神戸ワールド記念ホール |
行って来ました。アルフィー初のカウントダウンコンサート!アルフィーと共に神戸で21世紀をカウントダウンする…というもので、もう参加できただけでも20世紀分の(もしかして21世紀分も)運使い切った!て感じです。メモリアルチケットに高見沢さんデザインのswatchの腕時計が付くというのも話題になりまして、個人的には「中途半端に派手だなぁー」て思った程度だったんですが(笑)、みんなで同じ時計みながらカウントダウンするっていうのも洒落ているなと感激しました。 31日当日に新幹線で新神戸へ向かいました。東京の方がかなり寒かったので覚悟していたんですけど、思っていたほどでもなかったかな…。で、夕方ぐらいからGOODS並びに行ったんですが夏イベ並に並んでいてビックリ。これに関しては色々と意見もあるんですけど、まぁそれは「幻想に戻りたい」の方に書きました。スタッフの方々も、もう少しだけファン心理を理解して欲しかった。…でも、パンフはいつもより大きいサイズで可愛い袋付きでした。アルフィーのロゴが入っていないので普通に使えそう。 なんとか購入した後、友達と三宮の方まで戻りまして(会場最寄駅周辺は住宅街で何にもないのだ)、飲み会をしている方達と合流しまして、ハハハ…アルコールを摂取しちゃいました。初めてですよ、アルコン前にアルコール入れちゃうのって。しかも、今回はカウントダウンなのに…大丈夫なんだろうか!? お腹を満たして、再び神戸ワールド記念ホールへ向かいました。既に開場時間は過ぎていて、私はどちらかと言うとギリギリに入った方かもしれません。入り口で係のお兄さんが黒い小さな機械みたいのを持っていて、それに腕時計を当ててみてIDチップのチェックをしました。その後チケットの確認&カメラチェックだったので、通常のコンサートよりも入場にやや時間が掛かりました。 客席に入るとBGMにALFEE CLASICSが流れていました。会場内は大阪城ホールを小さくした感じでしたね。1階席スタンドは高見沢さん側や桜井さん側の斜め後ろまで入っている状態で、もう超満席。そのせいか、ステージは至ってシンプルで、全体的に白いステージで、キーボード、ドラムセットに前に3人のスタンドマイクだけ。バックには白い布が降りているだけ。ステージ頭上に照明セットがあるぐらいで、コレといったセットはまるでありませんでした。ま、客席の頭上をみると、あちこちに風船の塊がぶら下がっていましたが…それぐらいで、とにかく「なんてシンプルなステージなんだ!」というのが第一印象でした。 また、会場内に居るスタッフの中には、ブルゾンの背中にデジタル表記の時計が貼りつけてある人もいて、正確に時間を計っているという雰囲気が伝わってきましたね。 開演時間は22時…本来ならコンサートが終わっている時間にスタートするというのも、なんか不思議。その定刻時間を5分ほどおしてコンサートがスタート!場内が暗転し、『ワルキューレ騎行』のSEが流れると、ステージ右側の袖から、黒っぽいスーツ姿の桜井さん、ピンクのスーツの幸ちゃん、黒シャツに豹柄のロングコートにゴールドのパンツに黒のネイル姿で黒い羽根のロングマフラーをした高見沢さんが登場! 「行くぞ!Count Down!!」と高見沢さんが叫んで、『メリーアン』でカウントダウンコンサートがスタートしました。この前日にTBSの特番『ザ・ベストテン』で大阪城ホールから中継があり、この『メリーアン』を披露していただけに、客席のテンションも一気に上がりましたね〜!続いて『星空のディスタンス』へ。シングルヒット曲が連続したので、客席も「おお!」て感じにどよめきました。ところが、これで終わることなく、『STAR SHIP』、『シンデレラは眠れない』、『白夜』とシングル曲の連発で、もうビックリ。客席は前奏のたびに「エエーッ?」と嬉しいどよめきを起こしてしまいました。特に『白夜』はずーっと英語ヴァージョンの『Crimson Kiss』が歌われていたせいか、いわゆるシングルヴァージョンの『白夜』はとても新鮮に聞こえましたね。そういえば、『白夜』の時だったかな?高見沢さんノリノリで歌っていたんだけど、黒のロングマフラーに遊ばれていたような気がした…(笑)。 ステージには譜面台と椅子が出され、高見沢さんもアコースティックギターを持ち、どうやらアコースティックコーナーになる模様…。 幸ちゃんのMCになりました。 幸「超激戦のチケット争奪戦の中を来た人達こんばんはっ! はるばるようこそいらっしゃいました! アルフィー史上初のカウントダウンコンサートが始まってしまいました。 20世紀から21世紀へ変わるスペシャルな夜なんですよね! 本当に僕もどうなるか楽しみにしております。ただ一つ! 個人的な心配が…(苦笑)大丈夫!10時と思うから眠くなるんです。 今日は楽屋に入ってすぐ時計を4時間遅らせましたから、 いつもどおりです!また気分は18時です!! ま、今回は長期戦なんでひとまず皆様もお座り下さい。」 幸「しかし、この会場は後ろも凄いねー!うぉーい!!<無意味に声援を掛ける 20世紀も残すところあとちょこっとになりましたね。 20世紀最後、みんなもいっぱいやってきたんじゃないですか? 僕達もさっき楽屋で年越しそばも食ったし。 みんなも年越しそば食べました? <ヤバイ忘れてた。ヤキソバ食べたけど(笑) 昨日は東京から角煮を持って来たのでメンバーにもお召し上がり 頂いたんですが、絶賛していただきました♪ 将来角煮屋になったら?なんて言われちゃってっ。」 