1998年1月の戯れ言


1998年

1月1日:
大晦日から夜通し飲んだ朝はみんなで初詣に行きます。人数が少ないと車で寒川神社に行けるのですが、車1台に乗れないと一転して家の近くの神社に歩いて行きます。小さい神社ですが、ご利益は変わらないでしょう。むしろお参りする人が少ない分、神様も願いを聞きやすいかもしれませんよね。お参りの最後はお約束のおみくじをひきます。ここ数年、年頭は大吉を出していました。しかし今年は残念ながら末吉。くやしいので家に帰る前に別の神社に行き、再度おみくじをひいたら今度は大吉でした。これで今年一年も無事に過ごせそうです。
1月2日:
毎年新年にかみさんの実家で親戚が集まって新年会があります。わが家も夫婦揃ってでかけますが、普段寝坊しているおぜき家としては、昼から飲むのだけはつらいです。ましてやよせばいいのに飲めや食べろや遠慮する暇もなくたくさん食べてしまいす。実家のほうも料理をたんまり作って待っているので、残ったものはお土産で持って帰ります。たくあんなんかもあるので、帰りの車は食べ物の匂いで一杯です。僕らは結婚してからもどちらの実家にもほとんど泊まることはありません。自宅の布団でないと、寝坊できないですからね。満腹のお腹を抱えて苦しくても、家に帰ってくるとほっとします。
1月3日:
今年初めてラーメンを食べました。横浜に車で行った帰りに寄った、六角橋にある葉隠という佐賀ラーメンを出す店です。見た目よりあっさりしたトンコツラーメンでした。一応テレビや雑誌などでも紹介されていたので入ってみたのです。卵ラーメンを頼んだのですが、良ければ味付け卵、悪くても普通のゆで卵が入っているだろうと思っていました。しかし実際には生卵が...。そう、月見トンコツラーメンだったのです。生卵も嫌いではないですが、こってり味のトンコツと一緒にされるのはくどかった。それを割引いても、スープはぬるいし、麺は伸びてるし、出てくるのは遅いし、高いし、店員はうるさいし、仕事が雑だし、お勧めできないお店でした、残念。
1月4日:
年末年始ですっかりなまった体を動かすために、今日から営業を開始したスポーツクラブに行きました。いつもは日曜日に行っても4時頃から2時間くらいしかいないのですが、今日は1時半頃からずっと6時半まであれこれ運動していました。予想と違い体重は増えてなく、それは一安心だったのですが、体力は落ちていたようでひとつひとつの運動がこたえました。でも汗を流して、シャワーを浴びて、新年の樽酒のサービスをいただいて、うーんようやく年が明けたような感じがしました。さあ、明日から心機一転仕事が始まります。
1月5日:
仕事初めでした。朝、居室に入ると自分が一番乗りでした。休み中、ファックスもプリンタも、もちろん個人のPCも電源が落とされていましたから、それは静かなものでした。今年一年よろしくという思いを込めて手当りしだい電源を入れてあげました。普段はあまり気付きませんが、これらのマシンの音はけっこう大きいものです。耳慣れた音が戻ってきて、眠っていた居室がようやく起き出したというところでしょうか。よく休み中に電源を落としておいたものを立ち上げると、いくつか正常に立ち上がらないものがあったりします。自分のPCはお陰様で何事もなく無事に起動しました。ほっと一安心する一瞬でした。
1月6日:
かねてから予告していた通り、所属部署のホームページリニューアルが行われました。私も参加していた自主的なサークル活動の成果です。載せたいコンテンツを検討し、それぞれ担当を決めて作成、トップページのデザインなどを経て完成したものです。直前になってチェックしてみるといろいろミスが発見され、公開前に手直ししたところが結構ありました。内容もまだ一部未完成な部分があり、4月まで続くサークル活動の今後の課題となると思います。また今期から部署のサーバーの管理を私が担当することになりました。社内のイントラネットですから社外からのアクセスはできませんが、そこでの経験を活かしてこのおぜき家のページも作っていきますので、ご意見、ご感想のほどよろしくお願いします。
1月7日:
