2005年4月20日(水)グリーンホール相模大野


 3年連続で春TOURのMy初日は、ほぼ地元であるグリーンホール相模大野で迎えています。ちょっと贅沢なことかもしれないっ♪あいにくの雨模様でしたが(私が愛車を出すと大抵雨が降るんだよね…)、去年のグリーンホール相模大野のアルコンも雨模様だったんだよね。

 開場時間をちょいと過ぎてから会場入りしまして、GOODSがどんなもんか見ようかと思ったんですが、既に長蛇の列になっていたので挫折。結局、何も買わなかった。ママンボは携帯ストラップと高見沢ギターのキーホルダーを買ったらしい。
 客席に入ると『Berlin Calling』がBGMとして流れていまして、ステージには白い幕が被せられていて、3人のマイクスタンド以外何も見えない状態でした。


 そして、定刻より5分程押してに客席が暗転し、SEの音に合わせるように白い幕にレインボーカラーで花柄のような照明が当たり、幕の上部分がカーテンが開くように広がっていき、残された下の部分は内側から丸く膨らんできまして(…パッと見かまくらのように見える)、『ZeRoになれ!』のアカペラコーラスが響き渡ると同時に、その白い幕に3人のシルエットが浮かび上がるという演出でコンサートがスタート!バンド演奏と共に下の白い幕も取り払われたんですが、その布がかまくらのように膨らんでいたのはステージに覆いかぶさるように上からカーブした照明の柵(?)のお陰と判明し、変わった照明セットにビックリしました。しかも、そのカーブを描いた照明は全部で4本あったんですが、演奏に合わせて真っ直ぐになっていくという可動式で凄かったです。それ以外のセットらしいセットは無かったんですが、シンプルな中にも凝った演出が凝縮されていまいした。
 ステージの全貌が見えて思ったことは、「そおる透さんがいる!ツインドラムだぁ!」でした。下手に長谷ぼん、上手にそおる透さんのドラムがありまして、特にそおるさんの黄色のドラムセットは目立っていました。スキンヘッドに髭という一見「修行僧」な風貌も相変わらず迫力ありました〜。もちろん長谷ぼんもカッコよかった♪ドラムセットが何気に見やすい位置だったので、ステージの左右にいる長谷ぼんとそおるさんを交互に見るのが大変でした。

 3人の衣装は、高見沢さんが『新堂本兄弟』でも着ていたころがありそうなブルーラメのスーツに白のフリルシャツ(シルバーの縁取り入り)姿で、髪は巻き巻き状態。黒のフレームのカッコいいサングラスを掛けていましたね。ギターは衣装に合わせたのか、ブルーのフライングVでした。幸ちゃんは、白のスーツに黄色と黒の柄シャツをインナーに着用。桜井さんは、パッと見は白のスーツなんですけどクリーム色なのかな?微妙に色のあるスーツにグレーのシャツとネクタイ姿でした。個人的には、首元にファーが付いていた山石さんの衣装が印象的でしたが(笑)。ドラムに挟まれても目立っていました♪

 OP曲の『ZeRoになれ!』に続いて、幸ちゃんがハンドマイクに持ち変えて『American Dream』を熱唱。幸ちゃんは花道の左右にまで出て来ていました。高見沢さんも上手の花道の方に出ていたかな?けどけど、ここではやはりツインドラムを見てしまっていまして…。だって間奏とかカッコいいんだもん。2人の畳み掛けるように絡むドラムがさぁ!ツインドラムだけあって、アップテンポの曲が続きまして、高見沢さんがドリル奏法で客席を煽りまくっていた『Journey』なんて、桜井さんのシャウトっぷりがカッコよかったし、久々だった『Shadow Of Kingom』も全体的にすっごくカッコよかったです。ただ、音に合わせて照明がカラフルにチカチカしていたんだけど、『Shadow〜』の時は、その色合いが曲の雰囲気とマッチしていないように感じたなぁ。

 そして、そおる透さんのドラムソロになり、迫力のパフォーマンスに大興奮!続いて長谷ぼんのドラムソロになり、そおる透さんと同じリズムで叩くという決まりらしく、負け時とパワフルドラムを披露する長谷ぼんカッコ良過ぎ!2度目の時なんて、とおるさんが意外なリズムを叩いたのか何だったのか判らないけど、長谷ぼんてば苦笑しながら叩いてんだもんっ♪堪らないわっ!その間、3人はドラムの2人を煽る煽る。幸ちゃんなんて叩く真似していて可愛かった。こんなパフォーマンスが見られるのも、この春TOURならではですよねっ。

