2005年10月12日(水)府中の森芸術劇場 |
ななんぼの曖昧な記憶で構成された長文レポなので、曲順やMC内容などは「こんな感じなだったんだ」程度に読んで頂けると有り難いです。また、曲名も間違いや勘違いがあると思いますので、その辺も読み流して下さい〜。 |
My初日となった府中だったんですが、前回と同様に半分仕事だったのでバッタバタ。ALFEEて商品が多いのでCDやDVDを並べるだけでも一苦労。ALFEEのように活動歴が長い人ってアルバムっていうかCDの種類は多いけど、ALFEEの場合はCDはもちろん映像(DVD)も豊富だからね。かなり珍しいぞ。 まぁ、そんなことはさておき、開演時間になってから私は席に着いたのですが、既に客席が暗くなっていてすぐにSEが流れてビックリ。定刻通りの開演だったんじゃないかな。TOURの始まりの方って開演時間が押すという印象があったんだけど、最近はそうでもないのかな? 薄い白のベールのような幕はステージにかかっていて、SEが流れると宇宙ぽい照明が当てられ、幸ちゃんのマイクスタンドの位置で外向きに半円を描くように立った3人のシルエットが映し出されると客席は大歓声っ。『Cant't Stop LOVE !』をアカペラで(しかも英語で!)歌たわれ、バンド演奏が加わったと同時に幕が落ち、なんの心の準備もないまま(笑)コンサートがスタート。 3人の格好は…高見沢さんは夏イベ初日で着ていた「レスラー・スカルン(ななんぼ命名)」衣装。何度見ても笑える。珍しく髪は巻き巻きしていないストレートヘアーでしたね。あと、ギターが黒のフライングVでシルバーのスカルン柄だったんだけど、遠目から見て「何だ?コーヒー豆の柄のギター?」と思ってしまった(笑)。だって、オペラグラスで見るまでスカルンがコーヒー豆に見えたんだも〜ん。眼科行くべきかしら。幸ちゃんはベージュのジャケットに黒のインナーとパンツ姿でしたが、ジャケットにワッペンやらラインストーンが付いていたし、インナーにもラインストーンらしきものが付いていてキラキラしていて何気に派手でした。それと、サングラスは色が薄くてつぶらな瞳まで確認できました♪桜井さんはシャンパンゴールド色のスーツで渋かったわぁ。ネクタイの色はチェックし忘れたけど、白っぽかったような…(自信なし)。 そして、春TOUR、夏イベと続き、この秋TOURでもそおる透さんが加入。しかし、そおるさんと長谷ぼんのドラムセットはステージに埋め込まれているような感じだったので、そおるさんが確認できなかった。あと山石さんもほとんど見えなかった。長谷ぼんは見えたんだけどね♪ ステージのセットは後ろが壁ぽくなっているくらいで春TOURに匹敵するほどシンプルで、最初目にした時は「予算が足りなかったのか?」と思うくらい何の変哲も無いセットに感じたんだけど、この壁みたいなのは薄いベールでできていて、照明の当たり加減によっては後ろが透けて見えたり、下から白い布を引き上げてきたりと、意外にも様々な演出がこなせる作りになっていました。壁のラインに沿って小さめの照明が付いているんだけど、それも上下に稼動できて蛍が動いているみたいで可愛かった。 『Cant't Stop LOVE !』に続いて『Brave Love』、『恋愛論理』と歌われたんですが、全体的に照明が明るいというかPOPな感じだったので、もうアンコールのような錯覚を起こしそうになりました。いや、『恋愛論理』でダークなイメージがあったので、随分と明るい楽曲のような演出だな〜って思ってしまったのさ。 そして、ドラム音というかサポートメンバーのジャズぽい演奏が続いている中で幸ちゃんのMCになりまして、 幸「やって参りました府中!TOUR3本目です!1階席はもちろん、2階席ーっ!最後までみんな盛り上がっていきましょうっ!」 …と軽くご挨拶。すぐにジャズぽい演奏が本格的になり、そのまま『冒険者たち』へ。結構歓声が上がってましたね。相変わらずこの曲は人気高いなぁ。間奏では高見沢さん弾けておりました。そうそう、最初の方は「なんかありきたりだな〜」と思っていた照明だったんだけど、後ろを透かして奥行きだしたり、変わった照明になったので「おおっ!」と思ってしまいました。続いて幸ちゃんがハンドマイクに持ち替えて『Bad Girl』へ。おおっ!なんか久々っぽい。幸ちゃんは左右の花道に出て客席を煽ったり、カメラマンに向かってポーズしたり、ちょっと遠くを見たまま意識飛ばしたり(笑)なんか面白かった。間奏で上手の花道の端の凹みの部分に隠れていたけど、私の位置から半見えだったので壁にへばりついているヤモリのように見えました(笑)。高見沢さんと揃って「V・I・Pっ!」て叫ぶところ好きっ。 そして、そおるさんと長谷ぼんのドラムソロに掛け合いになり(相変わらずカッコいい〜!)、ちょっと『Black Doctor』ぽい演奏になった後に『ジェネレーション・ダイナマイト』へ続きました。おおっ、やっぱ燃えるわっ、この曲〜っ! 