年明けから調子がおかしいのでしょうか、社有車の大型バスが1台見当たりません。その代わりにレンタルのマイクロバスを導入して切り盛りしているようです。確か5日の朝には見たと思いますが、夕方にはマイクロバスに代わっていたので何らかの不具合があったのでしょう。レンタルしているマイクロバスのシートは、大きくはないのですが結構座り心地がよくて快適です。一方会社が所有しているマイクロバスはシートも固いし、サスペンションが悪いのか走るとばたばたします。しかしいずれにせよ、車内の空間が狭い分暖まり方も早いようで、朝のバスでも座っていて寒い思いをしなくていいのは助かります。
1月8日:
関東では2年ぶりの大雪だそうで、世間は大混乱です。昼頃降り出したときはたいしたことなかったのですが、夕方にはもう道路まで積もってました。案の定、道路も混んでいて帰りのバスも時間通り動きませんでした。それでも運がよかったのは小田急線がまだ動いていたことです。ニュースでもさかんに言っていましたが、私が家についてまもなくして運転を見合わせたようです。間一髪セーフでした。その後海老名までは運転を再開したようですが、それから先の上り方面は夜中になっても動いていませんでしたね。相鉄線、田園都市線は動いていたようですが、横浜線、相模線、南武線も止まりましたから小田急沿線に帰ってくる人は八方ふさがりでした。横浜から生田に帰る知り合いから助けを求める電話を貰いましたが、全然手が出ませんでした。久しぶりの大雪というので軽く見ていたら危ないです。
1月9日:
交通機関の混乱が続いているだろうと思い、いつもより早い電車に乗りました。案の定すでにダイヤは5分位遅れていました。そりゃ外は一面銀世界ですから、仕方がないなと思いました。ところが、意外なことに秦野近辺は雪があまり残ってないのです。道路はもちろん、歩道も歩くのに全く支障がないくらい。夕べは早いうちに雨に変わったのですか?家の周りの雪景色を見た後でしたから、そのあまりのギャップに驚いてしまいました。こう見ると神奈川もけっこう広いですね。しかし一番驚いたのは東名入り口の渋滞です。バスが前を通過したときは東京から沼津まで通行止めであったはずですが、すでに大型トラックが入り口が開くのを待って渋滞を作っていました。両方向合わせて1km以上続いていたのではないでしょうか。ほとんど道路の1車線を駐車場状態にしていて、ちょっと迷惑です。
1月10日:
スカッシュというスポーツは、4面を壁に囲まれたコートのなかで固いゴムのボールを打ち合うものです。3次元ビリヤードと例えられたりするように、壁を使ったトリッキーな動きに付いて行くために、的確な読みと敏捷な反射神経とスタミナが要求されます。とかろが初心者はなかなかそうはいきません。まず思ったところにボールが飛びません。困るのは打ったボールが自分の方に戻ってくる時です。当然次は相手が打ちますから、自分はその場から逃げないと相手の邪魔をしたということでポイントを与えることになってしまいます。僕はボールは右側に向けて打ったと思ったんです。だから左側に除けようと足を踏み出したとたん、横っ面にボールが飛んできました。痛ってーぇ。
1月11日:
初めての車検を来週末に控えているのですが、その前にタイヤを交換する必要がありそうです。走行距離はたいしたことないのですが、ろくにローテーションもしなかったのがよくなかったのでしょう。今まではノーマルのホイールに標準のタイヤを付けていましたが、これを機会にアルミホイールなんぞを付けて足元を引き締めようかと目論んでいました。しかし、今度の雪でやっぱり滑り止めが必要かなと思っています。スキーはやらないですから雪道を走ることは稀ですが、やっぱりいざというときに車が使えないのは困りそうだと思ったからです。関東で大雪が降るのは2、3年に一度のことでしょうが、次に大雪が降るときもきっと同じ車に乗っているでしょうからね。
1月12日:
また雪が降りました。今度はあまり積もらないようです。しかし先日のことがありますからみなさん心構えはできていたようですね。夕方のラッシュも早めに始まったそうです。それにしてもやっぱり秦野は雪になりにくいみたいですね。都内でぼた雪が降っている頃、こちらではみぞれまじりの雨程度でした。今日は雪そのものよりも気温が低く、とても寒く感じました。コートを着ていてもそのすき間から侵入してくる冷気が身体を凍えさせます。やっぱり冬は寒いです。こんなときは暖かいお風呂に入って身体を芯から暖めるのが一番です。
