1998年3月の戯れ言


1998年

3月1日(Sun):
今週は図らずも夕食を外食で、しかもラーメンで済ませる事が多かったような気がします。水曜日は相模原の「村田屋」。木曜日は八王子の「万豚記」。金曜日は屋台ラーメンの「ルート246」。そして今日は青葉台の「御天」です。間の土曜日はかろうじて餃子の「萬金」に行きました。こう挙げてみるととんこつラーメンが多いですね。屋台ラーメン以外は全部とんこつです。冬場はテレビでもラーメン特集をやることが多く、それを見るとついつい食べたくなってしまうのでこう多くなってしまうのかもしれません。毎日食べるのもなんだかなと思いますが、手軽に早く食べられるものとしてもラーメンはいいですから仕方がありません。今日行った「御天」は今までにも色んな人を連れて行っています。ちょっとしょっぱいけど、こってりしたとんこつスープではどこにも負けない店です。そこのメニューにトムヤムクンラーメンというのがあります。世界3大スープのトムヤムクンがとんこつスープと合体したそうです。今だ味わった事がないのですが、誰かに食べさせて味見をしてみたいんですよ。誰か挑戦してみようという方、お連れしますのでぜひお知 らせください。
3月2日(Mon):
珍しく夜8時過ぎから家にいて、何気なくテレビ番組を見ていました。長野オリンピックで聴覚障害のハンデを乗り越えてテストジャンパーとして登用された高橋竜二君の特集番組でした。テレビ局は小学生の頃から彼を追い掛けていたんですね。ある時は親父さんと、またある時にはコーチと黙々と練習をこなしてきた様子から映像に残っていました。聴覚障害を持つ人はバランス感覚に難がある事が多いそうです。そのハンディを乗り越えてめきめきと腕を上げ、オリンピック直前の競技会であのオリンピック代表の岡部選手をかわして初優勝を遂げました。その成績からオリンピックのテストジャンパーに採用されたのです。高校卒業後は親父さんの手に職をという薦めもあって、今も歯科技工士として働いています。しかしジャンプへの思いは断ち切れる事なく、高校卒業の時に担任の先生に俺は長野オリンピックに出るんだと決意を語っていたそうです。記録に残らない、また名前を呼ばれることもないジャンプでしたが、あの船木や原田が飛んだラージヒルのジャンプ台から、テストジャンプとはいえ131mのジャンプを見せていました。本人の嬉しそうな笑顔を見 ていたら、最近歳のせいか涙もろくなっている私は、思わず目頭が熱くなっていることに気付きました。
3月3日(Tue):
経費削減の影響からか、はたまた環境問題に留意してか、会社のバスは発車待ちの間のアイドリングをやめるように総務部から指示があったそうです。まだ時々ある寒い朝も発車時間までヒーターも付けられずに我慢しなくてはなりません。仕方がないとは思いますが、真冬の時期とか真夏の時とか結構つらいんじゃないかと思います。世間では大型トラックなんかで道端や駐車場で仮眠をとるのに、エンジンを付けっぱなしにする人がいるそうです。本人にとっては付けないといられないのでしょうが、例えば住宅地の真ん中でそれをやられると周囲に排気ガスや騒音を巻き散らすことになりますから、やっぱり色々な意味で迷惑なんでしょう。徹底してアイドリングを止める人は信号待ちでもエンジンを止めるとか。大渋滞ならまだしもそこまで見習うことはまだ僕にはできそうにありません。エンジンを切ったバスの中はとても静かです。車内を歩く靴音が大きく響くほどです。本当は居眠りしたいのですが、あれだけ静かだとかえって眠りにくいのは不思議です。
3月4日(Wed):
電車やバスの中で携帯電話を使わないようにというアナウンスが流れることが多くなりました。その理由は周りのお客様に迷惑がかかるからだということです。話し声が知らずのうちに大きくなったり、はたまた呼びだし音が耳障りだったりすることが迷惑なんでしょうね。帰りのバスでのことです。携帯電話の呼び鈴らしき音がなりました。しかし誰も反応しません。おかしいな、自分かな、でも音はならないようになっているし、例え鳴らしていたとしていても呼び出し音違うしなあ、と思っていたら。突然運転手さんがポーチから電話を取り出し話しを始めました。バスが動いていたのでどうしようもなく、信号待ちを見計らって取ったようです。電話では今仕事中で運転しているから掛けなおしてくれと伝えていました。そんなやり取りの内にも信号が変わりバスは走り始めました。運ちゃんは片手に電話を持って必死に自分の空き時間を伝えていますが、ギアもチェンジしなくてはならず、よろよろしながらバスは進みます。やはり、運転中の電話は危ないです。ちょっと恐怖を感じました。