演奏終了後、高見沢さんと桜井さんが一旦ステージを去り、2回目の幸ちゃんのMCに入りまして、「それでは、ここで一旦お席にお座りなって頂いて、ゆっくり語り合っていこうかと。今日は何をテーマに語りましょうか?郵政民営化?もういいって?(笑)」と着席タイムに。幸ちゃんは既に用意されたイスに座っていました。 幸「秋TOUR始まって今日で3本目なんですが、秋らしくしっとりとしたステージでお送りしています(笑)。ここは一つしっかり休んで後半戦に備えて覚悟して頂きたいと思います。松戸から始まったTOURですが、始まってすぐちょっくら旅に出て本日府中に戻って来たわけですが、府中は去年も丁度同じくらいの時期にやっているんですよね。僕はこの府中に年に2回来ていまして、『Drea BEATLS』というビートルズの曲だけを歌っているコンサートに参加しているので、府中にはよく来ているなぁって思っています。松戸、博多と回ってきていますけど、既に参加されてた人もいれば今日が初日だっていう人も多いと思います。ちょっと聞いてみますか…」 …と、「今日がTOUR初日の人」、「生まれて初めての人」を聞きましたが、まだTOUR3本目だけあって今日が初日という人が半分以上でした。あと生まれて初めてという方も数人手が挙がりましたね。客席の半分以上が「今日が初日」だと知ると、幸ちゃんは「今までネタバレしないようにしてきた人とか、どんな衣装で登場するのか既に情報を入れて来た人とか色々いらっしゃると思いますが、ほんと凄いの出て来ますから(笑)、特に初めての人は楽しみにしていて下さい」と思わせぶりのコメント。 そして気が付いたら桜井さんが既に定位置でイスに座っていました!幸ちゃんが声を掛けるまで気付かなかった!一体、いつステージに戻って来たんだ? 幸「桜井さん、何、そんなに余裕かましているんですか?」 桜「そんな余裕ないですよ。息が切れているだけです(笑)。アナタこそ隙だらけですよ」 幸「そうですか?どっからでもかかってきなさいっ!」 この後、マイクオフで何やらヒソヒソと会話を続ける2人、何故か桜井さんが「あはははははっ!」と大笑いしてその笑い声だけがマイクに拾われる。この間、客席は置いてけぼり。 幸「TOUR3本目ですよ、桜井さん」 桜「まだ3本目なのに20本くらいやってきたような疲労感があるんですが…」 幸「何でか?は皆さん、この後わかります」 桜「今日はイイ!みんなまだ何か来るか判ってないから期待の籠もった目で見てくれる。これが数こなしてくるとバカにしような目になってくるんだから。それに…」 …と桜井さんが話している途中に白のフリルシャツ&白パンツに着替えて来た高見沢さんがステージに再登場。キャーッ!という歓声が上がる中、ドカッとイスに座ってアコギをスタッフに持って来てもらう高見沢さんだった。見事に空気読んでません(笑)。 幸「これはどっちが悪いんでしょうね?」 桜「話の腰を…揉まれました」×揉まれる ◎折られる 幸「揉まないでよ」 桜「この業界、いきなり肩揉んでくる人いますよね〜」 幸「そうそう。いきなりさ『やぁ、元気?』て言っていきなり後ろから肩揉んできて去ってちゃうの。誰だったかな〜?って思うし、もっとちゃんと揉んで欲しい…」 その後、2人はダラダラと話をしていましたが、約1名はアコギの個人練習に余念がなく、適度なBGMと化しておりました。 で、「STANDING OVER」というTOURタイトルにちなんでか、「3人の出会い」の話題が移りまして、桜井さんと幸ちゃんは某フォークコンテストで劇的な出会いをしたけど(桜井さんは幸ちゃんのことを「気が付いたら居たな〜って感じ」と評していましたが/笑)、桜井さんと高見沢さんは高校時代から一緒だったから劇的というよりダラダラ付き合いだったんじゃないか?みたいんことを幸ちゃんが言ったんですな。そうしたら、桜井さんが高見沢さんその衝撃的な出会いについて語りまして… 桜「当時から目立っていましたからね。髪が長くて…洋服が派手で…」 幸「今と変わらないじゃん」 桜「ハードロックに被れの彫が深くて眉毛のない高校生で(笑)」 幸「その時の桜井さんは丸坊主だったんでしょ?」 桜「その時っていうか、通っていた中学が丸坊主じゃなきゃいけなかったんですよ。そんな高校に入ってすぐ生えてくるもんじゃないでしょ」 ここで禁断のヘアーネタに行くかと思ったけど、そこまでで止まってしまった残念なり(<何を期待しているんだ!)。続いて「将来なりたかった職業」の話題になり 幸「俺はホントに外務省に勤めたかった?」 桜「外務省〜?外にある刑務所?坂崎の柄じゃないよ〜。アナタには熱帯魚屋のオヤジが似合いますよ。それで輸入しちゃいけない動物を裏で売ったりしてさ…そういえば、いまあちこちでヘビが逃げてますけど」 幸「俺じゃないよっ!俺ヘビは飼ってないもん。これは2人との約束だからね。『ヘビ飼ったらアルフィー解散』なんだから、ちゃんと約束は守ってますよ。俺じゃないからね、高見沢っ!」 高「へっ?」<2人のMC聞いちゃいねー 幸「だからヘビ逃がしたの俺じゃないからっ!」 