1月13日:
このところ大雪や曇りの日が続いていましたが、ようやく晴れました。冬場の空気が澄んでいる朝は、秦野で見える山々の景色が格別に奇麗です。先日の雪で薄らと白くなった山が間近に見え、一方ですっかり雪に覆われた富士山も威風堂々とその勇姿を眺めることができます。こちらに来てよかったなと思うのはこうゆう時です。子供の頃からそうだったと思うのですが、何故か富士山がちゃんとあるのを確認すると安心するんですよね。なくなるはずはないですけど。やはり富士山は日本人の心の支えなんでしょうか。そう言えば、富士山が見えない地域でもよく大きな山が象徴的に扱われていることありますよね。鹿児島の桜島とか岩手の岩木山とか。僕はあまり登山はしませんが、山には何か不思議な魅力を感じます。
1月14日:
翌日の祝日の日にタイヤ交換をしようと考えていましたが、また雪が降るという予報なので今日の内にと思って、会社から帰った後オートバックスに行ってきました。店の人にも確認して貰い、前2輪だけを新品に変えました。ホイールはそのままです。しかしタイヤ代をけちった代わりにタイヤチェーンを買いました。どうせなら使い易いものをと思いましたので、ゴム製の2万円くらいするやつを買いました。店の中は同じようにチェーンやスタッドレスタイヤを買う人が沢山いてとても混雑していました。駐車場に入る車で渋滞を作っていたほどです。皆さん考えることは同じなのですね。待つこと2時間ばかし。新品のタイヤに履き換え、チェーンを携えて万全の態勢で明日の雪を待ち構えることになりました。
1月15日:
予報通り先週に引き続き今年2回目の大雪でした。朝起きたときにはもう積もっていました。天気予報によると一日中降りそうですから、早速昨日買ったチェーンを巻いてスポーツクラブへ車で出かけることにしました。家の駐車場には屋根がありますのでチェーンを付けるのは楽ちんです。はじめてなので最初は戸惑いましたが、ジャッキアップしてなんとか装着できました。そしていよいよ雪の中を走り出すと、初めてのチェーン体験でしたがいとも簡単に進みました。たいした威力ですね。多少挙動は不安定ですが、ゆっくり走ればなんともなさそうです。スポーツクラブへ行くと、予想に反してけっこう人が来ています。こんな日に来る人はあまりいないだろうとたかを括っていましたが、皆がそれぞれにそう思いながら来たようです。しかしさすがに大雪の影響で、帰りに外食しようにもお店は軒並み閉まっていました。
1月16日:
去年の10月頃にゴクミとその旦那のアレジで宣伝をしていたプレイステーションのゲーム、フォーミュラワン97がようやく発売されました。去年発売の直前に版権の問題で発売延期になっていたものです。前のバージョンが好きだったので今回も買ったのですが、その第一印象は結構いいものです。アーケードモードとグランプリモードがあって、グランプリモードは色々な設定によりレベルを自分の技量に合わせることができるようになっています。まだやり込んでないので細かい設定はしてませんが、いずれは実際のレースと同じ周回数をトップドライバーと競り合いながら走ってみたいと思います。しかし今回の新しい設定で戸惑ったのはレース中に各種の信号旗が提示されることです。いつもは前の車に追突してその車をはじき出しながら抜き進んでいくのですが、それをやると危険な行為として警告&失格になってしまいます。そりゃ実際のレースでは仕方ないけど、それじゃ抜く方法がないじゃんと、必殺技を封じられて今頭を悩ませています。
1月17日:
友達の家にお茶をしに行きました。大学のサークルの同期で結婚した夫婦ものです。その嫁さんの方がキンキキッズの光一君のファンなのです。ちなみに光一君とはロン毛で茶髪の方です。フジテレビのラブラブあいしてるという番組を一緒に見てたのですが、いやー、ファンとは見方が凡人とはちょっと違うのですね。我々はなんとなく番組を楽しんでみていますが、彼女が気にしているのは光一君がとちらないかということ。歌の場面では音をはずさないかとか、はらはらしながら見ていました。よくはずすのよねぇ、なんて独り言を言いながら画面に集中し、周りの声など届かない様子。普段は旦那と二人して見ているんだろうなと想像したら、だんなの立場を考えてちょっと同情してしまいました。
