|
遂に来ました。一千年代最後のツアーとなる、Final Count Down A.D.1999秋TOUR!本当はよこすかには参加するつもりもなくて、当然チケットも取れていなかったのですが、ベルリンから戻って来て色々あってストレスも溜まって(苦笑)、あとアルバム『orb』がスッゴク良くて「早く生で聴きたい!」という欲望にかられて、10月に入ってから密かにチケットを探していたのでした。公演の一週間前になっても見つけられなかったら諦めようと思っていたら、運の良いことに譲って下さる方がいらして、本当に感謝感謝でした。もう、チケットが手に入ったということは「参加するべし!」という神様も思し召しさぁ!(という単なる思い込みだけど/汗)と確信してしまいました。 初めて「よこすか芸術劇場」という所に行きましたが、意外に自分の所からは不便な所だと痛感。滅多に乗らない電車で行ったので、かなり行きは不安というか心細かったわ。まぁ、無事着いて、GOODSも前売りで購入して開場時間を待ちました。開場はほぼ定刻だったのに、ずーっとロビー開場で、客席に入れたのはもう半近かったのだ。これで、今日は完全に押すな・・・と確信しちゃいましたよ。 今回のステージも春TOURと同様に白い幕というか緞帳がなくて、ステージセットが丸見えという状態でした。「プラズマ・ビジョンをふんだんに使う!」というのが、今回の秋TOURの触れ込みでしたが、パッと見た感じは何処にビジョンがあるの?て感じでしたね。全体的に鉄骨で組まれたセットで、ドラムとキーボードの横に階段があって、中央のお立ち台へ通じているという感じでした。中央には三日月を思わせる球体みたいなオブジェが2つ重なっていて、良く見ると周囲に三日月のようなオブジェが付いていました。かなり近未来的なセットでしたね。 そして、20分以上押してSEが流れてコンサートがスタート!いきなり中央の重なっている三日月のようなオブジェが左右に開くように移動すると、ステージには3つのビジョンが登場。そこに「THE ALFEE」という3D文字が現れ、次ぎに「Final Count Down」という文字、そして「A.D.1999」という文字が現れると、まず山石さんと長谷川さんが登場!今回かなり良い席だったのですが、高見沢さん側の端の方だったので、ステージはとっても良く見える有り難い席なんですが、長谷川さんがほとんど見えなかった・・・(涙)。ドラムセットは良く見えるんだけど、長谷ぼんは髪の毛とスティックしか見えなかったよ〜。他のメンバー4人がとても良く見えるだけに悲しい。まぁ、それは我が儘ということで・・・(当然だって?)。バックの2人が準備できた後に、中央のお立ち台に高見沢さん、幸ちゃん、桜井さんが登場!!高見沢さんは黒の皮パンに白の詰め襟のようなジャケット。幸ちゃんは赤と黒のレザージャケットに黒の皮のハーフパンツ&超カッコ良いシューズを履いていた。あのシューズはメチャ好みだったなぁ。マジでメーカー知りたい(笑)。桜井さんはグレーぽいチェック柄のスーツでした。 そして、画面上にはアルバム『orb』の収録曲のタイトルが、すごい早送りで登場して「Hysteric Psychedelic ∞」も文字で止まった!今回の1曲目にこの曲を予想した人達は多かったのでは?テクノ系の音が鳴り響きそのまま『Hysteric Psychedelic ∞』へ。もういきなりノリノリでスタート!しかも、気が付くとステージ左右上にも小さいビジョンが4個づつ登場している!左側のビジョンの下には「AUBE」という文字がついていて、右側のビジョンの下には「orb」という文字が付いている!しかも、長谷川さんや山石さんの台になっている所にも小さいビジョンが10個も付いている!