 そんな2人のパフォーマンスに煽られたかのように、続いて演奏された『King's Boogie』の飛ばしっぷりは凄かった。ラストの高見沢さんの「Just a KING〜〜〜ッ♪」てシャウトするところなんて最高にカッコよかったもんっ。そして長谷ぼんとそおるさんのドラムロールから『Flower Revolution』へ続きまして、「え〜?こんな初っ端からこの曲いっちゃうの〜?」とビックリしてしまいました。3人とも、跳ねる跳ねる。いつも壊れる桜井さんよりも、高見沢さんがかなりノリノリでした。しかし、この曲での一番の見所は太鼓隊でしょう(笑)。桜井さんのヴォーカルの所でいつもドラムで合いの手が入るのですが、今回はツインドラムなので「どうなるのかな?」て思ってみていたら、最初は長谷ぼんが叩いて、次はそおるさんが構えていたんだけど思わず長谷ぼんが叩いてしまい、そおるさんが構えたまま「ありゃっ!」て顔して幸ちゃんも釣られて笑っちゃっていたんだよね〜。で、2番では、長谷ぼんがそおるさんの合図を見て叩き、次にそおるさんが叩き、その次を幸ちゃんどうぞ!て感じにそおるさんが幸ちゃんに合図して、幸ちゃんも2人のようにパワフルにパーカッションを叩いたりして、この3人の連携プレーが非常に面白かったわ。しかも、幸ちゃんてば気合入り過ぎたのか珍しく切っちゃって(しかも一番太い弦)いたのだ。
 この曲で一旦終わるのかな〜と思ったんだけど、山石さんのキーボード演奏から高見沢さんのアカペラで始まる『終わりなきメッセージ』が歌われまして、途中からハンドマイクに持ち替えた高見沢さんがステージ前に出て来て客席を煽りまくり。途中でサングラスを外したんだけど、外すことに集中し過ぎたのか直後に歌詞忘れをしていた(笑)。笑って誤魔化していたのは、高見沢さんの専売特許か?ラストは客席と高見沢さんとの叫び合戦になり、物凄いテンションになりました。
 でも、この曲終わりでステージが暗転しまして、「ああ〜、とりあえず一旦終わりか〜」なんて一息吐こうとしたら、暗転したステージ上で腕をブンブン振り上げて客席を煽る高見沢さんのシルエットが(笑)。ライトが全く当たっていなくても、テンション上がりまくった高見沢さんは元気でした。
 しかし、冒頭の『ZeRoになれ!』から『終わりなきメッセージ』までて、ミニコンサートが成立しそうなくらい濃い内容でしたね。


 そして、桜井さんと高見沢さんが一旦ステージを下がり、幸ちゃんのMCになりました。

来ました!相模大野っ!みんな中央林間から来たの?(笑)。いや、僕は中央林間の横を通って来たことありますよ。では、あれだけ煽っておいてなんですが、せっかくイスがあるのでここはしばらくお座り下さい。一番煽っていた人が居なくなっちゃいましたからね〜(笑)

 ということで、客席はしばらくお座りタイムになりました。2階席を煽っていたのも、この時だったかな?(記憶曖昧)。雨天だったことから、「まだ雨降っている?」と客席に確認していたりしていました。人によって「降っている」、「止んでいる」と意見が分かれて面白かったな。この話からだったか、「春TOURはスギ花粉と共に始まり、桜が咲いて散り、そして梅雨に入っていき(梅雨が)明けるかな〜?て微妙なところで終わるという、季節の変わり目と共に旅をしています」って言っていて、「おっ、幸ちゃん、ちょっと詩人みたいじゃん」とか思ってしまいました。
 それから、「先日、お陰様で僕と高見沢は新年度を迎えました」と報告がありまして、当日のバースディアルコンはもちろんのこと、各地で色々と誕生日プレゼントを頂いたそうですが、「プレゼントは年中受付中です」とアピールしていました(笑)。

 …で、季節の変わり目の話から「スギ花粉症」の話になりまして、「今年スギ花粉症デビューした人?」なんてアンケートを取っていました。手を挙げていない人が多かったせいか、「あれは突然きますからね!コップに水が溜まっていく感じで、そのコップから水が溢れたら誰でも発症してしまうんですから!僕も5年前に突然来ましたからね!」と、警告というよりも脅しのようなことを言っていました(笑)。確かに、突然来たよなぁ。でも、幸ちゃん的にはスギ花粉は落ち着きつつあるらしく、むしろヒノキの花粉が来ているらしい。

スギ花粉が終わったと思ったらヒノキでしょ。その前にはブタクサもあるし、場合によっては1年中だよね。昔は檜風呂なんて重宝されたけど、今では見掛けないもんね〜。僕のお袋の実家が檜風呂だったんですけど、真新しいときは檜の香りも凄いし風呂自体も桶みたいに白っぽくて綺麗なんだよね。だけどさ、あれって使っていくと茶色なってヌルヌルしてくるんだよね…、何の話をしてんだか(笑)。え〜、この人はスギ花粉症ではないでしょうね。生まれた時からスギの山々に囲まれていたんだから、免疫ができているはずです。そういえば、遂に荒川村が市に昇格してしまったので、村長になる!という夢が崩れてしまいました。今度は市長を目指せばいいのかな?花粉といえば、桜井んとのスギ花粉が飛んできて、ウチの下町の方に花粉症を発症させてんだろうな(笑)。では、紹介いたしましょう!桜井賢〜っ!

 …という幸ちゃんの妙な紹介によって登場した桜井さん。盛大な拍手で迎えられます。開口一番「皆さんっ、あいにくの天気の中よく…来たねっ」と、妙に軽い口調でご挨拶。雨模様の中、足を運んでくれたことへのお礼もありましたが、なんか喋り方が普通と違っていた。

言っておきますけど、ウチは市に昇格したんじゃないんですよ
えっ?でも秩父市になったんでしょ?
人口が減っちゃって秩父市に吸収合併されちゃったの
桜井も東京に出て来ちゃったくらいだもんね…
別に私は荒川村に残っても良かったんですけどね
そうじゃん。年中TOURに出ているから関係ないじゃん!
だけど、一体誰がそこまで車で迎えに来てくれるんですか?
…そりゃ、棚瀬でしょう(笑)
そうなったらあいつ2週間で仕事辞めますよ。それより、電車で来て下さいって言わそう

