2007年8月19日(日)有明コロシアム(ファイナル)


 この感想は、『みんなでアルコン・れぽ』に書き込んだミニれぽに少し加筆・修正したものを転載しております。





■演奏曲目■

Opening 17:15過ぎ

1.禁断の果て
2.騒音おばさんVS高音おじさん
 MC 高見沢
3.けだるい色の花
4.若者たち
 MC 高見沢+ルーク篁+KOJI
5.LONELY LONELY
6.洪水の前
 MC 高見沢
7.17の時に逢いたかった
8.Fiance
9.Desire Red Rose
 MC 高見沢+ルーク篁+KOJI
10.千年ロマンス
11.O.Z.Y
12.愛の偶像(ラブ・アイドル)
13.Super Star
14.Kaleidoscope

アンコール1
 MC 高見沢
 〜Special Guest 1 DJ HANGER 登場
15.No Title(instrumental)
16.Techno Glamorous ('59 LP Standard)
 〜メンバー紹介
 〜Spesial Guest 2 Anchang 登場
17.君に会いたい
18.Endless Dream 2007
20.Kaleidoscope(王子連合ALLエンジェルギター)
21.Rock'N Roll(Led Zeppelin)
22.騒音おばさんVS高音おじさん

アンコール2
23.I Wanna Be Free(ザ・モンキーズ)
 MC 高見沢 〜千年ロマンス(アコースティックVer.)
24.Song for You

Ending 20:20過ぎくらい

※曲順はかなり曖昧です(^_^;;;




 遂に迎えました!高見沢俊彦ソロTOUR『Kaleidoscope〜天使の狂宴〜』は、この日がTOURファイナルです。
 会場内にはテレビカメラが入っていたので、映像化はまちがいない!
 ↑追記:11/28にDVD発売決定です♪

 ファイナルということもあって、王子に縁のある若手バンドの方々の姿を客席で見かけました。それから、幸ちゃんが見に来てましたねっ!この日の席が通路に近かったので、会場内が暗転していても幸ちゃんが歩いていく姿を意外に近くで見れまして、「えっ?幸ちゃん?」とビックリしてしまいました。

 昨日に引き続き前説というか開演前のアナウンスが面白くて、2回あったみたいだけど最初の方は私は入場していなかったので聞きそびれてしまいました。
 2回目のアナウンスはコンサートの主催者を紹介した後に、「桜井賢、坂崎幸之助の応援でお送りしたいと思います」て続けたので、客席から笑いと拍手が沸き起こりました。また、「王子は気球に乗って向かっている為、強風に煽られてまだ会場に到着しておりません。…あっ、今、王子が白馬に乗って会場に到着した模様です。さすがです。シングル『千年ロマンス』のジャケットの白馬です。しかし、有明コロシアムには馬を駐車する場所がないので、今探しているところです」って言うんだもん。相変わらず面白いこと考えます。しかも、最後は「それでは開演まで…やっぱりあと2日ほどお待ち下さい」だって!(笑)



 開演そのものは15分ほど押して始りました。
 OPや衣装などは昨日と同じ。髪型も昨日はしっかり確認できなかったんですが、後ろを「神髄」の時のパンフみたいに結っていました。

 王子は登場早々からノリノリ。曲は『禁断の果て』でしたが、クルクル回ったりステップ踏んだり、気合入りまくりでした。当然、その勢いはサポートメンバーにまで伝染していて、『騒音おばさんVS高音おじさん』の時なんて凄かったです。この曲はホントにライヴ向きですね。


 1回目のMCはドラム音が鳴り響く中で、「ようこそ天使の狂宴へ。遂に今日の有明コロシアムでTOURファイナルです。さぁ、最後は大号泣で終わるのか、大爆笑で終わるのか。とにかく、今夜は真っ白な灰になるまで燃え尽きるぞっ!」と気合のご挨拶。
 あと、「今日もこの天使たちをお送りしたいと思います。しかも元悪魔(ルークさん)がいます。あっ、そういえば、元キリストの涙(KOJIさん)もいるっ!こう考えると凄いバンドだ(笑)。王子に元悪魔に元キリストの涙がいるバンド」って言ってましたね。