幸「考えてみると、3人が出会ったのも20世紀のミラクルではないか、 奇跡ではないか、と思います。 (ちょっと間がある)…いいなぁ。なんかな〜…… そうか!カウントダウンというのは感じかぁ〜。」 既にMC進行が怪しい幸ちゃんだったんだけど、こう20世紀から21世紀へのカウントダウンをアルフィーとして、このステージでできるっ!という喜びが滲み出ていて、本当にニコニコしながらトークしていたんですよね。でも、本当に「20世紀に3人出会えたのが一番の奇跡」ですよね。出会わなかったら、このカウントダウンコンサートだってなかったわけだし、当然アルフィーというバンドも存在しなかった。この奇跡に感謝しないとダメですよねっ♪ 幸「スタンドのみなさんは元気かな?アリーナは?<唐突に振る…(^_^;; 神戸ワールドは前にやったのはいつだっけ? 1988年1月7日だ。目出度い時にやって来ていたんですね〜。 この時はTOURが年明けても続いてたんですね。 あとは僕は『日本を救え』で桜井も拓郎さんとかと一緒に来たのが4年前かな。」 幸「20世紀最後のこの夜に、僕らが出会って夢中になってコピーしていた曲を やろうと思うんですけど、どうですかね?高見沢さんっ!」 …高見沢さん、あまりに突然ふられたもんで反応できない。…というか、なんかアコギの練習に集中していたような。 幸「油断していちゃダメですよ。いきなり振られますからね? あの頃はいろんな曲をコピーしていましたね…」 …高見沢さん、ツェッペリンの『天国への階段』を弾き始める。幸ちゃんも一緒にギターを合わせようとしたんだけど、もともとチューニングが合っていなかったようで、どんどんズレていく、しかも高見沢さんはそのズレに釣られて何故か曲が『さくらさくら』になってしまった…。 幸「違うでしょっ!それは『さくらさくら』でしょう。」 高「いいじゃんっ。」 幸「まぁ、日本の代表的な曲ですけど…。 そもそもノーマルとフラットじゃ合うわけないよな。 桜井さんはS&Gですか?」 桜「こんばんは。<ここで初めてご挨拶。 やっぱり…そうですね。S&Gを専門にコピーしてました。」 …そこで高見沢さんが『Sound of Silence』のイントロを弾き始め、当然客席も期待する。幸ちゃんも同調する。 桜「…ちょっと、これって全く予定にないことじゃない?2人で!」 やや戸惑い気味の桜井さんでしたが、幸ちゃんと目配せして「せーのっ!」で「ル〜、ルル〜ル〜♪」と『夜明けのスキャット』(by由紀さおり)を歌うお二人…。お約束ってことでしょうか(笑)。客席も半分コレを期待していましたが。 幸「これやんないと始まんないから。一応やっておかないとね。 20世紀最後ですけどね、お約束はきっちりしておかないと(笑)。 じゃ…やってみますか?」 …ということで、桜井さんと幸ちゃんが『Sound of Silence』を1コーラス歌ってくれました。高見沢さんは大人しく聴いておりました(笑)。しかし、桜井さんがいつもと歌い方が違っていた。 桜「ずーっと歌って来ているから囁くように歌えない…。 」 幸「ここのところ連日ですからね。昨日も盛り上がりましたね! 昨日来た人!(客席の半分以上が手を挙げる)近いもんね。 」 幸「高見沢が加わって3人になっていろんな曲をコピーしました。 僕はその頃から一人で拓郎さんとかやってたんですけど、 それは色んな所で聴くことががあると思うんでやりません! 拓郎さんと言えば、最近は僕だけじゃなくて高見沢まで 拓郎さんのおもりをするようになってしまいましたけど…」 高「おもりなんてしてないよ!」 幸「この前の得テレビでは相当酔ってましたね。 あれ放送しても良かったんですか?」 高「僕は酔ってませんっ!一番まともな僕だったんですよ!<ブーイングの嵐 何だよっ!『エーッ?』って!!」 幸「20世紀、3人が出会って一番最初にコピーした曲をやりましょうか。 高見沢が参加してのアルフィー、というかコンフィデンスだったかな…。 これは大学1年の時にコピーした曲で、高見沢もこの歌知ってるって言うんで 一番上歌って貰ったら、出る出る!もうビックリ。 それまでは一番上は桜井が白目向いて歌ってたんだから。」 桜「曲を選んでコピーするべきでしたね。人間、限界って言うもんがあります。 高見沢が入った時は助かりました。やっぱ、役割という物があるでしょう? 銀行でも窓口の人、預金の人、定期の人って向き不向きがありますからね。」 幸「でもアナタだって普通よりも高いんだよ? 『LOVE LOVE(愛してる)』でアルフィーが出た時に、kinkiの2人が、 『またアルフィーは(キーが)高いっすねぇ〜』って言ってて、 この間は遂に光一も剛も僕のパート歌ってましたからね。 『坂崎さんのパート教えてください』って言ってきたもん。」 桜「そうか、そうだったのかぁ!そうなんだよっ! あの時サビ歌った時、気が付いたら俺一人で歌っていたんだもん!」 幸「でもその上を行ってますからね、高見沢は。尋常じゃないですよ。 それでは、僕らが初めてコピーした曲、CSN&Yの『青い瞳のジュディ』を 今回は長い曲ですがフルヴァージョンでお送りしたいと思います。」 そして歌われた『青い瞳のジュディ』。ギター2本だけの演奏で、まさに当時の姿を再現って感じだったのですが、ここで先にアルコールを摂取していたツケがぁ!!本当に素敵なハーモニーを聴いていて夢心地になってきたんですねー。もう本当に睡魔との戦いでした。もうね、すっごく気持ち良かったんだけど…辛かったね〜(苦笑)。アルフィーの生のコーラスをバックに夢心地になるなんて、すっごい贅沢なことなんだけどさ、もう曲に聴き入るよるも自分自身を起こしていることにエネルギーを使っていた(爆)。 