 …と、「荒川村が秩父市になった」トークが繰り広げられまして面白かったです。小さい村をまとめて一つの市にしようと国が進んでやっていると桜井さんが言えば、幸ちゃんが「どうせなら全部一つにしちゃえばいいのにね」て言ったら、桜井さんが「おっ、いいところに気が付きましたね〜」て返したのに、「毛が付いた?」と聞き間違えた幸ちゃん。やはり「毛ネタ」が好きらしい。桜井さんに至っては「毛が付けられたいいですよ」なんて言っちゃうし(笑)。
 でも、そういう仕組みは古くから日本にあり、それが「大化の改新」だと桜井さんが珍しく(?)知的な説明をしたら、幸ちゃんがすかさず「大化の改新て何年だ?」と聞き返し、言葉に詰まってしまう桜井さんであった。客席から「645年!」という助け舟が入ったんだけど、「そんなことを知っていて何かの役に立つんですか?」と負けず嫌い発言をする桜井さんであった。幸ちゃんから、「今言った人は桜井に教えられたという役に立った」と言われ納得していた。「確かに今教えてくれた人はいいですよ。でも、『645年!』と言った言葉尻に『馬鹿じゃないのっ?』てありました」と、今度は卑屈になった桜井さんであった。面白いなぁ。

 その後、スギ花粉の話になって、本当に桜井家の裏山にスギが植わっていたということが発覚。しかも、幼少の桜井少年がお祖父さんの太傳治に連れられてスギの育ち具合をチェックするのに付き合わされたというエピソードを披露してくれました。しかし、この時に、自分の幼少時代を話す時に左手を胸辺りにかざして「このくらいの背だった」って言ったら、幸ちゃんが「小6でそんなに大きかったの?」てビックリして、腰辺りくらいまでにしたら、「ああ、それなら俺もそんくらいだった」なんて納得したもんだから、今度は桜井さんが「幸ちゃん、ここ(腰の辺りの背丈)からそこまで伸びたの?随分成長したんじゃないっ!あの両親からアナタの身長までいくなんて突然変異だよ!」なんて返して可笑しかった。
 あと、その桜井さんの幼少エピソードから「桜井家は山を持っている!」ということで、幸ちゃんと客席は「すご〜い!」と驚いていたんですが、「別に山持っているって、富士山一個を持っているわけじゃないですからね。ちょっとした山の端ですよ」と桜井さんは訂正していました。でも、幸ちゃんから「でも、そこの山に住んでいる熊とかは桜井家のもんなんでしょ?」て言われて言い返せていなかったから、たぶんそうなんだろう。凄いな。でも、これ以上は「また次の機会」と言って話してくれませんでした…っていうか、裏で相当巻きが入っていたのかも(笑)。

 その後、2人してMCのまとめに入ろうとしたんだけど、2人同時に別のことを話すから何を喋っているのか判らない状態に(笑)。しかも、幸ちゃんの発言を聞き間違えて「はぁ?股の毛?」なんて問題発言をしちゃった桜井さん、幸ちゃんからレッドカードを出されていました(笑)。で、その「股の毛発言」から、またもや禁断のヘアートークになっていってしまい、「またこの話ですか?」なんてお互い苦笑しちゃっていたのであった。

 で、なんとか仕切り直して、もう一方をご紹介。

皆さんっ、期待通りの凄い人が出て来ますよ(笑)。いいですか?盛大な黄色い声で迎えて下さい。最近出せなくなっているでしょ?年々黄色じゃなくなっていくんだよね?でも出してみてね。では、紹介しましょうっ!高見沢俊彦〜〜っ!

 …という桜井さんの紹介で、客席の黄色い歓声に迎えられて登場した高見沢さん。衣装チェンジをしていたのですが、なんとショッキングピンクのロングコートだったのです!後ろが膨らんでいて、コートの生地もいろんなピンク柄の生地の継ぎ接ぎになっていて、袖と襟は黒地のベルベットで黒の薔薇柄になっていた模様。インナーは黒のフリルシャツに黒のパンツだったんですけど、とにかく巻き巻きヘアーに貴族衣装ぽいショッキングピンクのロングコートは強烈でした。客席も「おおっ」とどよめいていましたもん。
 しかも、桜井さんの紹介が気に入らなかったのか、気に入ったのか謎ですが、ステージに出て来るなり桜井さんの方まで威嚇しに行く高見沢さん。思わず逃げようとする桜井さんだけど、コートの裾の膨らんでいる部分を掴もうとしたら、高見沢さんが素早く避けて掴めない。何度か掴もうといするんだけど、その度に高見沢さんが避けてコートの裾がフワッと浮くもんだから掴めないのであった。「コートの中に何かいるよ!掴もうとすると動くんだよ。チワワ入ってない?」と訴えた桜井さんの気持ちも判らないでもない。でも、コートの裾の内側には白のレースが何重にも入っているので、凄く膨らんで見えるんだけどレースだから軽いって感じなのかな?「見た目より重くないんだよね」って幸ちゃんが言ったら頷いていたし、桜井さんも「新しくNASAで開発された生地を使ってます」なんて言っていたもん。要はネタにしやすい派手衣装ってことなんですよね(笑)。ママンボは「カーテンの生地みたい」なんて言っていましたが(笑)。しかも、出して来たギターがハートエンジェル・ギターだったので、妙に迫力というか圧迫感に近いものがありました。王子サイズとでも言うんだろうか?