3月5日(Thu):
大雪も今年3回目となると慣れたものです。いくら雪に弱い都心部でも1月のような混乱はないようでした。天気予報では夕方くらいから雪ということでしたが、それも場所によって差がありました。ですから、秦野の様に、雪があまり降らない地域で働いていると、実際家の方は今どうなっているのか心配になることがあります。そんなとき役に立つのがWeatherEyeという天気情報サイトです。今は天気予報もいろいろ独自に行われていて、細かい地域毎の天気予報もできたりします。またインターネットでも、各地の天気や気象衛星の画像を表示するような、工夫を凝らしたサイトがたくさんあります。その中でWeatherEyeが面白いのは、各地からのお天気リポートがあるところです。このサイトにアクセスしている人から、その地域の天気情報を書き込んで貰う仕組になっています。どこそこは雪が降り出したとか、まだだけどとても寒いとか、それこそ生の情報がいちはやく登録されます。天気予報はあくまでも予報で頻繁に更新されませんが、このお天気リポートは現状を知るのにとても役に立ちます。もちろん各地 の天気予報も見 られるようになっていますので、最近天気を知りたいときにはアクセスすることが多いです。
3月6日(Fri):
朝の社バスが時間待ちの間、暖房をつけていてくれることがあります。止めるように言われているのではと思いつつ、まだ朝方寒いときがありますから、環境に申し訳ないけどありがたく思います。ところで、大きなバスの車内を暖めるのに、どこに暖房の噴き出し口があるか知っていますか?おそらく運転席の近くのインパネにもあるんでしょうが、座席に座る我々にとってはあまり効果ありません。冷房の噴き出しは各席の頭上にありますから分かりやすいのですが、実は暖房はいくつかの座席の下にあるんですね。全部数えたことがあるわけではないですが、車内で2、3箇所しかないようです。この日のように冷たい雪の上を歩いてきたときは、その暖かい空気の噴き出し口の前に座ると気持ちよいです。僕はすぐに手足が冷えてしまうので、ことさら良い具合です。でも2台ある会社のバスで、その噴き出し口の位置が違うのですね。ですから座るときに気をつけて座らなくてはなりません。だからと言ってこれ見よがしに足元を確認するのも変ですけれど。
3月7日(Sat):
グランツーリスモというプレイステーションのゲームを買いました。世間の評判がよく、売れ行きも上々なゲームです。バイブレーション機能が付いた特別なコントローラーに対応していて、車の発進時や他車と接触した時に手に震えが来るようになっています。今までテレビゲームのレース物は、画面と音から状況を判断するしかなかったですから、この機能はなかなか画期的です。画像も奇麗だしかなりはまりそうです。ストーリーとしては市販の車を購入してレースに出場し、賞金を貰って車をチューンし、さらに上のクラスのレースに出るという、シミュレーションの要素があります。僕が最初に選んだ車はかつて乗っていたシビックです。最初の持ち金では中古車しか買えませんでしたが、それでレースに出場し、今あちこちのチューンナップをしているところです。大排気量のモンスターマシンも魅力ですが、このシビックでどこまでいけるかも試してみたいところです。
3月8日(Sun):
相模大野にあるビリヤード場に行きました。何年ぶりかで玉撞きをしました。昔ハスラー2という映画が流行った頃、巷にはプールバーなんていうものがあちこち出現し、トムクルーズ気取りでビリヤードをする人が増えました。学生だったその時分、自前のキューを持つ先輩の影響で手ほどきを受け、まあ結局映画の主役の様にはなれませんでしたが、時々仲間とビリヤード場に通ったものでした。時は流れ、久しぶりに訪れた相模大野のビリヤード場は、その当時行った所と似たような雰囲気がありました。一言で言えば汚いのですが、まるでタイムスリップでもしたような気がして懐かしかったです。実は、もし家を建てて広さに余裕があるなら、ビリヤード台を置くのが夢です。夜な夜な酒の入ったグラスを片手に独りポールニューマンになったつもりで玉を撞くのもいいものではないかなぁ。
3月9日(Mon):