高「坂崎がヘビ逃がしたの?」<ホントに聞いちゃいねー 幸「違うって!ヘビ飼っているのがバレそうだから逃がした…とかそんなことないからっ!俺はホントにヘビは飼ってないから!」 …高見沢さんギターの個人練習に夢中だったから、ホントに幸ちゃんの話を聞いていなかったよ。見事に2人とも一方通行な会話していたわ。よく高見沢さんが自分のMCの時に「ちゃんと話を聞けよ」と幸ちゃん達に絡むけど、そっくりそのままその言葉を返されても文句は言えまい。 幸「高見沢は何になりたかったさ?さて、今日はどんな職業が出るかな…?」 高「うーん……とんかつ屋さんっ!」 桜「お前には無理だろ〜っ。カツを揚げられるか?」 高「できるよ、それくらい。パン粉付けて揚げればいいんでしょ?」 桜「パン粉付けるだけじゃダメだぞ。その前にやることあるだろ」 高「え?」 幸「あるでしょ?パン粉だけじゃ肉に付きませんよ」 桜「パン粉の前に何を付けるか知らないのか?」 高「???」 桜「お前、あの衣何で出来てるか知ってる?」 高「???」 桜「おい、頼むよ〜。『やってトーライ』じゃないんだから〜っ!」 高見沢さんが『やってトーライ』に出たら凄いことになるだろうな〜って思ったわ。ちなみに『やってトーライ』て、TBSの『噂の東京マガジン!』という番組の名物コーナーで、スタッフが行楽地に行っていきなりコギャルに料理をさせるというやつです。「○○○」を作って下さいって頼んで、材料やら調理道具は全部揃えてあるんだけど作り方は教えないし、関係ない材料や調理道具がいっぱい並んでいるのいで、毎回とんでもない料理が出来上がるのだ。 そういえば、以前『T×2 SHOW』でも料理教室に参加していたけど、凄いことしそうになっていたもんなぁ。料理下手というか嫌いな私でも、コロッケやらとんかつは小さい時から手伝ったから、「小麦粉」→「卵」→「パン粉」という順は知っているというか、知らない人の方が珍しいよね(笑)。まぁ、料理の作り方に詳しい高見沢さんも想像できないっていうか、「そんなのタカミーじゃないっ!」とか思っちゃうけどさ。 この後も桜井さんと幸ちゃんは言いたい放題で、桜井さんなんて「プロの料理人は素手で温度を確認するから、指まで揚がっちゃっているんだぞ」と言って高見沢さんを関心させたり(後半はジョークなのに高見沢さんは真に受けていたし/笑)、幸ちゃんも「高見沢がとんかつ屋さんやったら日によってカツの大きさ違いそう。今日は400gもある!今日はこれっぽち?とか」なんて言ってましたね。ま、極めつけは桜井さんの、「大丈夫、コイツが調理師免許が貰えるわけがないから」ですな。でも、努力家の高見沢さんなら頑張っちゃうかも???なんか前回のアルコンでも「豆腐屋さん」とか答えたそうで、料理人になりたい願望があるんじゃないかとか言われていたし。 まぁ、そんなムチャクチャな料理をしそうな高見沢さんですが、お米を炊くのは昔から上手いらしい。 桜「コイツの炊いた米は上手かったよ」賢様お墨付き 幸「ちゃんとお米は磨いだ?シャッシャッって」 高「磨ぐって、あれでしょ?1回水にジャーって」<オイ… 幸「えっ?1回洗っただけ?それだけなの?」 桜「そういえば作るところ絶対に見せてくれなかったんだよな。なんか急にお腹が痛くなってきたかも…」 幸「でも、当時は温かいご飯が食べられるってだけでも美味しかったんだよ。なんせカップラーメンが主流でしたからね。あとはあずきに玉ねぎ?凄いよね、冷蔵庫開けたらあずき缶か玉ねぎしかないって」<フォローになっているのか? 桜「その大事にとっておいたあずきもアイツ(高見沢)に食べられましたから」 この「あずき事件」も何度かコンサートでしたことあったよね。懐かしい〜。桜井さんが食べるのを楽しみに冷やしておいたあずき缶を高見沢さんが見つけて、それをご飯のおかずにして全部食べちゃったって話だったような。私はご飯のおかずはしょっぱい系じゃないの嫌なので、甘い味のものでご飯を何杯も食べられちゃう高見沢さんは信じられない。まぁ、おはぎとかと同じなんでしょうけど、私はおはぎも苦手。 しかし、高見沢さん一体どんな風にお米を磨いでいたんだろう?当時のお米て、新米でもない限りしっかり磨いだ方が良かったと思うし、1回だけ水に通しただけで美味しく炊けたって、ある意味高見沢さんは凄いんじゃない?それとも炊飯器が良かったのか?謎は深まる。 幸「当時はそれぞれいろんな道があったんだろうけど、この道で良かったなと思います。では、そんな当時を思い出して歌いたいと思います。『From The Past To The Future』 」 …という幸ちゃんの曲紹介で歌われた『From The Past To The Future』。ツインドラムということもあって重厚さが増していましたね。歌い終わって3人は立ち上がると、続いて『The Way』が歌われました。この時、高見沢さんはPrince-Tギターを出してきていましたね。実はこの曲が流れたときタイトルが出てこなくて一人でムチャクチャ考えてたのだ。