さいたまスーパーアリーナ |
■はじめに■ |
このこのレポは6年前に書きかけてだったのを発掘しまして(笑)、HP用に修正してアップしたものです。ハッキリ言って当時の記憶なんてほとんど残っていないので、この書きかけレポがどこまで正しいのか、今の私にはサッパリ判りません(笑) とりあず、「こんな雰囲気だったんだなぁ〜」程度に斜め読みして下さると嬉しいです。 |
2008年7月30日 ななんぼ@管理人 |
『メリーアン』以降、シングルが37曲連続ベスト10入りという日本新記録の快挙を成し遂げた記念に開催されたコンサート「Thanks For Your Love」。抽選に当たったファンが無料招待されました。 場所は去年の夏イベの会場でもあった「さいたまスーパーアリーナ」でしたが、夏イベでは会場最大動員ヴァージョンのスタジアムスタイルでしたが、今回はホールヴァージョンの9000人のスタイルだったので、天井の高さも違ったし、奥行きも全然違ったし、とても夏イベの時と同じ会場には見えませんでした。 客席に入ると、会場内にALFEEのシングル曲がランダムに流れていましたね。ステージは意外にこじんまりとしていて、バックに白い大きな布が降りていて、その前に3本のマイクスタンド、ベース、アコギ2本が置かれていて、その両端にアンプが積まれているというシンプルなスタイルで、「あ、今回はアコースティックLIVE」になるだ」と、ステージを見て思った印象でしたね。しかも、ななんぼはは桜井さん側の端っことはいえブロックだったので、そのステージとの距離の近さに始まる前からドキドキでした。しかし、ドキドキしながらもオペラグラスで後の白い布を必死の思いで見て、長谷ぼんのドラムセットが薄っすらと透けて見えたので、「よしっ!バンドヴァージョンもあるし、長谷ぼんの姿も見られるぞっ!」ということを、ちゃっかり確認していたのであった(笑) 【第一部】 開演時間を10分程押して『BLOWIN' IN THE WIND』 のSEが流れ、暗転したステージのところにメンバー3人登場。高見沢さんは玉虫色のやたら光るスーツ(パンツはレザーだったかな?)にチャンピオンベルトみたいな黒とシルバーの派手なベルトとチェーンベルトを幾つも重ねていて、黒のゴーグルのような形のサングラス姿、幸ちゃんは紺系のスーツに赤い柄のネクタイ姿、桜井さんは黒っぽいスーツに赤いシャツ+赤いネクタイ姿て登場。 客席の大歓声を受けながら、それぞれが席に着き、幸ちゃんと高見沢さんがアコースティックギターを持つとすぐに『19-nineteen』の演奏が始まりました。アコースティックヴァージョンで聴く『19-nineteen-』もまた別格のカッコ良さでしたね。桜井さんはベースを持っていなかったので、妙に首というか身体を動かしていた…という印象が強かったです。 『19-nineteen-』の演奏終了後すぐにMCになりまして、まずは幸ちゃんが「え〜、みなさま、こんばんはっ!シングル連続37曲ベスト10入り日本新記録達成・感謝記念LIVEにようこそっ!気が付けば、現在、日本記録なんですね〜。もうこの記録は僕らだけじゃ達成できなかったことですからね。シングルを買って下さった皆様が居てこその記録なので、今夜はそういったことを感謝いたしまして、この企画を考えた次第です」と、ご挨拶。 そして、突然って感じで、「では、ここで一人ずつこのコンサートを開くに当たってのご挨拶の言葉を……まずは…桜井さんっ!」 と、桜井さんに話を振る幸ちゃん。 当然、桜井さんは『エッ?私ぃ?』て感じのジェスチャーをしまして(笑)、「皆様、あけましておめでとうございます。(<た、確かに…)本日、このような企画を行うことができますのも、ひとえにぃ!皆様方の1枚1枚の応援のお陰でございますっ。