F1の開幕戦があったので見るつもりでいました。しかし夕方から飲んでその後ビリヤードなんぞで遊んで帰ったからでしょうか、夜も早い頃から眠くなって11時前には寝てしまいました。でも今はインターネットでもNiftyでもその結果はいち早く手に入ります。レースは見ませんでしたが、その様子は朝方知ることができました。今年は大幅なレギュレーション変更がありました。特に注目しているのはタイヤで、いままでの表面がつるりとしたスリックタイヤから溝付きのタイヤにすることを義務付けています。タイヤと言えば、今まではグッドイヤーの絶対の牙城でした。しかし去年から参戦してきた和製ブリジストンはそれを突き崩しそうな勢いです。この注目の開幕戦、予選でポールポジションを獲得したのはそのブリジストンタイヤを履くマクラーレンのミカハッキネン。レースもマクラーレンチームの圧勝で終わりました。去年のチャンプはかろうじて5位入賞。いよいよ下剋上時代の始まりです。でもね、去年もマクラーレンは初戦は優勝したんですよね。
3月10日(Tue):
久しぶりにサッカーをしました。今年に入ってからは雨が降ったり、風邪をひいたり、はたまた人数が少なくて中止になったりしてなかなか参加することができませんでした。時々暖かい日が訪れるようになりましたが、この日はまだ冬の気温。上も下もいっぱい着込んでグランドに飛び出しました。ボールを追いかけながら広いグランドを駆け回るのは気持ちがいいものです。動いているうちに身体も暖まります。普段のトレーニングのおかげでスタミナも十分で、周囲の人達が疲れて足が止まった中、人一倍楽しみました。実はこの日、昨年秋に買った新しいシューズもようやく履くことができたのです。前のは穴があいて、親指が見えてしまっていました。でも今まではグランドがぬかるんでいて汚れそうだという理由で履かなかったのです。どうせいずれは汚れるんですけど、どうも自分にはそういうところがあります。昔中学生だった頃、自転車を買って貰いました。しかし真新しい自転車で水たまりを通過するのがいやで、自転車を担いで歩いて渡ったことがあります。やってることはその時から変わらないです。
3月11日(Wed):
朝目覚まし時計の音で起きると、Niftyの自動巡回をします。Macintoshの電源を入れて、ソフトを起動するだけです。後はだまって見ていればメールだのフォーラムなどの未読発言をダウンロードしてくれます。流れる文字を見ていても速くて読めませんから、その間再びうとうとしてしまいます。いつもその後シャワーを浴びるので、それならさっさと風呂場に行けばいいようなものですが、まだ時間があるからと思ってしまうのですね。最近はその時に布団に戻る癖がついてしまいました。どうせうとうとするならその方が快適ですから。すでに目覚まし時計は止めてしまっていますが、その30分後に寝室のテレビのスイッチが入るようにタイマーを設定しています。せめてその間だけと思うのです。しかし眠気が強いときはだめです。テレビがついても全然気付きません。しばらくたってはっと気が付いて大慌てすることが多くなりました。電車はいつもの時間に乗りたいですから、その後大騒ぎで用意を始めることになります。さて、その間かみさんは何をしているのでしょう。実はまったく目覚ましが効かないんです。あの耳障りな電子音がなろうとも、テレビが付 いて明るくなろうともまったく関係なく寝ています。なんと大胆な神経を持ち合わせているのでしょう。
3月12日(Thu):
このところ中学生によるナイフを使った殺傷事件が連日ニュースを賑わせています。事件その物は由々しき出来事です。しかしこの一連の事件の遠因として、マスコミの取り挙げ方にも問題はないのでしょうか。これは大問題だと騒げば騒ぐほど、自分もちょっと持ち歩いてみようかなと思う子供もいるのではないかと思うからです。別に身を守るためだったら高価なナイフではなく、カッターナイフでもボンナイフでもくり小刀でも千枚通しでもいいじゃないですか。まさか本当に人を刺すことを考えて持ち歩くわけではないでしょ?事件を起こしてしまった生徒も最初は脅しのつもりだったのではないですか。でもテレビでこれが問題のナイフですなんて見せるものだから、余計に煽っているのだと思います。少し前はイジメの問題から自殺する生徒が増えました。でもイジメは僕らが小学生だった頃からあります。ただあまり取り挙げられなかったからで、現場ではそれぞれに問題解決に苦労していたはずです。テレビの画面からやめましょうと言うよりも、報道の姿勢を見直したほうが良いと強く感じます。
3月13日(Fri):
