2006年8月12日(土) YOKOHAMA STAR-SHIP Only One Night |
■以前、「夏イベ専用掲示板」に書き込んだミニれぽをそのまま転載しております。■ |
この日ほど、「雨天決行になっているけど、いくらなんでもヤバイんじゃないか?」と思った夏イベはなかったです!夏イベ会場に行く電車の中、雷雨の音があまりに凄まじくで車内アナウンスがかき消されてしまうし、ドアが開けば雨が物凄い勢いで吹き込んでくるし、「本当に大嵐だよ…」と戦々恐々となりました。 会場近くのホテルでママンボと合流してチェックインした後、客室の窓からイベント会場方面を見たんですが、「もしかして一生分の稲光を見ているんじゃ?」て思うくらい、あっちこっちで稲光が連発。ちょっと大袈裟な表現かもしれないけど、この世の終わりを見たような在り得ない光景を目の当たりにしました。 しかし、開場時間が迫ってくると雨足が弱まり、あれだけ空を轟かせていた雷もだいぶ穏やかになってきて、「もしかして雨が止んでくれるかも?」と僅かな期待を胸に、雨合羽を着用してイベント会場へGO! 向かっている途中から天気が急激に回復してきて、気温もグングン上がってきて、雨合羽姿の私はどんどん蒸されていきました(笑)。そして、イベント会場へ着くと、水溜りがあちこちに出来てはいましたが、楽勝で夏イベができそうな感じになっていてのにはビックリ。この天気の回復ぶりは異常というか正にミラクルでしたねっ!
会場内に入るとメインステージのセットが目に入りましたが、去年のセットと似たような感じでしたね。寸前まで大雨が降っていたので、ステージ上にはビニールの屋根が設置されていました。中央には花道が出来ていて、Bブロックの先まで伸びていました。両サイドにも中央ほどの長さがありませんが花道が設置されていましたね。また客席中央の左右にはモニターがそれぞれせっちされていて、始るまでは夏イベのタイトルロゴが映し出されていました。 そして、コンサートが始る寸前には夕陽まで射して、この奇跡的な天気の回復ぶりに感激しましたね。始る前からテンションがアゲアゲ!(笑)始る前にこんなに嬉しくなった夏イベって、今までなかったかもしれない。
そして、なんと定刻より2,3分ほど前には、サポートメンバーの山石さんとTAROさんが定位置に付いてました(笑)。は、早っ!と思ったと同時に、何故か後ろから歓声が…。「何だ?」と振り返ると、巨大な青の横断幕がウェーブのごとく前に迫ってきました。なんかサッカーの公式試合のスタンドみたいっ♪ 「きゃ〜っ!なんだ〜♪」と幕に頭上を覆われてキャッキャッしていたら、なんと中央の花道の中から3人がっ!私は花道横のブロックだったので、いきなり3人を間近に見られてテンションUP!…いや、正直に言おう!目視できたのは桜井さんと幸ちゃんだけでした。「高見沢さんは見えないなぁ」て思っていたんですが、既にステージにすっ転んでいたらしいです(笑)。 3人が登場するなり『Victory』の前奏が流れ、幕が下に降ろされて3人の姿が客席全体にお披露目!いや〜、こんなカッコいいと感じたOPが初めてかも!高見沢さんが転んでいたというのはご愛嬌だね(笑)。多分、少数の人達にしか目撃されていないと思うし…。 もうね、登場して早々にすっ転んだ高見沢さんを愛嬌で許せちゃうくらい、この時の高見沢さんの衣装はツボでした!プラチナゴールドのヴィックを被っていて、ヴァンパイアがエリマキトカゲ(両極端過ぎる表現?)を彷彿させるようなゴージャスな襟の付いた貴族風ジャケットで、腰の部分には黒い羽根の塊みたいなのが付いていて正にダチョウ!しかも、ブラックデニムパンツにはラインストーンが唐草柄ぽく散りばめられていて、それに黒のへヴィメタちっくなロングブーツを合わせていて、超カッコよかったのだよ〜♪後ろから見ると新種のダチョウなんだけどさ〜<くどい? あまりのカッコよさに、「カッコいいよ!タカミー、カッコいいよ!ダチョウみたいだけどカッコいいよ!」と隣のママンボに連呼していましたから(笑) たとえ、4曲目の『Stand up,Baby-愛こそすべて』で体力考えずに走りまくって、途中で息切れを起こしても、この日のタカミーはカッコ良かった(笑) しかし、この初日は「転倒たかみー」に尽きるかと(笑)。開演のちょっと前まで雨が降っていたから、ステージが通常よりも滑りやすくなっていたとはいえ、とにかく凄まじかった。 