2005年12月22日(木)日本武道館(初日) |
ななんぼの曖昧な記憶で構成されたダイジェストレポなので、曲順やMC内容などは「こんな感じなだったんだ」程度に読んで頂けると有り難いです。また、曲名も間違いや勘違いがあると思いますので、その辺も読み流して下さい〜。 この武道館3daysは3日間の記憶が混同していることを、予めご了承下さいませませ! あと、この3日間、長谷ぼんメインに見ていたので演奏中の3人はほとんど見ていませんっ。 |
【箇条書きダイジェストれぽ】 【ステージ】 ■武道館ということで、ホールTOURの時よりステージに奥行きがありました。また、両端の花道の先はスロープになっていて、1階席と丁度目あ合うくらいの高さになっていました。 ■また、花道の先端はそれぞれ夏イベで使われたリフトのミニヴァージョンになっていて、演出によってはリフトになり2階席まで行ける高さになる。 ■2階席の両端の上にはスクリーンがそれぞれ設置されていた。 【本編】 ■高見沢さんが黒のロングドレスコートにフリルシャツという王子衣装だったけど、コートの裾の柄が羽根付きのスカルだったので、どちらかというと海賊ぽかった。でも似合っていてカッコ良かったなぁ。髪はクルクルのカールヴァージョン。 ■幸ちゃんは黒のベルベットスーツで金ボタンや金のカフスがお洒落。 ■桜井さんはグレーのスーツにブルーのネクタイ。2人に比べて地味目。 ■『Brave Love』からクルクル回ってノリノリの高見沢さん。 ■最初のMCで開演が15分押したことについて、幸ちゃんよりお詫びのコメントあり。 ■長谷ぼんとそおる透さんのドラムソロ合戦はいつも以上にじっくりと見てしまった。そおるさんが叩いたリズムをアレンジするような感じで長谷ぼんが叩いていましたね。何より楽しそうに叩いていたのが印象的でした。 ■『鋼鉄の巨人』で幸ちゃんと高見沢さんが花道の小型リフトに乗る。この時の長谷ぼんのドラムがムチャクチャカッコよかったなぁ。 ■2回目のMCで幸ちゃんが、「あのリフトは見た目はそうは見えないだろうけど意外に揺れる。鉄筋の本数が少ないのかも。どこに発注したんだ?」と時事ネタに絡めていた。 ■この日は特に寒かったので、「寒い中、集まって頂いてありがとうございます。武道館の楽屋も寒くて。あの寒い廊下を歩くと武道館に来たという感じがします。でも、トイレが新しくなりました」と、武道館の楽屋模様を紹介しれくれました。 ■桜井さんは「外は冬だけど、ここは夏ですね」と粋なことを言ってくれましたが、雪のせいで遠方から来てくれるファンのことを気遣っていました。「新幹線も徐行した意味がない」なことを言ったら、幸ちゃんも「高速道路も一緒ですね。万年渋滞で駐車場状態」と言ったんだけど、天候のことを強調したかった桜井さんは幸ちゃんの言った意味が一瞬理解できず、珍しく2人して意思疎通が出来ていませんでした。 ■ここでだったか、幸ちゃんが「この一年の嫌なことや鬱憤は全部桜井にぶつけて下さい!」みたいなことを言ったら、桜井さんが「いいですよ」と得意の首振り振りを披露。本当に器用に動かす人だ〜。 ■「昔なりたかった職業」を話題にした時、桜井さんが「弁護士になりたかった。あの天秤のバッチを付けてみたかったの」と言えば、幸ちゃんは「俺は一級建築士」と言って再び時事ネタに走ったけど、桜井さんから「あのね、一級建築士っていうのは全国に何十万といて、そのほとんどが真面目に職業全うしているんだから」と諭される。うーむ、桜井さん大人な発言だ。 ■桜井さんの昔「S&Gになりたかった」という話しから、「S&Gは『サイモン・アンドウ・ガーファンクル』で3人組だからね。アンドウさんくらにはなれたと思う」と、S&Gが3人組であることになりました(笑)。ジャケットには写ってないそうです。 ■2人でS&Gの『I as a rock』を披露。ちなみに演奏後、「この前奏のメロディ、高見沢は嫌いなんだよね」と幸ちゃんが暴露。