2008年5月14日(水)グリーンホール相模大野


 この感想はネタバレ掲示板『みんなでアルコン・れぽ』に書き込んだミニれぽに、少し加筆&修正を加えたものになっております。
 どちらにせよ、妄想てんこ盛り(笑)






■演奏曲目■

Opening 18:30

1.孤独の美学
2.真夜中を突っ走れ!
3.GATE OF HEAVEN
MC 幸
4.悲しみをぶっとばせ
5.冒険者たち
6.夢よ急げ
 MC 幸+桜
7.美しいシーズン
8.Wonderful Days
9.SAVED BY THE LOVE SONG
 MC 高+幸+桜
10.愛の鼓動
11.ONE LOVE
12.Nouvelle Vague
13.LOVE
14.確かにFor Your Love
15.Lifetime Love

アンコール1
16.It's For You〜挽歌
17.シンデレラは眠れない
 〜マサル・ブート・キャンプ?
 〜ジャ○ネット・マルコウ?
18.D.D.D!〜Happy 65th Anniversary for Donald Duck〜
 〜メンバー紹介
19.サファイアの瞳
20.星空のディスタンス

アンコール2
 MC 高
21.ALWAYS



Ending 21:25過ぎくらい

※曲順はかなり曖昧です(^_^;;;



 やっと来ました。My初日。春TOURが始ってから1ヵ月以上経っていたので、もうホントにネタバレ厳禁に耐え(笑)待ち遠しく思っていました。

 いつも書いていますけど、「グリーンホール相模大野」はほとんど地元みたいな会場なので、この会場でのアルコンは思い入れが他とは違います。




【本編】

 アルバム『RENAISSANCE』からの曲がSEで流れる中、定刻に会場内が暗転してコンサートがスタート!そういえば、暗転してからALvinoのKOJIさんが客席にいらっしゃいましたよっ!相変わらず細身でカッコいい〜。


 ステージ前に掛かっていたシルクスクリーンが上がると、ステージ奥にある中央の階段から3人が登場。ステージの後方に4本の白い柱があるので、パルテノン神殿の中から3人が登場したような感じ?あと、サポートメンバーの背後には低い塀があって、等間隔に十字架のような彫刻物が並んでいました。
 そうそう。サポートメンバーは、下手(桜井さん側の背後)にドラムス、上手(高見沢さん側の背後)にキーボードがステージに埋まるように設置されていました。

 3人の衣装は…
 高見沢さんはグリーンの羽というかファーが付いたノースリーブタイプの貴族風な白のロングコートで、ラインストーンがキラキラ光る巨大なチョーカーを付けていました。髪はサラサラのストレート。
 幸ちゃんはブルーグレーぽい色のジャケットで、襟だけ白の太いラインが入っていて、同系色のチェック柄のパンツを合わせていました。あと、黒ぽい細いネクタイも付けていたかな。
 桜井さんは目が覚めるような鮮やかな黄色(レモン色)のスーツに濃紺のネクタイ姿で、超目立っていました。


 1曲目に『孤独の美学』がきたのは予想通りった♪そして、2曲目の『真夜中を突っ走れ!』で高見沢さんがステージ前に出てきたけど、一発目のギター音が出ずかなり恥ずかしいことに…(笑)幸ちゃんや桜井さんも思わず苦笑。

 3曲目に『GATE OF HEAVEN』がきて、もうコンサート終盤のようなノリにっ!この曲の後半で高見沢さんがヴィーナス・エンジェルギターにチェンジしていました♪この曲のエンディングでは、TAROさんのドラムソロも披露されてカッコ良かったぁ!高見沢さんがTAROさんのことを煽りまくっていました。


 最初の幸ちゃんのMCはドラム音が鳴り響いたまま、手短に…。5月中旬とは思えない肌寒い一日だったので、「1年ぶりの相模大野!外は冷え込んでいますけど、この中は既に熱いっ!1階のみんなはもちろん、2階席のみなさん〜!最後まで盛り上がっていきましょうっ!」と煽っていました。