この映像攻撃は凄いぞっ!!なんか、ダンスホールのような雰囲気を醸し出していました。もう、その雰囲気を引きずったまま幸ちゃんがハンドマイクに持ち替えて『CRASH!』へ続き、『Crimson Kiss』ともうダンスミュージックのオンパレードでしたね。ただ、『Crimson Kiss』の時だったかな?ソーセージギターを出してきたんだけど、音の調子が悪かったようで歌に入る前にギターチェンジされてしまった。ちょっと、残念。『夢を急げ』まで演奏されて、もうはじめから客席もステージもオーバーヒート状態でしたね。いきなり、汗ダクよ。 最初の幸ちゃんのMCで 幸「どうもっ!1年ぶりのよこすかですっ!秋のツアー2本目! 今日が初日って人も居ると思いますっ。 え〜今回も、2本目と言っても初日と変わらないもので、 スタートが押してしまってごめんなさい。毎回言ってますけど(笑) でもその分、今日は飛ばしていきましょうっ!!」 ・・・と、まずは開演が押してしまったことの謝罪。 幸「この『よこすか芸術劇場』は変わった作りをしていますね。 1階席はドーンと普通なんだけど、2階、3階、4階まであって、 それがそんなに幅なくて鰻の寝床みたいですけど囲っていて・・・」 ・・・と言っていたら何やら客席からクレームが。幸ちゃんは一瞬聞き取れなくて「?」状態でしたが、客席が「ゴーッ!!」と叫んでいるのを聞き取って、 幸「一番上は5階まであるだぁ!!」 ・・・と驚いていました。確かに凄いんだよ、ここの会場。すんごい天井高くて。1階席の後ろがそのまま2階席になっていて、しかも、客席の半分をグルリと囲むようになっている。3階から5階もそういう感じで、全部で5列もないじゃないかな?オペラハウスみたいな感じでしたね。 幸「では次ぎの曲は(カンぺを見ながら)1986年3月5日に発売した曲! 全日空のキャンペーンソングでしたね、『風曜日、君をつれて』」 ツアーで聴くのは久しぶりっ!て思ったのは私だけ?なんか妙に嬉しかった。この時から高見沢さんは、詰め襟のジャケットのボタンを全部外して前をはだけさせていましたね〜。中は黒のシャツだったけど、ほとんどボタンを止めていなかったから白い胸が丸見えだったわ♪(こういう書き方やめろって?)。確か、この時ベルリンの紋章を象ったギターだった気がする。やっぱり、アレて派手で綺麗だけど、ド派手なしゃべるだよね・・・。続いて3人のコーラスから『希望の鐘が鳴る朝に』へ。やっぱこの曲大好きっ!しかも、ヴィーナス・エンジェルギターで弾いてくれるとメチャ嬉しいっ。個人的に、今年出た新曲の中で一番好きな曲かもしれない。いろんな思い出詰まっている曲だし、この曲聴くと妙にテンション高くなってしまうんだよなぁ〜。 続いてイスが出されてアコースティックコーナーへ。幸ちゃんなんて、イスが出された時点で既に座っているし(笑)。 幸「(僕は)座っています。みなさんもご着席下さい。」 そして2回目の幸ちゃんのMCになったんだけど妙なテンションで・・・ 幸「一千年代最後ですけど、すぐ2000年が来ちゃうだろうなぁ。 ねっ!元気ですか?桜井さん!」 桜「元気も何も、さっき楽屋で一緒にいたでしょうっ!」 幸「いや〜、ステージに立って調子どうかなって・・・」 桜「実は凄く体調悪いの〜っ!もう吐きそうっ!」 (本気にしたファンが「大丈夫ーー?」という声を上げて) 桜「ジョーダンだからね〜っ!!本気にしないでね〜!!」 幸「ここ(ステージ)で吐いたらヤバイでしょ」 桜「1年は謹慎になりますね。ステージに立つの。 ゲロッてしたら速攻謹慎ですね」 幸「桜井さんっ!まだツアー始まったばかりなんだから、 そういうネタは控えなさいっ!!」 