その流れのまま『Just Like America』へ。好きな曲なんだけど、嬉しいんだけど、やはり睡魔との戦いは続く…。幸ちゃんや高見沢さんの手元を見ようとして、ますます眠気に誘われていく…という悪循環をやっていました。何やっているんだ、自分。 山石さんのキーボード演奏から『DNA Odyssey』へ。この曲で客席もスタンディング。高見沢さんはヴィーナス・エンジェルギターを出して来ました。いや、好きなギターなんで、ここで持って来たことだけは覚えているんだ(笑)、あとは忘れているんだけど。夜更けにも関わらず、高見沢さん抜群に声が出ていた。続いて『Mind Revolution』へ。この曲を聴くのはすっごく久しぶりだった気がします。この曲を聴くと、1990年のRevolution 春TOURの光景を思い出していまんですよね〜。メンバーが砂漠の兵士のような衣装を着ていて…と、しみじみ色んなことが走馬灯のように流れていきました。そのままビートルズの曲になり、その勢いのまま『Wake up〜Good-bye 20th century boy』へ。一気にビートの効いた曲になって、アルフィーも客席もハイテンション。やっぱり、この曲はカッコイイのだぁ〜。そして何よりも、この日の為にあるような曲だよなぁ〜と、ノリながらも歌詞をしみじみ噛み締めていました。 そしてステージバックの白い布に大聖堂の映像が映し出され『祈り』が演奏されました。もうその圧倒的な雰囲気に、なんか涙がポロポロ出てきてしまって…。アルフィーが歌うから重みがあって言うか、グッときてしまいましたね。だから、ラストのギターソロはすっごくカッコ良かった!高見沢さんもガンガンに弾きまくって、長谷ぼんも負けじとドラムがガンガンに叩きまくって、その勢いのまま『誓いの明日』になりました。赤い照明も合っていて、すっごく良かった。超個人的感想になるけど、この『誓いの明日』は、今までコンサートで聴いた中で一番カッコ良かった!なんか迫ってくるような、圧倒的な存在感と強さがあって、こっちも負けるかーっ!て感じで拳上げまくってしまいましたね。続いて『明日の鐘』へ。最後のコーラスではバックの白い布に天へ昇る階段のような映像が出てきて、その階段空、宇宙、そして未来に昇っていくような映像になっていきました。 そして、ここで約15分間のインターバルが入りました。客席は明るくなりアナウンスも入り、「11時46分までには席に着いて下さい」みたいなことを言っていた。BGMは再びALFEE CALSSICになっていましたが、時計を見るまで既に夜の11時半を回っているだなんて思いもしませんでしたね。もう『祈り』〜『明日の鐘』までの流れに圧倒されてしまって、私は15分間客席でボーッとしていました。そして、少しずつ、アルフィーと21世紀を迎えるんだって実感が沸いてきましたね。 23時50分過ぎになると、再び場内が暗転し『2001年宇宙の旅』のSEが流れ、今回の秋TOUR同様の宇宙の映像が、いつの間にか出ていたバックの電光壁に映し出され、メンバーも秋TOUR同様の登場でステージ中央から出て来ました。桜井さんはオレンジ系のスーツ姿、幸ちゃんはアニマル柄のジャケットに英国旗のTシャツ、黒のパンツ姿、高見沢さんは紫のラメのロングコートにゴールドのフリルシャツ姿でハッデーっ!!これが、21世紀を迎える衣装でございました。 高見沢さんが「HELLOー!!KOBEー!20世紀最後の曲行くぞーっ!!」と叫ぶと同時に『SWEAT&TEARS』へっ!もう一気に客席もアルフィーもオーバーヒート状態にっ!!高見沢さんは叫びまくって、本当にハイテンションだったぁ!最後は3人ステージの前に出て来て演奏。妙に最後の演奏が間延びしたように思えたのは、どうも時間との戦いだったらしい(笑)。曲が終わると中央のスクリーンに21世紀へのカウントダウンの数字がどんどん減っていく様が映し出され、それと同時に物凄いスピードで過去のライヴ映像やTOURのメモリアルチケットが次々に映し出されていって… 高「さぁ、みんな!用意はいいか?もうすぐ新しい時代が来るぞー! 21世紀が来るぞー!フーーッ♪…38!37!36!35!……」 …ムチャクチャ中途半端なところからカウントダウンする高見沢さん…(苦笑)。でも、客席のファンはちゃんと着いて行くッ!私は10秒台になってからコールしたけど(笑)。そして、みんなで声を合わせて… 高「…10!9!8!7!6!5!4!3!2!1! ! HAPPY NEW YEAR! HAPPY NEW CENTURY!」 …とみんなで叫んだと同時に、ステージから銀テープが、そして客席の頭上から無数の風船が降ってきて、もうみんなして「Happy New Century!!」とお祭騒ぎ。もうその勢いのまま『夢よ急げ』が演奏されて、嬉しくて楽しくて涙、涙でしたね。だってさ、アルフィーとカウントダウンしたんだよ。20世紀最後に聴いた音も、21世紀最初に聴いた音もアルフィーで、最初に21世紀を一緒に祝ったのがアルフィーなんて最高じゃないですかっ。実はさ、今まで大晦日というか、年が変わる時間は部屋に篭ってアルフィーのCDを聴いていたの。この年聴く最後の曲も、新年の最初に聴く曲もアルフィーが良いって。ファンになってから、ずーっとそうしてたから10年以上そうやっていたんだよね。それがさ、今回は本物なんだよ、生なんだよ、もう嬉しくて「ウキャーッ♪」てなっちゃうよ。…何書いているか、訳わからなくなってきたけど(汗)。 