2006年12月24日(日)日本武道館(ファイナル) |
この感想は、『みんなでアルコン・れぽ』に書き込んだミニれぽをそのまま転載しております。 |
遂に迎えてしまった武道館ファイナルと同時に2006年東京ファイナル! 今日も定刻通りスタート。 3人の衣装は、桜井さんが真っ白なスーツに赤いネクタイ。幸ちゃんが黒地に花柄のカーテンのようなスーツ(笑)。高見沢さんは23日と同じでしたがプラチナブロンドのヴィックを被ってきましたっ♪私は、このヴィック好きなんだっ。似合ってるもん。 冒頭2曲は23日までと同じでしたが、3曲目は高見沢さんのギターソロに幸ちゃんのハープが重なって、なんと『Funky Punky』。3人ともシャウトしまくりっ。幸ちゃんと高見沢さんは下手・上手・真ん中の花道に出て来ましたが、2番で高見沢さんが1番の歌詞を歌ってしまい、しかも堂々と歌い続けたので幸ちゃんと歌詞が合わず凄いことになりました。メインステージいた桜井さんが、2人のことをキョロキョロと見ていて可笑しかった。 いつものパターンで、てっきり幸ちゃんのMCに入るかと思ったら、すぐに『WIND OF TIME』が続きまして、「おおっ、さすがX'mas eve、いつもと違うんだっ♪」てワクワクしました。 5曲終わって、幸ちゃんのMCに入りまして、「みんなと武道館でX'masを過ごすようになって20年になるけど、凄いよね20年だよ。恋人同士や夫婦だって20年もずっと一緒にX'masは過ごさないでしょ?最初にうちだけだよね〜、高いシャンパン飲んで…」とか言ってウケてしまいました。 あと2階席、1階席、アリーナと各フロアを煽っていたんだけど、「2階席、1階席の人は風邪やノロはアリーナに全部吐いて下さい。アリーナはね、アリーナなんだから受け止めなさい。ステージとかに出さないでね」て、アリーナの人達には随分と不吉なことを言ってのけた幸ちゃんであった。ノロは嫌〜っ!もちろん、風邪も嫌だけど…(笑) そして、桜井さんが呼ばれて再登場すると、何故か桜井さんはクリスマスケーキを食べたことがあるのか?みたいな話になり、「バカにしないで下さいよ。クリスマスケーキはウチでも売ってたんです」なんて言って、幸ちゃんが「桜井んとこで作ってたの?」て返して、「作るわけないじゃないですか、クリスマスの時期だけ注文して卸してたんです。ウチは小売店なんですから」て言ってました。 何が可笑しいて、幸ちゃんが「桜井さんはクリスマスケーキなんて小さい頃食べたことないだろ」と決め付けていて、細かく質問攻撃していたんだもん。 その後、幸ちゃんが「この人はどんなクリスマスケーキの思い出があるのかな?いっぱいありそうです。甘いモン大好きですから。お呼びしましょう!クリスマスケーキ!」て、言って高見沢さんを呼んだのにはウケました。 登場した高見沢さんは次の曲のことで頭がいっぱいだったらしく、幸ちゃんが「ケーキの話は後でしてもらいましょう」なんて言っていていました。 そんな後に歌われたのは、この時期にライヴでやるのは久しぶりという『Wind Ture』でした。確かに久しぶりだった。最後に「Merry Christmas」て囁いた高見沢さんがツボでした。 で、次の『孤独の影』で途中30秒ほど意識をなくしてたななんぼさんでした(笑)。アルコール入れてなかったのに何でだろう?あんまりにもサウンドが心地良かったのかなぁ。『UNCROWDED KINGDOM』ではちゃんと覚醒しましたけど。 高見沢さんのMCでは、さっきの続きじゃないけどケーキの話になりまして、高見沢さんが幼い頃食べたクリスマスケーキはバタークリームを使っていて、そんなに美味しいものではなかったそうです。「銀の粒々があって、バタークリームで薔薇の形を作っていて…」て話したら、客席の大半が「そうそう」て頷いて、「なんだ!知ってんの!みんな同じ年じゃん!」て、かなり強引な解釈してたけど(笑)。 高見沢家でもクリスマスにはケーキを食べたそうですが、数日前からケーキを買っておいて(昔のケーキてそんなに持ちが良かったののか、高見沢さんの勘違いかは謎)、お母さんから「『俊彦、食べちゃダメよ』て言われて、『食べないよ』て言っておくんだけど、やっぱ気になってワクワクしながら箱を開けて、あ、花のクリームがある!