まぁ、三者一両損で…(苦笑)選ばれなかった方もいるわけですから、その方の分まで今夜は楽しんで行って頂きたいと思いますっ!」 と、選挙演説のような挨拶をしてくれました。 続いて、「はい。じゃ、次に高見沢さん」 と幸ちゃんが降ったんだけど、こちらも『エッ?』て感じで、次の曲へ頭がいっぱいでまるで話を聞いてなかったような高見沢さんの反応がありました(笑) でも、今年最初というか、めでたいコンサートの一発目のMCということで、「え〜、かなりの倍率の中ここに皆さん集まってくれたわけで、これで今年の運は尽きた皆さんですが(笑)、今年一年の運を全て使い果たしたとしてもイイ!と言うくらい、価値のあるライブだというか、そういうふうにしたいと思いますので、最後まで楽しんでいって下さいっ!」と、高見沢さんもご挨拶。 この高見沢さんの「運を使い果たした」という言葉を取り、幸ちゃんが「日頃から言っていますが、人生プラマイゼロです。どこでマイナスがくるか判りませんけどっ(笑)」なんて言っていました。すごい悪魔の囁きに聞こえました(笑) そして、「。しかし、なんかいつもと違う会場の雰囲気ですよね。ファンの集いとも違うし…なんか独特な感じ?」みたいなことを幸ちゃんが話しているのに、隣で何故か突然首を左右にウネウネ動かしている桜井さん。周辺のファンはそりゃ、笑うわ。 さすがに桜井さんの妙な動作に気付き、「こういう企画は初めての経験だって言っているのに、アナタはいつもと全然変わりませんねっ!」と注意するものの、「こう、オフの時ほど(首を)動かさないとね。シーズン(TOUR)に入ってから急にやると壊れますから、春のTOURで壊れたら大変ですもんっ!」と、正論なのか屁理屈なのか、妙な言い訳をする桜井さんであった。 しかし、桜井さんに限らず、幸ちゃんも終始足をバタつかせていたし、高見沢さんも水をよく補給したり、ギターのチューニングを気にしたり、妙に3人共落ち着きがなかったですね。むしろ、落ち着きがないと言うよりも「浮かれている」という言葉の方がピッタリだったかな?非常に可愛らしい言動を繰り返すお三方でした。 そして、この後は曲を交えながら怒涛のクロストークに突入っ! 幸「去年の夏では、でっかいバージョンでやりましたけど、あの時のヴァージョンから、こっちの壁(高見沢側の壁)が70mも動いたんですよね。(手で押し出すようなジェスチャーをする)夏はステージはどっち側にあったんだっけ?」 桜「こっち(桜井側)」 幸「そうだったけ?」 桜「覚えてないの〜ぅ?」←凄いギャルっぽい言い方(笑) 幸「うん」 桜「アナタ、あれやったの去年よー?」 幸「そうだけど…みんな知ってた?」 …て、幸ちゃんは客席に振ってきましたが、客席は「知らなーい」という意見多数…という以前に、全然方向感覚マヒでした。今自分達が見ているステージ側て、夏イベでは高見沢さん側の客席があったということなんだよね。うぉ〜、全然判らないよ。摩訶不思議な作りのさいたまスーパーアリーナ。言われるまで、そんなこと絶対に判らないって! しかし、客席の「知らな〜い」という反応に、桜井さんが「バッカじゃないの〜ぅ!?」の高飛車発言。桜井さんの物言いに高見沢さんウケているし(笑)、これには客席大ブーイングでした。 幸「言ってくれなきゃ、判らないよ〜っ」 桜「申し訳ない。m(_"_)m ここ(ステージがある所)がちょうど真ん中になるんです」 幸「よく知ってますね」 桜「埼玉の事ならなんでも聞いてくださいっ」 幸「さすが地元、埼玉県出身っ!…じゃぁ、今の県知事は誰?」 桜「…エッ?