 POPな感じの『けだるい色の花』もノリノリで、なんかアイドルちっくな体の振り方をする王子がすこぶる可愛かった。その次の『若者たち』はKOJIさんやルークさんがノリノリで、間奏のKOJI→王子の掛け合いぽいギターソロがカッコ良かったなぁ。しかし、ラストのサビの部分をマントをヒラヒラさせて歌うから、ジュディ・オング通りこしてバタフライになっていて笑えました。


 2回目のMCは昨日と同じく衣装のマントを外してからのMCになりまして、満席の観客の声援に圧倒されて、「なんか声が上から降ってくるみたいだ。よし!上の人達だけで声を出そう!『王子!』がいいな。どこから上かは各自で判断するように(笑)じゃ、せーのっ!」という王子の掛け声で、客席の上の方から「王子ーっ!」という大声援が上がってご満悦の王子♪
確か、今日は「この髪型も見てくれっ!」て言って、ちゃんと結った後頭部をしっかりアピールしていて、何度も後ろ姿を見せてくれました。あれだけアピールするってことは、あの髪型作るまでに相当時間掛かったんだろうなぁ…(^_^;;凄いぞ!ヘアスタイリスト!

 ここでは色んなことを話してくれて、今回のアルバムのコンセプトはみんなに高見沢俊彦を料理してもらうということで、「彼らがイメージする高見沢的な歌詞」が提供されて、「俺はこんな風にイメージされているんだと新鮮だった。だけど、『俺は声が高い。だから貫禄ない(作詞:宮藤官九郎)』て言われてもなぁ(笑)そういイメージなのかぁ」と言いながら、「みんなは俺にどういうイメージを抱いているんだろう?こういうのはいきなり聞いた方が良いからな。KOJI!お前、俺に会う前までは俺のことどう思ってた?」と、本当に唐突にKOJIさんに振る王子。当然、トークのアドリブが苦手な(笑)KOJIさんは固まって言葉に詰まる。あまりに無言の状態が続いたので、「お前、俺の話ちゃんと聞いてたか?」とツッコミ、何故かキーボードの方がマイクに声が拾われちゃうくらい大爆笑していました。そうか。KOJIさんて人の話を聞かないタイプなんだ(笑)。

 しかし、KOJIさんは凄かった!さすが「王子連合」の天然キャラ!時間をかけて出した答えは「え〜と、おじいちゃん」ですよ!これには客席大爆笑!王子は転びそうになっちゃって「おじいちゃんだと〜?お前、今日のメシ抜きだっ!(怒)」と大ブーイング。KOJIさんてイイ度胸しているなぁ〜と関心していたんですが、「おじいちゃん」には理由があって、王子との出会いは小学生の時でキョンキョンの『木枯らしに抱かれて』の作詞作曲の所に「高見沢俊彦」て書かれていて、KOJIさんのイメージでは「音楽家=音楽教室に飾られている肖像のような人達のこと」だから、「おじいちゃん=歴史上の偉人」てことらしいです。
 「お前、それ先に言えよ」て王子から言われていたけど、あとはKOJIさんからおだてられる一方だったので、王子は最終的に反り返ってました(笑)。でも、そんな王子の姿をご立腹と捉えたKOJIさんは、「なんか空気読めてなくてスミマセン」て言ったりして、ホントに天然ぶりが炸裂していました。

 もちろんルークさんにも話が振られ、「大先輩ですっ!」と一言。「あと、テレビで愛想を振り撒かないひとだな…と」的確なことを言ってのけたので客席も大ウケ、王子も「昔は(テレビで話すことが)嫌いだったんだよ」と認めていました。でも、「近寄りがたい人だったけど、アプローチするなら王子だ!って思っていました」と、ルークは最初から王子狙い(笑)であったことを告白。そして知り合ってからのイメージは「やっぱり大先輩ですっ!」とのこと。
 王子曰く「大先輩とか言われると恐縮したくなる反面、やっぱ嬉しい(笑)。人間は褒められて伸びる生き物ですからね。僕もこうしてどんどん褒められて伸びていきまして、今では3m50cmになっています」だそうです。あ〜、はいはい。パチパチ(笑)。