 出て来たばかりの高見沢さんに幸ちゃんが「せっかくだから相模大野の皆様に挨拶したら?」と振ったら、ここではいいという素振りを見せて(サングラスしていたから表情まで判らなかったけど)、「あっ、いいの?後で?」て幸ちゃんがすぐに納得していたのが妙に可笑しかった。でも衣装話は続いていて…

桜井はこの衣装を大変気に入っていまして、TOURが終わるまでに1回は着てみたいと思っているらしいです
だって着てみたくない?
俺は別に…。じゃ、みんなで想像してみればいいんだよ!片手で高見沢の顔を隠して…そこに桜井の顔を乗せる
えっ?俺なのっ?
うーん、なんとなく想像できたっ!
でも衣装によって髪型変えられていいですよね〜
…またそっちの話ですか?(笑)

 …結局、ヘアートークに行き着くのであった(笑)。その後も桜井さんはやや暴走気味で、幸ちゃんから「桜井は次の曲のことを忘れています」なんて言われていたわ。

では、ここからはバラードやミディアムテンポの曲を何曲がお送りしたいと思います。まず最初に歌うのは…『風よ教えて』


 という幸ちゃんの曲紹介で歌われた『風よ教えて』は、相変わらず桜井さんの美声に聞き惚れてしまいました。このバラードコーナーになってから、後ろの4本ある照明セットの隙間に蛇腹のようなパネルがオープンカーの屋根のようガーッと静かに上がってきまして、今までとは違う雰囲気の照明効果を出していました。続いて『雨の肖像』が演奏されまして、季節外れな気がしないでもないけど、今日は雨模様だっただけにマッチしていました。しかも、照明効果でステージバックが雨が降っているようなライトの当たり方になっていて綺麗でしたね。そして『罪人たちの舟』が歌われまして、ミディアムテンポというよりもアップテンポに近い感じなので、「立たなくてもいいのかな?」という気分になってしまいました。ツインドラムなだけに、いつもより迫力があったようにも感じたな。続いて歌われたのが、なんと『夜汽車』!フォークソング主流の時の楽曲が、バンドアレンジ(しかもツインドラムだよ)になって物凄く派手になってビックリしました。コーラスの入り方もオリジナルと違っていたし、このバンドアレンジかなり好みかもっ。しかも、ラストは「これでもかっ!」ていうくらい高見沢さんのギターソロに続きまして、ツインドラムとの演奏合戦がカッコよかった♪


 そして今度はローズエンジェル・ギターを持った高見沢さんのMCに入りまして、幸ちゃんと桜井さんは一旦ステージを下がりました。でも、MC中に戻って来て、幸ちゃんは上を白とブルーの柄シャツに着替えて、桜井さんはジャケットとネクタイを脱いできていました。

え〜『夜汽車』をお送りしましたが、みんなも知っている通りこの曲はライブハウス時代から歌っているんですけど、歌詞の雰囲気と不釣合いなくらい激しいバンドアレンジになりました(笑)。ま、これもコンサートならでは…かなと。だけど、この曲を改めて聴くと歌詞に『君は淋しさを埋めるためただの女になったのか…(作詞:高見沢俊彦)』てあって、随分と酷いことを言ってる男だよなぁ!なんて思ってしまいました

 …まるで自分で作った詞ではなないかのように評していて可笑しかった。あと、女性についての話になった時に、先日放送された『新堂本兄弟』の話題になり、ゲストの未唯さんの指のサイズをピタリと言い当てたことに対して「俺は女性の指のサイズが当てられるって思われているけど、あれはホントにたまたま当たっただけだから!そんな触っただけで判るわけないだろっ!」と弁明していました。なんだ〜、偶然当てただけだったのかぁ。「ジゴロ高見沢俊彦」になれるかと思っていたのに(笑)。でも、あの時は未唯さんの指に随分と触れていたから、役得といえば役得だったよね〜♪

 それから大学時代の話をして、高見沢さんが通っていた英文科は圧倒的に女性が多くて良い環境だったらしけど(笑)、夏休み明けでの講義に出席するとガラリと雰囲気が変わっている女性がいてドキリとしたということを言っていました。「ホントに女性て不思議だなぁって思ったね。女性はひと夏で変わりますからね〜。その点、男なんて変わらないよなぁ。皮が一枚剥けるくらいだよなぁ」なんて言っていました。でも、男性が感じるほど女性てひと夏で変わったりしないんだけどね。気分を変えたくて外見を変えたりするけど、根本的な部分は変わってないと思うぞ。

  あと、なんの話からそうなったのか忘れちゃったんだけど、「俺は鏡は滅多に見ないんだけど、小さい時にお袋の三面鏡で遊んだ」て話をして、実演までして見せて凄い可笑しかった。

三面鏡て知ってる?開くと三枚鏡がついて自分が3人写るんだけど、小さい時はそれが面白くて遊んだんだよ。こう顔を顔を挟むように三面鏡をちょっと開いて、『うわっ!自分の顔だらけだぁ♪』って(笑)。で、目を右に動かすと隣の自分の顔が『こっち見てる♪』て喜んだりしていたら、いきなり後ろから『何やってんの!』てボカッとお袋から殴られた思い出があります

 …いや〜、三面鏡で遊ぶ高見沢少年の話最高だったよ。楽しい子供だったんだね。桜井さんなんて、その話を聞きながら手でクルクルパァみたいなことしているんだもん。その仕草を見て長谷ぼんや山石さんが笑っていたよ。