(汗)、あの秩父限定にして貰わないと〜」 幸「そじゃダメじゃんっ」 その後は、先ほど披露した『19-nineteen』の話題になり… 幸「シングル34曲連続ベストテン入り記念感謝ライブということで、シングル曲を中心にお送りしようと言うわけですが、先程の『19-nineteen-』は'88年のシングルでしたね」 高「19というと、3人が出会った頃というか、ALFEEの原点が出来た年齢でもあるので、非常に思い出深い曲です。 1988年、『19』を出した時に19歳だった人も居るだろうね。その人達は今幾つになっているんだろう…」 幸「簡単ですよ。19に14足せば良いんだから(笑)」 高「(笑)。1988年の7/22に出たシングルなんですね。随分と半端な時に出たんだなぁー。(<そ、そうか?(^_^;;)こうして34作並べると、こんなのもあったかと思いますね。シングルっていうのは、その発売時にはは一生懸命やるんだけど、コンサートでは軽視されがちというか、アルフィーはアルバム中心だから、コンサートで暫くしてやらなくなっちゃったりすることも多くて…。だからって、今夜ここで34曲全部は出来ないけど…」 当然、客席から「やってーっ!」という声が多数上がる。 高「時間があるだろう?電車の時間もあるぞっ!」 幸「…ということで、ガンガン行きましょうっ!続いての曲は、連続でいうと何枚目かな1993年12/1に発売したたシングルです。これで判った人居る?… あ、居ますね〜っ!『もう一度君に逢いたい』なんですが、桜井さんはもう一度逢いたい人はいますか?」 桜「いっぱい居ますね」 幸「さすがですねっ!太伝治さん?」 桜「おじいちゃんじゃないですよっ。イメージが(曲と)だいぶ違いますもん。そんなこと言ったら歌ってる間に思い浮かんできちゃうからっ!」 幸「(笑)、ではいきましょう。今回はアルバムに近い感じのアレンジですね」 …という曲紹介で『もう一度君に逢いたい』が演奏されました。私は、この2番の歌詞がすごく好きですね。3人だけのアコギVerだったせいか、とっても緊張感のある演奏だった気がします。9000人と大きい会場なんですが、ライヴハウスで聴いているような雰囲気だったなぁ。 そして、演奏後に再びMC。このコンサートは一曲演奏毎にMCに入っていたので、通常のアルコンとは比べものにならないほど3人のクロストークが多かったと思います。なんかラジオの公開録音みたいな感じでしたね。 高「この曲でファンになった人は?……2人ね」 幸「な、何でこんな薄暗い中でサングラスをしていて2人なんて判るんだ?(笑)」 桜「俺なんて出て来る時ですら、こんなになって(両手広げて手探り状態)いたんだから」 高「(さり気なく2人の意見をスルー)…じゃ、『19』でファンになった人?……3人ね」 幸「オイッ!絶対数えてないだろっ!」 そんな高見沢さんのいい加減なカウントの後は(笑)、プレゼントコーナーになりました。 幸「感謝LIVEということで、ALFEEから皆様へプレゼントがあります。…と言っても全員ではなく抽選になるんですが(笑)、まずは一部新聞でも既に報道されていますが、2004年の『彩の国まごころ国体』のテーマソングをTHE ALFEEが担当することになりましたっ!テーマソング『TRY』でして、既に完成しております。謎のレコーディングはこれだったんですね〜。 え〜、では、まず最初にこの出来立てホヤホヤの新曲『TRY』のCDと大会マスコットのコバトン君のぬいぐるみを……はいっ!高見沢さん、ボーッとしてないで(CDとぬいぐるみを)持って見せて下さい」 幸ちゃんの指示により、高見沢さんはCDとコバトン君を持って客席に見せる…と思いきや、コバトン君の顔や手を振って遊び始めてました(笑) 幸「もう一つは桜井さんお願いします。去年、残念ながら中止になってしまったロンドン公演用のスタッフジャンパーを250着作っていたので、うち200着をプレゼントします」 桜井さんはジャンパーを広げて闘牛士のように振り回したもんだから、幸ちゃんから「あ、ダメですよ、思い出しちゃうからっ!」