2006年12月23日(土)日本武道館(中日)


 この感想は、『みんなでアルコン・れぽ』に書き込んだミニれぽをそのまま転載しております。




■演奏曲目■

Opening 18:00

1.Masquerade Love
2.Boy
3.戦場のギタリスト
MC 坂崎
4.夢よ急げ
5.Funky Punky
6.悲劇受胎
MC 坂崎+桜井+高見沢
7.霧のソフィア
8.孤独の影
9.UNCROWNED KINGDOM
MC 高見沢
10.愛を惜しみなく
11.ONE LOVE
12.LIBERTY BELL
13.明日の鐘
14.春の嵐
15.One

アンコール1
〜BEAT BOYS登場
 *柿ピー買ったらチョコも買え!(笑)
〜BEAT BOYS CLUB BAND
16.HEARD FUNKY NIGHT
17.BAD MORNING
18.YELLOW SUNSHINE
19.星空のディスタンス
〜メンバー紹介
20.2人のSEASON
21.SWEAT&TERAS

アンコール2
MC 高見沢
22. FLOWER REVOLUTION 2006
23.至上の愛

Ending 21:05過ぎくらい

※曲順はかなり曖昧です(^_^;;;



本日も時報のごとく、18時と共にコンサートがスタート。

3人の衣装は22日と同じでしたが、高見沢さんが初っ端と途中のお着替えの時とで衣装が逆になっていて、OPでは黒地に金刺繍のアラビアンだか和だか、目指している所が謎な衣装でした。
昨日、私が「鯉のぼりに見えた」という後ろのデザインは、鱗ではなく桜の花びらみたいになっていましたね。…て、「あれは鱗じゃなくて花だよ!」と某Mさんに教えて貰いました(笑)

冒頭3曲は22日と同じでしたが、幸ちゃんが「渋い中日です!」と煽った後は、『夢よ急げ』が歌われました。3人は花道に出で来て(下手に幸ちゃん、真ん中の出べそに桜井さん、上手に高見沢さん)パフォーマンス♪続く『Funky Punky』では、幸ちゃんと高見沢さんが花道前に出で来ました。桜井さんは上手の花道に出ていて、3人好き勝手にステージを移動していた印象が残っています(笑)


2回目の幸ちゃんのMCでは、中だるみしやすい中日だけどALFEEはそんなことはない!みたいなことを言っていて、端の方まで入っていたスタンド席を不必要に煽っていました(笑)

あと、今日がファイナルという人もそこそこいらっしゃいまして、「明日もあるんだよ」と妙に引き止めていました。「大阪もあるし」なんて無理な引き止めっぷりまで出ましたさ。

桜井さんが再登場した後は、昨日に引き続き幸ちゃんが質問責め。「今日はお尻でどんな言葉を書いてくれるんでしょう?」とか、「桜井さんの武道館の思い出は外人さんなんですよね。反応の仕方が初めて東京タワー見た時と同じ!」なんて言われ放題。桜井さんはビックリすると口がポカーンと開くと幸ちゃんが暴露していましたが、桜井さん曰く「顎を開いて休ませている」んだとか(笑)。
そうそう、初めての武道館と言えば、幸ちゃんはボーイスカウトに所属していた頃に、武道館へ書き初めに来たらしいです。「大志」て書いて武道館の壁に飾られたんだとか!桜井さんが「どこの大使ですか?」なんてボケていましたけど(笑)

桜井さんは「1万人とクリスマスを過ごせるだなんて素晴らしいこと」と言って、「今時、恋人同士でお台場なんか繰り出すなんて田舎モンがすることですっ!」とまで言い、当然のように幸ちゃんからツッコミを受けていました。でも、秩父は秩父市になったので、「桜井さんはシティボーイですからねっ」なんて言われていた。