「く、口ずさめるくらい知っているのに〜、タイトルが出てこない〜」って。でも、途中で『The Way』だと思い出して、安心して歌に入り込めました。そういえば、この時の照明がすっごく素敵だったな〜。特にラストの幸ちゃんのアコギのソロになった時の照明が好き。そして、道シリーズって感じで『Another Way』が演奏され、4,5人ほど立ち上がって聴いてましたね。こういうミディアムテンポだと立っていいのかどうか悩みどころです。でも、立っていた人達はみんなノリノリ状態だったので、立って聴きたい曲だったんだろうなぁ。こう客席内でまだ意思がちょっとバラバラなのも、TOURが始まったばかりならではの光景だよな〜って感じて新鮮でした。それに、その人達は高見沢さんのMCになった時点で再び座ったし、純粋にノッているな〜って感じましたね。私は周囲を気にしてノッちゃうタイプだったのかな。 そして高見沢さんのMCに入りまして、 高「『From The Past To The Future』、『The Way』、そして『Another Way』とお送りしましたが…いい歌だぁ(笑)。もしあの時2人に出会っていなければどうな人生になっていたのか?たまに考えたりするんですが、人生ってやり直しがきかないからね。だから夢を持ち続けるものなんじゃないのかな。俺も子供頃はなりたいものがいっぱいあったけど、とても想像力の豊かな子だったから、ロボットを持って見つめ合って会話したり(笑)、怪獣映画を観ては『怪獣になりたい』とか思ったりしていました。それが大人になるにつれ、怪獣とかにはなれないんだと気が付いていくし、自分は不器用なんだと気が付く…て笑うなよ。でも、努力すれば(バスケット部の)レギュラーになれるっ!」 なんか高見沢さんの幼少時代の話を聞く度に、本当に「子供らしい子供」だったんだろうなぁって思う。なんか純真というか真っ直ぐというか、でもこの「真っ直ぐさ」は今も十分に残っていると思うけどさ。 それから、音楽の話になって、「コンサートに行くと学校では教えてくれないことを教えてくれる。別にステージでどうこう言ってくれているんじゃなくて、英語で喋っているから判らないし(笑)。でも、なんか感じるものがあった」みたいなことを語ってくれました。そうなんだよね、コンサートて国内外のアーティスト関係なく、行くとパワーを得られるというか何か得るものがあったりするから病み付きになっちゃうんだよなぁ♪ そして、どんな話の流れでそうなったか忘れちゃったけど、昔ばなしの『舌きりスズメ』の話になりまして、 高「大きな葛籠と小さな葛籠があってお爺さんはどうするかって時に、俺だったら間違いなく2つ共持って行くんだけど(笑)、お爺さんは小さな葛籠を選びました。子供頃はこの絵本読んでいて『違うよ、お爺さん!大きい葛籠の方がいいよ!』て思ったんだけど、大きな葛籠の方にはお化けが入っていて、小さな葛籠には小判が入っていたという。大きいものより小さいもの方がいいんだって思いましたね。小さい方がいいんだよ、坂崎っ!」 唐突に幸ちゃんへ振ったもんだから、幸ちゃんは「?」状態。ピンスポも当たってしまい、「小さい方がいいんだぞ」と念を押され頷くのが精一杯の状態でした。「お前は背も小さいし、目も小さいもんな。あ、でも鼻はデカイか」とまで言われていましたが、幸ちゃんは最後まで状況が把握できなかった感じでした。ピンスポが消えるまで、ときまぎしていて可愛かったなぁ。しかし、高見沢さんて他人の話を聞かない割りには、唐突に人に話を振るのが好きだよね。 高「とにかく、これから先もステージの上で自分を貫き通していきたいと思います。そんな気持ちを込めて…『Going My Way』」 そう曲紹介され、『Going My Way』が歌われ、前奏と同時に客席はスタンディング。歌詞のせいかもしれないけど、すっごく元気になれる曲だよね〜。続いて『Beat Pop Generation』が歌われましたが、最初この曲のタイトルが出てこなかった(汗)。そういえば、この曲の時の照明はなかなか面白かったなぁ。そして『I Love You』が歌われ高見沢さん大暴れ、客席もガンガン拳振り上げまくりで凄い状態になりました。この曲はすっごく弾けられるからムチャクチャ好き〜。終わった直後に、高見沢さんが後方(そおるさんのドラムセットの前)でミネラルウォーター一気飲みしている姿が暗がりでも判って印象に残っております♪ そしてガラリとステージの雰囲気が変わって『祈り』が歌われたのでビックリ。『I Love You』→『祈り』て凄い流れだよね。この時の照明も綺麗だったし、なんと言ってもラストのギターソロとツインドラムの絡みはド迫力でした。高見沢さんには申し訳ないけど、長谷ぼんばかり見ていたわ。長谷ぼんは高見沢さんがいつ終わりの合図を出すか凝視しながら叩いていたけどね。昔、長谷ぼんが終わりの合図を見落としてしまって、高見沢さんが腕をブンブン振ったこともあったなぁ。そして、次は何だ?