 この時だったか忘れたけど、「年々(自分は)派手になってきている。もう、ここまで来たらこのまま還暦を迎えてやるっ!前人未到の還暦ロッカーになってやる!」みたいなことを宣言していました。うん、王子ならやり遂げそうな気がします。あと、「年を重ねるんは良いもんだというのを、自ら証明していきたいっ!」みたいなことも言っていて、その部分は賛同したくなっちゃいました。

 『LONELY LONELY』に入る前に、「ギターを弾いていられれば寂しくなんかない」て言っていて、なんか妙に王子が可愛らしく見えてしまいました。その次の曲の『洪水の前』もなんとも言えない雰囲気で、アルバムの中で一番好きな曲だけどコンサートでも一番心して聴いてしまう曲かも。


 3回目のMCでは、『LONELY LONELY』の歌詞に触れ、「母ちゃん」という歌詞に衝撃を受けてレコーディングが大変だったということを話してくれました。色んなパターンの母の呼称で仮歌を録ったとジェスチャー付きで披露してくれましたが、やはり「母ちゃん」が一番しっくり来てついつい拳を回したくなるとか(笑)。「実際に『母ちゃん』なんて言ったことないけど、今度1回くらい言ってみようかな。きっと倒れると思うけど」なんて言っていたので、是非実践して頂きたいです。

 で次に演奏された楽曲は、16年前に初ソロアルバム『Ism』からだったんですが、「本当は次の曲を歌うのは昨日だけのつもりだったんですが、『出し惜しみするな』と言われたので今日も歌います」ということで、『17の時に会いたかった』が歌われました。2日連続で聴けるとはっ!誰だか存じ上げませんが、王子にクレーム付けてくれた人に感謝っ!この曲は本当に名曲中の名曲ですよね。ずっと、ずっと歌い続けていって欲しい曲の一つです。
 そして、有明では初の『Fiance』も歌われました。おお〜!こちらも久々っ。歌い方が16年前とはまた違った感じになっていましたね。


 4回目のMCでは、MC前に歌っていたアルバム未収録曲の『Desire Red Rose』について語って、「16年前のソロTOURに来たことがある人?」て聞いたら、客席の半分以上が手を挙げて、「おお〜。今でも着いて来てくれたありがと。あれから16年経ってますよ」と、妙に重みのある言葉が(笑)。ああ、16年も経っちゃっているのよね…。

 前世の話になって、「僕の前世はヴェニスの穀潰しだったらしい。久しぶりに言われたよ、穀潰しなんて(笑)。まぁ、要は遊び人てことで、それもロックな人生で良いんじゃないかと」という話で、「今関わっている人は前世でも何らかの形で関わっているというから、ルークもヴェニスに居たかもしれない。ゴンドラ漕いでいたりしてね(漕ぐ真似するルークさんオチャメ♪)。KOJIはな〜、商人の妾だったりして(笑)いや、女だったんじゃないかな〜って。可愛いし(笑)」と、KOJIさんをからかうことを忘れない王子(笑)。

 昨日はルークさんに飴を貰ったお礼にドロップ(2缶)を贈呈した王子でしたが、今日はなんと「ギター!………も拭ける携帯クリーナー!」と超思わせぶりは贈呈(笑)。一瞬、ルークさんも客席も「ギターをプレゼント?」て思っちゃったよ。あの、有明限定GOODSになっていたポチ&タマの携帯クリーナーでしたよ。今日も片膝付いて忠誠のキス付きでルークさんは受け取り、その後物凄い飛び跳ねっぷりを披露して喜びを表現していました。王子から「まさか、あんなに喜んでもらえるとは思わなかった」と言われるほどの喜びっぷり。ルークさん、足がかなり高いところまで上がるんだよね〜。体柔らかいなぁ。

 昨日は何の贈呈もなかったKOJIさんも分も、さすがファイナルということで用意していて、なんとシロヒコのクッションをサイン入りで!KOJIさんもルークさんに倣って、片膝付いて忠誠のキス付き。「サイン入りだ♪」と感激して、飛び跳ねたり、クッションを頭に乗せたりして喜びを表現。しかし、自分の後ろにあるマーシャルの上に飾ったら、王子から「そこに置くのは止めろ。曲の雰囲気と合わなくなるから(笑)」て却下されていました。確かに、視線がシロヒコに行っちゃったかも(笑)。