幸「1年ぶりの横須賀ですけど、ここは特に最近発展してきていますね。」 桜「そうですね〜。前は来る時かなり不便だったんですけど、最近は 中山道(ごめん、正確な道路名忘れた)が出来て便利になりましたね〜。 でも、あれって左車線にいないと横須賀に入れないみたいで、 私気が付かないで右にいて『あ、あれ?横すっか〜??』て感じに通り過ぎて しまって、結局昔みたいに遠回りして来てしまったことがあります。」 幸「横須賀の標識通り越しちゃったんだ。」 桜「そう。横須賀の看板を『横すっかー』て通り過ぎた・・・。スミマセン!」 ・・・なんか、ちょっと寒いギャグだった(苦笑)。 この時だったかな?話の途中でいきなり桜井さんが「ちょっとタンマ!」とか言って、いきなりイス降りて何処行くのかと思ったら、端で水分補給していた。 幸「地元の横須賀から来ている人でどれぐらい居るの〜?」 (該当する人達が「ハーイ!」と手を上げる) 幸「おおっ、結構いますね〜。 よく横浜の人は『浜っこ』て言うけど、横須賀は何て言うの? エッ『スカッコ』?て言うの〜ぉ???」 (これには桜井さんバカウケ) 幸「じゃあ川崎は何?『カワッコ』?『サキッコ』? 『サキッポ』じゃマズイよね〜」 桜「坂崎さんっ!」 幸「失礼しました(笑)。 でも『浜へ行こう』と言うと『横浜へ行こう』て意味でしょ?」 桜「普通は、その辺の浜辺へ行こうて意味だけどね。」 幸「(同じく浜に面している)千葉の立場はどうなるの?」 桜「それは今ここで考えることじゃないでしょ、また後日考えましょう。」 幸「明後日(千葉文化会館でアルコンがある)でいいか。 ねぇ、蕨はワラビッコて言うの〜??」 ・・・なんか、唐突に高見沢さんにネタを振った幸ちゃんだったんだけど、真っ白なロングのフリルシャツとパンツに着替えてきた高見沢さんは、ボーッと前にある譜面を見ていて全然反応しない。「ねぇってばぁ!」と幸ちゃんに催促されて、やっと自分がネタ振りされていたことに気が付いた高見沢さんだったけど、話を全然聞いていなかったから「?」状態。で応えも「(ワラビッコなんて)言わないよー!」の一言で終わった。しかし、これにめげない幸ちゃんは桜井さんにも振る。 幸「秩父はなんて言うの?チチッコ??アラワカッコ?、田舎っこ?」 桜「お前は何が言いたいんだよっ!!」 ・・・絶対にこの時の幸ちゃんてやや暴走気味だったような気がする。その後、ちょいと強引だったけど次ぎの曲紹介。 幸「高見沢がコンフィデンスに入り立ての時にコピーした曲。 これで自分の声が高いと認識したらしい。 それまで、桜井が死にそうな声で歌っていましたが・・・。」 ベルリンでの打ち上げパーティーや、タワレコでのアコースティックライヴでも披露された、CSN&Yの『Helplessly Hoping』へ。確かに、高見沢さんのパートはメチャ高い。しかし、この曲を学生時代にコピーしていたアルフィーさん達て凄いよね・・・。この時は、幸ちゃんしかアコギを持っていなかったなぁ。 幸「『Helplessly Hoping』をお送りしました。当時は桜井が一番高いパートでしたが、 高見沢が加入して、高見沢が一番高いパート歌っていましたね。」 桜「オレ、最初は一番高いパートだったのに何で今は一番低いパートなんだろう?」 幸「でも、これを18,9の頃にコピーしていたんだよね? かなりマセていましたね〜。」 桜「私は当時から老けていました。」 幸「四十かと思ったもんっ!大学の教授かと思っちゃった。 保健体育の先生かと・・・。」 桜「ねぇ!体育の先生と保健体育の先生てどう違うわけ?どうして断定するの?」 