うちの近くに遅くまで営業している中華料理店がありました。従業員が中国人らしく、ウエイトレスのお姉さんもカタコトの日本語しか話さない店でした。しかしその味は本格的で、どの料理を頼んでも美味しく、夕食が遅いおぜき家では重宝していた店でした。しかし、最近どうやら従業員が大幅に変わってしまったようなのです。ウエイトレスのお姉さんは、前は一見ぶっきらぼうだけど、実は親切だったのに、今は一見どころか本当にぶっきらぼうになりました。注文を取って、料理を運んで、お金を受け取る時までも何も話さないのです。では日本語に不自由しているかというとそうではなく、厨房のコックとは日本語で話しているのです。まあそれは我慢できます。しかし肝心の料理の味までも変わってしまったのです。メニューは以前と同じなのですが、すべてがしょっぱい。もともと全体的に薄味だったのに、今は前菜から麺のスープからチャーハンまでみんなしょっぱいのです。これはもう決定的ですね。好みを言って味を変えてもらうのも手でしょうが、こう何から何までしょっぱいとそうも行かないでしょう。ひじょーに残念です。
3月14日(Sat):
小田急相模原には大小さまざまな飲み屋がたくさんあります。それだけあっても経営は成り立っているようで、例えば駅前に深夜5時まで営業している居酒屋がありますが、それもそこそこ繁昌しているようです。そんな激戦区(?)にこの度やる気茶屋がオープンしました。スポーツクラブの仲間の宴会がそこであったのですが、できたての店は内装も綺麗で、とても気分がよろしいです。店員がまだ不馴れなのは御愛嬌というところですが、これから他の居酒屋共々サービス合戦なんてことになるとお客としては大歓迎です。メンバーの何人かは先週のオープン初日に来て気に入ったらしく、店長を名指しで呼びつけてサービスよろしくと抜け目なく頼んでいました。地元の店で飲むと帰りの心配をしなくて良いのが何よりです。1次会がお開きになってからいつもの喫茶店に寄っていたのですが、カラオケやってるから顔出しなよという呼び出しがかかりました。時間にしてもうじき12時になろうとする時間です。普段なら遠慮するところですが、遅くなっても歩いて帰れるので顔を出しました。カラオケ屋に行ったのは久しぶりでしたねえ。結局お開きは2時でした。
3月15日(Sun):
特に宣伝したことはないのですが、うちに遊びに来た人は、僕が小泉今日子のファンであることを何故かすぐに見破ります。廊下にポスターが貼ってあったり、本棚に関連ビデオが並んでいるだけなんですけどねぇ。昔はCM女王なんて呼ばれていた時期もあり、テレビへの露出度もかなりありました。結婚してからはマイペースで仕事をしているようですが、引退しなかったので一安心です。数年前まで女性誌のananで巻頭エッセイを書いている時は、恥ずかしながらそこだけ立ち読みしていた時期もありましたっけ。それが単行本化された時、まっ先に買ったことは言うまでもありません。家の風呂場にはシャンプーが2種類置いてあります。僕の好みで買っているものとかみさんのです。僕のセレクションは何となく昔から資生堂のスーパーマイルドシャンプーだったのですが、久しぶりに変えようかなと考えています。それというのも先日テレビで信じられない光景を見たからです。あの明石家さんまがスーパーマイルドシャンプーのボトルの形の着ぐるみを着て宣伝しているではないですか。なんてことだぁ...。
3月16日(Mon):
どうも会社のバスはよく壊れるようです。今も1台修理中だそうで、代車で借りて来たマクロバスを使って運行しています。朝僕が乗る時間は利用する人数が少ないので問題ありませんが、帰りは時間によってはマイクロバスの定員いっぱい、それこそ補助席まで使ってぎゅうぎゅう詰めで走ることがあります。狭い室内で冬場のかさばるコートを羽織り、ひどいときには傘なんぞを片手に持ち、小さいシートに縮こまって淀んだ空気の中にいることになります。わずか10分あまりのこととはいえ、これでは気分が悪くなります。別の事業所に通っていた頃は、ぎゅうぎゅう詰めのバスが苦痛でした。駅からの時間もかかったし、行きも帰りも混んでいましたからなんとかそれから逃れようとバイク通勤を始めたのです。それももう3年近く前のことになりましたねぇ。その時乗っていたバイクは今も現役で、元気に街を走り回って...いることはなく、ここ1年半以上タイヤがぴくりとも動いていません。ガソリンはあります。最後に乗ったときに入れたから。バッテリーは上がってます。最後に乗ったときも押しがけしてましたから。税金も保険もちゃんと払っているか ら、公道を走るのに問題はありません。でもいい加減、乗るか処分するか決めないといけませんね。