 MC明けの『悲しみをぶっとばせ』は、アルバムとはかなり違うアレンジだったので、最初何の曲か判らなかった…(笑)。次の『冒険者たち』では、高見沢さんノリノリでギターを掻き鳴らしていました。。TAROさんとただすけさんは、お互い向き合いながらアイコンタクトしていたのが可愛かったっ。
 可愛いといえば、『夢よ急げ』の間奏で、幸ちゃんがリズムに合わせてピョコッ!と片足上げるのがツボでしたっ♪可愛いんだよ、上げ方がっ!


 2回目の幸ちゃんのMCで客席はお座りタイム。

 幸ちゃんが定位置に付いて挨拶するなり、ただすけさんとTAROさんが効果音を入れてくれて、面白がった幸ちゃんが何度も同じ挨拶を繰り返して2人の効果音を連発させてました(笑)

 「相模大野はほぼ地元と言っても良いんじゃないかと…町田とか、中央林間とか、南林間とか、大和とか…」と周辺の地名をバシバシ挙げていっていました。客席は中央林間方面の方の声が目立っていたかな(笑)

 春TOURが始って1ヵ月以上経っていましたが、今日が初日!という人もかなり多く(私もその一人さ〜)、「結構いらっしゃいますね〜。お待たせしました〜!」みたいなノリに。TOUR開始当初から少〜し構成が変わっているみたいですが、今日初の人も、そうじゃない人も、生まれて初めての人も楽しめるメニューになっているんだとか、そういう話がちょい続きました。

  幸ちゃんから「菜の花のようなスーツを着ている人」という紹介をされた桜井さん(笑)。確かに、鮮やか過ぎるイエロースーツが目立ってましたなぁ。
 桜井さんはステージに再登場して客席に「なにもない平日に来て下さって…」と挨拶をしながら(笑)指で「今日は…月、火、水…丁度週の真ん中の日ですよ」とカウントしようとした時に手つきが危険なポーズになってしまい(アメリカ人さんに向けちゃいけないポーズです)、過去にも『LOVE NEVER DIED』のTV収録でも同じような手のポーズに偶然なってしまい、それがカメラにアップ映しされてしまったという失敗談を披露してくれました。「日本人には大丈夫ですけど、アメリカ人にはとんでもないことになってしまいますからね〜」と、それ以来手つきには気を付ける様にしているらしいです。

 それから、何故か歩き方の話になって、桜井さんが「水中ウォーキングの時は横歩きの方が速い」みたいなことを言ったら、「何で水の中で?泳ぐの?」と追求し始め、桜井さんは意外にもプールで運動していることが判明し、昔より泳げるようにいなったとか。幸ちゃんは全然ダメらしいです。ただ、「あなたは溺れそうになった時の泳ぎが速いよね〜」と妙は褒められて方をされていました(笑)。桜井さんはいつまでも同じ所に止まってしまう泳ぎ方というか、立ち泳ぎみたいになっちゃうらしい。幸ちゃんから「ヘリコプターみたいだよね。これから桜井のことをヘリちゃて呼ぼうかな」なんて言われて、ちょっとツボに入っていた桜井さんが可愛かった。

 あと、この話の流れで、幸ちゃんが「バカな話もほどほどに…」と言ったのを、「バカが話を…」と聞き間違えた桜井さん、「バカがってどういうことよ?」ちょっとした論争に(笑)


 高見沢さんを呼び込む時、ギターで3本の指に入る…という例えをパロッて、「3本の指が入る高見沢さんー!」という意味不明な紹介をした幸ちゃん。桜井さんは爆笑していました。