幸「体育の先生は外で教えることが多いけど、保健体育の先生て黒板に向かって 教えているというイメージがあって・・・」 ・・・話もオチぬまま、ここで唐突にチューニング始める幸ちゃん。思いっきりキー下げていくのだ。高見沢さんもアコギを持ってチューニングの確認。当然の成り行きで、桜井さんがMCを担当することに・・・。 桜「え〜・・・。私は読売新聞を取っているんですが、来るんですよね〜勧誘が。 『朝日を取りませんか?』て。 『知らないのかっ?私は巨人ファンだっ』て感じですが。 その読売新聞の4面と5面を開くと国際面になっていて、 今円高になっているようで話題になっていて、私も気が気じゃありません。 いつ両替しようかと。理想としては110円辺りになって欲しいんですが・・・」 幸「ウチには勧誘来ないよ。何でだろう?」 桜「アナタは今日の新聞でも猫のトイレにするでしょっ!?」 幸「だって足りない時ってあるんだもん。」 桜「読売シンビョン・・・じゃないよ・・・ッ!」 幸「シンビョンじゃないうだろう〜!」 ・・・珍しく呂律が回らなかった桜井さんに、幸ちゃんツッコミまくっていましたね〜。思わず桜井さんも「アエイウエオアオ・・・」なんて練習しはじめちゃったりしていた。 桜「読売新聞はジャイアンツだけど、朝日てどっか球団もっているの?」 幸「朝日は夏の甲子園だよ。あと毎日新聞が春の甲子園。」 桜「エッ?そうなんだっ。初めて知った。新聞紙、下から読んでも新聞紙」 幸「下から読んでもトマト。」 桜「エッ??」 幸「オチがついた所で曲行こうっ!」 桜「ついてないよ〜っ!!」 幸「チューニングがオチたの。」 (しかし、それでもまだチューニングしている幸ちゃんであった) 桜「まだ(チューニングが)できてないじゃんっ!往生際の悪い人だねっ!」 幸「いや、なんか気になってしまって・・・。」 今回もやや強引な感じで曲紹介され、低いアコギの音が鳴り響き、アコースティックヴァージョンの『シュプレヒコールに耳を塞いで』へ。ギター2本だけの演奏なんだけど、すっごい迫力あるのはコーラスの重みも加わっているからなんでしょうね。普通のヴァージョンよりも、このアコースティックヴァージョンの方が好きかも。 そして、イスから立ち上がると『Ticket to Ride』へ。高見沢さんのエレキが掻き鳴らされたと同時に客席もスタンディング!私、この最後の高見沢さんのシャウトが好きなんだよね〜。カッコ良いではないかいっ! 高見沢さんのMCでは、スタンドマイクの前に立つ前から「高見沢さーん!」て声がたくさん掛かっていたので、思わず手を振りながらマイク前に立った高見沢さんであった・・・。 高「以前、ある人に『星は昼間見るのが一番綺麗なんだ』と教えられて、 もちろん、普通は昼間には星なんて見ることできないんですけど、 3月だったか4月だったか、春ぐらいに天文台へ行って見てきました。 知っていると思うけど、今輝いて見える星の光て数千年前の光であって、 その中で死んでいく星や、生まれたばかりの星なんかを見てきました。 宇宙というのは常に伸縮、膨張を繰り返しているようで、 『宇宙は無限に続くんだっ!』と思っていたので、かなり不思議な気がしました。 無限だと思っていた世界で、星とかにも寿命があるなんて不思議な気がします。 そう思うと、こうして地球の上で生きているオレ達てチッポケだな〜て。 『CATCH YOUR EARTH』という曲がありますが・・・今日はやりませんが。」 あまりの断言ぶりにみんなコケ。桜井さんも、幸ちゃんのコケ。なんか、このMCのままその曲に入ったらピッタリだっただろうと思うだけに、このアッサリとした言いっぷりて、妙にウケてしまった。しかし、ここから思わぬ展開に・・・ 高「もちろん、月や金星なんかも昼間見ることができるんですが、 何と言っても土星!