  この時だったか曖昧なんだけど、「王子連合」の4人のメンバー(王子・ルーク・Anchang・KOJI)はみんな4月生まれのA型なんだそうです。「だから俺は血液型占いは信じなくなったよ。だってみんな違うもん」って言っていました。確かに(笑)。
ギターの弾き方とかも全然違うし、扱い方も違うんだとか。とにかくルークさんはギターを弾き終わる度に綺麗に磨きまくるそうです。しかも、そんなことを言われたら、直ぐローディにタオル持ってこさせて拭いているルークさん!色んな意味で仕事早っ(笑)。

 王子連合は飲みで集まっても、最終的には音楽の話が多いらしいですが、これがいつも一緒のメンバーになると健康の話になるらしい(笑)。「昔はどんな女がイイかとか話していたのに、今楽屋でする話といえば、やれ血糖値が高いだの、血圧が高いだの、頭が痛いの、毛が抜けただの、この薬がいいとか…」って言っていたけど、最後の方の言葉は客席で見ていた某K.Sさんへの当て付け?(笑)客席に居ても絡みたいらしいです(笑)。


 そして『千年ロマンス』が演奏されて、間奏のギターソロの時にステージが暗くなってクリスタル・エンジェルギターが光るという演出は王子ならでは!その次の『O.Z.Y』はとにかく盛り上がる曲!ルークさんやKOJIさんも前に出て来て客席を煽りまくりっ。2人がかなりステージ左右動き回るので、一体どこを見たら良いのか見所あり過ぎて視線が定まらないです。18日のレポにも書いたけど、照明もすっごく綺麗で、どの曲の時だったかなぁ、凄く斬新な照明があって思わず照明に見惚れて目がチカチカしちゃった。<バカ
 もう後半は怒涛の盛り上がりで、本編ラストの『Kaleidoscope』まで一気に突っ走った感じでした。『Kaleidoscope』のエンディングなんて、ステージ前にルーク・王子・KOJIと出てきて、3人揃って速弾き!見応え聴き応えアリアリ!<興奮の余り日本語変



 1回目のアンコールでは、王子は昨日と同じく濃ピンクのラメスーツに黒のフリルシャツでサングラスとインカムを付けて登場。

 王子の紹介でスペシャルゲストのDJ HANGERが登場しましたが、なんと彼は初めて買ったCDが中1の時にTHE ALFEEの『Believe』だったそうです♪

 王子は「今夜のファイナルはとことん弾き倒す!」と宣言した通り、DJ HANGERさんとのセッションは昨日とは比べ物にならないほど長かったです(笑)。もう、王子がギターを嬉々として弾いている姿が最高でしたね。一番幸せな瞬間なんだろうなぁって、客席から見ていても判るほどでした。
 あと、何気にこのインストの時のベースソロがカッコいいです!

 インストを2曲演奏した後は、呼び込みを兼ねてのメンバー紹介。昨日、王子と拳合わせを忘れていたルークさんは、今日はしっかりやりました。王子から「昨日忘れたろ?」なんて言われていたっぽい。


 そして、スペシャルゲストの野獣ギタリストのAnchangも紹介されて、王子連合勢揃いで『君に会いたい』メタルヴァージョン。もう王子はノリノリ、王子連合の3人も自由にステージあっちこっち動き回っていて、ホントにどこを見れば良いんだかっ!
 その勢いのまま『Endless Dream 2007』が演奏されて、王子はライトセーバー持って高〜い所まで行っちゃいました。しかも、すぐ近くで花火が上がったのに、全く動じていない王子て凄過ぎ。私はどういうわけか、帰り道、この曲がずっと頭の中でエンドレスに流れていました。なんか妙にインパクトが残ってしまったらしいです。