そんな訳で『夢よ急げ』は、もう嬉しくて訳わからなくなるぐらい楽しかった。アリーナでは、場所によっては曲に合わせて風船をポンポン叩きながら飛ばしている所もあって、本当に楽しい!!嬉しい!!ヤッターァ!!て言葉以外思い付かない雰囲気だった。続いて『Wings Of Freedom』が演奏され、みんな一斉にフラッグを探す(笑)。フラッグや銀テープや風船やら色々と客席に舞っていて、ステージから見たメンバーの目にはさぞかに華やかに見えたんだろうなぁ〜。ま。21世紀もアルフィーは横浜FCを応援していくゼ!てことでしょうねっ。そして、高見沢さんがステージ前に出て来て『SWINGING GENERATION』へ、もう高見沢さん狂ったようにギターガンガンに弾きまくり、腕も回すぞーっ!感じでとにかく飛ばしていた。この時だったか、ステージ上で白煙の柱が何本も上がりました。真夜中でも特効はあるらしい…。続いて、今一番の新曲『NEVER FADE』が演奏され、拳を上げる曲が続くのであった。ああ、真夜中に良い運動しているわ(爆)。 高「Wake up! Wake up!坂崎、起きろーっ! みんなで坂崎を起こそうー!目覚めの一曲、行くぞ!!」 …と高見沢さんが叫んで『鋼鉄の巨人』へ。同時にスデージ頭上に花火がバーンッと上がり同時にステージから火柱まで上がる特効がぁ!ちょっとマジにビックリしたんですけど…。なんて過激な目覚めさせ方なんでしょう。これで起きないわけないだろうって感じで、アルフィーも客席もキレまくりの大暴走だったのだぁ。いや〜、暴れた暴れた。 ジャケットを脱いできた高見沢さんでしたが、最初自分がMCなのか判っていなかったのか、出てくるのがちょっと間延びした感じだったし、幸ちゃんと目で確認し合っていたように見えた…。 高「はい、どうもありがとうございます。 (ゴールドのシャツが眩しいく)どうだ?目出度いだろ? なんなら賽銭投げても良いぞ(笑)。 目出度く金にしてみた。脱げば白いけどな…。」 高「21世紀迎えましたよ。あけましておめでとうございます。 アルフィー初のカウントダウンコンサートですけど良いなぁ! それじゃ21位世紀を迎えたというこで、ここでメンバー紹介しようかな。 長年やってくれてます。ドラムス、長谷川浩二! それじゃ、長谷川君に21世紀の抱負を語って貰いましょう。」 …長谷ぼん「エエッー?」て感じに焦るが、幸ちゃんがハンドマイクを持って長谷ぼんの所まで行く。長谷ぼん立ち上がりながら、幸ちゃんからハンドマイクを受け取る。もう、私は高見沢さんのこのMCの振りにどれだけ感謝したことかっ!ありがとうタカミーッ!21世紀早々、長谷ぼんの生声が聞けるなんて〜!これだけでもカウントダウンコンサートに参加した甲斐があったってもんよ、アナタ!(笑)もう一人で狂喜乱舞したいたわ…。 高「はい長谷川君、21世紀の抱負を2分以内に述べたまえ。」 長「エ…。あけましておめでとうございます。 …21世紀の抱負ですか?(幸ちゃんを縋るように見る長谷ぼん♪) 21世紀もますます頑張ります。メンバーに迷惑を掛けながら、 よりパワフルに手数足数多くして叩いていきたいと思いますので、 よろしくお願いします!」 …そして、持っていたハンドマイクをドラムスティックのように回して遊ぶ長谷ぼんっ♪ 幸「(マイクを受け取りながら)落としちゃダメから…。」 高「とうとう長谷川とも21世紀になっちゃったよなぁ。 お前がアルフィーに入ったのって10代の頃だったもんなぁ〜。 長いよなァ〜(しみじみ)。これからもよろしくな。」 高「そして、キーボード山石敬之! 山石君にも抱負を語って貰いましょう。山石君も長いね〜。」 山「長いっすね。」<自分のマイクで話す 高「山石とは82年の所沢からですからね。 リハーサルにトラで入ってもらったんですよ。 トラって言うのは、ちゃんと他に頼んでる人が居たんだけど、 来られなくなったんで代理で頼んで来て貰ったんだけど、 そしたらそいつも来ちゃったんだよなっ! 来ちゃったのを帰す訳にも行かないから2人にお願いして、 キーボードが2人になっちゃったんだよなぁ。」 …このエピソードは初めて知りました。偶然とはいえ、そういうことがあるんですね〜。そしてそのままアルフィーのキーボードに居座るという…もう運命ですねっ。長谷ぼんもドラムのオーディションを受けに来たけど、「未成年だから」という理由でオーディションを断ろうとアルフィー側が思っていたのに、連絡の行き違いで来ちゃって、オーディションした人達にメボシイ人も居なくてせっかくだから叩いてみて…てなったら、長谷ぼんがアルフィーのドラムに決定したんだもんね。 この時幸ちゃんはハンドマイクを持って山石さんの方へ行っていたんだけど、山石さんが自分のマイクで話していたので、ただ横に居るだけでした。でも、ちゃっかりツッコミは忘れていなかった。 幸「でもそのリハーサルの時に、スタジオの外に路駐してたら 駐車違反で持って行かれた…」<それ以上言うなと、山石さんに遮られる 山「(笑)えー、あけましておめでとうございますっ! 私もこれからレコーディング、TOURと、アルフィーとずっと頑張って いきたいと思っております。年明けすぐにレコーディング待ってますんで、 まずはそれを頑張りましょう!21世紀もよろしく。」 …幸ちゃんはフラフラしながらハンドマイクを置いて戻ってくるが、かな〜り眠たそう。 高「おい、坂崎、大丈夫か?寝るなよ? (幸ちゃんのこをとジーッと見つめて)お前…目が…(笑)」 …幸ちゃん、ドラムセットの所に予め隠して置いたバナナをおもむろに食べはじめる。