いっぱいあるから1個くらい食べてもバレないだろうと、幼い頭を駆使して考えるんだけど、いざ1個摘まんで食べてみたら美味しくなくて、そのまま元に戻した」と、言ったので、「口に付けたのを戻したの〜?」と、客席は「ええ〜っ」と驚きの声を上げました。そりゃ、怒られるのは当然でしょう。ママンボだったら殴るそうです(笑)。 そんなバタークリームの思い出があったので、不●家から苺のショートケーキが登場した時は感動したらしい。 高見沢さんのケーキ話はまだ続き、「さすがに今はクリスマスケーキをそんなに食べないんだけど、ロールケーキは好きだから1本食べちゃう」て言ったもんだから、客席が「1本一人で食べちゃうの?」と騒然。「1本くらい食べられるよ!」とムキになった高見沢さんでしたが、その発言に合わせて桜井さんが節分に恵方向いて太巻き一本丸齧り…のごとく、ノールケーキ丸齧りのジェスチャーをしたもんだから客席がウケ、高見沢さんもその桜井さんの仕草に合わせて『日本昔ばなし』タカミーヴァージョン「大きなロールケーキ」を話し出す…という妙な流れに。もう、その時の桜井さんのジェスチャー最高でした。 この時点で幸ちゃんがまでステージに戻って来てなくて、「坂崎、遅いな〜」なんて高見沢さんが思わず口走ったら、桜井さんの真横に出てきていて、「あ、いたっ!」なんて驚いていました。 アルバムの曲が中心に歌われる本編後半は、『愛を惜しみなく』での前奏が爆発音の特効ではなく、ステージ全体に花火が上がるという特効に変わっていてビックリしました。 何でか判らないけど、この日の『LIBERTIY BELL』には妙に感激してしまった。一番この曲で暴れたかもしれない。 アンコールではBEAT BOYSが登場しまして、高見沢さんはヴィックを付けたままで、衣装は基本的に3人とも23日と同じ。 今回は「チョコを食べたらオペラが歌いたくなる」と、桜井さんが『オー・ソレ・ミーオ』を1フレーズ披露してくれました。そして、いつもの如く、幸ちゃんがチョコをばら撒き、高見沢さんが箱を投げたんですが、今日箱をgetした人は帰りに40個買わないといけないらしい(笑)。「持って帰るのが大変なら、言ってくれれば宅配も手配します」なんて言っていた桜井さんがツボ。 もちろん、ALFEEへの文句も忘れず、「一番右の奴なんて、素手ですだちを剥くんだぜっ、本物の天然だぜ!真ん中の奴なんて、ニコニコしているけど本当は笑ってないんだぜ、本物のスケベだぜっ!一番左の奴なんて本当にバカなんだぜ、バカの天然記念物!本物バカ!バンザーイ!バンザーイ!」と必要以上に盛り上がり、何故かちょっと凹む桜井さんであった。 2曲ダンスナンバーを披露した後、客席にアンコールを催促して(笑)再び登場したBEAT BOYSだけど、今回はペンギンのぬいぐるみと白っぽいぬいぐみ(雪だるまかウサギだったのかな?)を持ってきて、桜井さんがちょっと躓いたところを幸ちゃんがペンギンのぬいぐるみで襲いかかり、高見沢さんは素手で襲い掛かっていて可笑しかったです。 その復讐なのか何か判りませんが、後で桜井さんが幸ちゃんにカン●ョーしていました(笑)。 そして、「クリスマス・イヴだけど、アンコールの曲は今日も」と、「も」を昨日よりもデカデカと表示して『YELLOW SUNSHINE』を披露したのにはウケました。最後まで自分達のペースを貫きましたね。 そうそう、3日間とも『BAD MORNING』で自分のパートじゃない時に、そうる透さんに向かってノリノリのダンスしていた桜井さんがツボでした。 『Stand Up,Baby〜』で金テープが飛び出しまして、ギター掻き鳴らしながら、高見沢さんがステージ駆け回りまくり、飛び跳ねまくりと元気全開でした。 2回目のアンコールでは、ステージ後方に[Merry Christmas]と表示され、X'mas SPになり、いきなり『聖夜〜』ですよっ♪この曲を聴くと、武道館なんだな〜って実感します。サビで客席が手を振るのに合わせて、高見沢さんも体やネックを振り振りしていたのがツボでした。 