2002年6月2日(日)福岡サンパレス(ファイナル)



 福岡2日目でしたが、行く前にとんでもない事態に…!なんと、ななんぼは開演時間を勘違いしていたのでしたっ。1日は17時15分開場の18時開演だったんですが、2日は16時半開場の17時開演だったんですね。それを、17時開場と思い込んでいたというっ!しかも、それに気付いたのが16時半っ!場所は大宰府付近…!ムチャクチャやばっかたです。でもって、会場に着いたのは17時5分でして、さすがにロビーに人は残っていなくて客席から手拍子が響いていていて、「あちゃ〜、始まっちゃったかぁ〜」と思って客席に入ったら、まだ客席は明るくてマジにホッとしました。

 予定の開演時間より15分ほど押しで本編スタートしてくれたので、ちゃんとオープニングから参加することができましたっ♪良かった、良かった。暗転したステージが色とりどりのライトで照らされると、フェンダーギターを持った高見沢さんが登場。いつものパターンなら、ウィーンウィーン!て感じでギターソロに入るんですが、なんか今日は長谷ぼんのドラムソロが妙に長引き、途中から高見沢さんがノリノリのロック調のギターソロに入ってきて、明らかにいつもとは全然違うパターンに。ギターソロの最中に幸ちゃんや桜井さんもステージに出て来るんだけど、今回は高見沢さんが下手に向かって「出て来い!」と合図するまで出てこなかった。ギター音がいつもと全然違ったから、エコライザーのアンプが壊れちゃったのかな?それに気付いた長谷ぼんが、機転を効かしてドラムソロに入ったらしい。しばらく高見沢さんのギターソロと長谷ぼんのドラムソロの掛け合いが続いて、ななんぼ的には非常に美味しかったです♪高見沢さんも「ドラムスっ!長谷川浩二ーーーっ!」なんて紹介していたし。3人の衣装は、高見沢さんはNHK2日目の時に着ていたポンチョ型の青い柄入りの全身ミラーボール衣装と同じで、シルバーラメパンツにシルバーのチェーンベルトもジャンジャラでとにかく光っていました。それに、なんと今回は武道館3daysでも付けていた金髪のヴィックをかぶっていましたっ♪それと茶系のサングラスと昨日と、同じく右手の甲には薔薇のタトゥと右腕に「知英侠(イ夾)星」という文字を書いていましたね。幸ちゃんの衣装は赤系のスーツ上下を揃え、桜井さんは真っ白なスーツに青地のシャツを合わせて、蛍光オレンジのベースを持っていました。
 そして、スタッフが白いボードを持って高見沢さん、長谷ぼん、山石さんにそれぞれ何か確認を取り、演奏されたのは『夢よ急げ』。連絡事項が上手く伝わっていなかったらしい幸ちゃんと桜井さんは「エエッ?」て感じに大慌てっ!桜井さんなんて慌ててベースを取り替えていたし、なんかステージ上で一気に変更しちゃったらしい。ファン的には、オープニングの雰囲気が前日と全然違ったので、このハプニングは非常に嬉しかったですね。2曲目は『Hysteric Psychedelic∞』、前奏に合わせて3人の後の所から花火から下から吹き上がる特効は健在。続いて、幸ちゃんがハンドマイクに持ち替えて『Funky Dog!』。ステージの前に出てきて、左右あっちこっちに歩きまわりまくっていました。続いて『Crimsom Kiss』でインカム付けた高見沢さんがステージの前へ出てきて、曲調に合わせてサングラスを投げ飛ばして「Let's Danceっ!」シャウトすると同時にステージ頭上で花火がバーンッ!という特効もあり、高見沢さんはノリノリでステージを駆け回っていました。なんかヴィックを付けているので、昨日と同じ曲なのに雰囲気が違っていて新鮮だったわ〜♪そして『鋼鉄の巨人』に続きまして、客席もブチ切れ状態で拳振り上げの嵐でした。いや〜、凄いわ。そのノリのまま『二人のSEASON』へと続き、客席は大歓声。「耳元で囁く〜♪好いとっと〜♪」という、博多弁の「好きさ〜♪」の言い方は可愛かったわ〜。最後は3人前に出て来て首振りっ!もう、ノリノリさぁ〜。しかし、この6曲目の時点で会場は異様な盛り上がりをみせて、とにかく暑かった!汗だくでしたよ。