桜井さんにも分けてあげていたみたい。 高「お前、フツーにバナナ喰ってんじゃないよっ!(笑) いやぁ、坂崎に取ってこの時間って…もう12時半でしょ?」 幸「もう寝なくちゃ。」 高「まだダメっ!なんかさ〜、俺はすっごく調子が良いんだよねー! よく考えたら、俺がいつもレコーディングしてる時間なんだよ。 丁度良い時なんだよなぁ。さっきから手も動くし声も出るし。 あと2,3時間は軽いっ!でも、ふと横を見ると坂崎がクタッとなってる… 楽しい愉快な仲間達です(笑)。」 …そうか、高見沢さんのこの異様な元気の良さって、普段のレコーディング時間に関係していたんですね。だって、本当に元気というか飛ばしていたんだもんっ。横の人が弱っていたせいか(苦笑)、余計に元気良く見えました。さすが夜行性人間っ!良いんだか、悪いんだか良くわかりませんが、カウントダウンコンサート向き体質なんでしょうね。 高「紹介したいのは他にもいます。 いつもアルフィーの舞台を作ってくれている… 武道館から大阪城ホールとほとんど徹夜でステージを組んでくれました。 いつもアルフィーの我が儘を聞いたり聞かなかったり。 俺も我が儘言うけど、それも聞いたり聞かなかったり。 全てやってくれているALFEE'S CREW に大きな拍手を…!!」 高「…では、アルフィーの秘密兵器と呼ばれて45…46年?<それ桜井さんの年齢じゃ(^_^;; もうすぐ誕生日を迎える桜井さんに抱負を語って頂きましょう。」 桜「新年あけましておめでとうございます。 皆様とこうして共に21世紀を迎えられたことを心から感激しております。 21世紀を迎えた瞬間に同じ空気をみんなで吸うことができて… ちょっと汚れているかも知れませんが(笑)。」 桜「もうすぐ2人に追いつきます。<1/20にBirthday〜♪ しかし!彼ら2人はすぐに離れていってしまいます。 私はこれからも限りなく追い続けて行こうと思います! 夜の12時過ぎたヘビーメタルはキツイです! 皆様も1年1年、歳をとっていくけど…これからだぜっ! 新たな歴史をみんなで作っていこうっ! …これで、メーデーの挨拶と代えさせていただきます。」 高「メーデーって何だよ?(笑) えー…(幸ちゃんの方を心配そうに見る)おい、起きてるか? 先ほどから夢の世界へ行ったり来たりしている 坂崎さんに…て、おい大丈夫か?(幸ちゃんに向かって手を振る) 坂崎さんにも21世紀の抱負を語ってもらいましょう。 …あ、角煮美味しかったよ。」 幸「縁起モンだからね〜」<スゴイ眠そうな声(^_^;;; 高「いつから作ってんの?」 幸「もう10年くらい前からだよ。 アレだよ?もうレシピとか見ないで作れるよ。 もう自分の味になっているんだよね。」 高「偉いなぁー。」 …高見沢さん、本気で感心していたみだいだけど、応える幸ちゃんは本当に睡魔に襲われているようで、照れながらもなんか空返事っぽくなっていく。自分で肩とか揉みはじめちゃうし、とにかく声にハリがない。そこで、桜井さんが幸ちゃんの後ろに回って、自転車のタイヤに空気を入れるような動作をして、なんとか幸ちゃんを起こそうとする。ガンバレ!幸ちゃんっ!!この時だったかな?客席からも「幸ちゃん、起きてー!」という声援があったりしました(笑)。 幸「あけましておめでとうございます。 旧年中はお世話になりまして候…。<妙な語尾じゃ(^_^;;; 21世紀の夜明けに、皆さんにお年玉は上げられませんが、 心のお年玉を皆さんに差し上げたいと思います。 甥っ子とかいとこにも心のお年玉で済まようかと…(笑)。 そしたら『オイちゃんのケチ!』て言われそうだなぁ。 私はこの歳になって、もうお年玉は貰ってませんが、 独身の間はお年玉をも貰えるというルールが坂崎家には ありまして、ちょっと前まで貰っていたような気が…」 高「お前、いつまでお年玉貰ってたの?」 幸「30…ぐらいまで貰ってたと思う。」 高「30てことは、何『メリーアン』の後も貰ってたの? あれ20代の頃だぞ。」 幸「たぶん、貰ってたよ。」 高「じゃあ、お前は『紅白』で『メリーアン』を歌った後に 実家戻ったら、お年玉貰ってたのかぁ!?」 幸「親にとって子供はね、幾つになっても子供なの…」 …幸ちゃん言葉が続かなくなる。(何か言っていたかもしれないけど、聞き取れなかった。)客席からも「幸ちゃーん!」や「起きてー!」など、声援が上がる。本当に幸ちゃん大ピンチ! 桜「お前、今寝たろ?」 幸「寝てないよぅ。」 桜「お前は寝るのが上手いもんなぁ。寝ながらギター弾くんだもん。」 幸「弾いているから良いじゃんっ!」 桜「確かに弾けているけど、起きてやろうよっ!」<ごもっとも。 幸「ホント大丈夫よ?バナナ喰ったもん。 今年もホントよろしくお願いします。 21世紀になりまして、世界が終わるとか世紀末だとかではなく、 明るい未来があると良いなと夢心地で思ってます のでよろしお願いします。」 高「なんとか坂崎も夢の世界から戻ってきたみたいです(笑)。 今年は何年?ヘビ?お前(幸ちゃん)絶対ヘビ飼うなよ!」 幸「飼わないよー。」 高「絶対ヘビ飼うんじゃねーぞ!持ってくんなよ?頼むからな! ヘビ年の人いる?(該当者手を挙げる)おお〜、いるねぇ。」 桜「そりゃ居るだろ。だって12分の1はいるはずなんだからさ。」 高「午年の人!…羊の人!…羊おおいなぁ」 桜「お前…12支全部やるつもりか?」 高「は?」 桜「全部やんないと、みんな怒るゾ〜。」 高「だって、全部知らねーもん。」 桜「お前…だったら言うなよ。…ね〜、ムーミン!」 …「子丑虎卯辰未午=ネウシトラウタツミ」に掛けて「ね〜、ムーミン!」と語呂合せをした桜井さんに客席は大受け。しかし、高見沢さんにはサッパリ意味がわからなかったようで、何で客席が「ね〜、ムーミン!」で受けたのかも判らなかった様子。 高「何?」 桜「判ってないのの君だけだよ。」 高「何で(客席の挙手に)バラつきがあるんだ?」 桜「やっぱ、ほら年によってベービーブームで多く生まれるとか 均等に生まれるモンじゃないでしょう?」 幸「お盛んな年とかあるんですかね?」<幸ちゃん好きだね(^_^;; 桜「そうじゃなくて!私達のちょっと上にも団塊の年とかあるでしょう? 私の上の学年の教室が3つあったんですよ。松竹梅って。 新年からこんな話するのも嫌なんですけど…」 幸「松竹梅って目出度いじゃん。アンタんとこそうだったの?」 桜「はい、小学校が。」 幸「小学校は1組、2組、3組だろ。」 高「ABCとかな…」 幸「そういうのって幼稚園じゃない?お目出度い学校ですね。 旅館の部屋みたいだね。2年松の間とかって女中さんが… あ、仲居さんか、ごゆっくりしていって下さいって…」 桜「だいぶ起きてきたようです、彼も。」 …このクラス名の話題なんだけどさ、実は私も小学校はクラス名が言葉って言うか、「松竹梅」とかあったのよ。松竹梅は4年のクラスだったね。それに桂もあった(全部で4クラスだったから)。スゴイよ、私が小1の頃からのクラス名を並べると…あやめ・桜・星・桂・白樺・萩…だもん。これで私がどこの学校だったか判る人は同志の可能性が高いね(笑)。ちなみに、中学は…かずさ・アルプス・秩父だった。まだ言うか?逆に、大学になってクラスが数字になって戸惑ったぐらいだったんだよね。だから私は賢様の味方よっ。<そういう問題じゃない? なんか話が脱線した。干支のの話題に戻ります。 幸「丙午は?少ないでしょ?…あ、いるね。 41年丙午?喰い殺してる?ダンナを喰い殺すんだよね? 結構いらっしゃるんですね。そりゃ不幸だ…いや、不幸じゃないねっ! でもやっぱ数が少ないね。ねぇ、丙とか庚ってなに?」 桜「干支を一回りすると60なんです。だから同じ午でも5つあるんです。 あっちの午、こっちの午、早い馬、遅い馬、白い馬(笑)。 それを全部体験すると60で一周して還暦なわけです。」 幸「よく知ってんな〜。古い事は〜。」 桜「原人の里ですから。」 幸「原人にも午年とか申年とかあるのかな?」 桜「干支より原人が前なんじゃねーかぁ?」 幸「ウッ・ホッ・ホ!ヒ・ツ・ジ!とか言ってんのかな?」 桜「妙なノリになってきましたね…」 幸「もう無礼講です!みんな呑んじゃえ!<スイマセン、飲んで参加しました(^_^;;; あ、年開けたもんね、馬鹿な事言うのはよしましょう… 『エーッ!』て(客席が言った)馬鹿な話を期待しているんですか? それも情けないような気がしますが…。」 幸「ところで高見沢さん!書く言うあアナタも21世紀の抱負をどうぞ。 個人的なのでも良いですよ。どうせ後でアルフィーの抱負も言うんでしょう? なんならここで言ってもいいですよ。」 高「今は別に無い。だから言わない。<前の客席から「卑怯者っ!」と声が上がる(爆) …ひ、卑怯者って言うことないだろーっ!」 桜「良いなぁ『卑怯者!』だって!一度言ってみたかったんだよ!<賢様バカ受け コンサートのかけ声で初めて聞いたよ。いや〜感激しちゃったよ〜。」 幸「昔、拓郎さんのコンサートで『帰れコール』ってのはあったけど、 『卑怯者コール』ってのは初めてだよなぁ。無礼講だからいいか?」 高「なんでこんなにリラックスしてるわけ?全然緊張感がありませんが…。 喋ってるうちはいいんだよな、演奏に入ると(幸ちゃんが)やばいんだよ。」 幸「ラジオの深夜放送やってたから、喋ってると平気なんだけど、 曲に入ると眠くなっちゃうんだよね…。ねぇ、なんか喋ってよ。」 桜「俺たち演奏してるから、お前その辺で喋ってろ!」 幸「さぁ、続きましてはアルフィーの新曲で〜ございまぁ〜っす。<曲紹介をし始める …なんか、玉置浩さんみたいだね。」 高「なぁ、もうやるぞっ!」 幸「やんの?」<なんか嫌そうに言う 高「緊張感がなくなってきているから…やろうっ。 卑怯者って言われたのがムカついたから21世紀の抱負を言うぞ! デビューして今年で27年目になるけど、夏のイベントが今年で20回目に なるんだよ。だから、なんとしてでも成功させたい! この21世紀最初の20回目の夏の野外イベントを成功させたいっ! これが今の抱負になるなぁ!そのためには何をすべきか! みんなでそれぞれ考えよう! そうかぁ…2001年かぁ…(急に感傷的になっている)」 幸「今頃何言ってんだよ。さっきからさんざん言ってんじゃん。」 高「なんか急にドキドキしてきちゃってさ。新しい夜明けかぁ〜。 凄く良い意味で感激して来ちゃった。それじゃ、いってみようかな。 こうやってコンサートをゆっくりやることは無いからリラックスして 寝ないようにしないとなっ!」 高「2001年最初の音がアルフィーだったんだからなっ! この日のために作ったのかなと言う感じが今、しています。 それをズバッっと!…ズバッておかしいな…。 ガシッと!これも違うなぁ…<客席から「ビシッ!と」と声が 良いこと言うな、お前!それでいこうっ! ではビシッ!と決めたいと思います。『AUBE〜新しい夜明け』」 MCが意外に長くて、なんとも緊張感のないまったりした雰囲気だったので、一気のガラッとステージの空気が変わった感じでした。『AUBE』て本当に「この日の為」にあったような曲だったというか、「この日の夜明け」を歌った曲だったのかもしれませんね。