と幸ちゃんから注意受けてしまい、ジャンパーを素直に上から羽織ってモデル並のウォーキングを披露し、「凄い!ディ○スやニッ○イみたい!」と、幸ちゃんから褒められて(?)いました。 幸「…で、抽選は既にやっていまして、結果はもう出ているんです!皆様が知らないだけ。え〜と、入場の際に入口でメモリアルチケットを渡されたと思いますが、今ここでそのメモリアルチケットを出してみて下さい(客席が明るくなる)無くしてしまった人はもう終わりです。残念でした。で、そのチケットの表?裏?…ツルツルしていない方を見て下さい。そこの右下の所に『東芝EMI』と付いている人があたりです。商魂たくましい会社ですよね〜。会社名しっかり入れてきてます。鰍ワである。 "EMI"がぬいぐるみとCD、"鞄月ナ"がスタッフジャンパーの当選者です。帰りに出口の所で引き換えて下さい。その時にメモリアルチケットも普通の目印ナシのと交換されるので安心して下さいね。 …以上、プレゼントコーナー終わりっ!」 ということで、当選者数の割りにはアッサリと終わったプレゼントコーナーでした。観客は知らないうちに抽選されていた形式でしたが、これは平等だし時間も掛からないで良い方法でしたね。 そして、再びクロストークに戻りまして。 幸「今日はアルフィーのコンサート生まれて初めてだって人いるかな?…エッ?居るのっ!凄いね〜。ずーっとCDだけ買っていて、今回当たった人なんだ。じゃ、その人は牛だなんて知らないよね(笑)」 いや、コンサートに参加できなかっただけでレポとかは読んでいたり、友達から教えて貰っていたりで、「闘牛」とか知っているかもしれないぞっ!でも、初アルコンがこの感謝LIVEてホントに凄いよね〜。次に通常のアルコンに参加した時にまた違った衝撃を受けるだろうし、新鮮に感じるだろうなぁ。 幸「続いての曲は最近の曲かな?」 高「最近の曲か?10年前のだぞっ!」 幸「…あ、最近じゃないか」 高「お前大丈夫かよ?随分と飛ばしているんじゃないか?」 幸「なんか、たまに間、間の記憶が抜け落ちちゃっていることが多いんだよね」 桜「やめて下さいよ」 幸「桜井さんはそういうことありませんか?」 桜「私は間、間はボーッとしている方が長いですから」 なんか記憶が危ない幸ちゃんでしたが、ボーッとしているから記憶維持とかのレベルではない桜井さんもかなり問題かと(笑)、でも、そういう桜井さんの姿勢を幸ちゃんはリスペクトしたいそうですよ。個人的には止めて欲しいですが(笑) そんなトークはさておき、その10年前の曲というのは『Promised Love』でして、こちらもしっとりとアコギVerで披露されました。桜井さんの美声が際立つ曲ですよね〜♪ 高「これは『ポール・ポジション』という映画のテーマソングだったので…(←客席から「テレビ!」という指摘が入る)テレビのテーマソングでしたが…って。イチイチ細かいこと言うなよ。まぁ、テーマソングだったので、これでファンになった人も多いんじゃないかな」 この後、このテレビドラマの話を覚えているか?とか、歌詞の意味というか、主人公が愛する人の為に夢を掴む決意をしているという説得力が歌唱に出て欲しいとか、桜井さんと高見沢さんで言い合いになって面白かったです。説得力は歌詞を書いた人による派の桜井さんと、説得力は歌い手による派の高見沢さん、ほとんど擦り付け合いでしたね(笑) 微妙に言い負けた桜井さんは、「は〜。そういう意味なんですね〜。スタッフ、ベースちょーだいっ!」と現実逃避して可愛かった。 高「いろんなメッセージソングを歌ってきたけど、次の曲は僕らよりも少し上の世代へ捧げた曲で、34曲の中でも非常に思い入れが強い曲というか、この曲を初披露したのが1986年の夏の10万人ライヴの時だったんですが、あの長い階段を颯爽と登って行く姿が今でも鮮明に蘇りますが……今ではたぶん無理(笑)。