しかし幸ちゃんも、桜井さんが「感動すると酸欠になる」なんて言ったら「3つの尻ですか?」なんて返して、桜井さんが自分のお尻触って隣の人のも触るジェスチャーするし、そのジェスチャーを客席にもやらせるし(笑)、「今やった奴捕まえに行くぞ!」とか言うし、何でもアリな雰囲気になっちゃいました。

着替えて来た高見沢さんが再登場したら、幸ちゃんは懲りずに高見沢さんにも武道館の印象を聞こうとしたんだけど、唐突に「武道館とかけて…」と質問無視して笑点モードに入ってしまった高見沢さん。しかも「日本の社会情勢ととく」なんて、いつになく社会派なコメントが出そうだったから、幸ちゃんも乗って「そのこころは?」て続けたら、「どちらもコウレイ(高齢・恒例)化している」なんて上手いオチを付けたのだ!これには幸ちゃんも桜井さんも絶賛っ。
寝ずにこのネタを考えてきたのかしら?(笑)。ステージに出て来た途端、このネタを言い始めましたからね。

…で、こんなオチを付けて次にいくような曲じゃなかったんですが、その辺はALFEE!強引に進行。確かに『霧のソフィア』にいけるようなトーク内容ではなかった(笑)。


3曲終わって高見沢さんのMCに入った時、「『霧のソフィア』は武道館中日だけのスペシャル」みたいなことを言って、「特典曲みたいなもんかな。特典…て何か変か(笑)。でも、俺って特典に弱いんだよね〜。よくネット通販するんだけど、特典が付いているやつをついつい買っちゃうもん。しかも、俺は買った時点で満足しちゃって、いっぱい買うから何を買ったかも忘れちゃって、ある時なんて同じ商品が1日おきに3日連続届いた」と言った為、客席から「それはヤバイんじゃないの?」的な「えーっ?」という声が上がりました(笑)。
高見沢さんは特典の中でもフィギア付きに弱いらしく(自分みたいなのがカモにされているということは重々自覚していれうらしい)、現在はデュークが3体もあるらしい。<デ●ノート

この時のMCだったか曖昧だけど、今日で武道館公演が通算67回になるので、「67って良い数字だよ!明日は6-7で行こう!」と、何故か競馬ネタに。本命のディープ・●ンパクトは3番だったはずだから、当たれば超万馬券だっただろうなぁ。

ニューアルバム『One』にちなんで、「たった一つの大切なもの」、「掛けがえの無い一つのもの」について語っていましたが、その中で「目に見えないモノが大切。夢や愛ももちろん大切だけど、何よりも命が大切だよね。最近特に強く感じる」と言っていたのが印象に残りました。


アリーナTOURから披露されている『愛を惜しみなく』は、22日のレポにも書いたけど生で聴いた方が断然イイ!しかし、前奏での爆発みたいな特効には慣れない…。ドキドキ。
『LIBERTIY BELL』では22日引き続きエンジェルクラシックギターが登場。この曲から『春の嵐』までの流れは大好きです。照明もすっごく綺麗だしっ♪『明日の鐘』のラストのギターソロで陶酔モードにいなった高見沢さんのギターソロに、幸ちゃんのアコギが良い感じで絡むのがツボだったりします。『春の嵐』では桜吹雪が健在でしたね〜。



アンコールでは、お馴染みのテーマソングにのってBEAT BOYSが登場。衣装は3人とも22日と同じ(桜井さんがシャツだけ違ったかも)。
桜井さんが「今夜もゴッ機嫌なナンバーでみんなのハートをボコボコに打ち抜くよーっ!」て言って、3人同時にバスーカーでエンジェルベアのぬいぐるみを飛ばしたのにはウケました。ボコボコにされちゃうんだ、私達って…(笑)。

そして、エンジェルベアーのチョコの宣伝になったんですが、「このチョコを食べると踊りたくなる!」と、チョコを高見沢さんから食べさせられた桜井さんはノリノリで踊り始めたんだけど、何故か途中から「どじょう掬い」へ(笑)。お約束って感じで、高見沢さんと幸ちゃんからピコピコハンマーで頭をポカポカされちゃいました。
「チョコ食って踊るって、けっこうキツイぞ」てボヤいてた桜井さんはツボでした。