 長谷のドラムが鳴り響いたまま、幸ちゃんの短いMCが入りまして。
「博多2日目ですっ!昨日のことは凄いことになっちゃいましたが、
  昨日のことは忘れて、今日も博多は燃えるぞっ!
  もう、外も今日は暑いっ!この暑さを越えるぞっ!」

 という煽るようなMCのあとにアカペラで『It's For You』が歌われ、そのまま『暁のパラダイスロード』へ。高見沢さんは白イルカのベルーガギターを持って来まして、ミラーボール衣装に可愛いベルーガちゃんという不思議な絵柄を見ることができました。幸ちゃんは、今流行りのサイレンとギターのようなパイプのような枠しかないアコギを出して来ました。パッと見た感じ、ギターを持っていないように見えてしまった…。そして、幸ちゃんのギターソロからアカペラに入る『希望の鐘が鳴る朝に』、『冒険者たち』と立て続けに演奏されました。『冒険者たち』では、高見沢さんは腕をブンブン必要以上に振り回して掻き鳴らしていましわ〜っ。


 2度目の幸ちゃんのMCになり。ここで客席はお座りタイム。「幸ちゃ〜ん」と客席の呼び掛けに応えてくれていましたが、「可愛い〜っ!」という掛け声には「可愛くないよ。」と反論する場面も…。「だって、もう48歳だもん。」と珍しく現実じみたことを話してくれちゃいました(苦笑)。その後は、「昨日来た人?」、「今日が初めての人?」、「生まれて初めての人?」など恒例の出欠取りがありました。

「え〜、では、ここで左の方を紹介しましょう。
  この人はツボが多いので見逃さないようにっ!
  色々と小ネタを出してきますからね〜。ボディブローにきます。
  あと、あの腰の動きは18歳未満お断りです。
  テレビでは見られませんからねっ!」

 …と、幸ちゃんに紹介されて桜井さんがステージに再登場。姿勢よくキビキビと歩いてのご登場でした。

「え〜、今日は福岡ファイナルということで友達を連れて来ました。
  香港からわざわざ来てくれたんですが、紹介します……」

 と言うと、再び袖に下がってしまう桜井さん。客席が「エエッ?」てざわめいていると、なんか手品の道具を持った桜井さんが再登場。ま、まさか…!何やら手に袋を持っていて、そこに次から次へとコインを入れていき、ギュッと袖を掴んでシェイキングし、ついでに魅惑の腰もシェイキングし(笑)、パッと袋の口を開いたと同時にポーン!と銀テープで作られたようなボールが飛び出すというマジックを披露っ!凄いぞ、賢さまっ♪…この時だったか曖昧なんだけど、笑いまくっている幸ちゃんに向かって、「アルフィーのハリー・ポッタ♪」と呼んでいたのがツボだったわ。

「ドウモ!コンバンハッ!
  私、香港カラ来タヨ!(名前を言ったけど聞き取れなかった…)
  コレカラ博多ノ皆ニ、マジック披露スルヨっ!」

 でもって、おもむろに次のマジックの道具を出す賢さま。「コレ、クリーングニ出スト付イテクルヨ!」と言っていた通りの、普通の針金のハンガーに、ピンク、緑、黄色、赤、オレンジ…だったかな?色とりどりのハンカチーフが括り付けられていて、指名された色を触れずにハンガーから落としてみせる…というマジックを披露してくれることに。

「…じゃ、そこの君!(最前列の人を指す)そう君だってばっ!
  何色がいい?…黄色?…あなた、良い人ね〜。
  では…ハッ!!(…でも、落ちたのは緑色だか別のハンカチーフ…)
  こういうこともあるよ(苦笑)。もう1回!その隣の人!
  …赤?…では、…ハッ!!(次は見事に赤が落ちる!)
  まだいけるよ〜。次、…オレンジ…?じゃ…あっ、痛っ!」