なんか聴いていて、ようやく自分は21世紀を迎えたんだって気になってきました。続いて『FOR THE BRAND-NEW DREAM』へ。なんか幸ちゃん眠そうだったぁ…。普通に歌っているんだけど、なんかしきりに顔を動かしたりして無理に起きている感じだった。高見沢さんも、何度となく幸ちゃんの方を見ていたし…。自己申告通り、喋っている時は平気なんだけと歌うと眠たくなってくるらしい…。ガンバレッ! 間一髪入れずに『Crisis Game』へ続きまして、なんかこの曲の歌詞が妙にストレートに入ってきまして、21世紀の夜明けに聞くとまた新鮮な気分が味わえました。だって、この歌詞の通りの世界を「今」生きているんだもんっ。そして、なんと『希望の鐘が鳴る朝に』が演奏されまして、もうちょっと涙腺が熱くなってしまいましたね。何度もレポに書いているけど、1980年代が『Rockdom』で、1990年代がこの『希望の鐘が鳴る朝に』なんですよ、私にとっては。とにかくスッゴク思い入れがある曲で、特にこの曲が発売した頃て悲しい事が続いてとにかく忙しくて、精神的にかなり弱っていた時期でもあったんだけど、この曲に本当に救われたんだよね。だから、21世紀になってすぐに、この曲が聴けたのって本当に嬉しかった。聴いてノルって言うよりも、しみじみと色んな事思い出していました。 続いて『GATE OF HEAVEN』が演奏されました。確か、この時もヴィーナス・エンジェルギターだったような(全然自信ないけど)。幸ちゃんのパートの「うなされた夜、目覚めた時に…♪(作詞/高見沢俊彦)」と歌っていた時に、「本当に幸ちゃん目覚めてくれるかなぁ」とバカなことを考えていたのを、何故か今でもよく覚えている(笑)。アルコールのせいだろうか…(いい加減に醒めているって?)。最後の『心の扉を、開け、今こそ〜♪(作詞/高見沢俊彦)」のコーラスの後奏のシーンで、何故か涙が出て来てしまった。何でだろうね。あの圧倒的な演奏にやられちゃったのかな…。その勢いのまま『LIBERTY BELL』が演奏されました。この曲は絶対にやって欲しかったんだ。だって、「大阪国際女子マラソン」のテーマソングとして作られたけど、その年は阪神大震災があって中止になり、翌年「このメッセージを伝えたい」という意味合いも込めて、再度『LIBERTY BELL』をテーマソングにしたから、この曲は神戸のイメージがすごく強いし、この曲を聴く度にあの震災のことを風化させちゃいけないって思うようになったからね。だから、この曲を私は今回初めて神戸で聴けたことは、絶対に忘れちゃいけないなって思った。 曲は怒涛のように続き『Blue Age Revolution』が演奏され、もうななんぼブチ切れ!だって、この曲好きなんだよぅ。長谷ぼんのドラムがムチャクチャ格好イイんだもんっ。ガンガンに拳上げたねっ。そのままビートルズの曲になって、長谷ぼんのスネアドラムが鳴り響き『Flower Revolution』だぁ!高見沢さんが「JUMP!」と叫ぶと同時に、バックのスクリーンにはポチ&タマの可愛いアニメーション映像がぁ!タイトル通りお花畑に羽の付きのポチ&タマが花と戯れているんだよぅ。ムッチャ可愛いのだぁ!ポチ&タマはヒップはフリフリするわ、舞っている花に2・0・0・1と出て、Happy New Yearなんて文字まで出て、もう本当に目出度いっ!可愛いっ!ウキャーッ!てお祭騒ぎで、もう訳わからん状態よ。 一旦ステージが暗転して、キーボード演奏が鳴り響き『終わりなきメッセージ』へ。ステージ前にスタントマイクが置かれ、高見沢さんはマイク振り回して熱唱!本当に声出まくっていますぅ!最後は客席との掛け合いになり 高「新年早々、大声出してみるかぁ! You can change your mind! 心の底から! You can change your mind! まだまだ!理性を捨てて! 人間捨てて!野獣となって、欲望の嵐を吹き荒らせ〜っ! You can change your mind!!」 最後は高見沢さんの雄叫び超音波になり、それに重なるように『ラジカル・ティーンエンジャー』へ。もう、これはアルフィーにとって、誰にとっても永遠のテーマだよね〜。なんかね〜、拳上げていてスッゴク気持ち良かったんだぁ。そして、その勢いのまま高見沢さんが「ロックン・ロールッ!」と叫び、そのままツェッペリンの『ロックン・ロール』の演奏をしまくる高見沢さん。とにかくロッカー!でしたっ!!何だかんだやって、結局メンバー全員でフル演奏っ。 ジャンッ!と決めて、高見沢さんのMCへ 高「はい、どうもありがとうございます。 打ち合わせにない、突然の『ロックンロール』でした。<やっぱり。 21世紀早々にやってしまいました。 『ラジカル・ティーンエイジャー』をやっていたら、 自分がラジカル・ティーンエンジャーだった頃を思い出して、 もう頭の中でロックンロール!ロックンロール!って感じに なってやりたくて抑えられなくなって…。いやぁ、スマン! いきなりだったのに(4人向かって)着いて来てくれてありがとう。 」 …でも、この突然の高見沢さんの暴走は嬉しかったね。メンバーは大変だっただろうけど、でももう慣れっこなのか、みんなシッカリ着いて来ていたし…。バラードを歌う高見沢さんも好きだけど、私は「ロックンローラ高見沢俊彦」が一番好きなので、あの感情に任せた演奏っぷりてすっごくカッコイイと思う。やっぱさ、年齢に関係なく、尖がっていくところは尖がっていて欲しいよね。