1月18日:
車検に出すために、車をディーラーに持って行きました。帰りは代車の赤いポロを運転してきました。2ドアのMT車で、パワーウィンドウも集中ドアロックもない車です。以前ポロが日本で発表された時にAT車の試乗をしたことがあります。その時の印象は小さいゴルフでしたが、やはりそれは今回も感じました。見た目は小さくて可愛い車ですが、ゴルフのサイズに慣れている体には、荷物を入れるにしても運転するにしても全体が狭く感じてしまいます。まあ別の言い方をすれば取り回しが楽だというところですか。ただエンジンの味付けは同じマニュアル車でもポロの方がきびきびしていて好感が持てます。もさっとしたゴルフに比べ出足も速いです。尤もギアシフトの感覚はゴルフ以上に悪いですけど。
1月19日:
電車で本を読んでいると、あと数ページで読み終わるのに電車が着いちゃうってことありませんか。あとちょっとだから読んでしまいたいけど、だからと言って電車は降りなきゃならないし、ホームのベンチに座って読むのも変だし、歩きながら読むのはもっと変だし。そういう時は大抵家に帰ってからとりあえず続きを読んだりしますが、まあそういう時はまだ幸せなほうです。残りあとわずかなことに気付かず、電車に乗って間もなく読み終わってしまうことがあります。それから後が手持ちぶさたじゃありませんか?せっかく本を読む気になったのに読むものがない。解説とかがあればそれも読み、著者紹介とかまで読んで、しまいにはもう一度頭のほうを読んだりしてしまいます。それに読み終わった本は申し訳ないけどお荷物に思えてしまいます。読むところがないのに重いだけじゃって。とっても身勝手ですね、我ながら。今回、読み残した残りわずかなページは喫茶店に行って読み切りました。明日からは新しい本を持ってでかけます。
1月20日:
早朝から働いている人は結構いますよね。通勤している途中にもマクドナルドの店員とか駅の売店のおばちゃんとか、もちろん電車を動かしている人達とかたくさん見ます。朝早くからご苦労様だと思います。家から駅まで行く途中に24時間営業のファミレスがあります。僕がその前を通るのは7時頃ですが、その時間でもお客さんはいるものです。立ち飲み珈琲屋さんとかマクドナルドなんかだと通勤途中に朝食を済ませているという感じのお客さんがいますが、ファミレスはそうでもなさそうなんです。客の数は5、6組でしょうがサラリーマン風の客ではなく、みんなそれぞれのんびりしているように見えます。いったいあの方達は何時頃からそこに居て、何をしているのでしょう?徹夜明けの腹ごなしなのか、それとも家は寒くてしようがないからとか。
1月21日:
1月から社内のトップ人事が刷新されていますが、この日付けで我々の組織のトップも交代となりました。午前中に挨拶がありましたが、前任の専務が敷いたレールを走っていくという趣旨のお話しでした。今年から会社の新年度の始まりは1月1日となりましたが、まだ21日を境に変わることも多いです。組織の変更や人の移動もありましたが、それより身近なのは昼休みの時間の変更です。ここでは昼休みは2交替制になっていますが、その差が30分あります。これは結構大きいです。今回は12時半から12時への変更だったのでまだいいですが、その逆がつらいんですよね。12時に合わせてお腹が空くのにあと30分待たねばなりません。ついついお菓子に手が行ってしまいます。やめておけばいいのにこの前なんか食事前にガムを噛んでしまって後悔したことがあります。
1月22日:
車検に出していた車が完了したというので、その費用についてディーラーに聞きました。法定費用66,800円以外に、整備点検料で64,480円かかりました。バッテリーが多少弱ってきているというコメントはありましたが、オイルとオイルフィルター交換以外に部品交換などの大きな問題は無く、ほぼ最低料金であがりましたということでした。事前に前タイヤを2本交換したので、トータルで15万強というところでしょうか。高いと言われている外国車の車検でしたが、この程度ならまあいいでしょう。それにしても3年で17,000kmしか走りませんでしたから、もう少し乗ってあげたいところですね。