 なんかハンガーが口かどこかに引っ掛かったらしいく、ボロボロと落ちていくハンカチーフ…もうムチャクチャ(笑)。慌てて床に落ちたハンカチーフを拾うマジシャン…かな〜り情けない。苦笑状態の客席に向かって、ハンカチーフを拾いながら
…じゃ、さよならっ(弱気)。」

 …と情けない声で言って去るマジシャン。おいおい、そのまま帰っちゃうのか〜いっ!あまりの失態ぶりに、幸ちゃんはギターを抱えたまましゃがみ込んで笑い崩れていた。マジシャンが去った後も、かな〜りボディブローというかカンターパンチが効いたらしく、なかなか復帰できないでいた幸ちゃんであった。でもでも、マジックをあそこまで失敗して、そのままフォローもなく去っていくマジシャンて初めて見たよ…。ある意味、ムチャクチャ面白かった!

「『じゃ、さよなら』って…、ああいうのナイよなぁ。<まだバカウケ中
  横から見ていて、コージー富田かと思いましたが(笑)。
  え〜、この時間は一休みする時間であると共に御召し替え時間でもあります。
  (上手の袖を見て)どうやら、御召し替えが済んだ模様です。
  これから高見沢が皆様にキャンドルサービスをします
  さぁ、あのミラーボールからどう変わったんでしょう。」

 …という幸ちゃんの紹介で、衣装を着替えてきた高見沢さんが登場。前日に着ていた胸元が全開と言っても過言でないぐらい開いた白にシルバーの切り替え付きのフリルシャツ(おヘソまで見えそうだった)&フリルのロングジャケットに白のパンタロンスーツの上に、深紅のロングジャケットを羽織って登場。もちろん、髪型は金髪ヴィックでした。本当に王子様のような出で立ちに観客は大歓声。山石さんが『ロミオ&ジュリエット』の演奏を始めたもんだから、もう凄いことになっちゃっていましたね。幸ちゃんなんて、「これで出前とかされたら怖いだろうね〜。」なんて言っちゃっていたし、お座りタイムだっていうのに凄いハイテンションになっちゃっていました。


「えー、ここではバラード曲を歌っているんですが、
  TOURやって中盤を越していますが、このTOUR初というのが
  ここでは多くて、今回のやつも久しぶりに歌うやつですね。
  (カンペ確認)1985年…アルバム『For your Love』に収録されています。
  『あなたの歌が聞こえる』」

 という幸ちゃんの紹介で歌われた『あなたの歌がきこえる』。本当に久しぶりでしたね。特に、この曲が収録されているアルバム『For Your Love』の中のバラード曲てどれも絶品だと思いますっ!生で聴けて嬉しかったぞぅ。しかし、2番の時にちょっと早めに歌い出してしまいそうになった高見沢さん…、昨日の桜井さんが感染ったんだろか?続いて、『風よ教えて』へ続きまして、桜井さんの美声に聴き惚れました〜。


 高見沢さんのMCになり、客席から「王子〜♪」コールの嵐でした。
「この歳で王子と言われるのも凄いもんがあるなぁ。
  まぁ、好きでこういう格好をしているんですけど(笑)。
  ただね、こういう格好ができるのも2人が居るお陰っ!
  こんなのが3人も居たら気持ち悪いだろ?
  2人がいるからこそ、今の僕がいるってことですっ!」

「え〜、『あなたの歌が聞こえる』、『風よ教えて』…と歌いましたが、
  桜井の『風よ教えて』は良いなぁ〜。心に沁みるなぁ〜。
  本当に心に沁みたよ、桜井っ!
  俺は昔ロック少年で、こういうバラードの曲がでぇ嫌いで…
  (客席が「でぇ嫌い…」という言い方にどよめく。)
  いえ、とても嫌いでございました。<かなり無理がある…(^_^;;
  あるバンドの曲を聴いてね…(『天国への階段』を1フレーズ演奏)
  これにズキューンッ!とやられまして、それからバラードとかにも
  ハマッていくようになりました。」