あのワッカはどーなっているだろう?て不思議に思って・・・ ・・・さっきから横でカシャカシャうるさいんだよっ!黒沢っ!! 写真撮るなよ、そんな所でっ!ちゃんと許可取れよなっ!! 気が散ってしょうがないだろうっ!ふざんけじゃねーぞっ!! ・・・なんて普段使わない言葉を話してしまいましたが、 (客席から「エーッ」という声が上がるが・・・) いいんです、どっちでも。」 これで、終わるかなぁ〜と思ったら、どうも本当に頭に来ていたようで、高見沢さんの怒りが急に爆発。いきなりMCそっちのけで、カメラマンの黒沢さんに向かって怒り出したのであった。 高「え〜と、どこまで話したんだっけ?忘れちゃったじゃないかよーーっ! (もう横を向いちゃって)お前のせいだぞっ!! 何でそんな所で撮るんだよっ!?もっと考えて撮れよっ!! あっ(話す内容)思い出したっ!・・・やっぱ、ダメだ、忘れた。 チクショー!どうしてくれんだよっ!お前のせいだぞっ! 後で覚えとけよっ、バカヤロウッ・・・!」 文字だけみると、ただジャレているように見えるんだけど、声色と表情からしてかなり本気で怒っていたような気がする。マジでちょっと怖かった。でも、普段でもMC中に写真て撮っているよね?何であの時だけあんなに怒ったんだろう?謎だ。幸ちゃんや桜井さんも戸惑っていたような気がする・・・。普段、楽屋ではあんな風にスタッフに怒っているのかな〜?なんて思ってしまった。かなり、怖いゾ。で、怒りをぶちまけて落ち着いたのか、急に我に返る高見沢さんであった。 高「えーと、何話していたんだっけ? もう思い出せないから今話したことは忘れて下さいっ!」 ・・・だって。開き直ってしまったと言うのか(^_^;;;。 この高見沢さんの怒り爆発劇は凄いものがあったけど、なんか滅多に見られない光景が見られたな・・・て思う。さすがに、その時は「マジに怒っているぞ、コワ〜」とか思っちゃったけどさ、自分が頭に来たことをステージ上であろうがちゃんとスタッフに言うのって高見沢さんらしくない?まぁ、言い方がやや大人げなかったけどさ(笑)。ああいう怒りのパワーがあるのって逆に羨ましく思う。普通、みんなは抑える部分なんだけど、高見沢さんは抑えないで放出しちゃうんだよね。ああいうふうに、ガンガンに怒りまくっている高見沢さんを見ちゃうと、「まだまだ尖っているだ〜!」て嬉しく思ってしまったりして・・・。周囲は大変だろうけどさ、ああいう言動も取れる高見沢さんて好きだよ。だって、横には必ず幸ちゃんと桜井さんが居るしねっ。いいじゃないかっ!エキサイト高見沢俊彦もっ!! まぁなんとか落ち着いて、星にちなんだ曲も今回のアルバムの中にある・・・という感じの話になって『晴れ時々、流星』へ。ステージ上の画面が、宇宙を思わせる映像になって綺麗だったな。この曲てさ、可愛い感じの中に哀愁漂っていてすごく好き。そのまま『Justice For True Love』へ。この時は、ステージ中央のスクリーンにプロモーション・ビデオが流されていた。しかし、この曲の時も高見沢さんギターの調子が悪かったらしくて、ヴィーナス・エンジェルUを使っていたんだけど、途中で変更していた。どうも、今日は本編ではギターの調子が思わしくなかった模様。これが怒りの原因だったのかな??? 新曲オンパレードで『Dark Side Meditation』へ続いて、この時はイメージ映像みたいなのがビジョンに映し出されていたんだけど、かなり曲にピッタリした感じでしたね。しかし、やっぱ、この曲のドラムは凄いよ〜。続いて『DNA Odyssey』へ。この曲の時は映像効果がなくて意外だった。高見沢さんの声がガンガンに出ていたね〜。