「もうすぐ出て来るから横で弾いてやろ」と悪魔の囁き(笑)。2人によると、高見沢さんはハンマリングオンとプリングオフが苦手なんだそうです。「でも、『天国への階段』は弾くんだよね〜」と幸ちゃんが弾きなら言ったら、桜井さんが「それは大人しい方だけど、あとでうるさくなるじゃん」とツッコミ入れていました。最終的にうるさくなれば、アコギも弾くってことなんでしょうか? ■色々と2人から言われていたせいか、なかなか出て来なかった高見沢さん。どうやら姿は見えていたようで、幸ちゃんから「いい加減に出て来いよ」と言われて」登場。紫のドレススーツに着替えて来た高見沢さんでした。客席から独特の声で「タカミーーーっ」と歓声が上がり、桜井さんから「注射打って来なさい」と言われる(笑)。みなみに、紫のスーツに着替えて来た高見沢さんを見て、桜井さんは「いよ!江戸むらさきっ!」と言っていた。意味は不明(笑)。 ■次にCSN&Yのナンバーを披露するってことになったんですが、ここでも「アンドウさん」が登場(笑)。日本のグループにも「アンドウさん」は多くて、「ハッピー・アンドウ・ブルース」とか「チャゲ・アンドウ・アスカ」とか、多方面で活躍中なんだそうです。…て、このネタ信じる人っているだろうか?(笑)。ちなみに、高見沢さんは次の曲の練習をしていたので、2人の話をほとんど聞いておりませんでした。 ■CSN&Yの『Southen Man』を披露。これは学生時代からコピーしていたそうで、当時は桜井さんが苦労して裏声で歌っていたのを、高見沢さんが入ってくれたお陰でコーラスに厚みが出せたそうです。当時の桜井さんは地声と裏声の境がなかったそうで、「今では地声で大きな声を出せるようになったから、逆に裏声が出せない。ヨーデルも地声でいけます」と、即興でヨーデルを披露。さり気なく幸ちゃんも一緒にハモッてた。 ■『Another Way』では何故か妙に泣けてきてしまって、ボロボロと泣きながら聴いていました。歌詞もそうだったんだけど、妙に長谷ぼんのドラムを意識して見ていたら泣けてきちゃったんだよなぁ。それまで長谷ぼんが卒業でまた意識的に低かったんだけど、この曲から妙に実感というか現実味を感じました。 ■その後の高見沢さんがMCで「『Another Way』はこのTOURでずっと歌い続けているけど、そろそろ差し替えてもいいかな?って思って変えようとしても、リハでやると『やっぱ、いいなぁ』と思って外せない曲になっています」なことを言って、妙に印象に残りました。 ■そして、「Another Way」から「もし違う道を選んでいたらどうなっていたか?」という話になり、「ミュージシャン以外考えられないけど、例えば漁師とか!(←何故?)大変だよ。日焼けしちゃいけないから晴れた日には海に出ない。時化の時にしか漁に出ない!」とかなりデンジャーなことを言っていました。要は向いていないってことですな(笑)。 ■あと、武道館恒例(?)幸ちゃんのお父さんがいらしているそうで、「相変わらず『よぅ!高見沢!』って、突然ドア開けて入って来る」と言っていました。幸ちゃんのお父さんに「シニアの歌を作ってくれるって約束したけど覚えているか?」て聞かれたそうで、確かに前に約束したらしいんだけどスッカリ忘れていたんだとか。その時は適当に合わせていたらしいけど(笑)。「でも、約束したからにはいずれ作らないとなぁ。『天国への階段』とか(笑)」と、微妙にブラック入っている発言も飛び出していました。 ■3人とも音楽性が違ったという話になり、「俺はロックで、坂崎はさっき弾いてたテュラテュラテュラ…みたいなの」と言ったら、すかさず横で演奏する幸ちゃん!「弾くかなくていいから!止めろよ、トラウマなんだからっ」と、自分から振っておいて止めていました。まぁ、そんな音楽性が違う3人だったけど、3人でハモるとすごく気持ちよくて、それでずっと一緒に歌うようになったみたいなことを言っていたな。