 お着替えをした高見沢さんは、紫のペルシャ絨毯のような(笑)ノースリーブのローーーーーングコートを羽織って登場。インナーは白のフリルシャツに黒のパンツでしたが、ベルトというか腰周りに太いゴールドの帯みたいなのが付いていました。腕には白とゴールドの編みこみのアームガードを付けてましたね。
 自慢のペルシャ絨毯ようで(<違うって)、客席に対して後ろ向きになってコートの後ろをマントのようにヒラヒラして見せびらかしていました。


 その後、3人がそれぞれ音合わせに走り(高見沢さんなんて、ただすけさんに音を出してもらってたくらい)、幸ちゃんが「次は3人コーラスで入る曲なので…」と間を繋いでました(笑)

 そんな3人コーラスで入る『美しいシーズン』は久しぶりでした。続いて、新曲『Lifetime Love』のカップリングだった『Wonderful Day』が演奏されまいて、「ああ、この曲を生で聴くの今日が初めてじゃん」と、妙に聴き入ってしまいました。そして次に『SAVED BY THE LOVE SONG』と、新旧の楽曲織り交ぜっ。特に『SAVED BY THE LOVE SONG』は、ド迫力で印象に残りました。TAROさんのドラムが凄く良かったし、高見沢さんが珍しくエレアコで演奏していました。


 高見沢さんのMCでは、去年のソロTOURで初披露した着物の帯を使用したギターを持って出てきてました。 そしてマイクスタンドの前に立つなり、「俺のせいじゃない。アイツ(ローディー)のせいだ。まぁ、こういう事が起きるのもコンサートならでは」と、先ほどの『真夜中を突っ走れ』でのミスの言い訳(笑)。まさか、ギターのスピーカーのボリュームを上げ忘れていたとはね…。ま、楽しいハプニングなら客席も大歓迎ですよ♪

 この時だったか、「今年の夏もALFEEはイベントをやらないので、出稼ぎに行きます。もう羽を休める暇もない」みたいなことを言ってましたね。

 あと、話のオチに合わせてタイミング良く客席から拍手が起こり、「やっぱ、相模大野のノリはいいなっ♪」と感激していた(笑)
 でも、「昔のアルバムを今聴くと、声が子供みたいに聴こえる。すごい可愛い声だった」というコメントに客席が賛同すると、「ええっ?ホントにみんなそう思ってたの?『そんなことないよ』って言って欲しかったのに…かなりショック」と凹んでいた(笑)。まぁ、高見沢さんも、当時の声を「穢れをしならい純な歌声♪」みたいな表現の仕方をしていたしね〜。

 '80年代の頃の話から、「あの頃の俺達って、例えると…そうだな、エビだなっ!エビを水槽から出して、殻を剥いた後のピチピチしている感じ…」という意味不明な例えを披露し、客席及び幸ちゃんと桜井さんを困惑させる高見沢さん。この時のMCがこの日一番印象に残りました(笑)
 幸ちゃんが「エビの殻剥いちゃったらピチピチしないだろ。そのまま殻剥かずにそのまま置いていた方がピチピチ動いているよ」て言ったんですが、高見沢さんが「いや、殻剥いてワインとか掛けるとピチピチ〜ってなるじゃん」と力説しまして、それを聞いた幸ちゃんから「それって苦しんでるだけだよ(笑)」とバッサリ斬られちゃっていました。

 高見沢さんは、本当に不思議な例え方してくれます。別にエビじゃなくても、鮮魚だったら、どれでもOKの例えだったような気がしないでもない。だって嫌じゃないですか?'80年代の頃のALFEEが「まるでワインをかけられて苦しんでいるエビのよう…」て例えられるのは(笑)

 この話の最中だったか、高見沢さんは興奮のあまり持っていたピックを床に落としてしまったんですが、「あっ、ピック落としちゃった」と言って無視しただけで、しゃがんで拾おうとしなかったのは王子クオリティだと思いました(笑)