 あと、どの辺りだったか、『あなたの歌が聞こえる』の時に早く歌い出してしまったことに触れ、「これもライブならではの醍醐味」みたいなことを言って、「CDでは絶対に聴けません。そんなことをしたら、撮り直しになります。」と言ったら、桜井さんがバカウケしていました。でも、「滅多にこういうことはしないけど…」と言って客席のブーイングを受け、「よくあることですけど…」と言い直していた高見沢さん…良いわ〜♪

「ALFEEは70年代、80年代、90年代、2000年と歌い続け、
  あの頃のTOURと今ではだいぶ変革して行っていますが、
  こういう変革していくALFEEのステージ魂をずっと守り続けて
  いきたいと思っています。
  時代に合わせた歌というより、その時代に感じたものを歌って
  きていると思います。では、そいういう曲をこれから何曲か
  歌っていきたいと思います。行くぞっ!…『WIND OF TIME』」


 『WIND OF TIME』の前奏が始まると同時に客席もスタンディング。この曲がここで演奏されるとは思わなくてちょっと意外だったな。続いて『Dark Side Meditation』、『運命の轍 宿命の扉』と立て続けに演奏され、『LIBERTY BELL』ではヴィーナス・エンジェルギターが登場だっ!そして、高見沢さんのギターソロから『Haert of Justice』へ。サビの「Justice in my haert〜!!」を高見沢さんが叫ぶと同時に銀テープが客席にバーンっ!と飛び出して綺麗でしたね。高見沢さんはギターを掻き鳴らしまくりで、大盛り上がりの中、本編が終了しました。



 アンコールは、幸ちゃんの演奏からビートルズの『ツイスト&シャウト』でスタート。高見沢さんは金髪ヴィックのままで、赤のラメスーツ姿で、ジャケットは素肌の上に直で着ているから、胸元からおヘソまで丸見えで超セクシーな姿♪黒のサングラスとインカム付けて登場。幸ちゃんはベージュのレザーぽいベストで、フロントが紐で留める感じになっていて、これまたセクシー系♪ラメ入りのジーンズ生地ぽいパンツにゴールドぽいシューズの靴紐を足首まで巻きつけている姿。桜井さんはエンジ系の玉虫色ぽいシャツに同系色ストライプ柄のパンツ姿。
 『ツイスト&シャウト』から『Juliet』へ続くと、ステージのアルフィーも客席も一気に暴走モード。桜井さんは、たまに壊れたオモチャのような動きをするから見逃せないっ!山石さんも頭をフリフリの超ノリノリでしたね〜。続いて、幸ちゃんがハンドマイクに持ち替えて『American Dream』へ。幸ちゃんと高見沢さんは、ステージの花道を左右行ったり来たりして、もう煽られまくりでございましたっ。そのまま幸ちゃんがメンバー紹介(山石さんと長谷ぼんの紹介)をした後、「1.2…1.2.3.4っ!」の掛け声で『ロックンロール・ナイトショー』へ。もう、本当にノリノリの状態でしたわ〜っ♪


 そのまま、「マックシェイク♪マックシェイク♪」というハモりになり、幸ちゃんがハンドマイク持って桜井さんと2人でステージの中央前へ出てきて、高見沢さんが奥からマックシェイクと白いボードと、昨日も出して来たスーパーのカゴみたいなのを持って前に出て来ました。なんか本来はカゴなんかに入れちゃいけないモンを入れているらしく、「ホントに買って来たんだよ、持って来るとは思わなかった…」と、いつよもり慎重にカゴを持っていた高見沢さんであった。

「なんか、これ(マックシェイク)も毎回同じバニラ味で飽きてきたなぁ〜。」
 …と文句を言いつつも飲んでいる高見沢さんは、幸ちゃんにはちゃんとあげますが桜井さんにはあげる振りしてまたもやあげない。
「もっと欲しそうな顔して見せろよっ!」
 …桜井さん、下を出してトカゲのようにベロベロするジェスチャーをする。
「うわっ、こ、怖〜いっ!」
 …怖がってタカミーが逃げた為、桜井さんは今回も飲むことが出来なかった(笑)。

