1998年8月の戯れ言


1998年

8月1日(Sat):
とある店に夕食を食べに行きました。席に案内されて座ってみると、隣の席でなにやら大きい音がします。何だろうと思っていたら、そのうちテーブルの上に乗っていたグラスやお皿を手ではたいて割っているではないですか。実はその時母親と娘の親子喧嘩の真っ最中だったのでした。原因はよくわかりません。しかしワインを飲んで大きい気分になったのでしょうか、娘の態度がかなり大きくなっていたようです。それをたしなもうとする母親は、娘の頬を平手打ちにします。叩かれても娘は動じず、逆に叩いてくれてありがとうとか言い出すありさま。しまいにゃワインのボトルを降り上げて殴りかかろうとしています。さすがにそれは踏みとどまったようですが、テーブルの上にあったものは全て床の上に散乱してしまいました。店の対応も情けなく、さんざん騒いだ後にようやくやってきて、危ないからやめてくれとやんわりと注意します。結局その客は会計をして出ていきましたが、どうも不愉快な思いがしました。店にとっても被害者でしょうが、一言他のお客さんに詫びの一言があってもよかったのではないかなあ。
8月2日(Sun):
結局夏休みは遠出しませんでした。近場に出かけはしましたが、ほとんどは夜更かしして、朝寝坊して、起きたらぼーっとして夕方運動しに行くという生活で終わってしまいました。おかげで毎日晩酌をしていたにもかかわらず体重は太らずにすんだようです。毎日のように運動するとさすがに疲れが溜まってきます。体を動かすのを億劫に感じながら、どうしてまたスポーツクラブに今日も来てしまったのだろうと後悔したりもしました。でも結局家にいるより冷房の効いているクラブは快適ですし、シャワーを浴びて大きなお風呂に浸かることができるのでさっぱりします。家にいるよりも却って安上がりかななんて思ったりしてしまいました。しかしながら家の周りを車で移動していると、エアコンを多用しますので、燃費が極端に落ちてきます。良いときの半分以下になってしまいますので、結局資源の無駄遣いをしていることは変わらないのかもしれません。長かった梅雨もようやく明けたようです。こうなると寝苦しい夜が悩みの種です。夏休みが終わってから本格的な夏がやってくるのもどんなものかと思いますが、まあ仕方無いでしょう。
8月3日(Mon):
会社で、使わなくなったPowerMacintosh8100/80AVを譲り受けたので、今まで使っていたLC630とリプレースして使うことにしました。LC630のHDDは容量が小さく、外付けのHDDにシステムを入れて起動していましたので、そのままHDDを付け替えれば今までの環境をほとんどそのまま移動することができます。ここはMacintoshのいいところです。DOS/VだとブートディスクはフロッピーディスクかCドライブと決まっていて、外付けのHDDやMOにシステムファイルを入れてもそこから起動することはできません。Macintoshの場合はそれがCD-ROMであろうが、MOであろうが、フロッピーであろうがシステムファイルがあればそこから起動させることが可能です。従って、一つのハードの中に違うバージョンのシステムをインストールして、時と場合によって使い分けるなんてことも可能です。またMacintoshのメンテナンスをする場合、どのマシンでも起動するようなシステムを入れたHDDを作っておいて、それを接続することでどんなマシンでも自分の好みの設定で起動できるという利点もあります。ですから今回のマシンの変更も本来なら難しいことではないのですが、ただ一つ困るのはCPUがかつての68KからPowerPCに変わってしまったことです。ソフト的には動くものも多いのですが、実行速度から考えて、再インストールした方がよさそうです。
8月4日(Thu):
海老名の有馬中学でサッカーをする予定でした。昼過ぎから夕立ちがあって危ぶまれていたのですが、とにかく集まってからやるかどうか決めることにしました。しかし案の定グランドコンディションはよくなく、雨も断続的に降っていたので中止となりました。一旦家に帰って車で会場に向かっている途中で連絡を貰いました。そこから引き返すのもなんでしたので、そのまま海老名のスポーツクラブへ行きました。たまには違うところに行くのも楽しいものです。しかしそこのクラブはやっぱり駐車場がよくないです。他の施設と共通の駐車場であるからなおさらなのでしょうが、まず入るときに待たされます。自分はさほど待ちませんでしたが、自分の後ろには4、5台の車が並んでいました。またここは地下駐車場なのに一部機械式になっています。これが時間かかるんです。スポーツクラブを利用すると3時間の無料券が貰えます。しかしぎりぎりに出ようと思ってはいけません。駐車場から出るのに待たされるのです。機械式の駐車場から自分の車が出てくるのを順番に待たなくてはなりません。料金の精算は車に乗ってからしますので、そこで無駄な時間を喰うことになります。駐車場の利用者が多くなって来たそうですが、車に乗る前に精算するとか、何か考えてくれないですかね。
8月5日(Wed):