とワクワクしていたら、あまり聴きなれないサウンド…こ、これは『UNCROWNED KINGDOM』ではないかーっ!生演奏はこのTOURで初披露だよっ♪もう『幻夜祭』を超える変拍子の嵐なだけに、ステージ上で演奏するALFEEに目が釘付け状態でした。とにかく凄いっ。思わず演奏が終わった瞬間歓声上げちゃったもん。なんか高見沢さんのMC明け以降の選曲がかなり新鮮というか斬新だったので圧倒されてしまった。そして、高見沢さんのソロで始まる『100億のLove Story』が歌われまして、その時の照明がオーロラみたいで綺麗だった。ギターもヴィーナス・エンジェルギターだったし♪やっぱALFEEにはこういうしっとりとしたラヴソングてピッタリですよね。エンディングはドラムとギターの掛け合いぽくなっていてCDとは違ったアレンジになっていましたが、CDのエンディングが好きな者としてはちょっと複雑。こっちのライヴヴァージョンもカッコいいだけに、更に複雑。 この『100億のLove Story』で本編が終了し、3人はそれぞれお辞儀してステージを去ろうとしましたが、下手へ行こうとした高見沢さんを「逆だから」という感じに止めた幸ちゃんと桜井さん。客席が注目していた場面だったのでドッと笑いが起きておりました。妙にほのぼのしたな。桜井さんなんて去り際に手でクルクルパァなんてやっちゃっていたしね(笑)。 あと、ササッとステージを去ったバックの3人は全員黒ぽい衣装に統一していてカッコよかったぞ。 アンコールでは、長谷ぼんとそおる透さん、山石さんがステージに登場。すぐにツインドラムの掛け合いのような演奏が始まりました。その真ん中で山石さんが演奏するでもなくヒマそうな感じで、「う〜ん、盛り上がっているね〜♪」てニコニコしながらリズム取っていたのが面白かった。少しすると3人もステージに登場し楽器持って演奏に加わり(もちろん山石さんも加わった)、いきなり演奏合戦で盛り上がりはじめました。 3人衣装は、高見沢さんは夏イベの初日に来たラメのロングコートの衣装(バックがステンドグラスのようなバラ柄になっている服です)にインカム付けての登場、幸ちゃんが黒のノースリーブに紫と黄色とグレーの超派手パンツ姿、桜井さんが紺ぽいストラプ(?)のシャツにこれまた目立つ濃いめのエメラルドグリーン色のパンツで登場。3人共、派手っす。 演奏が終わると、その勢いのまま桜井さんが「ドラムス、長谷川浩二〜! キーボード、山石敬之〜っ!そしてドラムス、そおる透〜っ!」とサポートメンバーを紹介。 そしてステージ中央の前にスタンドマイクと譜面台がセットされ前に出て来る3人。「重金属」を彷彿させるような口調で自己紹介を開始します。口調は歌舞伎ぽかったけど。 桜「そしてメタルベース!桜の井戸の桜井賢っ!」 と桜井さんがシャウトすると、超高速演奏&超早口で「桜の井戸の桜井賢っ!」とハモる3人。重金属のような演奏も凄いが、早口でハモる3人も凄い。ハッキリてちゃんと聞き取れた自信ない。「マッ、マッ、マックシェイク♪」の早口長文ヴァージョンて感じ? 続いては幸ちゃんが譜面台を凝視(笑) 幸「そして大江戸に咲く一輪の花っ♪…鼻じゃないよ、大きいけど(笑)。こんなうるさいバンドの真ん中でアコースティックギターを引き続けて31年っ!我慢の男、坂崎幸二〜っ!」 と叫び、先ほどと同じく「我慢の男、坂崎幸二っ!」と超高速演奏&超早口でハモ。ピタッと演奏が終わるところがカッコいいんだよなぁ。歌っている内容はお笑い系なんだけど(笑)。 しかし、歌い終わった後、「違うでしょ。坂道の坂に助兵衛と書いて坂崎幸二でしょ」と桜井さんに言われておりました。うん、そっちも合っているな♪ 桜「最後はこのバンドに一番最後に入った新人。新人だけど、今はこのバンドのリーダーやってます」 高「お前らがやれって言ったんだろっ!」 桜「だって俺らロクなモンじゃないから…」 高「俺だってロクなもんじゃないよ」 幸「でも背が一番高いからっ!」 高「お前だって鼻が一番大きいじゃん!桜井は顔が大きい!…行くぞ、バラとワインを愛する男、今まで嘘を吐いたことは一度もない男っ!」 ここで客席から「エエーッ!」の大ブーイング+「嘘吐き〜!」の非難を浴びる。それに便乗した桜井さんと幸ちゃんが「嘘吐きっ!嘘吐き!」と連呼。遂に右腕を目元に当て「ウ、ウ、ウ、ウエ〜ン」と珍しく泣きが入る高見沢さんであった。 桜「(高見沢さんの腕をマジマジと見ながら)見て下さい!この真っ白な腕!ニュー○ーズ(洗剤の銘柄)です!」 高見沢さんてばリストバンド外して、桜井さんの顔の前で真っ白な腕を見せびらかすようにブンブン振って可愛かった。 桜「夜の甲州街道を無灯火で走っても大丈夫です!でも、この衣装で自転車乗った時点で捕まります!なんかこの衣装、九谷焼みたいだな」 幸「九谷焼!そうだっ!俺も何かに似ていると思ったら九谷焼だ(笑)」 ちなみに九谷焼とは何ぞや?と思っている方はこちらをどうぞ。言いえて妙でございます。そういえば、ウチの食器にもあったよな(笑)。 