 で、今回は博多2日目ということで、『博多の伝統工芸品』をテーマにハモりまくる3人。最初に出て来たのは「博多人形」。真っ白い可愛い着物姿のお人形さんでした。
「うわ〜、高見沢も同じぐらい真っ白だ〜っ。」
「お前、同じじゃんっ!」
「これ、タイプだ。可愛いから持って帰ろう。」<と、ステージの横に博多人形を置く

 続いて登場したのが名前忘れちゃったけど、首がパコパコ動くトラの置物のようなやつ。桜井さん、それを相手に首振り対決をする場面も…。幸ちゃんも真似してやりますが、なんか違っていた(笑)。続いて登場いしたのが問題の品!「これ、伝統工芸じゃないだろ〜?」と高見沢さんが文句を言ってカゴから出したのは、なんと博多名物「とんこつラーメン」!本物ですっ!幸ちゃんは早速味見をして、「美味しい♪」と満足気。
「桜井はとんこつラーメン嫌いなんだよ。」
 (客席:「え〜〜〜っ!!」と大ブーイング)
「博多なのに、とんこつラーメン食わないんだよね〜。」

 …桜井さん、おもむろに幸ちゃんからとんこつラーメンを奪い取ると、一気飲みならぬ一気食いっ!2人も「おおっ!?」と本気でビックリするぐらいの勢いで食べてしまった!嫌いなとんこつラーメンを…!たぶん、半分近くを一気に食べちゃったんじゃないかな。だいぶ、中味が減っていた感じだったもん。
「お前、それぐらいにしておけよ!まだ歌うんだからっ!」
 …と、高見沢さんからドクターストップがかかるほどでした(苦笑)。丁度、麺1本が口から垂れ下がっちゃって、幸ちゃんがポンと桜井さんの後頭部を叩くと、スルスルスル〜と口の中に吸い込んでいく芸を披露…。本当に『風よ教えて』を歌った人と同人物なんだろうか(笑)。

 続いて今日も登場してしまった、「地酒コーナー」(笑)。「じ、じ、じ〜ざけ♪ じ、じ、じ〜ざけ♪」とハモリ、内容を紹介していました。種類は違ったみたいですが、大きさは昨日と同じ2合サイズ。今回もャンケンして負けた人がステージでカップ1杯分を一気飲みするということに…!ひょっとして、桜井さんは負けることを期待してラーメン一気食いをした?昨日の明太子といい、身体張っていりるよな〜、桜井さんっ。

 まず高見沢さんが地酒をの蓋を開けて、プラスチックカップにお酒を注ぎ準備完了。「最初はグーっ!ジャンケンポンっ!」とジャンケンをした結果、高見沢さんと桜井さんはチョキで幸ちゃんがパーで幸ちゃんの一人負け!「うわ〜っ!」となる幸ちゃん、「大丈夫かぁ〜?」と、ちょいと動揺する2人(笑)。カップ1杯分の地酒を高見沢さんから受け取ると、長谷ぼんのドラムロールに合わせて一気飲みした幸ちゃん。…とりあえず、大丈夫そうだった。
 続いて第2回戦を敢行!「最初はグーっ!ジャンケンポンっ!」とジャンケンをした結果、高見沢さんと桜井さんはチョキで幸ちゃんがパーで、またもや幸ちゃんの一人負け!パーにしたまま床に崩れ落ちる幸ちゃんに、「ありゃりゃ〜っ!」て感じになる2人…。覚悟を決めて、長谷ぼんのドラムロールに合わせて一気飲みをする幸ちゃんっ!
「皆さん、こういう飲み方を真似しちゃいけませんよ〜。
  (一気飲みをした幸ちゃんを見て)大丈夫か?
  (幸ちゃん、桜井さんの股間を掴もうとする…/爆)
  うわっ!危ねぇっ!本当にコイツ危ねぇっ!マジだった!」
「おいおい、大丈夫かよ〜っ!まだあるだぞ〜っ!」
「大丈夫だよ〜っ!!」