 あと、当時は「たのきんトリオ」の全盛期で、「桜井賢の"ま"、高見沢俊彦の"た"、坂崎幸之助の"さき"…で、"またさきトリオ"なんて言ってた」という話をして、幸ちゃんと高見沢さんが順々に言っていったのに、桜井さんだけ参加せず、高見沢さんから「なんで参加しないんだよ!」と怒られていましたが、「当時も今も坂崎が全部言ってたもん。俺言ってないもん。第一、お前(高見沢)は参加すらしてなかったじゃねーかよ。『夜ヒット』でも一人だけ歌わなかったし!」と逆襲した桜井さん、素敵っ♪
 この流れで高見沢さんと桜井さんが論争を始め、真ん中の幸ちゃんが「なんか両サイドから怒られているみたいで嫌だ」と愚痴り、ポジションを少し後退させたのがツボでした。この時の桜井さん、珍しく(?)高見沢さんに対して強気でしたね(笑)

 それから、「愛の歌」というか「愛」について語り始め、即興で「ロミオ&ジュリエット」をやりはじめる高見沢さん(笑)。桜井さんに向かって「(裏声で)ロミオっ!ロミオ!あなたは何故、黄色いパンツを履いているの?」なんて聞くし(笑)、桜井さんは怖がりながらも「バナナが好きだからだよ」なんて答えるし(笑)、まるでアンコールのコントのようなノリに…。

 しかも、幸ちゃんが「ロミオ&ジュリエット」の話をちゃんと把握してなかったことから更に問題勃発。高見沢さんが「ロミオ〜」について幸ちゃんに話を振りますが、幸ちゃんの答え方が曖昧で話の収集が付かなくなってしまい…そもそも、「 モンタギュー家にキャピュレット家〜?そんな苗字の日本人は居ないだろっ」と、日本人の設定の「ロミオ&ジュリエット」を思い浮かべていた幸ちゃんて、ホントに洋画が苦手なんだなぁと思いました(笑)。桜井さんが「オリビア・ハッセーも演じていたけど、最近では(レオナルド・)デカプリオもやってたし…」なんて言ったら、「でかぷりおぉ?どうせ、チビプリオだよ」と反抗し、「そんなに卑屈になるよ」とまで言われていました(笑)。かなり卑屈な聞き間違えですよね。
 で、ちゃんと高見沢さんが「ロミオ&ジュリエット」の設定を教えてあげようとするんだけど、幸ちゃんはどうしても横道に逸れた思考しか出来ず、桜井さんから「だから、お前がちゃんと勉強してくればいいんだよ」と説教をされる始末でした。


 このMCコーナーはかな〜り長いクロストークが続いていましたが、、最終的には高見沢さんが「みんなに愛の歌を送ります」と真面目モードに上手く切り替えてました。

 『愛の鼓動』の桜井さんの美声に聞き惚れてしまった。そして、『Nouvelle Vague』〜 『LOVE』の流れがカッコ良かった。照明も凄く綺麗だったし、ド迫力でした。欲を言えば、『Nouvelle Vague』では見た目も派手なエンジェルギターで弾いて欲しかったなぁ。どちらにせよ、今回のコンサートで一番印象に残った曲構成でしたね。

 その後、幸ちゃんのアコギ・ソロで始る『確かにFor You Love』はちょっと意外な選曲でした。もう、幸ちゃんの優しげなアコギがたまりませんっ♪その流れから、アコギの渋いサウンドで入る『Lifetime Love』に繋がっていったのはカッコよかったです。やはり生で聴くと良さも倍増っ!