嘘吐き呼ばわりされてもめげないというか慣れている高見沢さんは、強引に自己紹介を進行。譜面台を凝視(笑) 高「幾つになっても派手好き奴とは俺のこと〜!銀ラメ衣装が似合う、ギンギラギンの高見沢〜っ!」 とシャウトすると、「ギンギラギンの高見沢っ!」と超高速演奏&超早口でハモ。言っていることと演奏が妙にマッチしていたなぁ。 桜「でも、アナタも大変だよね。ごめんね。昨日は朝から『堂本兄弟』の撮りがあったんでしょ?3本撮りだったから、早朝からスタジオに入ったんだってね。俺が眠りに就いた頃には、アナタはスタジオ入りしていたのね」 そんな桜井さんの言葉に大きく頷く高見沢さん。福岡でアルコンがあって、その翌日は朝から『堂本兄弟』の撮りがあって(しかも3本撮り!)、今日が府中でアルコンだなんてハードスケジュール過ぎるよ〜。レギュラーと言っても準レギュラーなんだから、TOUR中は無理に参加することないのに〜とか思っちゃう。やっぱ、THE ALFEEなんだから、TOURを最優先にしてできるだけ万全のコンディションでステージに立って欲しい。今は大丈夫だからって、倒れてからじゃ遅いんだぞっ! 桜「ただでさえ奥目なのに更に奥いっちゃってるよ。鍾乳洞みたい」 高見沢さん、後頭部をポンポン叩く 幸「カンナじゃないんだから(笑)」 桜「そんなに目が奥いっちゃって字が読める?教科書も読めないんじゃない?」 高「今、教科書って言ったよな?何?成績の話?自分から振ったよね?確かに俺は奥目だよっ!(言うなり掛けていたサングラスを乱暴に外す)でも、言い換えれば彫が……そう、深いんだんだよっ!良かった。今、『彫が広い』って言おうとしちゃった。彫が広いのは桜井だよな」 「彫が広い」て新しい表現だよなぁ。桜井さんてば、手も平を顔に当ててツルッと手が滑る動作をしておりました。そ、そういう意味なのか?あ、凹凸がないから手が滑っちゃうってことなのか?とにかく新しい表現です。一般人には通じない表現だと思われますが(笑) そして、桜井さんの肩に腕を置きながら「確かに俺は勉強が出来た!」と自慢げに発言。桜井さんは腕を置かれたから、「ビックリした。また俺のこと言われるのかと思った」と、ややj被害妄想が入っていましたが、私も桜井さんのことを言うのかと思っていました。 高「さぁ行こう!歴史が5だった高見沢〜!」 と叫び、先ほどと同様に超高速演奏&超早口でハモ。しかも、これだけで終わらなかった。 高「英語も5だった高見沢〜!」 うーむ、だいぶ嫌な奴入ってきたぞーっ(笑)。 次は幸ちゃんになりまして、「中学ん時のでいい?」と了承を取ろうとする幸ちゃん。「中学?まぁ、学生時代だしな」と承諾する高見沢さんでしたが、桜井さんは「お前んとこの家族はみんなこ〜んなに小さいんだろ?(ステージ床から約60cmくらいの高さ)実家で飼っている犬が一番大きいらしいよ。ゴールデンの首に親父さんがぶら下がってるんだって」と妙な絡み方をしておりました。 幸「そんなことない(笑)。えーと、数学が5だった坂崎幸二〜!」 おお、さすが「理工系が強かった」と言っていただけある。 幸「物理も5だった坂崎幸二〜!」 おお、中学時代とはいえ、凄いじゃないかっ! 高「こんな優秀な2人ですが、桜井はアホでした!」 桜「俺も打たれ強くなったもんだよなぁ〜」 高「でも、学力が低いというのがその人の人間性を…全て表します!成績が悪くたって社会に出れば関係…あります!アホだから友達もいませんっ!」 桜「ううっ、うえ〜ん、本当のことだよ〜…頑張るよぅ〜」 今度は桜井さんが泣きに入ってしまった(笑)。そでも、高見沢さんの得意技「桜井いじめ」は終わらず、「古典の成績はいくつだっけ?」と追い詰め、「古典が2だった桜井賢〜!」と再びハモり出したかと思えば、「赤点ばっかり桜井賢っ!」とハモり出し、しかもエンドレスにハモり続けちゃうもんだから、桜井さんが「おーいっ!もういいだろっ!いつまでやってんだよ!客席が哀れだ目で俺を見るんだよっ!」と止めておりました。どうも桜井さんによると、幸ちゃんはこのTOURの中で一番力入れて歌っていたらしいですよ(笑)。 そして、強引に仕切り直す桜井さん 桜「俺達は一人はロクでもないだろ?!3人揃ってこそアルフィーになれるんだよっ!そうだろ?デビューして31年、『メリーアン』がヒットするまで9年!1曲ヒットが出ればもう楽々左団扇で過ごせるかと思いきや…そうは問屋が卸さないっ!」 この時、桜井さんが「楽々…」て言った時に高見沢さんが横で右手を団扇みたいに煽り始めたんだけど、「左団扇」て続けられて慌てて左手に変えた仕草がめちゃくちゃ可愛かった。他の奴がやっていたら「バカじゃ〜ん」で終わるんだが、高見沢さんだとなんか可愛いんだわ(愛のフィルター)。あと、この時だったか、長谷ぼんが上手い具合にドラムを入れてんだよね。オチの時はわざと変にドラム叩いたりして。大笑いしてMCを聞いている割には、しっかり効果音も入れる長谷ぼん、好きよんっ♪ 幸「『メリーアン』からシングル38曲連続トップテン入りの記録更新の快挙と、皆様への感謝の気持ちも込めて、シングルヒット曲集をお送りしたいと思います!