柳屋小三治という落語家の書いた「ま・く・ら」という本を読んでいます。その名の通り、高座で話した噺の前振りや、その他にいくつかのエッセイを集めたものです。実は昔、中学生の頃、落語が好きでした。特に古典落語をよく聞いていました。その本題に入る前の話が枕といって、最近の世情の話とか身の回りのこととかを取り上げることが多いようです。テレビやラジオなど時間の限られた高座ではあまり長い枕はできませんが、独演会となるといったい枕が主役か本題が主役かわからなくなるくらい色々喋るそうです。そんな話を集めた本です。もう還暦を向かえようとする年齢になったそうですが、その好奇心はかなり旺盛で、単身英会話の勉強をしにアメリカに渡ったり、バイクに乗ったり、俳句を詠んだり、とても多趣味です。そんな話を読んでいると、実際の高座での楽しそうな様子が目に浮かびます。最近、レジュメや図表に頼るプレゼンテーションが増えてきたように思います。ともすると話す言葉をすべてOHPに書いて、それを見せながら説明する人もあります。噺家のように言葉だけで内容を伝える、そんな技は僕らも見習わなくてはならないのかもしれません。
8月6日(Thu):
下世話な話しで恐縮です。トイレの個室に入って、しまったと思うことはないですか?よくあるのが紙がないという事態。駅のトイレだと無いほうが当り前ですので、これは驚きません。いつもはあるはずのところにないと、あるいはあるのだけど残りがとても少ないと焦ります。また駅のトイレに入ったとき、ドアを締めようとして鍵が壊れていたこともありました。切羽詰まっていたのですが、まさか開けっぱなしにするわけにもいかないし、だからといってドアを内側から抑えるのもどうも不安です。その時は仕方が無いので他のボックスが空くのを待ちました。その時間がことさら長く感じましたっけ。中に入ってよくよくみると足場が汚く、足の踏み場もないこともあります。その程度ならアクロバティカルな姿勢を取って済ませてしまいますけどね。その点、会社のトイレは掃除もよくするし奇麗でいいです。しかし油断は禁物です。会社のトイレは洋式で蓋がついています。中に入っていざと思って蓋を開けると、前に利用された方の痕跡が残っていることがあります。他に入り直せばいいのでしょうが、自分が流し忘れたと思われるかも悔しいので、鼻をつまんで水を流します。あれもかなり悔しいです。トイレは奇麗に使いましょう。
8月7日(Fri):
購入した土地に建っていた古屋も取り壊され、ほとんど更地になりました。隣の家との境界も仕切られいよいよ引き渡しになります。土地代金の残金を更地になったところで支払うという契約になっていたので、この日会社の有給休暇を使って最後の決済に行ってきました。かように、家を建てると何かと休みを取らないとならないようです。売り主の不動産会社と我々と仲介の不動産会社が町田の某銀行に集まりました。売り主指定の銀行口座に代金を振り込むだけなのですが、その為の手続きに時間がかかることもあるとか。現に昨日同じ取り引きで3時間ほどかかったという話しでした。必要な書類に記入が終わると後は何もすることはありません。最初は色々な話で場を繋いでも、やがて話も尽きてしまうのだと言われていました。結局1時間ほどで無事に手続きが完了し、これで一切の事務手続きが終了したことになります。あとは抵当権の設定が終わった後に土地の権利書を受け取るだけです。4月に今回の土地に目を付けてから色々あってようやく終わったという感じです。もともと喫茶店で知り合った不動産屋さんとも商売抜きの関係に戻ります。それではまた珈琲屋さんで会いましょうと言って、お店を後にしました。
8月8日(Sat):
スポーツクラブのイベントでキャンプに行きました。場所は足柄丸太の森。東名高速大井松田インターにほど近いところにあります。集合はスポーツクラブ。私の車も含め4台の車に 分乗して現地に向かいます。しかしお盆ラッシュを向かえた休日の朝ですから渋滞を覚悟しなければなりません。しかし裏街道専門の私の車は、道が詰まっていると見るや早速わき道にそれました。他の車はかなりガタイの大きな車でしたので一緒に走るのにはつらい道もあります。申し訳ないけど単独で走りました。相模川は戸沢橋で渡り、しかも橋の前の渋滞も脇道を使って進みました。その後小田原厚木道路の側道から中井に向かい、東名高速脇をすすんで小田急線新松田駅に。そこからビールの買い出しをして南足柄の街を抜けて現地に到着。厚木から小田厚を使って来たという他の車に遅れることなく、ほどよい時間で到着しました。渋滞らしきものには一切かからなかったのですが、よく考えて見ると実は海老名、中井、竹松とうちの会社の脇をただ通っていたのでした。こういうときには便利な会社(?)です。
8月9日(Sun):