1月23日:
有給休暇を取ったので、買い物ついでに車を取りに行ってきました。1週間付き合ったポロともお別れです。さほど長い距離を乗った分けではありませんが、ポロをかなり気に入りました。ゴルフと同じレベルの剛性感があるのにその乗り心地は軽快で、街乗りにはとてもマッチしていると思います。トランクの狭さ、装備の貧弱さは気になるところですが、ドイツ車のわりには小柄でかわいいし、なかなか侮れない車でした。でも代車で借りたその車、車内がたばこ臭かったんですよね。ドアを空ける度に臭ってくるのには閉口しました。
1月24日:
実はその昔、中学生だった頃卓球部だったのです。弱小クラブで大会に出てもみんなで1回戦負けが当り前でしたからあまりうまくなりませんでした。高校は水泳部に入ったので卓球とはそれ以来本格的におつきあいしていません。今度スポーツクラブで卓球をやろうと、久しぶりにラケットを買いに行きました。別に一流品を買うつもりではなかったですから、そこらへんのスポーツ用品店に行きました。まあラケットといっても小さいからかもしれませんが、安いですね。買ったのは1,600円のもので、ボールまで2個付いていました。かたやスカッシュのラケットは安くても1万円位しましたからね。卓球も真剣にやるとけっこうハードですから、考えて見ると安上がりなスポーツなのかもしれません。
1月25日:
町田に行って、「セイチェント」というスパゲッティ屋さんに行きました。最近有名な「カプリチョーザ」のような大盛りスパゲッティのお店です。実は最初カプリチョーザに行ったのですが、一杯だったのでそこに行ったのです。パスタ1種類にサラダにライスコロッケで二人で3000円と少し。お腹も一杯になったし、味もそこそこだったので満足しました。この系統のお店では世田谷代田とか自由が丘にある「パッパガッロ」が最高だと思っています。おぜき家お勧めのお店ですので、機会があったら行って見てください。但し、大盛りスパゲッティ屋さんは大勢で行った方が楽しいです。
1月26日:
今シーズンのラグビーの公式戦も日本選手権の決勝を残すのみとなりました。この最後の試合は2月1日に東芝府中とトヨタ自動車の間で行われます。昨年までは社会人と学生の優勝チーム同士が争っていたこの試合ですが、近年そのレベル差が目に見えて広がっていたため、今年のようなトーナメント方式に変わりました。学生はここ数年社会人チームに歯が立ちませんでした。だからといって学生の努力が足りなかったとも思えないのですが、このところ世間を騒がしているような帝京大学の事件を聞くと、部の統制というか部員一人一人の心構えがなっていないのだなと思います。この事件では連帯責任によるクラブ活動の制約について議論されています。個人の問題をみんなで責任を追わなくてもいいのではないかという意見もあります。でも、特にラグビーでは試合に出られない部員もいっしょに汗を流して必死に同じ練習をしていることが多いと聞きます。部員みんなの心がレギュラーの選手の中に凝縮されて試合に望んでいるはずです。だからいくら一部の選手と言えども、その気持ちは部員全員に共通なものだとしてもおかしくはないでしょう。私は根性とか精神論とかはあまり好きではないですが、今回の処分については妥当なものだと考えています。
1月27日:
秦野の駅のホームにある看板は、何故か病院のものが多いのにお気づきでしょうか。特に帰りに使う上りホーム側が目立つのですが、内科、外科から精神科、産婦人科や歯医者さんまでそれはもうよりどりみどりです。近ごろの景気では駅に広告を出せるのはお医者様しかいないのかもしれませんね。この駅の看板は裏に蛍光灯を点灯さることができるタイプで、樹脂製のボードに印刷されたものだと思いますが、昔はよく看板屋(というかペンキ屋なのかな)さんが看板をかき直しているのを目にしました。どのようにして描き上げるのかわかりませんが、遠くから見てもバランスのとれた字や絵を描きますよね。やっぱり見事な職人技と言えるのでしょう。また一瞬で見ても印象を残すようなデザインは、インターネットのホームページ作成に参考になるものがあるかもしれません。ところで最後に問題です。秦野の駅の看板ですが、病院の広告が並ぶその最後にある看板は何でしょう?答えは葬儀屋と墓石屋さんです。ブラックジョークかと思いました。