お前できるか?」 桜「ゆっくり登ればなんとか」 高「意味ないじゃん(笑)」 桜「あの時だって、登った後は膝がガクガクだったもん」 高「あとこの曲の思い出はロサンゼルス。この曲が初めてベスト10入りした時にロスでレコーディングしていて、ロスからベストテン番組の中継で放送したということを覚えています」 そんなエピソードが語られて、『Rockdom〜風に吹かれて〜』が演奏されました。この歌は本当に独特の存在感を放っているというか、聴く度に心にグッと響くメッセージソングですよね。この楽曲がこういう形で聴けたというのも嬉しかったな。 高「この曲を歌うと鼻の奥がツーンときてしまいますが、非常に思い入れの強い曲になったなぁと改めて感じます。続いての曲は1987年の曲。ALFEEはあんまりオリコンで1位を獲得したことがないんですが、これはその中で輝くオリコン第1位になった曲。行くぞーっ!My Truth!」 と、高見沢さんが叫びながら『My Truth』を曲紹介し、演奏と同時に客席もスタンディング。アコギVreでしたがノリノリの楽曲となりました。 演奏終了後、高見沢さんが「15分、休憩」とお知らせして、休憩時間に入りました。 【第二部】 休憩時間が終わり、会場内は暗転。ステージ中央に巨大なモニターが登場。 そして、モニターに映し出されたのは高見沢さん…に扮したウッチャン!そう!フジテレビの『笑う犬の冒険』のコントコーナーに登場していた「ジアルフィ」が登場したのでしたっ!このサプライズに客席は大歓声でしたよっ♪ ちなみに、この番組を知らない人の為に補足。 ウッチャンが高見沢さん扮し、ネプチューンのホリケンが幸ちゃんに扮し、同じくネプチューンの泰三さんが桜井さんに扮していまして、声がカン高〜いウッチャン扮する高見沢さんは、いつも泰三さん扮する桜井さんとケンカし、ホリケン扮する幸ちゃんはニコニコしながらギターを弾いているだけという流れが定番でした(笑) まず、「ジアルフィ」から『34作連続オリコンベスト10入り日本新記録』へお祝いコメントがあり、続いて過去にテレビで放送された『解散の危機』のコント映像(3人が旅館に泊まった時に、どの布団で寝るかでケンカになるコント)のノーカットVer.が流れ、再び「ジアルフィ」の3人の画面に戻り、今度は新ネタ『イス取りゲーム』の寸劇を披露。どちらも、高見沢さんと桜井さんが「ドラゴンボール」張りのケンカをしだして、メチャクチャ面白かったです。 その流れのまま「ジアルフィ」が『メリーアン』の曲紹介をし、同時にスクリーンが横にスライドしていき奥からTHE ALFEEが登場!今度はバンドスタイルです♪そのまま『メリーアン』が演奏されて客席もスタンディング。 3人の衣装は高見沢さんが白のファア付きのコートに同系色のパンツ、インナーはフリルのシャツを合わせていて、髪はプラチナゴールドのヴィックにグラサン付き。幸ちゃんは真っ赤なスーツ姿。桜井さんは黒のスーツに黄色のネクタイ姿でした。 続いて『星空のディスタンス』が演奏され、高見沢さんはクルクル回ったりしてノリノリ。そして、『シンデレラは眠れない』、『STAR SHIP』と、同年代のヒット曲が立て続けに演奏されました。しかも、『STAR SHIP』では高見沢さんがヴィーナス・エンジェルギターを出してきて、演奏に合わせてネックを高々と掲げてカッコよかったぁ! そして、MCに入りまして、 幸「『メリーアン』から'84年までのヒット曲を続けてやりました。この頃はベストテン番組も多くて、週に2回はALFEEはテレビに出ていました。この頃から全国TOURをやっていたので、中継が多かったし、こういう放送がキッカケでファンになった人も多いはず」 高「いや、"ついで"とかもあったみたいだよ。