丸太の森には山一体にハイキングコースやアスレチック設備を設け、その一角にキャンプ場を作ったところです。バンガローとテントがあってそこに泊まることになります。バンガローはまだしも、テントはすのこで足場を組んだ上に狭くて古いものを張っただけでした。4人用となっているテントでも大人4人ではちょっとつらいサイズです。風通しも悪く、中は蒸れそうで、アウトドアショップでよくみかける最新のテントとは大違いでした。たまたま僕は施設の会議室に雑魚寝していたのですが、それでもあまり快適に寝るとはいきませんでした。まあキャンプで贅沢言えるわけもありませんけれど。昨晩も遅くまで起きていましたが、朝は予定通り起床して朝食とお昼の料理をしました。総勢21人でしたから、料理でも片付けでもみんなで協力すればあっという間に終わります。子供の頃はたいてい働く人とさぼる人とがいたものですが、そこはさすがでした。キャンプ場をチェックアウトした後、ハイキングコースに設定してあるオリエンテーリングコースを歩きました。アップダウンのあるコースを歩くことは最近ないのですが、さすがに普段から体力を付けている人達だけあって息も切らせずこなしてしまいました。お昼過ぎに現地を出発し、大した渋滞にも合わず、スポーツクラブに帰って来たのが3時頃。まだ入館できたので、お風呂でも浸かろうかと中に入りました。でもいつもの癖で、何故かしっかりトレーニングもしてしまいました。家に帰ってからさすがに疲れは隠せず、バタンキューと寝てしまいましたけれど。
8月10日(Mon):
運動は好きですが、長距離物はあまり好きではありません。長い時間緊張を持続するのが苦手なのです。ですから、水泳でも陸上でも得意不得意に拘わらず短距離の方を好んできました。10月に山梨でロードレース大会があるそうです。今まであまり興味を持っていませんでしたが、日本全国あちこちで一年中大会が開かれているそうですね。スポーツクラブの仲間からそんな話しを聞いても、今まではあっそうと思っていたのですが、今回は参加賞がいいという話しに興味を持ってしまいました。お弁当からテレホンカードにブドウまで貰えるとか。距離も5kmからあり、初心者でも参加しやすそうです。別にわざわざ参加賞が欲しくて参加費を払うのもなにかなと思わないでもないですが、みんなで参加しようと言うことになって、エントリーすることにしました。初めてのことに挑戦する緊張感はなかなかいいものですね。毎日の日常に刺激を与えてくれます。当日は山梨県の勝沼に朝9時半までに集合するそうです。早朝車で出れば間に合うでしょう。午前中にレースは終わりますから、その後ブドウ狩りして、温泉に浸かって、楽しそうだねと話しは尽きません。しかし案の定、もう話しはレース以外の方に興味が移っています。少しは走る練習もしないとね。
8月11日(Thu):
このお盆の最中になってようやくサッカーをすることができました。場所は例によって海老名の中学校の校庭です。しかしさすがに夏休み中の人も多く、人数が揃わないので試合ではなく練習です。ところで、急激な運動は体に悪いばかりでなく、運動効率の面でもよくありません。ですからまだ日中の暑さが残るグランドの周りのランニングから始めました。体をほぐすつもりでゆっくりと、時間にして5分位でしょうか。それだけ走っただけでも心拍数も上がり、さっそく汗が出ました。一旦体が暖まるとあとは思いきり動くだけです。久しぶりのボールの感触を楽しみながら、グランドを走りました。しかしさすがに暑い。汗はどんどんTシャツを濡らし始めます。ウォーミングアップをしっかりやると疲れも少ないものです。普段から体力だけは付けていますので、途中みなさんが休憩を入れている時間も一人ボールを蹴っていました。新陳代謝もいいのでしょう、そうこうしているうちにもあとからあとから汗が出てきます。結局ほぼ2時間の練習が終わった後Tシャツを絞ってみると、濡れた雑巾を絞ったようでした。でもこれだけの汗をかくと気持ちいいですねえ。解放感のある屋外のスポーツはことさら気持ちいいです。ただし中学校でサッカーをすると、シャワーが無いのが最大の欠点です。体の汗をタオルで拭い、とりあえず着替えますが、すぐに帰りの車のシートまで濡れてしまうのですよね。
8月12日(Wed):
8月22日から小田急線の時刻表が改定されます。大きな変化では相模大野と秦野にロマンスカーの一部が停車することが挙げられるでしょうか。それ以外にも細かい変更があって、時刻表は大きく変わります。小田急では冊子になった時刻表を発売しています。それを見ると詳しい運行時間がわかり、例えば新宿で待ち合わせの時間に間に合うためにはどの電車に乗ればいいのかということがすぐにわかります。とても重宝しているので今回も買ってきました。まず確認するのは朝通勤で乗っている電車です。時間の変更も気になりますが、本厚木での乗り継ぎもチェックしなくてはいけません。今乗っている電車は本厚木止りで、そこから本厚木始発の小田原行きに乗り換えています。しかし同じ時間に本厚木行きはあるものの、そこから先の電車がなくなったようです。後から来る各駅停車の小田原行きに乗ることになるので、結局今より4分あとに小田急相模原に行けばいいようです。でもその電車は新宿発の小田原行きなのです。急行電車よりはましですが、混んでいることが予想されます。それなら先の本厚木行きに座って乗って行った方がいいかもしれないな。しばらく様子を見ることにしましょう。
8月13日(Thu):