3人の衣装は桜井さんがブルーグレーのツーピーススーツ姿、幸ちゃんがシルバーのベルベットぽいスーツ、高見沢さんは白のラメ入りぽいドレススーツぽい衣装で、シックに決めてきました。 X'masにピッタリのナンバーが3曲演奏された後、高見沢さんのMCに入って、「今夜はX'mas eveです。世界が一番穏やかな夜です。夜空を見上げれば星が輝き、足元を見れば僕達が生まれた地球があります。そしてこの日は、恋人達が愛を確かめ合うためにプレゼント交換をします。でも、本当に愛を確かめ合えるのは物ではなく、目に見えないモノなんじゃないかと思います。だから、今夜ここに集まってくれた全ての人達のためにこの歌を贈ります。ピュアな心でこの歌を受けてとめて下さい。…『天河の舟』」て語って演奏された時は本当に感激しました。この曲が生で聴けたという嬉しさもあるし、高見沢さんのMCの言葉とこの曲の歌詞が重なってジーンときました。最高のX'masプレゼントでしたよ。 そして、賛美歌〜『CATCH YOUR EARHT』が歌われた後に、高見沢さんが「世界に平和を!みんなに愛を!俺に幸せをーっ!」て叫んで『SWEAT&TEARS』に続いたのにはウケました。高見沢さん、これだけコンサートが続けていられるんだ、みんな集まっているんだ、十分幸せだと思うけどなぁ(笑)。 『SWEAT&TEARS』は3人花道の前に出てきて歌っているけど、幸ちゃんが歌っている時に桜井さんが真後ろに背後霊のように立っていて可笑しかった。そのせいじゃないけど、珍しく幸ちゃんが歌詞を飛ばしちゃっていましたね。妙な動きは高見沢さんにも伝染し、桜井さんが歌い始めるとその真正面に向かい合わせに立ちはだかり、桜井さんが自分でマイクスタンドをずらして歌っていました(笑)。 しかし、高見沢さんがハートエンジェルギターを出してきていたので、意外にその姿を近くで見られたせいか「このギターが夏イベで高見沢さんの顎を殴ったんだよなぁ」とマジマジと見てしまいました(笑)。 曲終わった時点で21時は過ぎていたんだよね。さすがX'mas SPだな〜って思ってしまいました。 3回目のアンコールでは、桜井さんと幸ちゃんは昨日の2回目のアンコールと同じ衣装だったけど、高見沢さんがシルバーのフリルシャツとパンツ姿にガッ●ャマンを彷彿させるような白い羽根のようなマントを纏って登場しまして、客席を騒然とさせました。一体、何を目指した衣装だったんだろう? すぐに高見沢さんのMCに入ったんだけど、幸ちゃんが「一体どうなっているんだ?」て感じで、斜め後ろから高見沢さんの背後をマジマジと観察している姿が可笑しくて、高見沢さんは真面目な話をしていたんだけどクスクス笑ってしまった。 ガッ●ャマンがインパクト大で話していた内容ほとんど覚えていないんだけど、「僕らはずっとここで歌い続ける。だからみんはも安心して戻って来なさい。どんなことがあっても、僕らはみんなを裏切るようなことはしないから」って力強く言ってくれたことは印象に残っています。妙にジーンと来てしまった。 こういうことを言われても、心から信じられるのってALFEEくらいかもしれないなぁ。だって、本当にこの3人て有言実行だもんっ。これからも信じていくさっ! その後に歌われたアコースティックヴァージョンの『Innocent Love』は良かったです。この曲はこのヴァージョンの方が好きかも。そして、ラストは『至上の愛』。すっごく感情的に歌っていて良かったけど、ギターが羽根のマントに絡んじゃっていたわ…。 歌い終わった後は、それぞれ上手・下手の花道の端までいって挨拶して、満面の笑みを残して去って行きました。 気が付けば、時間は21時半をとっくに過ぎていました。わおっ! 今回のX'mas SPは出し物とかに頼らず、楽曲で勝負した!って感じで凄く良かったです。何より『天河の舟』が聴けたのが嬉しかった。 22日は「勢い」がとにかく凄くて、23日は「天然ぶり」が炸裂して、24日はその2つがミックスされたような内容だったと思います。総じて3日間共良かったですよ、ハズレ無しです! ただ、あのガッ●ャマンにはやられた。 2006年最後のアルコン…印象に残ってしまったのがガッ●ャマンだったとは(笑) |