 『Lifetime Love』はもっとエンディングでのギターソロが長くなるかと予想していましたが(むしろ、『LOVE』のエンディングでのギターソロが長い/笑)、間延びすることんなくジャンッ!と締めた印象が残りました。





【アンコール1】

 まず、今回のTOUR-Tシャツを着たTAROさんとただすけさんがステージに登場。そして、サポートメンバーの演奏が始ってから3人が登場。

 高見沢さんはラインストーンでスカルがプリントされたチビTシャツに、ラインストーンでハートマークとかがいっぱい付いた派手なジーンズ姿で登場。黒のデカサングラスにインカム付きです。

 幸ちゃんはグレーにオレンジの星柄のTシャツに、蛍光グリーンのスキニーパンツに蛍光ピンクのシューズというド派手な組み合わせ☆

 桜井さんはグレーぽいシャツに黒の細身パンツを合わせて超シンプル。

 いきなり『It's for you』が歌われ、そのまま派手なアレンジの『挽歌』に続きました。そして、幸ちゃんのパーカッションで始る『シンデレラは眠れない』を立て続けに演奏した後、お待ちかね(?)のコント・コーナー。


 なんと、今回は「ビリー・○ート・キャン○」の姿で桜井さんがステージに再登場!頭に白のゴムバンド付けて、ブルーのタンクトップ着て、迷彩柄のダボダボパンツにお着替え!もちろん、トレードマークの黄色のグローブも着用!今回はインカムを付けていたので、踊りながら喋っちゃいます。

 幸ちゃんもこのコーナーではインカムを付け来たので、桜井さんに対してのノリツッコミの動きは俊敏っ!

 何気にこのコントの時、高見沢さんと幸ちゃんもちゃんと桜井さんに合わせて後ろでちゃんと踊っているのがツボ。意外に一生懸命ストレッチしていたりする。でも、桜井さんは最終的にはドジョウ掬いになりましたが(笑)。この時、桜井さんが高見沢さんのことを、「そこの、白二才」て呼んでいたのにはウケました。青二才に掛けていたらしいです。
 あと、幸ちゃんの「世界のナベ○ツ」をパクッた物真似は、本人よりも面白かった(笑)

 そして、このままで終わらず、幸ちゃんの「ジャパ○ット・タカ○」のパロディまで!まさかTV画面のセットまで用意しているとは思いませんでした(笑)。ちゃんと、GOODSのお菓子を宣伝していましたよ(笑)。しかも、酔っ払い賢さんまで登場してホントにコント番組を見ているような錯覚に陥りそうでした(笑)

 なんか、アンコールでの出し物のクオリティが、無駄に高くなっているような気がするのは私の気のせい?むしろ、気のせいであって欲しいような…(笑)


 桜井さんのダンスというかストレッチのレッスンは続き、そのノリのまま『D!D!D!〜Happy 65th Anniversary for Donald Duck〜』に突入!前奏と同時に客席には金テープが飛んできて、2階席にまで届いたのにはびっくりしました。
 高見沢さんはステージ前に出てきてノリノリにダンスしながら歌っていましたが、2番の歌詞をモロ忘れ。「(歌詞が)出て来ないーっ!」誤魔化しようもないっ。サビになるまで、歌声は復活しませんでした(笑)。そして、間奏ではD!D!D!グローブを外してドナルド・ギターでソロを演奏しましたが、その後、再びグローブを嵌めようとするが案の定モタモタと上手くいかず(笑)。なんとか嵌めたのに、左右逆だったという素晴らしいオチ付きでした☆


  そして、フライングV・エンジェルギターに持ち替えた高見沢さんがメンバー紹介に入り、、「まだまだ〜」と高見沢さんがTAROさんを煽ってドラムソロを長めに叩かせていました。その勢いのまま客席をも煽り、そのまま『サファイアの瞳』へ。間奏で桜井さんと高見沢さんが前に出てソロ演奏を披露していましたが、その間に幸ちゃんが高見沢さんのマイクスタンドに近付いて、ピックを1枚パクッてました(笑)。ホントに自由な動きをする人です。

 続いてクリスタル・エンジェルギターに持ち替えた高見沢さんが、ピカピカとギターを光らせ、そのまま『星空のディスタンス』へ。間奏とかでは、わざとステージの照明が暗めになって、クリスタル・エンジェルギターの光っぷりを強調していました。幸ちゃんも、光っぷりを見学しに行ってましたからね(笑)