 その後は、「ずーっとレコーディングを明け方までしていて、顔にも疲れが出ちゃうようになったけど、逆に朝日を見ることでエネルギーを貰っている」という話になり、

人間は夜寝て朝起きるもんだけど、俺はどうも逆転しちゃって朝日というか太陽は避けてた生活だった。だけど、明け方までのレコーディングが最近続いていて、朝の太陽を見る機会が多くなったんだよね。そうすると、なんか太陽からエネルギーを感じるっていうか、嫌なことを忘れさせてくれるパワーがあるよね。『ああ、曲が出来ない〜』て落ち込んでいても、朝の太陽を見たことで『よしっ!なんか明日はいい曲書けそうだ!』て気分になります。俺は基本的にポジティブなんで嫌なことはすぐ忘れちゃうんだけどね。やっぱ、太陽はいいもんだね。なんか、もっと今年の夏の太陽浴びておけば良かったって思ったり…て、去年か!(笑)。今年の夏はこれからだよな!なんか今年の夏は終わっちゃったような気がしちゃって、そうだよ、夏はこれからだよ!これだけ太陽好き好き光線を出していれば夏イベも晴れるだろう。今年も夏のイベントやるからなっ!みんなも、これからは太陽を愛して下さい(笑)。

 …て、『新堂本兄弟』でハワイロケに行っていたから、今年の夏の太陽を浴びた気分になっちゃっていたのかな?思いっきり今年の夏が過去形になっていて可笑しかったけど、太陽を好きになった高見沢さんてなんか意外な感じがしました。このままアウトドア派には行かないだろうけど、太陽に愛される王子っていうのもカッコいいじゃないか!頑張って太陽を浴びて欲しいものです。


 …そして、そのMCの後に歌われた曲は『太陽は沈まない』でした。太陽の光をイメージしたぽい照明が綺麗でしたね。続いて『SLOW DANSER』が演奏されまして、この曲のドラムが好きなので長谷ぼんとそおるさんを交互に見るのが大変であった。続いて、山石さんが演奏すうr『展覧会の絵』から『Symphony Of The Alfee』が演奏されまして、さすがツインドラムになっているせいか重厚なサウンドで圧倒的な迫力がりました。高見沢さんがヴィーナスエ・エンジェルギターで演奏していたというのも嬉しかったけど、変拍子やら転調の激しい組曲がスラーッと当たり前のように演奏される凄さに圧倒されてしまいました。もう演奏が終わった時なんて、「やり遂げた!」て感じで拍手を送ってしまいましたもん。しかし、この曲の前奏とラストでは、そおる透さんがドラム叩いたり後ろのドラを叩いたり忙しい(笑)。
 本編ラストの曲はなんと『夢の終わりに』でした。今までの重厚な雰囲気からガラリと優しい雰囲気に変わり、ラストでは粉雪のようなものがステージ上から降ってきて、ステージがスノーボールのような感じに見えて、まさに夢を見ているような感覚でした。何気に桜井さんの頭の上に積もっていたんだよなっ♪あと、コーラスというかハモる部分がオリジナルとは少し違っていて、また新しい感じがしましたね。

 こうして、静かな雰囲気の中で本編は終わり、3人は手を振りながら下手の袖に下がっていきました。長谷ぼん達は小走りに去ってしまったので、ちゃんと見ることが出来なかった…。


 アンコールは、まずそおる透さん、山石さん、長谷ぼんが登場しまして、いきなりツインドラムのソロ合戦!今度は長谷ぼんからでしたが、何度聴いてもツインドラムの掛け合いはカッコいい♪
 おおいに盛り上がったとこで3人も登場。この時の高見沢さんの衣装が凄かった!簡単に言ってしまえばピンクと白のチェック柄のベストとパンツ姿に白ぽいテンガロンハット(赤い縁取りと花柄入り)なんですが、腰にベルトの他に同じチェック柄のウェストポーチみたいなのやショッキングピンクのファーみたなやつなど付属品を付けていて、とにかく「可愛いっ♪」の言葉に尽きるファッションでした。両腕に黒のアームカバーをしていたけど、それも赤い紐みたいなのが付いていて妙に可愛い。ハッキリ言って51歳でこのファッションを着こなせている高見沢さん、凄過ぎっ!サングラスやインカムも付けていたけど、とにかく「な、なんだあの格好は〜?」としばし呆然としてしまいました。ある意味、本編のお色直し衣装より衝撃的でした。
 幸ちゃんは黒のノースリーブシャツにダメージジーンズを合わせていて、何気に流行を押さえていました。桜井さんはベージュと焦げ茶のチェック柄のパンツにブルーグレーのシャツ姿で登場。高見沢さんと同じくチェック柄の服なんだけど、全然違う。<当たり前

 そして、すぐに『シンデレラは眠れない』が演奏されまして、雨模様だっただけに妙にマッチにしているうように感じました。続いて『Juliet』が演奏されたんですが、前奏と同時に客席から大歓声が上がりまして、非常に人気の高い曲なんだなって改めて思いました。けどけど、この曲の見所は山石さんでしょう。もう、ホントにノリノリ♪演奏そっちのけ(?)でノリノリでして、ノリ過ぎたあまり思いっきりミスタッチをしをしてしまい、「あっ!」て顔をした山石さんと、その様子をしっかり見ていて笑っている長谷ぼんのやり取りが最高でしたわ。あの2人の表情から、山「見てた〜?」、長「見てましたよ〜」という心の会話が簡単に読み取れました(笑)。