『チェッカーズを見ていたら、アルフィーも気になった』とか(笑)、友達のついでにコンサートへ一緒に行ったらファンになったとか…」 そして、先ほどの映像の「ジアルフィ」の話題になり。 幸「今まで色んな人達が真似しているけど、一番完成度が高いっていうかよく研究している。俺と高見沢はともかく(笑)、桜井はそっくりだもんね」 桜「さっき裏で(この映像)見ていたら、隣で長谷川が『やっぱ、プロは面白いですねー』だって。別に俺達はお笑い芸人じゃねーっつーのっ!」 高「でも、ミュージシャンなら牛にはならないよ(笑)、でもさ、あのコントさ、何で俺だけあんなにカン高い声なわけ?」 幸「いや高いよ。普段は低いけど、興奮するとカン高くなる」 高「あとコントで、俺が寝た後の布団は香水臭いだと〜?良く知っているよなぁ(<否定しないタカミー、ある意味面白いです)俺もホテルとかで寝ていて、『くっさいなぁ〜』とか思ったら自分の香水の匂いだったことがあったりして…あのコント見ていてムッときた」←要は、あまりにもも上手くプライベートな部分を表現されていてムッときているらしい(笑)。つまりは図星ってこと? 幸「高見沢通った後はすぐ判るよね。エレベータとかでも、高見沢が出た後に入ると、『どこの女の香水だ?』て思うもん」 高「何で知ってんだろ?」 幸「スタッフか誰かがネタ売ってんじゃないの?…桜井、お前だろ?」 桜「そんな訳ないだろっ!Disneyの特番で会っただけだもん。むしろネタ売ってんのはお前だろ?お前だけオイシイ役じゃんかっ!」 高「そうだよ!俺と桜井なんて妖怪みたいになっているんだから!『シャーッ!』とか叫んで、ムッときたよなぁ」 幸「まぁ、あの高見沢は怖いけど、本物の方がキレイだよ」←物凄い交わしっぷり 桜「あの親からどうすればこんなキレイな子が産まれるんだろーね」←ちと暴言? 幸「でも、お母さんに似ているよ」 桜「あ、マサエに似ているんだ」 高「お前、人のおフクロ呼び捨てにすんなよ!」 桜「なんだよ。お前だって、人のじーさん『ダテンジ!』て呼び捨てにするじゃねーかっ!でも、あの映像て今日の為にわざわざ撮ってくれたの?」 高「そう。今回ここへ来た人達だけの為のコント!」 幸「嬉しいね〜。最近、僕らはテレビに出てないけど、ああいう形で真似してくれるお陰で、アルフィーがどういうのか判るっていいね〜」 …と、微妙に的外れな意見を述べた幸ちゃん、当然、高見沢さんと桜井さんからもヤンヤ言われるハメになりましたが、それが暴走してMCが収拾つかなくなり、桜井さんから「坂崎さん、まとめて下さい」なんて言われてました。 幸「え〜と。『メリーアン』からALFEEが一番飛ばしていた頃の曲をやってきましたが、世間に知られるキッカケとなった『メリーアン』や『星空のディスタンス』も1位を獲ったことはなくて、次の曲で初めてオリコン1位になりました」 という曲紹介で歌われたのは『恋人達のペイヴメント』。高見沢さんはこの曲でサングラスを外し、情感たっぷりに歌い上げていました。続いて、久しぶりのシングルVer.で演奏された『白夜』はではノリノリになったし、照明がすごく綺麗だったという印象が残っています。続いて、東芝EMI移籍第一弾シングルでもあった『Barve Love』が演奏されました。 幸「『恋人達のペイヴメント』、『白夜』、『Brave Love』と3曲続けてお送りしましたが、ここで皆様に発表があります!先ほどから何度も話題にしていますが、2004年の『彩の国まごころ国体』のテーマソングを我らがアルフィーが担当することになりまして、その曲は『TRY』で既に完成しているんですが、その完成を記念して、まごころ国体親善大使の子供たちと、マスコットキャラクターのコバトン君がお祝いに駆けてつけてくれました。