 ちっとも大丈夫そうに見えなかった幸ちゃんでしたが、今度は「九州の祭り」のハモリに挑戦。月毎に「博多どんたく」や「山笠」などを言ってハモリ、「精霊流し」とハモッたところで、タイミング良く山石さんが『精霊流し』(Byさだまさし)を演奏。さだまさし声で『精霊流し』を歌うタカミー、それを聴いてドラムセットの前でうつ伏せに寝ちゃう幸ちゃんっ。かなり気持ち良さそうに寝ていた…。
「もういいっ!もういいっ!(演奏)止めろっ!
  コラーッ!坂崎っ!寝るなっ!」
「いや〜、さだまさしは心地よい眠りだよ。」

 「九州の祭り」のハモリはまだ続き、何故か「三大テノール」というハモリに持っていき、パパロッディ賢さまが『オーソレ・ミーオ』を披露。さだまさしから、オーソレ・ミーオが来るとは…アルフィー、恐るべしっ!しかし、どんな状況とはいえ、賢さまの『オーソレ・ミーオ』は絶品でした。歌い終わって、客席は大拍手&大歓声の嵐っ!
「とんこつラーメンあんなに食うんじゃなかったよ〜。
  ここまで出てきそうになった〜!」

 …と愚痴っていたけど、絶品の『オーソレ・ミーオ』だったわ。そして、そのまま強引に「福岡サンパレスーーーーーっ!」と3人が叫んだ勢いのまま、『Blue Age Revolution』が演奏されました。この曲はムチャクチャ好きなので嬉しかったわぁ。もう、ななんぼ弾けまくりでしたわんっ。この曲のドラムはマジで好きなのだ〜っ。続いて、高見沢さんはステージ前に出て来て『閃光』へ。ヴィックが取れちゃうんじゃないか?と思うほど、頭を激しく振りまくって熱唱。最後は「Rock'n roll ma-------n !!!! Rock'n roll ma-------n !!!! Rock'n roll ma-------n !!!!」と高見沢さんが叫びまくって、アルンコールが終了しました。



 2度目のアンコールでは、高見沢さんは玉虫色のスーツ+薄いイエロー系のグラサン姿で、またもやジャケットは素肌の上に直で着ているもんだから、出て来てバンザーイ!と客席に両手広げたら胸元からおヘソまで全部見えてしまうというセクシーぶりっ!幸ちゃんは白の透かし模様入りのシースルーシャツにベージュぽいパンツ姿。桜井さんはブルーのシャツとパンツ姿で登場。
 そして、高見沢さんがスタッフからアコースティックギターを受け取ると、幸ちゃんと打ち合わせをしながらギターを弾き始め、ギターを弾いたまま…
「こんばんは。僕達、東京から来たフォークグループ、アルフィーです。
  今日は博多の夜が暑いんで、雪を降らせる歌を歌いたいと思います。
  僕達のデビュー4枚目のシングルです。本当は再デビューなんですけど…」

 という自己紹介(?)の後に歌われたのは、季節外れの『冬将軍』。確かに、この日の博多は最高気温30℃を超す暑さだったけど、まさか、その暑さに対抗して『冬将軍』をもってくるとは思ってもいなかった…。意外な曲が聴けて、なんか得した気分でした。

 そして、高見沢さんのMCになり、
「はい、どうもありがとうございました。
  『閃光』から『冬将軍』だもんなぁ〜。
  ウォォォ〜っ!てやった後に、『髪を〜♪』だかね…。
  まぁ、これも、みんなの盛り上がりがあってこそですけど。」

 この後、7月からスタートするドラマ『ショムニ・ファイナル』の主題歌を担当することになったという報告や、西武ドームでの夏イベの報告がありましたが、この時だったか、横で桜井さんが高見沢さんのMCに関係なくパントマイムみたいなことをしていたので、それを見た客席がクスクス笑い始め、高見沢さんが「何クスクス笑ってんだよ。」と客席に文句を言う場面も…。客席は一斉に、左端の人のことを指したのであった(笑)。

「お前な〜っ!人のMCに土足で入り込んで来るなよっ!
  親し過ぎる仲にも礼儀ありだろっ!」

 …とお説教されて、素直にペコリと謝る桜井さん。しかし、高見沢さんがマイクに向き直った途端に、「アッカンベーっ!」をする(笑)。客席がウケたので、また桜井さんが何かしたと思って振り向いた高見沢さんでしたが、既に桜井さんは澄ましておりました〜。いいなぁ、こういう好き勝手なやり取り…。