 そのままメンバー紹介になりまして、

ドラムス、長谷川浩二〜!キーボード、山石敬之〜っ!もう一人ドラムス、そおる透〜っ!そして、エレキギター、高見沢俊彦〜っ!
アコースティックギター、坂崎幸之助〜っ!
そして、エレキギター、高見沢俊彦〜っ!
そして、アコースティックギター、坂崎幸之助〜っ!
おいっ!お前ら俺が見えてんだろっ!何嫌がらせ?
だって、あなたはさっきベース間違えたでしょ?
あ、あれは…
一つ長くやるからねって言ったのに、ボーンッって一人でやっちゃって。ベースて間違うと目立つんだね。
みんな(後ろの3人)にも一つ長くやるって言ったっけ?て聞いたら『言いました』て言われてさ。そりゃ、多数決ではかないませんよ
リハーサルでちゃんとやったでしょ?
すいませんでした〜。ほら、俺て基本的にマイノリティーだから…
マイノリティーの意味判ってんの?前ノリじゃないよ
それくらい判ってますよ!俺なんて間違えてもすぐ忘れちゃうのに、あなた達はどうしてそう何年も何年も人の間違いを覚えているわけ?ね、こういうのは映画と一緒で共同作業なんだからさ、映画のエンドロールだって『劇団ひまわり』までちゃんと出るのにさ、このままじゃ俺居ないことになっちゃいそうじゃんっ!
そんなことはありませんよ
今日の人たちは『あれ?今日は桜井居なかったね』なんて言って帰っちゃうよ。そのうち、若いベースを入れるつもりだろ?
なんてことを言うんですか!アナタがいてこそのALFEEですよ!
いや、そこまで持ち上げてもらわなくても…
紹介しようっ!ALFEEの元祖っ!…坂崎幸之助〜〜っ!

 思わず万歳する幸ちゃんに、客席も「イエーイ♪」とノリまくり。「イエ〜イ♪だって」と幸ちゃんが桜井さんに報告すると、「お前らもグルかぁ!」と客席に切れる桜井さん、面白過ぎる。もう高見沢さんは、桜井賢いじりが大好きだよね〜。でも、ちゃんと「Mr. Danceing Machine MASARU SAKURAI〜!」と紹介。演奏が始まり踊りはじめる桜井さん、「首の運動っ♪」と叫んで首を横にシェイキング、「次は腰っ♪」と叫んで魅惑の腰振りを披露し、「さぁ〜、相模大野!熱い夜はこれからだ!みんなも踊りまくれ〜っ!行くぞっ!『OッDORANAI!』」と、そのまま曲紹介になり『OッDORANAI!』が演奏され、客席もステージもノリノリ。桜井さんは、ここでも魅惑の腰振りを披露。高見沢さんはインカムを付けていたので、2番の時に桜井さんに近づいてベース演奏を間違えさせようとしたみたいだけど、さすが桜井さんその手には引っ掛からず!
 そして、再び桜井さんが客席を煽ると、そのまま『D!D!D!』へ。高見沢さんはテンガロンハットからピンクのキャスケットを被り直してきまして(こっちの方が似合っている♪)、ステージ前方に出て踊りながら熱唱。ただ、所々静止状態になって歌うのは端に貼られていたらしい歌詞カードを見ていたからだと思われる(笑)。間奏ではステージ中央に置かれたドナルドギターでソロを披露し、その後すぐにピンクのグローブを難無くはめられたのがちとつまらなかった(笑)。最後はドナルドギターと握手というか、ミッキーの部分を握って決めポーズ。

 すぐに今度はドラえもんギターを持ってくるとステージ前に出て来て、「相模大野〜!まだまだ行くぞ〜っ!」と煽り、そのまま『SWEAT&TEARS』が演奏されてまして、これ以上にないくらい会場は盛り上がりまくり。そういえば、この前奏の時に高見沢さんは被っていたキャスケットをステージの奥に投げ飛ばしたんだけど、思いっきりロディに当たっていましたわ。高見沢さんはインカムなのでステージ左右あっちこっちに動き回っていたんですが、間奏では桜井さんが下手の花道の端からそのまま1階席に降りちゃって(ここの会場の花道は、端と1階席通路が段差なく繋がっているのだ)、なんと1階席後方まで階段を昇って行っちゃってビックリしました。さ、桜井さんが自分よりも後ろの方にいるだなんて(笑)。ラストはステージ中央に3人並んでヘッドシェイキングだったんですが、幸ちゃんはネックシェイキングでしたね。
 そして、このままで終わらないのアルフィーのコンサート。桜井さんを自分の近くに来るように手招きする高見沢さん、桜井さんにドラえもんの物真似をするように言われますが、桜井さんにドラえもんの芸真似はありません(笑)。「僕、ドラえもん…」と頑張って真似してみせますが、「似てね〜」と一刀両断されちゃいます。ていうか、この時スタンドマイクとかじゃなくて、高見沢さんのインカムで会話してるっていうのも可笑しかった。
あなたがそのギターを持っているだけで、俺がやんなきゃならないの?
そうっ!それがあなたの義務です!
義務って、俺には断る権利はないわけ?
無いっ!…じゃ、田中角栄のドラえもんでいいから!
うっま〜そのぅ〜、僕ぅ、ドラえもんっ!(田中角栄風)」
アハハッ!面白いっ!