拍手でお迎え下さい」 という幸ちゃんの紹介で、まごころ国体の親善大使の子供達とコバトン君がステージに登場したんですが、子供達はすぐに登場したんですが、コバトン君はかなりモタモタしながら登場。どうも視界が悪いらしく俯き加減でいたせいか、桜井さんから「元気がないようですね〜」なんて言われると、元気よくピョンピョン飛び跳ねるサービスぶりを披露してくれました。 「子供親善大使て何やるの?」と、子供達に興味津々のアルフィー。「大使館とか行くの?」、「(鈴木)宗男ちゃんに会いに行くの!…このネタ、止めておいた方が良い?」などと、幸ちゃんと桜井さんに至っては寸劇モードに突入。桜井さんが2人の子供達に名前と学年を聞くと、そのまま幸ちゃんにまでマイクを持って行き、「隅田川小学校6年生!坂崎幸二です」、「6年生なの?大きいね」、「はい。お父さんも大きいです」と、子供達やコバトン君を放置して、いつもの寸劇をやりはじめちゃうオチャメな2人でした。 そしてコバトン君は喋れないのでメッセージボードを持参しており、そのボードをアルフィーに託して読んでもらうことになりました。で、いざ読むことになってビックリ!なんと、そのメッセージボードは埼玉県知事からのお祝いメッセージだったのです!「せっかくだから、声の良い桜井に読んでもらおう」と、調子よく振る高見沢さん(笑)。「声は大きいけどカツゼツ悪いよ。…あ〜あ、漢字がいっぱいあるなぁ。カナふってもらわないと〜」と、お約束的なボケをしつつも、しっかりと埼玉県知事からのメッセージを朗読した桜井さんでした。 埼玉県知事からのメッセージを読み終えるとコバトン君と子供親善大使の2人から花束贈呈となり、ここでコバトン君が調子に乗って高見沢さんに抱きついたから、「わっ!抱きつかれちゃった!」と本人ビックリ。 花束贈呈を終えると子供親善大使の2人とコバトン君はステージを去って行ったんですが、まだウダウダと寸劇モードを続けている大人の3人が(笑)。「俺達がこーやっている方が、さっきのコントよりも酷くないか?定位置に戻ろう」と、3人それぞれの立ち位置に戻る(笑) ここで、「大袈裟な言い方だなぁ」と言いながらも、『さいたま国体』のテーマソングである新曲『TRY』が世界初披露されました。桜井さんがリードヴォーカルの明快なロック曲という印象でしたね。 そのまま『Flower Revolution』が演奏され、客席も縦ノリですっ。そして、『希望の鐘が鳴る朝に』、『NEVER FIDE』と立て続けに演奏され、高見沢さんが最後に「どうもありがとーっ!」と叫んで本編が終わりました。 【アンコール】 3人の衣装は、高見沢さんが先ほどとはデザイン違いの白いファア付きのコートにインナーがオレンジ系のシャツに黒のタンクトップ姿で、サングラスとインカム付き。幸ちゃんは赤いぽいベストにデニムパンツ姿。桜井さんはピンク系のシャツに赤チェック柄のパンツ姿でした。 登場してすぐ『サファイアの瞳』が演奏されまして、2番の歌詞が「SAITAMA City light♪」と替え歌していました。 演奏終了と同時にキーボードの山石さんが祝福のファンファーレを鳴らしまして、この段取りを知らされていなかったらしいALFEEの3人は「何事?」て感じで呆然。そんな3人の姿を見て、何故か爆笑していた長谷ぼんがツボっ♪ そんな中、ステージにオリコンの社長が秘書(?)2人を連れて登場!3人は更に呆然としつつも、社長が秘書連れであることに騒ぎ始める余裕は出てくる(笑) ステージ中央にマイクスタンドが設置され、オリコン社長から『連続34作オリコン・ベスト10入り日本新記録達成』を祝しての賞状が読み上げられ、賞状(盾)とトロフィーと記念ワインがALFEEへ授与されました。ここで高見沢さんが、「(ワイン)美味しいの?」