3月17日(Tue):
ここのページは、元々会社の内部のホームページに載せるために休み時間に身の回りのことをちょこちょこっと書いていたものです。今ではすっかり簡単な日記のようになってしまいましたけど。ですが折角作ったものを会社のサーバーにだけ置いておくのも勿体ないかなと思って、月替りに自宅で作っているホームページにも転載することにしてます。プライベートな話しを公開してどうするんだろうと思わないこともないですが、普段あまり会えないけど、インターネットにアクセスできる人達に、自分達の近況を伝えられればいいかなと考えています。ホームページを作っていても、身近なことが中心ですから、その反響がダイレクトに帰ってくることはあまりありません。しかしこのページを外部で公開してから私の父親が覗いてくれるようで、あまり実家に寄り付かない親不孝者が近況を伝えるいい機会になっています。先日その親父からメールがありました。内容はともかく日付に曜日を入れてくれというリクエストでした。平日から遊び回っていることがばれてしまうのであまり気が進みませんが、とにかく3月分から入れてみました。
3月18日(Wed):
最近うちの仕事のチームは会社の部門外の人にデモンストレーションをする機会が増えています。人に見せられるようなシステムを組んだという理由もありますが、何よりうちの技術を宣伝してバックアップして貰おうという狙いがあるからです。この日は海外からのお客様がありました。グループ全体の技術会議に出席されていた欧州の研究所長さんをはじめ3人の方が事業所見学にいらっしゃいました。その見学コースの一つに入ったわけです。我々はデモのために、システムを組み直したり、実験室の整理をしたり、資料を英語版に直したりと慌ただしく準備しました。上司がデモをしている最中は、片隅で見ていました。資料も英語なら説明するのも英語。もちろん質問もコメントも英語です。おまえがやれと言われても困るなぁと思って見ていました。説明はまだ台本を作れば何とかなりそうですが、コメントや質問を聞き、的確な返答をするのは全く自信がないです。こういう機会に接する度に英語力を付けとかなければと思います。また次の機会が来るまで忘れてしまうのが常ですけど。
3月19日(Thu):
老舗のMacintosh専門雑誌であったソフトバンク社発行のMac Userが今月発売分をもって休刊することになりました。月刊の雑誌ではMac Life、Mac Powerと並んで張り合っていたのですが、ここ最近は広告が減って厚みが少なくなり、広告料が入らない分値段が高いままでした。中身もみるべきところがなくなって、ずっと買っていた僕も他に乗り換えてしまっていました。今後は有料でMacintosh関連のニュースを配信するメールサービスを充実させるらしいです。最終号ということで、本屋で手に取って中身をぱらぱらめくってみました。特集はこれからは電子メディアの時代だというのを強調したものと、WindowsとMacintoshを様々な面から比較したもので、やはりあまり魅力ある内容ではありませんでした。Macintoshの雑誌では他に日経MACを定期購読しています。まとめて契約すると1冊毎の値段が下がるので、3年契約しました。でも3年後にMacintoshはまだあるのだろかと言うのが、Macintoshユーザーの密かな危惧だったりするんです。なくなりはしないと思いますけど、雑誌は廃刊になってたりして。
3月20日(Fri):
新百合が丘にあるフライツァイトに行きました。エグザス系のスポーツクラブに湯の国ジャポンというお風呂&潟宴Nゼーションが合わさった複合施設です。オープン直前の内覧会で見学したことがありますが、実際に施設を利用するのは初めてでした。縦に長い建物で、2Fのフロントでロッカーのカギを受け取って、一階上のロッカーへ。着替えてから2階下がってマシンジムへ。そこから別階段でひとつ上がると有酸素系のエアロバイクなどのマシンがある部屋があります。プールは一旦ロッカーに戻って階段でさらに上にひとつ上がります。そこからお風呂に行くにはまたロッカーに戻って別の階段で一つ上の階へ...というように、移動が多い。またそれぞれの部屋が思ったより壁が近くに感じ、ちょっと閉塞感がありました。お風呂は露天風呂からサウナ、ジェットバストと種類も広さも十分で、お風呂だけなら会員にならなくても1800円で利用できるようです。会社は法人会員契約していますので僕らはいつでも利用できますが、その利用料は2100円。駐車場料金は2時間無料ですが、それ以上は延長料金を取られます。ちなみにこの日は4時間停めて400円でした。 その額を払ってまで行く価値はないように思うのですが、いかがでしょうか。