「あの時初めて3人でハモッた時の衝撃というか新鮮さをずっと保っていきたい。みんなも経験あるでしょ?ALFEEを初めて見た時の衝撃とかさ。人間は生まれたばかりの頃は純粋だったのが、大人に成長してくるにつれ汚れてっちゃうだよ。でもね、汚れたら拭けばいいんだから…(と言いながら袖の汚れを拭く)あ、取れない(笑)」と、妙なオチが着きました。 ■「自分の人生なんだから、多少は我侭に生きていっても良いんじゃないかなって思うようになってきました」みたいな発言から、「これから我侭に行くから!」と2人に宣言。桜井さんは「今でも十分我侭だ」と言うものの、「いいよ、俺達が受け止めてあげるよ」と優し言葉も付け加える。そんな展開に、高見沢さんは「なんか大人な桜井・坂崎とバカで子供な高見沢という図式が出来上っちゃうじゃないか!えっ?みんなもそう思っていたの?」客席に問いかけると、「その通り!」て感じで客席は拍手。そんな意外な反応に「目から衣が落ちる」と訳の判らないコメントを披露(笑)。「それを言うなら鱗でしょ!衣が落ちてどーするの!」と幸ちゃんにツッコミを入れられ、本当に素で「目から鱗が落ちる」と間違えていた高見沢さんであった。うーむ、一度くらい名古屋で天ぷらにされて来た方がいいかも(笑)。しかし(高見沢さん的に)意外な反応を目の当たりにして、「すみません、二人に支えられています」と改心する高見沢さんであった。この気持ち、いつまで保つかな(笑)。 ■『I Love You』では、高見沢さんの声の掠れが少し目立ったけど、相変わらずハイテンションになる曲でしたっ♪この曲の盛り上がりっぷりは大好きっ。 ■『祈り』の終わりでツインドラムと高見沢さんのギターソロが絶妙に絡み合いますが、もうなんか涙が出てきそうだったなぁ。しかし、その直後にステージ上に花火が上がる特効があって、感動が全て衝撃に変わりました。※正直言うと、初日終わった直後は『UNCROWNED KINGDOM』の後に特効が出たと思い込んでいました。お陰で2日目も同じ場面でマジに驚いてしまった。 ■『100億のLove Story』は、高見沢さんのギターソロ『Berlin Rain』から繋がるという前奏でした。ラストでは、上から雪の降る演出になっていて、とってもロマンチックに本編は終わりました。 【アンコール1】 ■まずサポートメンバーの3人が出てくるとすぐに演奏開始。山石さんは手拍子をして客席を煽る。少しして3人がステージに登場。 ■アンコールでの3人の衣装のバラバラぶりが最高。
■3人は夏イベでも使っていたバスーカーをそれぞれ持つと、高見沢さんの合図で客席にTシャツらしきものを飛ばしていました。 ■桜井さんがサポートメンバーの紹介をすると(長谷ぼんの時だけ妙に拍手と歓声が大きかったのは気のせいではないはずだ!)、3人は前に出て来て自己紹介ソングを開始。この流れはホールTOURの時と同じ。 ■ただ桜井さんのツッコミぶりが冴えていた。幸ちゃんの格好を「スキー帰りかい?」とツッコミ、高見沢さんに至っては「形容しがたい衣装だ」と呆然としていたのが可笑しかった。やっぱ、「武道館に置き忘れられた一匹の巨大なエビの天ぷら♪」でしょう!<酷い? ■幸ちゃんの自己紹介では、高見沢さんが『ゲゲゲの鬼太郎』の目玉おやじの指人形を持ってきて、幸ちゃんのお父さん(?)になりきり、幸ちゃんに「お前は壊れたカメラを人に高値で売りつけて酷い奴だ!」と裏声で文句を言うが、「壊れてないよ。使う人間が悪いんだよ」と幸ちゃんに切り返される。 ■桜井さんと高見沢さんが腕の白さを比べっこした時、高見沢さんがアームバンドを凄いスピードで何度も上げ下げしていて、その意味不明な動作を見て、幸ちゃんに「お医者さん呼んで」と囁くように言ったのがツボだったわ(笑)。 ■成績暴露のコーナーでは、今回は桜井さんの高校時代の通信簿(高見沢作?)まで公開される。