高見沢さんは21世紀になっても、永遠のラジカル・ティーンエンジャーだって実感できたね。 高「神戸でカウントダウンを出来て、世紀越えをしまして、 この神戸で出来たことを嬉しく思います。 神戸は殆ど毎週地元なもんで…殆ど毎週地元って変だな? KISS FMで番組をやってるからな。<「聴いている!」という声が上がる 地元の人はいるかな?地元神戸の人!<思ったほど居ない(^_^;; ……あれ?……そうかぁ…。へ〜…<もっと多いと確信していた模様 人生色んな事があるな。用意していたコメント変えようかな。」 高「この神戸でカウントダウン出来て嬉しく思います。 とにかく21世紀最初の音楽が、ライブステージに、 アルフィーを選んでくれたことを心より感謝しております。 ありがとうございました。」<3人深々とお辞儀 高「やっと21世紀です。これから長い長い199年の21世紀があります。 次の世紀越えまで一体何人残っているのか?<スゴイ厳しい〜っ 健康に留意して、21世紀も行けるところまで共に行くぞっ!! TOURも毎年変わらずにやり続けて行こうと思っています。 みんなも途中で疲れてしまったら、休んでいいから。 俺達はいつでもここでやっているから、いつでも戻って来て下さい。」 高「3人が出会った頃はコピー曲しか歌っていなくて、明日のことは考えずに、 ただギターやコーラスをやることに命を懸けていた…命を懸けるというのは オーバー言い方かもしれないけど、とにかく夢中になって演奏していて、 学校の勉強より一生懸命やっていた結果がこの様です。 さっき坂崎も言っていたけど、、大学に入って3人が出会ったことが 20世紀一番の奇跡だったと思います。 学生気分で始めてしまったから、いわゆるガッツが無くて、 2年で坂崎が大学を辞め、6年で桜井も消え、私一人残りました。 でも、大学は2人に出会い、同じ夢を歩む仲間に出会う場所 だったんだと思います。」 高「70年代、80年代、90年代と色んなステージをやって来ました。 ライブハウスから始まって、しだいに中ホールや大きい会場へと 少しずつ自分達の歌を広げていった気がします。 たぶんこの歌からコンサートに対しての想いが強くなった気がします。 このステージができたのも、全てはこの歌から来ていたのかもしれません。 走り始めて27年目の想いを込めて、今こそこの歌を…『Since1982』」 この曲が歌われるとは思わなくてビックリしてしまいました。アルフィーは1982年から本格的にTOURを回るようになったんですよね。そして、それ以来毎年続けて、21世紀こうしてコンサートをしている自分達が居るってスゴイことですよね。21世紀まで変わらずにコンサートをやり続けていられる嬉しさと、コンサートに託している想いというのかな、そういう感情がすっごく伝わってきましたね。本当に3人が出会えた偶然というか奇跡に感謝せずにはいられない、そういう気持ちでいっぱいになりました。途中、感極まって歌詞に詰まっていた高見沢さんだったけど、とにかくアルフィーとして歩んでいるこの27年目の人生にすっごく誇りを持っていることが感じられて、メンバー全員とにかくカッコ良かったです。 終わって、3人はステージの前に出て、左右前と3回お辞儀をして、手を振りながらステージを去って行きました。去り際に、幸ちゃんが客席に向かって投げキッスをしてくれたのが印象的でした。 そして、すぐに場内は明るくなり『Since1982』のSEが流れるなか、終演のアナウンスが流れました。でも、そのアナウンスを掻き消すようにアンコールが沸き起こり、とても鳴り沈む様子はなし。少しして棚瀬さんのアナウンスが入り 棚「アンコールありがとうございます。 いつも応援して頂き、ありがとうございます。 皆様のアンコールは楽屋のメンバーにも届いておりますが、 メンバーの意向により、『Since1982』でこのカウントダウン コンサートを終了したいと思います。 21世紀…この2001年が皆様にとって素晴らしい1年になるように 心から願っております。 そして21世紀もアルフィーをよろしくお願いいたします。 本日はご来場頂きありがとうございました。 気をつけてお帰り下さい。」 アナウンスが終わると、みんなで21世紀最初の三本締めと万歳三唱でコンサートが終わりました。この万歳している時が、なんか切ないっていうか、グッと来てしまったんだよね。「21世紀迎えたぞーっ!」という気持ちと、「20世紀終わっちゃったよ。」て気持ちと、色んな気持ちが交じり合ってね。すっごくイイ Count Downコンサートでした。 カウントダウンということで時間のせいもあるけど曲数が多くて、それでいてまったりしたMCもあり(笑)、滅多に経験できないコンサートでした。ステージもシンプルでアンコールもなくて、普通のアルコンとは対照的なステージだったけど、「King of LIVE」のアルフィーの凄さを見せつけられたような気がします。最近のややパターン化したコンサートに慣れつつあったのかもしれないけど(これは参加側の私の心構えが堕落していたんだろうけど)、すっごくストレートなコンサートで「こういうコンサートに参加してみたかったんだよぅ!」て嬉しさが残りましたね。それにさ、真夜中に30曲も演奏していたんだよ。叫んだり、飛んだり、跳ねたり、踊ったり…、約1名は夢の世界をさ迷いつつあったけど(笑)、「アルフィーてバケモンかもっ!」とその元気ぶりにも圧倒されました。
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