建物に使う部材を選ぶために設計事務所に行きました。まあ手っ取り早く言えばかみさんの会社なのですけど。もうお盆の帰省ラッシュも始まっているし、都内の交通量も少ないだろうと思って車で向かうことにしました。会社の場所は市ヶ谷です。いつもは都内に車で行く時は246号線あるいは東名高速を使うのですが、たまには中央高速から首都高4号線を通ることにしました。中央高速は多摩川を渡る稲城大橋から入ると簡単です。町田から鶴川を通って橋を目ざしました。中央高速は八王子から高井戸までの区間は統一料金なので、稲城大橋から乗ると橋の通行料と合わせて一律800円取られます。高井戸から先は首都高ですから別途700円がかかります。こう考えると、ある程度の距離を乗れば高速も安いと思いますが、ほんの少しの距離だと結構高いですね。しかもこの日は思ったより混んでいて、高井戸から神宮まで渋滞のなか20分くらいかかってしまいました。帰りは反省をして、素直に渋谷に向かいました。青山通りが空いていたので首都高を使わずにそのまま下を通って用賀まで行き、そこから東名に入って横浜町田インターまで乗りました。こちらは滞りなく来ることができました。やっぱり道は慎重に選んだ方がよいようです。
8月14日(Fri):
今、ある家具を探しています。新しく家を作ったらそこに置きたいと思っているものです。それはよく図書館にある、雑誌を置くための書棚です。一番手前に最新号が表紙が見える様に置けて、その裏にバックナンバーを入れるタイプのヤツです。雑誌は適当に置いておくとどこに行ったか分からなくなったり、古い号がいつまでも残っていたりします。それを簡単に整理し、いつでも見易いようにしたいと思ったわけです。家具屋さんに行って聞いてみると、意外にそのタイプのものは家庭用に作られていないとのこと。業務用のカタログを探すと確かにいくつかあるようです。東急ハンズでも聞いてみたのですが、以前置いてあったが今はカタログもないと言われてしまいました。他の普通の書棚なら幾つかラインアップされていました。見るとさすがに業務用です、値段が高い。ちょっとしたものでも20万程しています。耐久性とか見えないところまできちんと作り込んでいるとか、値段なりの価値はあると思いますが、やっぱり家庭用には不釣り合いなのでしょうか。でもあきらめません。建物完成までまだまだ日がありますから、のんびり探して行きます。
8月15日(Sat):
大学のサークルの同期が集まって高田馬場で飲みました。場所は学生の頃よく使った居酒屋です。お盆の時期だったのですが都合が合わない人も多く、結局12人の参加でした。お店の方も客が少なかったようで、時間を気にせずにゆっくりしていいよということでした。お言葉に甘えて結局5時間も長居させてもらっちゃいました。大学の同期にはなかなかこういう機会が無いと会えないものです。遠くは山形や神戸から駆けつけてきた人もいました。われわれも大学を卒業してもうじき10年になろうとしています。二人目の子供が生まれた者、再婚して子供が生まれた者、もうじき一人目が生まれる者、また僕らのように結婚してもまだ共働きで、家を買ってローンに苦しんでいる者、新婚ほやほやの者。みんなそれぞれに人生の道を歩んでいるようです。もちろん、まだ独身生活を謳歌している者も少なからずいましたけれど。昔の話しから始まってそれぞれの近況や出席できなかった人の話しで盛り上がり、知らず知らずのうちに時間が経ってしまいました。でも学生の頃はこんな静かな飲み会はなかったですよ。出て来た料理はあっという間に片付け、酒はあとからあとからどんどん追加。大抵つぶれるものが誰かしらいて、自分もふらふらしながら帰ったことがちょいちょいでした。見た目はみんなまだ若く、20代だと言ってもわからないかなと思いますが、酒の飲み方だけはようやく大人になったようです。
8月16日(Sun):
パソコンが欲しいと相談されるとまずMacintoshを勧めまています。またうちに遊びに来ることがあればその楽しさを充分に教えてあげます。人によっては会社と同じパソコンがいいとか、仕事で使うからとかWindowsマシンを選択する場合もありますが、Macintoshが気に入ったと見るや、買うのを勧めてその後のフォローまでかって出ます。今はMacintoshのOSのバージョンアップが多くて色々なシステムが混在しています。必ずしも最新の物を使う必要もないですから、初心者にとってはよく分からないことも多いでしょう。ですから知っている範囲でそういう部分のアドバイスができて、せっかく買ったMacintoshを有効に使えるようになって貰えれば楽しいですものね。この日もそんな一人の友達の家に遊びに行きました。パソコンについてはほとんど初心者だったのですが、この1年ちょっとで一通りの使い方をマスターできました。簡単なことならメールなり電話なりで助言できますが、細かいソフトのバージョンアップや原因の分からない不具合があると不安なので、たまに様子を見に行っています。パソコンだから壊れることはあるし、その時のために心構えと大切なデータのバックアップはしておいたほうがいいよと言いましたが、やっぱりどうも心配なようです。これだけ家庭に浸透してきているパソコンです。冷蔵庫や洗濯機のようにとは言いませんが、もう少し耐久性が上がれば安心して人に自信を持って勧められるのですけどね。
8月17日(Mon):