…が、38曲全部はできませんっ!」 高「そこで!その38曲の中から厳選に厳選を重ね、選び出した曲をメドレーにしてベストヒット・たかみー…じゃないや(笑)」 桜「昨日やったばっかりなんだろ?」 高「うん(笑)。!ベストヒット・アルフィー!ベストヒット〜!(客席が『アルフィー!』)行くぞ〜!ベストヒット〜!(客席『アルフィー!』)俺達が19歳の時に…」 ここで幸ちゃんが思わずギターをベン!と鳴らしてしまい、「おい、頼むよ。もうちょっと良い音鳴らしてくれよ…」と頼む高見沢さん。幸ちゃんも「ごめん、右手が当たっちゃった」と謝りまして、仕切り直しに入ったんですが、今度は高見沢さんが「阿吽の呼吸」を「あふんの呼吸」と噛んでしまうし、「19歳で結成してから今までの間に得たのもあったし、失ったのもあった!」と言えば、桜井さんと幸ちゃんが「あった!あった!」と頭を触り(笑)、桜井さんなんて「長い友(泣)」なんて言うし、からりお笑い色の強い曲紹介になってしまいましたが、もうこの展開に客席は既に大興奮状態でした。 「ベストヒット・アルフィー!2000本目指して行くぞー!今日は1981本目!」と叫んで、初めてのヒットメドレー、まずは『19-nineteen』から。1コーラス歌ったあとに、『風曜日、君をつれて』、『シンデレラは眠れない』、『タンポポの歌』など、どんどん続けて歌われます。『Juliet』では「Hey♪」と合いの手入れる部分がだいぶ変わっていて、メドレー用のアレンジになっていましたね。『サファイアの瞳』、『白夜』、『希望の橋』と怒涛のように歌われ、『Promised Love』が歌われて、バラードだったせいかワンクッション入った感じになり(高見沢さんは、ここでハート・エンジェルギターに変えていた)、続いて『メリーアン』が歌われるとまた会場全体が興奮状態に戻り、『Flower Revolution』では高見沢さんが「Jump !」と叫んだと同時に銀テープがバーンと客席に飛び出て綺麗だった〜。私の席は銀テープが届くような席ではありませんでしたが、終演後にアル友さんが譲って下さいまして(ありがとうございました♪)、実物見たら銀テープというよりレインボーテープっていうか随分と光沢のあるテープでした。そうそう、この曲の時、桜井さんてばずーっと長谷ぼんに向かって激しく踊りまくっていたのよ。あと、長谷ぼん→そおるさん→幸ちゃんという流れの打楽器の合いの手の入れ方が健在で嬉しかった。 まだまだメドレーは続き、なんと『SWEAT&TEARS』!しかも1番は幸ちゃんがリードヴォーカルを取り、高見沢さんが視線で訴えていたので、ちゃんとラストにシャウトしましよっ!カッコいいっ。2番は桜井さんがリードヴォーカルを取り、高見沢さんが桜井さんに近付いて行って無言のプレッシャーを掛けたので、「きっと〜♪」の後のシャウトは本家の高見沢さん以上に飛ばしてましたっ♪そういえば、2番の後半から高見沢さんは幸ちゃんのマイクスタンドで、幸ちゃんは高見沢さんのマイクスタンドで歌っていたんですが、マイクスタンドの高さが合っていないことを強調するかのように、歌舞伎役者が構えるように足を(がに股ぽく)大股開きで膝を曲げて不自然な姿勢で歌っていた高見沢さんには笑いが込み上げて来ました。だって、歌う度にわざとそういうポーズするんだもんするんだもん。反対に幸ちゃんはちょっと背伸びをして歌っていて、非常に面白い図でした。この曲はフルコーラス歌われたので、「これで終わりなのかな〜」なんて思っていたら、なんと『星空のディスタンス』がフルコーラス歌われ、最後は3人ステージ前に出て来て、ネックの振りを揃えての演奏(高見沢さんのネックの動かし方に2人が倣うって感じ)。そして、ジャンッ!と演奏が終わると3人がその場でピタッ!と時が止まったみたいに静止状態。高見沢さんは重いハート・エンジェルギターだし体勢的にキツそうだったけど全然動かなかったし、幸ちゃんも動かなかったし、桜井さんはちょっと腿がプルプルしている感じだったけど動かなかったし見事なものでした。もちろん、その間、客席は大拍手&大歓声ですよ。で、何秒くらいだったかな?かなり長かったけど、再び動き出してジャーンっ!と決めた時のカッコよさったらなかったですね〜っ!! アルコンに参加するようになって17年くらい経つけど、こんなシングルヒットメドレーなんて初めてだもんっ!ムチャクチャ新鮮でしたっ♪もう、心底「やられたーっ!」て気分になりましたね。今までシングルメドレーをやっていそうで全然やっていなかったからこそ、未知の体験だったし大興奮しましたよ。ホント、ALFEEのステージは侮れませんっ! 演奏終了後、後ろの3人も出てきて6人並んでお辞儀。山石さんは随分と派手なブラウスを羽織っていたんだと知りました(笑)。あと、長谷ぼんは黒Tシャツだったけど、胸元に「Z」というロゴが白で入ってました。「$」に続いて一文字シリーズなのかしら?