最初の幸ちゃんのMCの後に『NEVER FIDE』が演奏されたんだけど、高見沢さんがハート・エンジェルギターを「ジャーン!」と掻き鳴らした瞬間にズルッと転倒し、その拍子でハート・エンジェルギターの羽根の部分が下顎のヒット!思わず尻餅を付いてしまった高見沢さんでしたが、さすがに痛みに耐え切れなかったのか、そのままバターンと真後ろに倒れてちゃいました。しかし、なんとか起き上がると「タイム!タイム!」と演奏停止を宣言し、「エンジェルちゃんの羽で(顎を)打った…」と言いながら顎を冷やしに一時裏に去って行く高見沢さん。幸ちゃんの「あんなギターじゃなければ、そんな目に遭わなかったのに…」て、ボソッと言ったのがツボでした(笑)。桜井さんも、「良かった〜。俺のフツーの形でっ♪」なんて言っちゃうし。突然のハプニングよる演奏停止になっても、余裕で繋げる幸ちゃんと桜井さんのMCぶりが嬉しかったな。 戻って来た高見沢さんは、「ステージが濡れていたから滑った」みたいな言い訳をしまして、何故か幸ちゃんと桜井さんに向かってステージを拭いて欲しいとリクエスト(笑)、「俺が拭くの〜?」てスタッフが用意したタオルで高見沢さんのステージ周りを拭いていた幸ちゃん最高。桜井さんは、バレーボールのコート拭きの人みたいな機敏な動きを披露していました。 すっかり出鼻を挫かれた桜井さんの「俺が一番可哀想だろ」という愚痴を聞き流しながら、サラリと先ほどと全く同じMCをして曲に入ろうとした幸ちゃんが最高でした。幸ちゃんとしては、「ああいうハプニングはもう少し後にとっておいて欲しかった」らしいですけどね。 しかし、記念すべき25回目の夏で、とんでもない伝説が再び築かれてしまったものです。 ちなみに、転倒までいかなくても危機一髪だった人がもう一人。『メリーアン』で桜井さんが中央の花道の方へ出て来た時、いざ歌おう!とスタンドマイクに歩み寄った瞬間に足元がズルッと滑り、サングラスを掛けていても超焦ってまーす!と丸判りの表情で歌に入ったのであった。でも、高見沢さんと違って足の踏ん張りが効き、歌に影響しなかったのはさすがでした。 その後のMCで「もうちょっとでイナバウワーになるところだった…」と、恐怖体験を語っていました(笑) 桜井さんは、アンコールでも『STAR SHIP-光を求めて-』を歌い終わった後に、気が緩んでいたのかステージの階段手前でズルッと滑っていて、そこも頑張って踏ん張っていました。 その点、幸ちゃんはスポーツシューズを履いていたのが良かったのか、2人に比べてかなり慎重に歩いていたせいか、私が見ていた限りでは一回も滑ることがありませんでしたね。まぁ、滑らなかったからこそ、誰かさんのことをネタにできたわけですが(笑) それから、アンコールではBEAT BOYSが登場して嬉しかったですね。春TOURに引き続いての登場でしたが、見た目がまんまアルフィーだったので返って可笑しかったです。 そして、『誰よりもLady Jane』を演奏しておいて、いきなり『HEART BREAK LONELY RAIN』を歌いだすところなんてBEAT BOYSらしくて最高でした。しかも、間奏ではボックスまで披露して、一生懸命練習していたんだろうなぁ〜て判るくらいの頑張りようで大感激しました♪ 夏イベ初日だというのに、ラストは『SWEAT&TEARS』で盛大に締め、演奏終了後には3人ステージを降りて一番後方のブロックまで歩いて行って去って行きました。まるで、今日で終わりのような盛り上がり&感動で…明日のことを考えられなくなるくらいでした。 曲で印象に残ったのは、横浜ならではの『Victory』、『夜明けのLANDING BAHN』と、妙に迫力があった『裏切りへの前奏曲』と、『平和について』〜『On The Border』かな。 あと、『ONE』と『STAR SHIP』で高見沢さんが最新のエンジェルギター(Prince-Tギター)を登場させて見た目にも迫力がありました。やあり、デカ過ぎるエンジェルギターって夏イベ向きですよね♪フツーのギターに見えちゃいますもん。<たぶん錯覚 ギターといえば、『幻想-Illusion』でのギターソロの長さが妙に印象に残っています(笑)。こういう時のエンジン全開になっちゃった高見沢さんて、好きですよ。 とにかく、3人もMCで触れていたけど、あの物凄い雷雨がイベント開始時間までに収まって夕陽も出た!というミラクルぶりに感動しました。なんか参加者全員の「想い」が天に通じたって感じましたもん。
|