建物を作る資金は住宅金融公庫から借りるつもりです。いわゆる公的融資というやつで、借りるためには家の構造や使う材料を始め、仕様として定められている条件を満たしていなければなりません。逆にそれはお上のお墨付が貰えるということでもあるので、一般のハウスメーカーでも公庫仕様というのを一つの基準にしているようです。ただし、公庫は借りるための手続きがいろいろとたいへんです。融資の申込は年に4回あるのですが、この日から今年の第2回目の申込みが開始しました。早速かみさんが申込窓口となる銀行に行きました。申込用紙は事前に入手していたので、記入はすべて前日終わらせました。しかし事はなかなか順調にはいきませんでした。何箇所か不備があることを指摘され、その中には私の自筆が必要なところもありました。そうちょいちょい平日銀行へ行けませんから、仕方がないので後半休を取って駆けつけました。そして再度窓口に書類を提出してようやく受理して貰いました。一般の建て売り住宅や建築条件付の建物だと、ここらあたりは売り主の不動産屋が手伝ってくれるのでしょうが、われわれはそれを自分たちでやって行かねばなりません。土地だけを購入してその上に好きな建物を作るというのは色々好き勝手もできますが、その分面倒なことも多いことを思い知らされています。いつも知らない事ばかりでいつも綱渡りの気分です。本当に苦労するのはこれからだと思うのですが、もうすでに疲れぎみです。
8月18日(Thu):
マクドナルドの企画物、レタペパバーガーを食べに行こうという話しになりました。夜の11時まで開いている店があるということで、5人で向かいました。店に入って注文を考えていると、なにやら不穏な雰囲気が。よくよく聞くと、材料が切れてレタペパバーガーが作れないそうです。なんてこった。それを目的に来たのに。とは言え今さら帰る気にもなれずに、他の注文を考えていました。1個100円ということで来たのだから、今さら他の物を選んでもどうも高く感じてしまいますよね。そうこう決めかねているうちに、切れていた材料が届いたと言われました。表面に胡麻をまぶしてあるパンがなくなってその配達を待っていたそうなのです。作る時間を持っていただければというので、もちろん待つことにしました。そんな訳でぎりぎりで目的のレタペパを食べることができました。まあ取り立てて美味しいとか珍しいとかいうこともないですが、とにかく安いからお得です。ハンバーガー類に使うパンにも種類があって、胡麻が振ってあるもの、ないもの。ビッグマック用の背が高いものなどがあるそうです。胡麻はなくてもいいからとにかく100円のハンバーガーを作ってくれ、そんな注文を聞き入れてくれるような柔軟性は持ち合わせていないでしょう。マニュアルに従った接客は見ていて安心ですが、そういうところが欠点と言えるでしょうか。
8月19日(Wed):
わが家のゴルフはリアのハッチゲートの下端からバンパーの辺りにかけていつも汚れています。まるでよだれを垂らしているように見えなくもありません。ディーラーに聞いてみたところ、ゴルフには船便で運ぶときの塗装の保護(だったと思います)の為にホットワックスというのを塗布してあるのですが、その内ボディーの内側に取れないで残っていたものが溶け出してしまうのだそうです。ワックスですから簡単にこすった程度では落ちません。しかし手でさわるとべとっとするのです。荷物を積もうとしてハッチを開けて、さあ閉めようと思って触りどころを間違うとひどいことになります。最近はいいかげん気を付けるようになりましたが困ったものです。特にここ最近のように暑さが続くとまた一段とワックスが溶け出してきます。一体どのくらいの量が残っているのでしょう。いつも洗車はガソリンスタンドの全自動洗車機に頼っていますが、その程度ではぜんぜん落ちてくれません。一度手洗いで徹底的に落とさないといつまでたっても汚いままになりそうです。道を歩いていて、同じ頃作られたと思われるゴルフを見かけました。やっぱりリアバンパーの上側が汚れていました。みなさん同じ苦労をしているんだろうなとちょっと安心しました。
8月20日(Thu):
夏風邪はつらそうです。かみさんが火曜日頃から喉が痛いと訴えていましたが、とうとう38度弱の熱が出て寝込んでしまいました。昨日から勤めも休んでいるのですが、あいにく行き付けの医者が休みの日で、我慢してただ寝ているだけでした。僕の方は今のところ風邪をひきそうな気配もないものですから、どこから貰ってきた風邪なのでしょうね。しかしこの時期に熱を出すとは困ったものです。暑い部屋の中で寒い寒いといいますから。こちらは暑くて冷房を入れたいのですがそうも行きません。寝るまでは一人だけ涼むこともできますが、寝るときは熱くほてったかみさんの横で寝ることになります。朝になると汗をびっしょりかいていました。かみさんの風邪は喉がひどく痛いようで、いつもは風邪をひいても食欲だけはあるのですが、さすがに今回は喉を通すのがつらいらしくご飯もあまり食べません。唯でさえ夏バテしそうなこの時期、体力が落ちなければいいのですが。しかし今日は医者に行ってようやく薬を貰ってきました。さすがに効き目があって、熱も下がって気分もいいようです。今日は部屋が熱く感じるんですって。よかった、今日は涼しい部屋で眠れる。でもそもそも冷房を効かせすぎた部屋で寝るのが風邪をひく原因になったのかもしれないな。気を付けないとね。
8月21日(Fri):