「今年の夏イベは史上初、関東の5大球場制覇です。
  1984年横浜スタジアム…参加した人?(拍手が3分の1ぐらい)
  1985年横浜スタジアム3days…(拍手が半分ぐらい)だんだん増えてきたな。
  1988年東京ドーム…(半分以上が拍手)…一気に増えたな。
  1991年千葉マリンスタジアム2days…(大半が拍手)。
  次…嘘でもいいから拍手してくれよ(苦笑)、
  2000年神宮球場…(全員が拍手)…本当かぁ!?
  そして、2002年、埼玉の所沢の西武ドーム2daysになりますが、
  この5大球場制覇は史上初で今後10年絶対に達成されません!
  何故なら、神宮球場であまりにデカイ声で歌った男がいた為、
  騒音のクレームが来て今後10年間は神宮球場でコンサートは
  開催できません…(苦笑)。」

 …思わずお辞儀して謝る桜井さん。し、知らなかった。神宮球場で騒音のクレームが来ていたんだ…。だから、NHKホールの時に「神宮球場…もうできないっ♪」なんてハモッて歌っていたんだ(大汗)。ということは、この夏イベでの5大球場制覇は最低10年は破られない記録になっちゃうのね…嬉しいような、そうでないような…複雑な嬉しさだわ。

「夏のイベントというと、この福岡でも1988年に海の中道でやりましたが、
  また…福岡でも野外イベントをやりたいなっ!と思っています。
  思っているだけかもしれませんが(笑)、いつか実現できればな…と
  思っているので、福岡の皆も待っていて欲しいです。
  とりあえず、今年は埼玉まで飛行機に乗ってギューン!と来て下さい。
  …では、今夜はそんな福岡にちなんだ思い出の歌を最後に歌いたいと
  思います。この歌を歌うと、あの海の中道でのアンコールの光景を
  思い出します。あれからやってないんだよな…(思い出して言葉に詰まる)
  いつか絶対やろうなっ!そんな約束の歌です。」

 という高見沢さんのMCの後に、幸ちゃんのギターソロが鳴り響き『See You Again』へ。私は1988年の福岡の海の中道の夏イベには参加していないのに、高見沢さんのMCもあったせいか、何か込み上げて来るもんがあって泣きそうな気分になってしまいました。たぶん、他の人達もそれと同じ…いやそれ以上の気分だったんでしょうね。とにかく「熱い」ノリでした。アルフィーの福岡に対しての思い入れの強さを痛感しました。
 最後は
「Thank you FUKUOKA !!
  See you againーーーーーーーっ!!!!!!」
 という高見沢さんの叫びがリフレインされて、福岡サンパレスのステージが全て終了しました。


 とにかく2日間共、最高に盛り上がった素敵なOne Night Dreamでした。初めて参加した地区だったけど、福岡もムチャクチャ良いぞ〜っ!!



■演奏曲目■
OPENING 18:15
1.夢よ急げ
2.Hysteric Psychedelic∞
3.Funky Dog!
4.Crimsom Kiss
5.鋼鉄の巨人
6.二人のSEASON
 MC 幸
7.暁のパラダイスロード
8.希望の鐘が鳴る朝に
9.冒険者たち
 MC 幸&桜井(マジシャン賢)
10.あなたの歌が聞こえる
11.風よ教えて
 MC 高見沢
12.WIND OF TIME
13.Dark Side Meditation
14.運命の轍 宿命の扉
15.LIBERTY BELL
16.Haert of Justice

アンコール1
17.ツイスト&シャウト〜Juliet
18.American Dream
  〜メンバー紹介
19.ロックンロール・ナイトショー
 〜ハーモニーコーナー(博多の伝統工芸品)
 〜オーソレ・ミーオ
20.Blue Age Revolution
21.閃光

アンコール2
22.冬将軍
 MC 高見沢
23.See You Again

Ending21:18すぎ


注:曲順はやや曖昧です(^_^;