とチェックしているところがさすがである。 最初は段取りが判らず呆然としていた3人だったけど、個人的にも付き合いが長いオリコン社長を前にして緊張がほぐれたのか、社長をちゃん付けで呼んで和気藹々と言うより態度が慣れ慣れしくなり、「仲間の中では一番出世した人だよ。だって社長だよ」と持て囃す。一緒にスキーに行った話など、社長とアルフィーの色んなエピソードを話てくれたんですが、高見沢さんがどさくさに紛れて秘書2人の所に行ってナンパ(笑)。ちゃっかり名前を聞き出していたんだけど、それが桜井さんにバレで「郵便番号までにしておきなさい」と注意されていてウケてしまった。 あと、祝いの席という割りには社長はジーンズ姿というラフな格好をしていて、「もっとちゃんとした格好して来てよ」なんて3人から文句言われていましたが、「アルフィーに合わせてカジュアル(普段着)な感じにした」と答えた社長。その返答に高見沢さんが自分の衣装を指しながら「これがカジュアル?」て感じに客席へアピールしていて可愛かった。 賞状などの授与が無事に終わると、3人は定位置に戻りコンサートモード!高見沢さんが「連続34作オリコン・ベスト10入り日本新記録達成!その34作品目の曲ーーっ!Juliet〜〜っ!」と叫んで、『Juliet』が演奏されました。桜井さんてば、自分が歌わないパートではアキレス腱伸ばししているし(笑)、かなり好き放題に動き回っていましたわっ♪ そして、長谷ぼん、山石さん、桜井さん、幸ちゃんという順でメンバー紹介があり、その勢いのまま高見沢さんがジャケットを脱ぎ捨て、「さぁ〜!オリコン・ベスト10入り日本新記録達成!8作目のヘッドシェイキング行くぞーーーっ!SWEAT&TEARS〜〜〜っ!」と、超音波に近い高見沢さんのシャウトに合わせて『SWEAT&TEARS』が演奏されました。前奏に合わせて客席には銀テープが飛び、高見沢さんはステージの前方に出て来て熱唱!最後は3人横一列に並んで、正に渾身のヘッドシェイキング!…かなり本気でやってましたね〜っ!特に高見沢さんはガンガンでしたよっ! 最後の最後は高見沢さんが「どうもありがとーっ!春TOURで待ってるぜっ!」と叫んで終わり。 演奏終了後、3人前に出て来て深々とお辞儀。普通のTOURの終わりとは違い、コンサートをやり遂げたという達成感というよりも、「目出度いなーっ!」という喜び溢れた雰囲気の中、笑顔全開で3人は手を振りながらステージを去って行きました。 恒例の客席での三本締めも、「アルフィー、素敵なOne Night Dreamをありがとう!」というよりも、「アルフィー、おめでとーっ!」という祝福ムードの中で行われ、今までとは違ったアルコンを体験できた気がしました。
しかし、新曲の『TRY』以外は全てシングル曲(しかもヒット曲)で構成されたコンサートは、今までにない内容だったし、前半はトーク満載の公開録音のような雰囲気で、間にサプライズがあり、そして後半はノリノリのアルコン!という感じて一回で何度分もオイシイ内容だったと思います。 あと、こういう感謝LIVEが出来たのも、アルフィーが地道に音楽活動を続けてきた、まさに「継続は力なり」なんだなぁというにも実感しました。 ちょっと、蛇足的なことなんだけど、ちょうど去年の夏は同じさいたまスーパーアリーナで夏イベが開催されていましたが、あの時は訳あって(苦笑)個人的に精神面で史上最低のコンディションだったので、ほとんど記憶が無いというか、辛い精神状態だったことが妙に印象に残っていて、会場そのものもトラウマ的な感じがあったんですが、今回この感謝LIVEに参加できたお陰で、凄く吹っ切れた気分になりました♪ とにかく。 おめでとうTHE ALFEE!これからも、この調子で我道を突っ走って行って下さいね〜っ! |