いただいても、うまく探し出せないケースが多々あるようです。これはもちろんリハビリプログラマの私の力不足が第一原因ですが、それはさておくと、大きな理由は、日本語の表記のゆれ。詳しくは「検索のしくみ」の終わりのほうに一部記してありますが、おなじことばを文字で表現するのに幾通りものやり方があることです。これに対処するためには、ゆれを吸収するための何らかの辞書を作るしかないのですが、個人で出来る作業量で、かつ効果の高い方法を現在検討中です。そのうち、もう少し使いやすく出来るかもしれません。
当面出来る範囲で、9月中ごろになんとかオープンを果たしましたが、これまでのところ、まだまだ少ないながらも反響をいただき、好評をいただいております。コアなユーミンファンの方々のように、日々最新情報をお伝えするようなことはできませんが、いざというときのためにブックマークの一員にしていただければ幸いです。
2000/11