 確かに桜井さんの田中角栄ドラえもんは面白かったけど、高見沢さんの「面白いっ!」て言葉で曲を締めちゃったというのも面白かった。こういうコンサート滅多にないぞ(笑)。桜井さんなんて、最後はロディに向かって高〜っくベースを投げ飛ばしちゃったりして凄かった。

 そして、後ろの3人も前に出て来て6人でお辞儀。長谷ぼんの「GENIUS」ロゴTシャツが印象に残りました(笑)。あと、そおる透さんがスキンヘッドに顎鬚?両腕にタトゥという強面な感じなのに、今回のツアーTシャツを着ていてなんか可愛かった。
 幸ちゃんと高見沢さんはピックをかなり投げまくり。幸ちゃんのピックは近くまで飛んで来たんだけど、取れなかったというより動けなかった(笑)。



 2度目のアンコールでは、バックの3人は登場しなくて、高見沢さんは黒のパンツに白のフリルシャツ姿、幸ちゃんは黒のパンツに黒と蛍光グリーンの柄シャツ姿、桜井さんが黒のパンツに白黒の柄シャツ姿で登場と、3人とも黒パンツでしたね。
 そして高見沢さんと幸ちゃんがアコギを持ち軽く音合わせをして、すぐに演奏されたのが『悲しみが消えるとき-you are the rock-』だったので、思わず「うっそ〜…」と小さく叫んでしまった。だってだって、凄く久しぶりに生で聴く曲であると同時に、すっごく思い入れがある曲で「このごろコンサートで歌ってくれてないから聴きたいよなぁ」って思っていた曲だったんだよぅ。アレンジが少し変わっていて、なんかすごく良かったです。妙にジーンとしながら聴いてしまいました。

 そして高見沢さんのMCに入りまして、

アンコール、どうもありがとうございます。『悲しみが消えるとき』は、僕らのキャンパスライフをモチーフにした曲なんですが、アコースティックギター2本とベースという、アルフィーの原点に返ったスタイルで演奏してみました。僕らは高校時代からの同級生でして、あれからずーっと一緒にいるんですが、これからもずーっと一緒にいることでしょう。!

 この高見沢さんのMCを聞くまで、ALFEEの原点スタイルなんだというのに気づきませんでした(笑)。そう言われると、なんか妙に重みを感じる2回目のアンコールのステージだったなぁ。30年以上前と同じスタイルでステージに立っているなんてさ♪

 で、その後、去年はデビュー30周年を迎えて今年から31年目に入って再出発の意味合いも込めて『STARTING OVER』と名づけたTOURを回っているみたいなことを話しまして、客席から「頑張って〜!」て声が掛かって、「がんばってるよ〜」て返していましたね。

もう30年を乗り越えたんだから、あと30年やるよっ!この日本、国内だけであと30年は頑張る!そして『アルフィー』という金字塔を打ち立てるよっ!2人とだって30年以上の付き合いになるけど、もう親兄弟よりも長く一緒にいるんだから、これだけずっと一緒にいると飽きると思うだろ?それが違うんだよな〜。なんて言うの?スルメみたいな感じ?

 …てっきり「空気みたいな感じ」とでも言うのかと思ったので、「スルメ発言」には客席もクスクス、幸ちゃんと桜井さんも「俺達スルメか〜ぁ?」て感じに不満気に顔を見合わせていて可笑しかった。

えっ?スルメじゃ悪い?じゃ、明太子!だから〜、一緒いれば居るほど味が出てくるって関係なんだよ。レコーディングとかでも、一人でやっていると暗くなったり煮詰まったりしちゃうんだけど、2人が一緒にいると全然違うからね。色々とアイディアが出て来たりしてさ

 何故に「スルメ」の次に「明太子」が出てきたのか謎です。「スルメ」は噛めば噛むほど味が出るって意味で、まぁいいかもしれれないけど、「明太子」って一体?なんか、酒の肴で例えようとしているようにも見えたな。

達はこの30年全然変わってないように見られるけど、俺なんて髪型が一つにしても随分変わってきているいる
またそっちの話?
えっ、俺は髪型って言ったんだよ、髪の毛とは言っていないから。でも、今日はピンが見えてなくてイイ感じだよ(笑)
うん、まぁね」<と言いながら直す振りをする(笑)
今年のは凄いよね、なんせメガネとくっ付いているらしいから
鼻もくっつているからね(笑)GOODSで売り出そうか?
鼻も付いてんだ?凄いね〜。
坂崎セットでどう?
俺も付けてみたいけど、ギターもくっ付いているから電車乗る時大変だよなぁ

 なんか通販であったよね「ヨ○様セット」とか言ってカツラからメガネから色々と付いているやつ。あれの幸ちゃん版かぁ(笑)。しかし、ここに来てまで「髪の毛ネタ」で盛り上がる3人。桜井さんは会話こそ加わっていなかったけど、お腹抱えて大笑いしていた。笑いのストライクゾーンに入っちゃったみたい。

俺はずっとロンゲに思われているけど、『メリーアン』や『星空のディスタンス』の時は短かったんだよ。ここ数年だから、クルクル巻くようになったのは。なんか生まれた時から巻き毛だと思っている奴もいるんだよね〜!
 (そんな高見沢さんの発言に桜井さんバカ受け)
お前、今日はおかしいぞ…
いいよなぁ。俺も1回くらいクルクルしてみたよ〜
伸ばせばいいじゃん。伸ばせば巻けるよ
たぶん伸びる前に私の場合は切れます…