そして、ALFEEに対して悪口を言うのがBEAT BOYS!
「右側の奴なんて本気で時間にルーズ!真ん中の奴は本気で手を抜く!左側の奴なんて本気でバカ!正にバカの天然記念物!」と言い放って盛り上がり、「…ちょっと、複雑」と呟く桜井さん萌え〜(笑)


BEAT BOYSダンスナンバーが2曲披露れた後、3人はテーマソングにのって帰って行きましたが、22日同様に客席にアンコールが催促され(笑)、再び登場したBEAT BOYS。22日もそうだったんだけど、エンジェルベアじゃないぬいぐるみを持って来ていて、それを客席に投げる前にステージ下に落としちゃって、幸ちゃんがスタッフの人に拾ってもらっていました。
そういえば、最初にエンジェルベアを持って登場した時も、桜井さんが投げ方を誤って危うくステージからベアちゃんが落ちそうになったんだよなぁ。高見沢さんが慌てて取りに行ってたっけ。

そして、「アンコールの曲は今日も」てテロップが流れて『YELLOW SUNSHINE』が披露されました。高見沢さんがちょっと歌詞が危ういところがありましたな。あと、幸ちゃんが珍しくダンスのタイミングに遅れそうになっていた。


BEAT BOYSが去った後、山石さんのキーボードソロから『星空のディスタンス』が演奏され、真ん中の花道に3人が登場。高見沢さんはハートエンジェルギターを持ってきました。

そしてメンバー紹介をした後、「武道館まだまだ行くぞー!」と高見沢さんが煽りまくって、『二人のSAESON』になった時は会場内が物凄いことになりましたね〜。インカムを付けていた高見沢さんはステージを駆け回っていましたが、2番の「耳元で囁く〜♪」のところは、なんと2階スタンドに向かって「チュッ!!」と妙に可愛くシャウトしまして、その後にブッツンと切れてしまったらしく、妙に演歌調ぽく歌ったり、力んで歌ったり、そんな自分に笑っちゃったりと、高見沢さん大暴走。

演奏が終わっても再び強引に2番をアカペラで歌いはじめ、「耳元で囁く〜…好きだーっ!愛しているぞーっ!」と叫びまくり、そのまま「今夜も心に汗と涙をーっ!SWEAT&TEARS〜〜っ!」と、物凄い曲の繋げ方をしました。
ここまできて盛り上がらないわけがないっ!前奏と同時に客席に金テープが飛んですっごく綺麗でしたが、花道に落ちた分をセッセと足で払う幸ちゃんラブリー。最後は三方向にヘッドシェイキングを披露した3人でしたが、移動する時に高見沢さんんが幸ちゃんの肩をポンポンと叩いて知らせて、幸ちゃんが桜井さんの肩をポンポンと叩いて知らせるという連携プレーがツボにきました。
最後、ジャーン!と決めるところを、高見沢さんが桜井さんの身体のどこかに触れる度に(ギターを)ビン!と鳴らし、オチは頭を指で突くように触るというものでした(笑)。こんな終わらせ方でいいのかしらっ。しかも、桜井さんはまだ花道の前でベースをガンガン掻き鳴らそうと腕を回していたんですが、ふと後ろ見たら2人がステージに戻っていて、慌てて戻って行った姿が可愛かったです。


2回目のアンコールでは、高見沢さんが黒のパンツと黒のシースルーぽいフリル衣装で袖の部分とベルトがラインストーンでキラキラしていました。幸ちゃんは白のパンツと黒のノースリーブのハイネックカットソー。桜井さんがダークグレーのシャツにグレーのパンツに黒の帽子を被って決めてきました。