タイミングが悪いという時はあるものです。会社の帰り、普段なら5時30分の電車に間に合うバスに乗りました。その電車にどうしても乗りたかったので、バスの出口近くに座り、すぐに飛び出せるように準備していました。しかしこの日に限ってバスが遅い。道が混んでいたというより、信号を通過するタイミングが悪く、バスが駅に到着すると同時に電車は出発してしまいました。仕方がないので、次の電車まで本屋で時間をつぶすことにしました。しかしたまたま手に取った雑誌に興味をそそられて、しばらく立ち読みした後結局買ってしまいました。その後すぐに駅に戻りましたが、すでに次の電車は出た後でした。それならと思って、お腹が空いていたので次の電車の時間までマクドナルドで100円バーガーを食べることに。ハンバーガー一つ食べるのにさほど時間はかかりません。しかしカウンターに行くと、思わずハンバーガーに飲み物とポテトも付けちゃいまいした。セット物は飲み物とポテトのサイズが大きいので、小さいサイズのを単品で頼みました。でもよく見るとほとんど値段は変わらないではないですか。なんてこった。小心者なので変更してくれとも言えず、そのまま食べて店を出ました。するとその次の電車も今しがた出た後でした。あらら仕方がない次の電車でと思って時刻表をみると、なんと15分も電車が来ないではないですか。いい加減時間をつぶすところもありません。結局ホームに降りて、ぼーっと電車を待つ羽目に。結局乗った電車は6時9分でした。
8月22日(Sat):
夏の風物詩、高校野球甲子園大会も決勝を迎えました。そもそも高校野球には面白く思っていない面があって、それはどうして野球だけが特別扱いされるのかというところです。言ってみればインターハイと同じですよね。地方予選を勝ち上がってきた高校生の全国大会。他の競技でも同じように地方大会、関東大会などを勝ち上がって全国大会に進むのです。どうして野球は別扱いでいつも同じ会場でやるのか、どうして国営テレビ放送が全試合を生中継するのか、そしてどうしてマスコミ、特に主催新聞社の扱いが大きいのかということです。最近はサッカーやラグビーなども注目されるようになりましたが、やっぱりまだまだ扱いは小さい。同じ高校スポーツ少年だったころから、どうも野球には妬みを持っていました。ということは別にして、今回の大会は面白かったです。毎日のように延長戦や大逆転劇が繰り広げられ、選手達の笑顔や涙が心に響きました。優勝した横浜高校のエース松坂君もすごかったですが、他の選手それぞれにドラマがあるんだと思うとのめり込んで見てしまう気持ちもわかります。しかし、やっぱりそれは野球だけではないはずなんですけどね。サッカーだって、陸上だって、水泳だってみんなそれぞれ頑張っているはずでしょ、ね。
8月23日(Sun):
今、花火をやるとしたらどこでやりますか?大き目の打ち上げ花火を含む花火セットを貰った友達がいて、それをいっしょにやろうということで家の近所を探しました。しかし意外と花火に適した場所ってないものです。公園がまず頭に浮かびましたが、大抵の公園は火気厳禁という注意書きがあります。見張っている人などいないでしょうが、近隣の方に迷惑をかけるわけにはいきませんからできません。月極駐車場のような場所も同様にできないですよね。自分の家の前とかならまだ大丈夫かもしれませんが、手持ちの花火ならまだしも打ち上げ物まではできないでしょう。もし本格的に遊ぶとしたら相模川の河原にでも行ってやるしかないようです。そう考えると今の都会の子供達って満足に花火で遊ぶ場所もないのかもしれませんよね。昔は夏と言えばどこかで花火をやって遊んでいた様な気がするのですが、最近そういう光景を目にしません。逆に昔より大きくて派手な花火大会があちこちで開催されますから、そちらを見物に行く方が手っ取り早いのでしょうか。手に持った花火の明かりをぼーっと見つめながら煙りにむせぶのもいいものです。最近売っている線香花火も、気のせいか粘りが少なくなったような気がするのは自分だけでしょうか。
8月24日(Mon):
小田急線はこの日から新しい平日ダイヤでの運行になります。時刻表で時間は調べてありますので、乗る時間や到着時間の心配をすることはありません。でも分からないのは電車の混雑状況です。とりあえず、以前乗っていた電車と同じ時間に出る本厚木行の各駅停車に乗ってみました。発車時間は変わらないのですが、いままでより長い10両編成で来ましたので空いていました。これなら余裕を持って座って本厚木まで行くことができます。今までは本厚木からは始発の各駅停車の小田原行に乗っていましたが、今日からは後から来る新宿発各駅停車小田原行に乗ることになります。その電車が来るまでの時間は4分。人の多いホームで電車を待つのはあまりいい気分ではありません。各駅停車の小田原行はもちろん小田急相模原にも止まるのですが、予想通りなかなかの混み具合です。どこから乗ってくるのか分かりませんが、いつも席に座って漫画を読んでいるおじさんも手持ちぶさたで立っていました。以前なら運がよければ座れそうでしたが、おそらく小田急相模原から乗ったとしてもこの電車では無理そうです。吊革につかまってゆられながら秦野まで行くことになります。今はまだ高校が始まっていないのでさほど学生が乗っていません。9月になると今よりもっと人が増えるでしょう。今まではあまり混んでいない時間帯だったのに、今日より電車が混むのはちょっと勘弁して欲しいなあと思います。
8月25日(Tue):