3月21日(Sat):
今年のJリーグの開幕です。ワールドカップを目前に控え、日本代表に抜擢されようとする選手達、また来年から2部制が導入され、下位チームにとっては生き残りをかけたシーズンになるため盛り上がりもなかなかです。まだ肌寒い曇り空の下、新横浜にオープンした横浜国際総合競技場に行ってきました。先日ダイナスティカップで日本対韓国の試合でこけら落としがあったサッカー場です。最寄りの駅は横浜線の小机で、家からだと1時間程度で行けます。まだ改装途中の小さな駅からてくてく歩いて行くと、どでかい競技場がすぐ目に入ります。国立競技場を超える7万人を収容できるそうですが、それはそれはとても大きくて綺麗な競技場でした。試合はマリノス対フリューゲルスの横浜ダービーマッチ。1対1の同点から延長前半、フリューゲルがきれいなヘディングシュートでVゴール勝ちでした。席がちょうどそのセンタリングをあげる後ろだったので、とてもいい角度で綺麗なゴールシーンを見ることができました。帰りは新横浜までぶらぶら歩き、ラーメン博物館で腹ごしらえをして帰ってきました。10時前に入ったので、行きたかった店はもう売り切れで店じ まいしていましたが、それでも中はまだまだ大混雑でした。
3月21日(Sun):
熱狂的な相撲ファンではありませんが、まあ期間中はニュースを気にしたりします。今場所は貴乃花が途中休場という協会にとっては痛いアクシデントだったにも拘わらず、若乃花の頑張りと曙の粘りによって千秋楽まで優勝が決まらないといったいい展開になりました。結局優勝は14勝1敗で若乃花でしたが、たまたまその優勝を決めた一番を見ていました。相手は格下の琴錦。千秋楽にかかわらず、同部屋対決を避けるために大関同士があたらない組み合わせになってしまったようです。そこで負ければ結びの一番に出てくる曙の結果によって優勝決定戦になります。ぜひここで決めてしまいたいと思ったことでしょう。さあ時間一杯はっけよい、のこった。あっ若乃花、立会いで体をかわしてはたき込み。一瞬のうちに勝負は決してしまいました。でもですね、卑しくも大関を張っている立場で、それも格下を相手に、奇襲戦法を使いますか?奇襲戦法は確かに効果的で、決まればほぼ確実に勝ちに繋がるでしょうが、それを大関、横綱がやって欲しくないです。いやそんな事はないという意見もあるでしょうが、ふてぶてしい程の強さというのが横綱とか大関にふさわ しい形容詞だと思うのです。なりふり構わず勝ってもねえ。
3月23日(Mon):
朝の電車はたとえ立っていたとしても寝ていることがほとんどです。帰りは起きていることが多いのですが、たまたま座席に座って本を読んでいたりすると、知らない内に居眠りをしてしまうことがあります。これはかなりやばいです。船を漕いでしまったり、読んでいた本を落としたりという失態を演じます。そんな時は眠りが中途半端なんでしょうけど、電車を降りてから寝覚めが悪い事が多いです。時々、頭が完全に後ろにもたれて、口をあんぐり開けて寝ている人もいますよね。きちんとした服装をしていていればいるほどだらしなく見えます。ある人から、そういう人の口に噛んでいたガムを落とすというイタズラをしていたという話しを聞いた事があります。さすがに目が覚めるそうですけど、中にはそのまま勘違いしてガムを噛み始める人もいたそうです。ひどいイタズラだと思いますが、きっとその場は面白かったでしょうね。でもその話しを聞いてから、決して口を開けて寝てはならぬと心に誓ったことは言うまでもありません。
3月24日(Tue):
横浜ランドマークタワーで会議がありました。メンバーはいつもと同じなのですが、いつもと違う場所で気分を変えようという狙いです。朝8時頃横浜駅を通りましたが、相鉄線でもJR線でも、さすがにすごいラッシュに揉まれました。普段は下り方面への通勤なんで感じませんが、朝からこんな電車に乗っているとそれだけで疲れちゃいますね。桜木町を降りると、みなとみらい方面に向かうビジネスマンの流れに乗って歩きます。きちっとしたスーツ姿の中でいつものラフな服装でしたから、さすがにちょっと浮いていました。我が社はワンフロアーを借り切っていて、その階には営業部隊のオフィスの他に、サテライトオフィス、スポットオフィスなどがあります。ですから我々でも普段から利用しようと思えばできるんです。もし行かれることがあったら、是非見て欲しいのが、窓から見える横浜の夜景ではなく、カップ式の珈琲の自動販売機です。とにかくできあがった珈琲の登場の仕方が派手です。まるで舞台のせりから役者が上がってくるように出てきます。しかも上からはスポットライトを当てるという演出ぶり。一見の価値ありです。