 …と、結局「髪の毛ネタ」で盛り上がる3人。桜井さんに至ってはかなり自虐が入っていました。でも、巻き巻きした桜井さんて…あんまり想像したくないかも(笑)。

みんなにも譲れないものってあると思います。例えば…コンサートだったり、CDとかカセットとかレコード、MD…それがアルフィーだったら嬉しいんですけど。前にね、高速を運転していたら、前の車の背中…て言うのかな?あの後ろのところにさ、『THE ALFEE OVER DRIVE』って書いてあってさ、『おおっ!』と思って思わず近づいて行って…危ないんだけどね。それでばれないように横に付いて運転席を見てみたら、帽子を被った男の人が運転していたんだよね。きっと、彼の車の中では『Flying away〜♪夢〜よ、急〜げ♪(作詞:高見沢俊彦)』が流れていたんでしょうね。きっと、あれが彼にとって譲れないものだったんだと思います。たま〜にそういうのを見かけるとホッとするというか、なんか温かい気持ちになれました

 コンサート会場の一般駐車場でALFEEのロゴステッカーを貼った車を見掛けることはあっても、一般道では遭遇経験ないんだよね。見られたら嬉しいだろうなぁ。前に日記に書いたけど、今年の元旦にママンボが凄い熱烈なアルフィーファン車を見かけたんだよ。車の背面に3人の顔(桜井さん、高見沢さん、幸ちゃん)がペイントされていて、側面にはフライングVのイラストがペイントされていて、正に全身ALFEE車だったそうだ。喜びのあまり携帯カメラで撮って私の携帯に送って来てくれたんだけど、さすがにこの画像ではちょっと判り難いよね〜。でも、ママンボはムチャクチャ感動したらしい。アルフィーもこの車を見たらすっごい感動するだろうなぁ。一体、どんな人が運転していたんだろう?
 しかし、高見沢さんもALFEEファン車を目撃することがあるんだね〜。目撃してもらった人は嬉しいだろうなぁ。

今まで色んなことをしてきているけど、ALFEEにいるからこそ出来ているんだと思っています。逆にALFEEじゃなかったら出来なかっただろうなぁと思うことがあります。デビュー30周年を終えて、今年2005年、新たな気持ちでスタートを切りましたが、10代で出会った3人が50代になった今もこうして一緒にやっていることは凄いいことだなって感じています。そういう意味では、正に今自分は夢の途中に居るんだ思います。この夢は終わらないと確信しています。これからも元気でみんなの傍に居られるように、これからもずっとここで歌い続けられるように、そんな気持ちを込めてこの歌を歌いたいと思います

 という高見沢さんの曲紹介で歌われた『いつも君がいた』。3人だけの原点スタイルで歌われたこともあって、なんか重みを感じましたね。それに、高見沢さんが「これからも元気でみんなの傍にいられるように」って言ったことが、なんか高田渡さんのことも連想してしまってさ、悲しい気持ちになってしまったと同時に、こうしてステージで歌う3人の姿を今も見られることに感謝しないとなぁって感じてしまいました。

 そうして2度目のアンコールも終わり、『ZeRoになれ!』のピアノヴァージョンのインストが流れる中、3人は静かにステージを去っていき、コンサートは終了しました。


 時計を見てビックリしたのが、ほぼ定刻に始まったのに終わった時間が22時近かったこと。本当にアッという間の3時間半弱でしたね。
 さすが「初心に返る」と宣言しただけあって、新旧の楽曲がバランスよく演奏されたし、ツインドラムの見応えも十分にありながらも、最後はALFEEの原点スタイルで締めるだなんてさすがだなぁって感じました。とにかく「楽しいっ!」て言葉に尽きる内容でしたね。MCも「髪の毛」ネタが妙に多かったけど(笑)、どれもとても面白かった。デビュー31年目を迎えて、ますますノリまくっているALFEEの勢いを感じました。

 正直言うとさ、最近はいろんな方面に浮気しまくっていて、「そろそろALFEEはセーブしようかな」って思っていたんだよ。30周年も無事迎えられたしね。だけど、この相模大野のアルコンに参加して、自分が思っている以上に楽しんじゃっているのを自覚しまして、「うっ、やっぱ私は根っからのアル中なんだな〜」と再確認をすることになりました。はは、やっぱ、一度ハマッたら抜けられない恐ろしい世界だわ(笑)。



■演奏曲目■

Opening 18:35

1.ZeRoになれ!
2.American Dream
3.Journey
4.Shadow of kingdom
 〜ツインドラム・ソロ
5.king's Boogie
6.Flower Revolution
7.終わりなきメッセージ
 MC 坂崎&桜井
8.風よ教えて
9.雨の肖像
10.罪人たちの舟
11.夜汽車
 MC 高見沢
12.太陽は沈まない
13.SLOW DANCER
14.Justice for True Love
15.『展覧会の絵』〜
  Symphony Of The Alfee
16.夢の終わりに

アンコール1
 〜ツインドラム・ソロ
17.シンデレラは眠れない
18.Juliet
 メンバー紹介
19.OッDORANAI!!
20.D!D!D!
21.SWEAT&TEARS

アンコール2
22.悲しみが消えるとき-you are the rock-
 MC 高見沢
23.いつも君がいた
Ending 21:51くらい

※曲順はかなり曖昧です(^_^;;;