 そして王子が「Kaleidoscope!天使の狂宴〜!」と叫んで『Kaleidoscope』を再び披露。王子がクリスタル・エンジェルギター、ルークがヴィーナス・エンジェルギター、AnchangがフライングV・エンジェルギター、KOJIがローズ・エンジェルギターという天使の共演!昨日はルークさんのギターが途中でトラブってチェンジしちゃったけど、今回は最後までヴィーナス・エンジェルギターでした!凄いですよ!横一列にエンジェルギターが4本!順々にソロを披露していくんですが、もうド迫力でしたよ。ルークさんとKOJIさんは特に大きいギターなのに、軽々と振り回していたし速弾きを披露するし、ルークさんとAnchangなんて後弾きまでしましたよ!ヴィーナス・エンジェルギターで後弾きするだなんて、ルークさん凄過ぎ!
 特に王子連合の3人はエンジェルギターでステージを駆け回っていて、色んな意味で凄かったです。全然弾きづらそうには見えなかったし、むしろ楽しんで弾いていましたね。しかも、王子のソロの時は屈んでギターを弾くという忠誠っぷりを披露。すばらしい連合です。

 このノリで『騒音おばさんVS高音おじさん』まで突っ走りまして、ルークさんやKOJIさんのおばちゃん台詞も最高だったし、「エアババァ」の後の溜息が王子の超音波になっちゃうし、「ピンポンダッシュ!」のところでは、王子は歌いながらジェスチャーしていて、「テケテケテケ」て擬音を付けたくなるくらい可愛いらしい走りを披露!全員がナチュラルハイになっていました。ルークさんなんてクルクル回りまくったり、屈んで速弾きしたり、ファイナルだとばかりに暴れまくっていました。

 最後はバンドメンバー全員横一列に並んで万歳&お辞儀。ルークさんはペットボトルを客席に投げていました。

 そうそう。ステージ下がる時に、KOJIさんは必ずステージ脇で最敬礼してから去って行くんだよね。すっごく王子のステージに敬意を払っているな〜って、ジーンとくる姿でもありました。



 2回目のアンコールは王子が同じ衣装で一人で登場。1回目のアンコールの時に途中で外していたサングラスを再び掛けてきていました。

 エレアコで『I Wanna Be Free』を歌った後にMCに入りまして、この曲に対して「子供の頃、歌詞の意味も判らず聴いていたけど、とにかく好きな曲だった」と語っていました。

 あと、自身初シングルとなった『千年ロマンス』の話になって、「作詞してくれた綾小路は凄いロマンチストなヤンキーだった」と言っていました。でも、とにかく思い入れの強い曲になったとかで、その熱い語りの勢いで1番だけギター1本で歌ってくれました♪

 「今回のアルバムは好き勝手に作ったんだけど、こうして(オリコンベスト10内にチャートインして)認められたことが自信になりました。そして、このソロプロジェクトが今こうして無事に終えることが出来て嬉しいです。ここまで来るのに色んなことがあって、今まで経験したこともない悲しみにも直面しましたが、色んな人達の協力を得てここまで来ました。プロセスから関わった人も含めて、本当に全ての人に感謝したいと思います。本当にありがとうございました」
 …て、語った高見沢さん、このソロプロジェクトには色んな「想い」が込められていたんだな〜て、改めて痛感しました。

 そして、「このソロプロジェクトは終わった後は、本家の秋のTOURでお会いしましょう。もう『千年ロマンス』の通りね、本家は千年続けるような気持ちで行きます!」みたいなことを宣言してくれて嬉しかったな。

 最後は『Song for you』で終わりましたが、ギター1本で丁寧に歌う高見沢さんの声が心地良かったです。そして、歌い終わった後、感無量という感じにその場にしばらく立ち尽くしていた姿がとても印象的でした。
「達成感」て、ああいう姿を言うんでしょうね。

 最後はゆっくりと、ステージ左右中央の花道に出て行ってお辞儀をして、去り際に深々とお辞儀をして去って行きました。


 終わって寂しいと言うよりも、王子は…高見沢さんはやり遂げた!という達成感や充実感の方が強かったです。なんか高見沢さんのロック魂を見せつけられましたね。

このTOURで刺激を受けパワーアップした高見沢さんが、本家のステージでどんな姿を披露するのか、本当に楽しみです。