 演奏終了後、5人全員が前に出てきて挨拶した後(幸ちゃんとただすけさんは、お辞儀しながらストレッチをしていました/笑)、幸ちゃんが去り際に投げキッスをしてくれました♪






【アンコール2】

 高見沢さんは黒のシースルーぽいドレスシャツに黒のパンツにゴールドのチェーンベルトを合わせて登場。黒の薄いグラデーションの入ったサングラスも掛けてました。

 幸ちゃんは赤と白のチェック柄ぽいシャツに白パンツ姿。シャツはかなり胸元を開けていてセクシ〜に着こなしていました。でも、そのまま帰れそうな格好でもあった(笑)

 桜井さんは黒のシャツに黒のパンツ姿という、ちょっと高見沢さんとペア♪な感じ。


 高見沢さんが開口一番「相模大野、最高っ!」と客席を煽る。

 そして、自分達3人の関係を「ユルイ絆」と表現しました(笑)。「ガチガチに固い絆って意外に脆いんだよ。ユルイ方が色んな形になれる」と、妙に説得力のある言い方をした高見沢さん。しかし、「俺と坂崎の間にはユルイ絆や愛情がある。坂崎と桜井の間にもユルイ絆がある。俺と桜井の間には……何も無い。だって、(立っている)場所が遠いからさ」と、しっかりオチを付けないと気がすまないらしい。

 高見沢さんの「ユルイ絆」という表現から変な方向に話がいってしまい(笑)、桜井さんから「余裕」という上手い表現を頂戴して、なんとか軌道修正していました。この時、幸ちゃんは何かツボに入ってしまったようで、腰砕けになりそうなくらい真ん中で一人大笑いしていましたわ。

 そういえば、この時のMCだったか、「売れない頃はライヴが終わった後暇だったから、3人して身体検査をやってた。しかも、身長とか測るんじゃなくて、耳から耳までの長さとか、顎の長さが誰が一番長いかとか…いちいちメモまでした」というエピソードが出て面白かったです。ちなみに、顎が一番長かったのは桜井さんらしいです。

 MCの最後の方で、「愛情ていろんな形があると思う。今日のコンサートの盛り上がりの良さについて、コンサートが終わった後に一人一人楽屋に呼んで伝えたいくらいなんだけど、それはいくらなんでも無理なので(笑)、僕達がいつまでも元気にステージに立ち続けていることが、みんなの愛情に応える形になるんじゃないかなと思います。ずーっとユルイ3人でステージを続けていくから、みんなも安心して着いて来なさい!」…みたいなことを、高見沢さんが力強く言ってくれたことが印象的でした。

 そして「いつまでもステージに立ち続ける」という意味合いも込めて歌われた、最後の愛の歌『ALWAYS』は、MCの内容もあって凄く印象に残りました。


 演奏終了後は、それぞれ客席に挨拶しながらステージを去っていきましたが、桜井さんが下手の花道の先まで出て、ピックを花道側のファンの手の平に一人ずつ乗せていて、ピックが無くなると残りの人達にハイタッチして去っていった姿が、いかにも桜井さんらしくて印象に残りました。

 最後までステージに残っていた高見沢さんは、端で深々とお辞儀をした後、最後の最後にサングラスを外して客席に笑顔全開!もう、ファンのツボをよく判っていらっしゃいます。






 3時間強のコンサートでしたが、本編の重厚感とアンコールの軽快さ(笑)、そしてALFEEの情熱が込められたLOVE SONGで締めた内容は、結成35周年の集大成的な感じもしました。特に本編の曲構成て最近のパターンには無い感じでとても新鮮でしたね。

 久々に聴いたと感じた曲もあったし、アレンジが変わって新鮮に感じた曲もあったし、印象に残る曲も多かったです。でも、今回は「エビ」に尽きるかと(笑)とにかく、相変わらずインパクト大の発言をしてくれる高見沢さんだな〜と再確認できました♪