そおるさんは、格好は普通なんだけど、タンクトップにぼんたんのようなパンツを履いていたので(たぶんアーミーパンツ)、すっごく元気な土木工事をする人に見えてしまった。<オイ それぞれピックを投げたりタオルを投げた後、手を振りながらステージを去って行きましたが、幸ちゃんは去り際に投げキッスをしてくれちゃいました♪ 2度目のアンコールでは、幸ちゃんと桜井さんが白シャツに黒パンツ姿という同じような格好をして登場(デザインはたぶん全然違うだろうけど、遠目には同じように見えた)。高見沢さんは玉虫色のスーツにインナーは黒地に赤いラインストーンでスカルがついているシャツ姿で登場。首に長〜い黒のストールを巻いていたので、ステージに出てくるなり、そのストールを鞭のように扱って幸ちゃんと桜井さんをビシッ!ビシッ!とやっていました。桜井さんに至っては、18禁に入りそうな仕草を返していましたわ。登場早々、何をやっているんだか(笑) すぐに高見沢さんのMCになりまして… 高「どうもありがとうございます。今年デビュー31年、ゼロに戻るという意味を込めて『STATING OVER』というTOURタイトルでやってきていますが、さっきのベストヒット・アルフィーでシングルを何曲も歌ったわけですが、シングルを出す毎に分岐点になっているなと思います。デビュー当時は全然売れなくて手当たり次第いろんなサウンドを言われるがままに歌っていたけど、『ラブレター』でようやく自分達の方向性が見えてきて、そして『メリーアン』がヒットして、これで僕らと出会った人も多いと思いますが、えなり君が『太陽は沈まない』で僕らの存在を知ったように、また次の曲で僕らを知ってくれる人もいるわけだし、まだまだシングルは出し続けていかなくちゃいけないなって思っています。さっき歌いながら当時を思い出していたんだけど、当時の髪型とかさね、『サファイアの瞳』の時も、あのジャケットの髪型はあんなに短くていいのか?…とか思い出してしまったり(笑)。数字には拘りたくないしどうせ抜かれていくものだけど、シングル38曲連続チャート入りはみんなの力で成し得たことなので、これは本当に感謝しています。だから、これからも宜しくお願いします(笑)」 これだけ長く続けていても、新曲を出す度に、「この曲でファンになりました!」とか、「アルフィーを知りました」て必ずあるよね。そういう新しい出会いの為にもまだまだシングルは出し続けていって欲しいし、その時代のALFEEを象徴するサウンドにもなるから、既にファンの私達でもシングル発売というのは楽しみです。 高「’86年の10万人コンサートくらいから数字に限界を感じて、これかはら「量より質だ」って、質の向上を追求していかなくちゃって方向性を変えていこうと決めました。それまでにも、色々とレコード会社の人達とちょっとだけど確執があってほとんど意見を聞き入れてきたけど、この曲をシングルとして出す!という時はどんなにレコード会社の人に反対されても自分達の意志を押し通しました。そうやってシングルとして発売した曲です。ホールで演奏するのは久しぶりかな。19年前の新曲です『Rockdom-風に吹かれて-』」 というMCの後に歌われた『Rcokdom-風に吹かれて-』でしたが、MCを聞いていて『Rockdom』なんだろうなとは予想はしてはいたけど、実際に歌われるとやはりグッときますね。私はこの曲でアルフィーファンになったので、本当にこの曲がシングルとして発売されていなければアルフィーと出会っていなかったかもしれないし、今ここに居る可能性は無かったのかもしれないな〜なんて思いながら聴いていました。確かに、シングルにするには異質な曲ですよね。でも、この時ばかりは自分の意志を貫き通してシングルとして発売してくれた高見沢さんに感謝。 本当はじっくり余韻に浸りながら聴きたかったんだけど、終わってすぐ仕事に戻らなくちゃいけなかったから、できるだけ客観的に聴くようにしていました。そうしていたらね。19年前にこの曲を初めて聴いた時の自分と、今この曲を聴いている自分て大して変わってないんじゃないのかな〜って思っちゃって、嬉しいようなちょっと残念なような気持ちにもなっちゃいました。 そして、歌い終わってすぐ、私は後ろ髪を引かれる思いで客席を出てしまったので、その後はどうだったのか判りませんが、とても素敵なコンサートでした。本当に最後までじっくり余韻に浸りたかったよ〜っ!! でもね、ホントに衝撃的なコンサートでした。選曲もすっごく新鮮だったし、日記にちょこっと書いたけど、だいぶアルフィー擦れしてきちゃっている自分が嫌になってきていて、来年からはコンサート本数も減らしてアルフィーと距離を置こうかな…なんて考えていたくらいだったのに、見事にその考えをブチ壊されました。まだまだ、私が知らなかったアルフィーのステージの姿がありましたよっ!!もう、「アルフィーに完敗!そして乾杯♪」て気分です。
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