3月25日(Wed):
朝会社に向かう時に同じ時間に似たような場所で擦れ違う人がいます。家から駅まで歩く途中に駅の方から歩いてくる人とか、秦野の駅で降りてバス乗り場に行くまでに、駅に向かって歩いてくる人です。時々、会社から帰るときにも同じ人と偶然擦れ違うことがあります。朝は一人で寒そうに歩いていた人が、帰りは会社の人と楽しそうにおしゃべりしながら歩いていたり、朝は小走りで急いでいた人が、帰りは携帯電話をかけながら悠々と歩いていたり。この人はどんな職場でどんな風に仕事をしているのかなと想像し、心の中でお互いお仕事お疲れ様でしたとつぶやいています。逆に、いつも同じ電車に乗って行く人と帰りの電車がいっしょになることもあります。いつも空いている席を狙って争っている(?)人ですから、夕方会っても何か敵意を感じてしまいます。そんな風に思うのは変でしょうか?
3月26日(Thu):
有給休暇は4月21日で更新されます。現在、この4月までに使わないとならない有給休暇は残り6.5日です。ちょっと使いきれるか微妙なところになってきました。意識して使い始めると順調に消費できるのですが、ちょっと仕事が忙しかったりすると、計画的に使っているつもりでも、いつの間にか余ってしまうことが多いです。うちは共働きという事もあって、二人で合わせて長期休暇を取ることが難しく、必然と一日だけの休みになることが多いという事情もあります。休んでやることと言えば、大抵は家の掃除や洗濯、駐車場代の払込みとか宅配便の受取とか、ほとんど主夫ですね。何か予定を決めて休みをとれば有意義なのでしょうけど、とりあえず寝坊したいという欲求に勝てず、用事を済ませているとあっという間に一日が終わってしまいます。体を休めるという意味で無駄ではないのですけどね。しかしとりあえず、少しでも有給休暇を使うために明日は休みます。何か有意義な過ごし方を“朝起きてから”考えるとしますか。
3月27日(Fri):
せっかくの休みなのにあいにくの雨模様でした。かみさんを送り出した後、のんびりテレビを見ていました。平日の朝はフジテレビのめざましテレビをつけています。いつもは途中で家を出てしまうのですが、今日はエンディングまで見ていました。この日はメイン司会をしていた八木アナの最後の出演だそうで、昔の懐かしの映像を流したり、花束を渡したりしていました。これからは夕方の番組に移動するそうですが、生活のパターンが全く変わるでしょうから、仕事とはいえ、たいへんでしょうね。3月末はこのような場面をよく目にします。よく卒業という表現を使いますが、なるほど、学校だけではなくても卒業はあるものなんですね。卒業の後は新たな門出が待っているのでしょう。気持ちを入れ替えて新しいものに挑戦するというのもマンネリズムに陥らないためにも必要なのかもしれませんね。自分のことを振り返ると、最近は生活に刺激が少ないですねえ。この春にでも、新たな活性剤を探してみようかな。
3月28日(Sat):
休みの日の過ごし方は決して上手だとは思いません。この日も昼頃まで寝坊して、ごろごろしているうちに夕方になってどこかに出かけるのにも遅い時間になってしまい、せいぜい近くに買い物に行くくらいで一日が終わってしまいました。家にいればいたでやりたいことはあるんですよね。整理できずに積み上げてある雑誌の整理や、未読のニフティの会議室のログを読んだり、更新をサボっている家のホームページを作ったり。何をしようかなんて考えているうちに、結局何もできずに時間ばかりが無くなってしまうのです。そんな自分にいらいらするんですよね。外に出かけることは好きですし、ようやく春らしくなったのですから、せっかく作った3連休を無為に過ごすこともないでしょう。それがわかっていながら一日を無駄にしてしまいました。多少自棄になって夜、黙々とお酒を飲んで酔っ払っていました。気が付いたらいつの間にか寝ていて、見ていたはずのF1の予選の放送が終わっていました。予選トップは誰だったの?