1月28日:
昔、日本の家には縁側や勝手口があり、気軽に人が訪れるような場所がありました。今マンションの様な集合住宅のみならず、一戸建の家でもそのようなスペースが無いことが多いそうです。それでは人をもてなすのはと言うとリビングルームになるのでしょうが、そこは普段家族が居る場所であり、きちんと整理されていないことが多い。家の広告を見ると大抵は人を招いてホームパーティーができるような広いリビングがありますが、実際に家を買ってパーティーを開く人は少数だそうです。日本の家は欧米文化の影響を大きく受けていますが、それでも家に入ると靴を脱ぐことだけはやめないのはどうしてか。そんな話しを題材にしながら、家を作るとは家族の在り方を考えることに繋がるという主旨の本を読みまして、ちょっと考えさせられました。
1月29日:
読む本がなくなると本屋さんに行ってぶらぶらします。面白そうな本を探すわけですが、あまり難しいやつはつまらなそうだし、流行の本でも飽きてしまいそうだと思ったりでなかなか決まらないのが常です。ですからなるべく多くの本が置いてあるお店に行って物色しますが、それでも決まらないときはなかなか決まりません。同じ棚の前を何回も通り、同じ本を幾度もめくってそれでも買わないで帰ってきたりします。お決まりのシリーズなんかがあれば楽なのですけどね。でもその分面白そうな本を見つけたときは嬉しいものです。もっとも中身を読んで裏切られることもありますけど。本屋さんでぶらぶらしていて困るのが、何故かトイレに行きたくなることです。ビデオレンタル屋さんでもそうなのですが、棚の前をうろうろしていると妙に下腹がうずくんです。そんな経験ありませんでしょうか?
1月30日:
本厚木で呑み会がありました。日本酒と魚料理が中心の「浮浪(はぐれ)雲」というお店で、入り口には学生さんはお断りの貼紙があります。かといって中は別段堅苦しくなく、確かに多くのサラリーマンの客で賑わっていたお店でした。料理は4000円のコース。味噌仕立ての鍋を中心に前菜、酢の物、刺身、焼き物2種、デザートでした。味は美味しかったですが、大勢でわいわい飲むのにはちょっと料理の数というか量が少なかったかなと思います。ゆっくり少人数で語らいながら飲むのにぴたっりではないでしょうか。日本酒は全国の有名処を集めた30種類程度がメニューに載っていました。定番の越乃寒梅や久保田も置いてあり、高いお酒で1合1800円くらいしてました。どのくらいこれらのお酒が出て行くのかわかりませんが、あまり回転がよくないなら例え冷蔵保存していても封を切ったら風味が落ちてしまうはずです。また回転がよく毎日のように新しい瓶を下ろすとしたら、流通量が少ないお酒を果たしてそれだけ大量に仕入れることができるのかが疑問です。日本酒の数の多さを謳っているお店はたくさんありますが、そこらへんはどうしているのでしょうか。
1月31日:
今借りている駐車場は毎月その借り賃を不動産屋へ持って行くことになっています。住んでいるマンションを管理している不動産屋なのですが、家賃の方は会社から払われるので、わが家の場合は毎月末に駐車料金を払うためだけに不動産屋に行かねばなりません。他のところはどうだか知りませんが、今どき銀行振込にしないのは何故なんでしょうね。よく払うのを忘れて催促の電話を貰ってしまいます。しかし実はこれもお互い様なんです。小さい不動産屋なのですが、それぞれの人の担当がはっきりしているらしく、例えばお金を持って行っても担当の人手が空いていないと受け取って貰えないのです。暇そうにしている人がいるにもかかわらずですよ。でも例えば担当の人がいなくて別の人にお金を渡したとしても、時としてそのお金がちゃんと渡っていないときがあるのです。後になって今月分払ってくれという電話があります。そんな馬鹿なと思って文句の電話を掛けると、じゃあ調べてみますということになります。払うときに受け取りを貰うので調べればすぐに分かるようですが、まず人を疑う前に身内を調べろと思うのは変でしょうか。

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