そこまでして桜井さんを陥れたいのか、タカミー(笑)。「1ばっかだけど、凄いよ3もあるよ」と勝手に言っていましたが、ハモは「保健(体育)も2だった桜井賢♪赤点ばっかり桜井賢♪」でハモり、エンドレスにハモり続けたら、またもや幸ちゃんが「アホアホアホ!」と暴走。 ■ベストヒットTHE ALFEEメドレーの紹介では、桜井さんが田中角栄の物真似を披露。 ■『19-nineteen-』や『Juliet』で、やたらとダンスをしながら長谷ぼんに絡む桜井さんの姿が印象的だった。長谷ぼんは笑顔で交わしていましたが。 ■『Flower Revolution』では、桜井さんが幸ちゃんに向かって妙なステップを披露。笑いを堪え切れなかった幸ちゃんは、歌の合間に「アホっ!」と桜井さんに向かって言っておりました。 ■『SWEAT&TEARS』では客席に銀テープが飛び出まして、上から見ていてアリーナが綺麗でした。 ■また、前奏ですぐに左右のリフトに高見沢さん(下手)となんと桜井さん(上手)が乗りこみました。かなりの高さまで行くので、桜井さんも乗るだなんてビックリ。1番の幸ちゃんリードヴォーカルの時には、叫ぶところで桜井さんに向かって「桜井大丈夫かー?」と叫んでおりました。長谷ぼんもチラチラと桜井さんの方を見てたなぁ。 ■2番の桜井さんのリードヴォーカルでは、「きっと〜♪」と叫ぶところを「怖いわー!ぎゃーっ!」と正にソウルシャウト(笑)。桜井さんていつも歌う時は足でリズム取るのに、この時ばかりは微動だにしませんでしたからね。対照的に高見沢さんはガシガシ足でリズム取りまくり、揺らしまくりでした。 ■高見沢さんがリフトに乗っている時、シャチホコ衣装の裾がリフトから少しはみ出していたので、余計にエビの天ぷらに見えてしまった。リフトに乗り降りする時は、スタッフの人が安全バーじゃないけど鎖みたいなのを入り口に掛けたり外したりしたんですが、高見沢さんの場合は、衣装が装置に挟まらないようにスタッフの人が裾を押しやってから作業するので妙に笑いが込み上げてきました。 ■『星空のディスタンス』のラストでは3人前に出て来て、幸ちゃんの指図に従ってポーズ決め。ラストのジャンっ!と同時に3人制止しましたが、ピクリとも動かないでカッコよかった。しかし、高見沢さんはどうして反り系になるかな〜。 ■演奏終了後に6人前に出て来たけど、長谷ぼんは桜井さんに前に出るようにジェスチャーされたにも関わらず、みんなより一歩後ろに下がった所でお辞儀していた姿が印象的。しかも、直ぐにステージを下がってしまった。THE ALFEEのステージを長谷ぼんがどれだけ大切にしているか解って、妙にジーンときてしまいました。 【アンコール2】 ■高見沢さんは黒のドレスシャツに黒のパンツ、キラキラのストールを巻いて登場。幸ちゃんは赤紫系のシャツに黒パンツだったかな…?桜井さんは覚えてない。カラフルな柄シャツだったと思うんだけど…。 ■高見沢さんと幸ちゃんはアコギを持ち、すぐに『明日なき暴走の果てに』が演奏される。 ■演奏後の高見沢さんのMCで、「31年走り続けたけどいまだにゴールは見えません。テレビやラジオや色々出ているけど、3人がALFEEとして帰って来れる場所はこのステージの上」とコメントしたのが印象に残っています。 ■「いろんな経験を歌にしてきましたが、一番大切なことはいつまでも3人で歌い続けられることだと思います。そんな気持ちを込めて、この武道館初日の夜に歌いたいと思います」というコメントの後に歌われた『Rockdom〜風に吹かれて〜』は、エンディングでのギターソロがすっごく印象に残りました。勝手な思い込みだけど、長谷ぼんのドラムで少しでも長くギターを弾いていたいって感じに聴こえました。 ■とにかく、「笑顔で長谷ぼんを送らなくちゃ!」と改めて感じた武道館初日でした!
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