3月29日(Sun):
朝起きても昨日の自己嫌悪が残ったままでした。天気はポカポカの行楽日和。今日こそどこかへ出かけようかと思いました。でも日曜日ですから、下手に出かけて翌日に疲れを残すよりは、いつものスポーツクラブへ行って汗をかくことにしました。結果的にそれでよかったようです。おかげで気分をすっきりっせることができました。2時半頃から行って約4時間、週末お酒を随分飲んだからかもしれませんが、いつもにも増して汗を一杯かいてきました。汗といえば、サウナに入ると汗をたくさんかきますよね。でもその汗って、体を動かしてかく汗とは違います。運動してかく汗はねっとりして、目になんか入るとしみて痛いのですが、サウナの汗はさらさらしています。新陳代謝をちゃんとするにはやはり体を動かさないとだめなようです。クラブに行くと毎回同じ条件で体重を測ります。運動を終えてお風呂を出た後です。汗をよくかいた後は特に少なめに出ますが、今日はいつもに増して少なかったです。夕食を食べたり、お酒を飲んだりすればすぐに元に戻りますが、とりあえず自分の頑張りに満足できました。
3月30日(Mon):
家にいたら、セールスマンが来ました。どう見ても普通のシャンプーとかリンスを理由を付けて売りつけようとするのです。かなりしつこかったけど、ようやく帰すことが出来ました。でもドアの覗き穴から様子を伺うと、帰らずにじっとドアの前に立っているのです。気味が悪かったです。今でもそのいまいましい顔を覚えています。場面は変わって、郊外の見通しのきく広い道を車で走っていました。交差点を抜けたところで警官が立っています。スピード違反だから降りて切符にサインしろとのこと。いやーしまった、またやってしまったか。でも全然気付かなかったのに。あーあ、これでゴールド免許もお終いだ。場面は変わって、耳障りな電子音が鳴っています。条件反射的に起きて、目覚まし時計を手探りで探しました...なんだ、夢だったのか。でも妙に現実味のある夢でした。きっと眠りが浅かったんでしょう。こんなに鮮明に覚えているんですから。週の始めからこんな夢を見るなんて、最悪の一週間になりそうです。
3月31日(Tue):
暖かい日が続いたからでしょうか、桜の花が一気に開き始めました。小田急相模原の下りホーム小田原寄りに桜の木があります。駅の改札を入ると丁度見える位置にあります。この季節、見事に咲いた花を毎朝見ることができます。いいですよ、かなりいい景色です。桜色というとピンクを思い浮かべますが、実際の桜の花は、イメージより薄い色ですよね。子供の頃はこの薄い色は好きではありませんでした。少し遅れてから咲き始める八重桜の濃い桃色の方がはっきりしていて好きでした。しかし歳を重ねるにつけ、だんだん薄い桜色の方に趣を感じるようになりました。通り一面に咲き乱れる桜の花を目にすると、大げさではなく、感動します。日本人は桜が好きだとよく言いますが、自分もやっぱり根っからの日本人なのかなと思います。この季節になると花見をしようという話しが出ますが、奇麗な桜並木の下で一日ぼーっと桜を見るのもいいでしょうねえ。花見といっても飲んだり遊んだりするほうがメインになりがちですが、そんな楽しみ方もいいのではないかな。ちょっと年寄りくさいけど。

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