観客の歓声が凄かったので、各階ごとに声を出させた高見沢さんでしたが、2階席が「オーッ!」と叫んで、「これで来年は風邪を引かない!」て言ったまではいいけど、「じゃ、1階席は『イーッ!』て叫ぼう!」と難しいリクエストして(「イーッ!」て叫び難かったんですけど…)、1階席が「イーッ!」と叫んだ後に、「来年のラッキーアイテムは『イ』です」て謎なコメントくれました。

そして、「ライヴはこれからも続けていく、何が起きるか判らないけど、それがライヴというものだから!」と力説、「ある日突然声が出なくなったり」と言って幸ちゃんが客席に向かって謝罪のポーズ、「ある日突然歯が痛くなったり(高見沢さん、自分で頬をさする仕草)」とまで言ったは良かったけど、「ある日突然髪が抜けたり…」て、そんなオチを付けちゃダメ〜っ!
桜井さん、帽子を被っていたでの、「まだあるもんっ!誤魔化してないもん!」みたいな感じで帽子を取ってみせ、「そんなつもりで言ったんじゃないよ。俺の分けてやるから」と弁明する高見沢さん。「でも、友人とはいえ1本5000円だからな」とか言うし(笑)、「それなら要らない」て言っていた桜井さんだけど、幸ちゃんは欲しいらしい(笑)。<3人して悪ノリし過ぎ

コンサートを続ける話に戻り、「以前は『いつまで続けるんだろう?』て思っていたけど、このONE TOURをやるようになってから、『続けるんだろう?じゃない!続けるんだ!』て思うようになった。だろうじゃなくて、だーっ!、だろうじゃなくて、だーっ!だだろうじゃなくて、だーっ!(客席も釣られて『だーっ!』で拳を上げる)だろうじゃなくて…って、誰か止めろーっ!」て言っていたけど、ここまで暴走した高見沢さんを止めるのは無理だよ。幸ちゃんが、「ピコピコハンマーどこやった?」とか言っててツボだったけど。

暴走といえば、先に歌った『2人のSEASON』について触れ、「あの曲を作った時、一体どんな気持ちだったのか?すっかり忘れています。『2人のSEASON』て一体どんなシーズンだったんだか。俺どんな気持ちで作ったんだと思う?」って、横の2人に聞いても判らないよ、高見沢さん…。

これだけ高見沢さんが暴走してしまったせいか、桜井さんにまで飛び火しちゃって、高見沢さんの妙な発言に合わせて色々とポーズをとっていたら、どうやら高見沢さんの視界に入っていたらしく、ツボに入って喋れなくなっちゃいました。かなりボディーブローが効いていたみたいです。
「面白いだろ?ホント見てて飽きない。高校の頃からずっと変わってないんだよ」て高見沢さん言っていたけど、桜井さんもきっと心の中で同じこと思っていたと思うよ(笑)。

最後は真面目に「見えない絆」について語って、「飛んだり跳ねたりして歌っていると歌詞本来の意味を忘れがちになっちゃうけど、この曲の歌詞を今改めて読んだら今の時代にピッタリだと感じた。だから、この曲を心を込めてみんなに贈りたいと思います」って言ってシメました。

アコースティックヴァージョンの『FLOWER REVOLUTION』でしたが、高見沢さんが力強くアコギを掻き鳴らしていたのが印象的でした。


『至上の愛』を歌い終わった後、桜井さんは下手・上手の花道の端まで言ってピックを投げていました。幸ちゃんもあっちこっちにピックを飛ばし、高見沢さんもピックをばら撒きましたがあまり飛ばず(笑)。
だけど、最後までステージ残った高見沢さんが、客席に向かって深々とお辞儀をしながら力強くガッツポーズしていた姿に、この日の公演の盛り上がりを象徴していた気がしました。


22日は初日とは思えないほどの「勢い」と「盛り上がり」がありましたが、23日は途中まで22日と似たような雰囲気だったんですが、途中からプッツンと暴走して更に凄い盛り上がりになったと思います。
本当に武道館の中日は侮れませんっ!