最近の高校生は地べたに座ることに抵抗が無いようで、駅や街で数人でべたっと座っている光景に出くわします。おそらく一人ではそんなことしないのでしょうが、仲間と一緒だと平気なんでしょうね。短いスカートをはいた女の子までパンツが見えそうな格好で平気で座っています。ところで、まだ学校の新学期は始まっていないのでしょうが、朝から大勢の高校生が電車に乗っていることがあります。大きな鞄を持っていますから、おそらくクラブの試合か練習なのでしょう。彼等も時に電車の中でべたっと座っていますね。ドアに背をもたれたりなんかして。乗るときになんか空いているなと思って入ると、実はそんな若者が座っていてただ空いているように見えただけなんてこともあります。座っているとただでさえ場所を取るのに、大きな鞄も近くに放り出してありますから余計に邪魔なんです。一人や二人ならまだしも、集団であちこち座っているともうどうしようもありません。座ってなにしているかというと、漫画を読んでいたりただ寝ていたりしています。彼等はそんなに足腰が弱っているのでしょうか。わずかな時間も立っていられないような貧弱な根性しか持ち合わせていないのでしょうか。練習がきつくてこういうときに体力を使いたくないのかな。体だけは人一倍大きいのに中味はなよなよしているようで、見ていて情けないと思ってしまうのは、おじさんのたわ言なのかな。
8月26日(Wed):
ラーメンのスープには豚骨を使うことが多いですが、牛骨を使うところもあるようです。その名もラーメン闘牛という店が家の近くにあります。前々から気になってはいたのですが、この日始めて入ってみました。闘牛ラーメンというのがその牛骨スープだそうで、ベースは醤油味です。僕がそれを、かみさんが普通の豚骨ベースの醤油ラーメンを頼みました。見た目はどちらも変わりません。しかしスープから漂ってくる香りで違いははっきり分かります。牛骨スープは言ってみれば牛のテールスープみたいな感じです。それを醤油味にして麺を入れたもの。ビーフ味のスープが好みならば違和感はないかもしれません。上に乗っているのはチャーシューではなく、これまた牛肉を柔らかく煮たもの。とても柔らかくて、それだけをおかずにして食べてもいいかもしれません。一方かみさんの豚骨ベースのラーメンはいたって普通。上に乗っているのも豚肉のチャーシューです。但し麺は同じものを使っているようでした。麺もちょと弾力のある、独特な舌触りのする麺でした。食べ終わった感想は、ちょっとしつこいかなというもの。僕の好みとしては普通の豚骨ベースの方がよかったと思います。話しの種に一度は行ってみようと思っていましたが、一度で十分かな。
8月27日(Thu):
神宮の明治記念館で行われている某メーカーの技術展に出張してきました。聞きたい講演は午後からだったので、午前中はいつものように出社しました。普段は着ないスーツにネクタイ姿で会社に行くのは実に久しぶりです。しかも季節は夏。夏用のスーツなど持っていませんから、一張羅の3シーズンのスーツを着て行きました。上着には袖を通したくないのですが、ビジネスマンのマナーとしては上下が揃って一人前ですので一応手に持って行きました。もちろんちゃんとワイシャツも長そでにしました。昼前に会社を出て、電車に長いことゆられて会場へ。明治記念館は信濃町の駅から歩いて5分ほど。よく手入れの行き届いた庭に面した喫茶室は、その昔小泉今日子のドラマの撮影で使ったんだよなぁなんて思いながら会場に入りました。結婚式で有名な場所で技術の話しを聞くのはどうも場違いなような気がしましたが、綺麗な会場で気持ちよかったです。一通り講演を聞いて、展示を見て、会場を後にしました。帰りはかみさんと待ち合わせをして新宿の高島屋へ。ここには今週末発売予定の新しいMacintoshの「iMac」が展示してあるのです。その実物を見ながらそのまま食事をして帰ってきました。ネクタイを長時間締め、革靴で長時間歩き、いつもより長い時間電車に乗り、帰ってきた時にはすっかり疲れていました。
8月28日(Fri):
台風と前線の影響で東日本中心に大雨が降りました。ここ神奈川でも集中的な雨が降ったようで、川の水位が上がりとうとう小田急線も秦野-新松田間で運転を見合わせる事態となりました。朝、電車に乗ったらそういう旨のアナウンスがありました。下りの小田原行はすべて秦野までの折り返し運転となるとか。まあもともと秦野で降りるので自分には問題はなさそうです。いつものように本厚木でいつもなら小田原行の電車を待っていました。しかしこの緊急事態にもかかわらず、回送の下りロマンスカーが目の前を通過しています。おそらくいつもなら小田原まで行って上りの電車になるのでしょう。しかし今日は明らかに無理です。空の電車が走ってもただの無駄です。変だなと思いながら、行き先表示板が秦野行き変更された電車に乗りました。秦野の駅は一応折り返し運転ができるような構造になっています。しかし非常事態ですから乗務員の人も大変です。きっと秦野の駅についたらすぐに持ち場を交代して上り方面に発車していくのでしょう。それでも電車が詰まり気味になるのは仕方が無いところ。しかし、自分が乗った電車が秦野の駅手前で停車したとき、目の前にいたのは先程の通過していった空のロマンスカーです。それが折り返して行くまでホームには入れそうにありません。いつもはバスの時間まで10分程度余裕のある電車なのですが、こんなことでとうとうそのバスには乗れませんでした。自然災害だから文句は言えませんが、この空のロマンスカーが目の前にいることは避けられたのではないでしょうか。ちょっとした判断の遅れだったんでしょうが。
8月29日(Sat):
新製品を二つ見てきました。一つはこの日いよいよ発売となったiMacです。Appleが今年自信をもって発売する、とても前評判の高かった機種です。発売前からいろいろ噂が飛び交いましたが、結局全国でおよそ100店舗でしか販売しないとか。家の近くでは町田のMac駅という店で販売します。販売開始となる午後3時過ぎに店に行きました。案の定店はいつになく賑わっています。知り合いの店員さんに聞くと、いままで発売記念のイベントをやってもっと混雑していたそうです。店に入荷したのは100台程度だったようですが、それこそ飛ぶように売れていました。実際に展示もしていて触ることもできました。とてもデザインに特徴があるコンピュータなのですが、それだけではなく中味もかなり高性能でありますから、Macファンなら誰しも欲しくなってしまうところでしょう。かくいう自分もその一人です。なんだかんだ言って衝動買いしてしまわなかったことが信じられません。後ろ髪を引かれる思いをしながら店を後にしました。そのまま車のディーラーへ。新型のゴルフが発表されているので、その実車の試乗をさせて貰いに行きました。カタログや展示してある車を見たところ、エンジンの変更もさることながら、細かいところの細工がとても増えているように感じました。なにしろ後席用のカップホルダーまで用意してあるのですよ。いい意味でゴルフには硬派なところがあったように思うのですが、それが妙に俗化してしまったようでちょっと残念でした。試乗車だったのは一番廉価版のグレードです。とは言ってもエンジンは主力シリーズと変わりません。乗り込むとやっぱり現行のものとは違った雰囲気を感じました。各操作系も軽く、やっぱりここでも日本車に似てきたという感想でした。車の買い換えはしばらく考えていませんが、この車なら今のままで充分だと思ってしまいました。
8月30日(Sun):
ナムコのテーマパークなんじゃタウンという所に行きました。場所は池袋のサンシャインシティの中です。夏休み最後の日曜日だし、外は台風と前線の影響による雨が降っているので混雑するのは承知の上でした。思ったより中は広く、またいくつかの趣きの違ったテーマの街に分かれてはいるのですが、予想通り人が多く、まっすぐ歩くのも難儀するほどでした。中にはいくつかのアトラクションがあって、さすがに動きの派手な乗り物はありませんが、お決まりのシューティングゲームやお化け屋敷が人気を集めていました。中でも面白いと思ったのは一つの街の中でヒントを探しながら謎解きをするというもので、ヒントを聞くためのアイテムを持って街の中を歩き回ります。謎を解いて答えを報告するまでに40分という制限時間が設けてあり、僕らがやったところ30分程かかりました。お決まりの道筋を辿るだけではないので、なかなか面白いアイデアだと思いました。もう一つ面白かったのはシューティングゲームの一つです。二人一組となって戦闘機を模した装置に乗り込みます。ヘッドマウントディスプレイを装着してその画面を見ながら敵機を打ち落とすのですが、実はゲームそのものはありふれたものです。しかし面白いのはそこからでした。一度に20組位がゲームを行うのですが、終わってから別の部屋に集められ、今ゲームをしていた様子を撮影していたビデオを見るのです。そんなことは聞いていませんでしたから、見られていることなんか意識せず、ただひたすら必死に操作している様子が可笑しいやら情けないやらで、なかなか楽しませて貰いました。すべてのアトラクションに乗れるパスポート券が入園料込みで3900円。空いていればお勧めではないでしょうか。
8月31日(Mon):
台風と前線の影響で東海から東北にかけての東日本で降ったまとまった雨も、ようやくおさまったようです。特に福島などでは河川の氾濫や地滑りなどによる被害の爪痕が大きく残ったようです。ここ神奈川でも小田急線がストップするなどの影響がありました。毎日相模川を渡って通勤してきますが、見ていると大雨の降った後の水位はいつも増えています。そして今回の水位ははんぱじゃありませんでした。いつもは広い河川敷があってバーベキューをやったりできるのですが、今回はそんな中州や河原がすべて水の中に埋もれてしまいました。乗り捨てられた車や、鮎釣りの人が立てたと思われる簡易テントなどもあったのですが、撤去が遅れていたら流されてしまったでしょう。川の一番端の最後の堤防の下まで水が上がってきていましたから。電車から眺めただけですが、自然の力の恐ろしさを感じました。よく雨降って地固まると言いますが、雨が降ると色々なことが起きます。更地になったわが家の土地ですが、先日かみさんが汚水升の位置を確認に行ったところ、別な場所に変な穴があったとか。売り主に確認したところ、昔作った汚水升でもう使っていなかったものだったそうです。古屋の立て壊しで駐車スペースの下から出てきたのだけど、使わないと思って埋めたはずが、この雨のせいで土が流れて露出してしまったということでした。また埋め戻してくれることになりましたが、雨がなければ知らないままだったかもしれません。

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