そのノリを引きずったまま『孤独の美学』へ。ここでは映像が登場。この時は映像と曲がスッゴイ合っていてカッコ良かったなぁ〜!!何だかわからないが無我夢中でノッてしまったねっ。 そして、本編最後は高見沢さんのソロから始まる『AUBE〜新しい夜明け』でした。ベルリンで初めて生で聴いた曲だけに、なんかグッときてしまいました。映像もあったせいなのかわからないけど、とにかく良かったっ!!重厚なサウンドに圧倒されて本編は終了しました。 最初のアンコールでは、スクリーンに真っ赤に燃え上がる炎が映し出され、その上に「重金属」という3D文字が・・・。「重金属て何だ〜?」てひたすら謎に思っていたら、その後に「Heavy Metal」という3D文字が・・・。オイ、待て!ヘヴィメタを日本語に直訳するなってーのっ!!思いっきりツボにハマッてしまった「重金属」。 そして3人共サングラス、皮のパンツに素肌に皮のベスト、高見沢さんはチェーンとか付いたベルトとかで、幸ちゃんは胸元と背中に白いクロスマークが付いているし、桜井さんもチェーンとか付いていた。当然、バックの二人も黒を基調に合わせているっ!とにかく、ヘヴィメタ衣装て登場だっ!桜井さんは昔ヘヴィメタ・ルック全盛期の時に愛用していた変形ベース、高見沢さんは黒のフライングV!当然やる曲はロックだ、ロックッ!!『悲劇受胎』、『鋼鉄の巨人』、『American Dream』。もう怒濤の勢いで演奏されたぞっ!これでハジケないわけないだろうっ!もうブチ切れですっ!!アンコールにまさか、こんな選曲でくるとは思ってもいなかった・・・。ロック大好きななんぼ爆死(笑)。『American Dream』では、幸ちゃんが花道に来てくれたから近い、近い。ブチ切れている上に追い打ちかけられたわ〜。 その後、何故読売巨人軍の応援歌が流れて「?」状態になっていたら、左側の花道からジャイアンツのハチマキ、ハッピ、扇子、メガホンを持った桜井さんが登場!気が付けば、ステージ上のビジョンにはジャイアンツの3Dマークがグルグル回っているし、この展開て一体・・・・・・。 しかも桜井さんてばマイク持っていなくて、メガホンでひたすら叫びまくる。「ジャイアンツ、優勝おめでとう!」とか言っていたのかな?良く聞き取れなかったんだけど・・・。なんか色々叫んでいたんだけど、申し訳ないが聞き辛かった。桜井さんがメガホンで「聞こえるかーっ!?」て叫んだら、「聞こえなーいっ!」て客席が叫んだもんだから、桜井さん大コケ。 幸「オジサン、聞こえてないってよ。 そんな無理に叫ばないでこっちのマイク使いなよ。 まだ、この先長いんだから。」 ・・・と、いつの間にか白のシースルーシャツに着替えて来た幸ちゃんい言われる。 桜「(マイクスタンドの前に立って)聞こえるかーっ!? 何だ、こんな便利なものあるんなら最初から使えば良かった。 これ使えば、もっと一生懸命応援できたのにぃ〜・・・」 この後、ジャイアンツ贔屓な所を客席から非難されるが(横須賀なだけに、ベイスターズファンとかも多かったらしい)、「みんながそれぞれ好きなチームを応援するのは自由です。憲法で保証されています。」なんて言っていたっけ?。どのチームを応援するのは良いけど、お互いのファン同士がケンカするのは良くない・・・みたいなことを言っていた。で、どういう展開でそうなったか忘れてしまったけど、「三・三・七拍子」をやろうっ!ということになった。 幸「三・三・七拍子て言うけど、アレて四拍子だよね。」 桜「そういう細かいこと言わないの。」 ・・・ここだったか、忘れたけど、言葉のアヤで桜井さんが 桜「体位だって変えれば・・・」 みたいな暴言を吐いて、幸ちゃんからレッドカードを頂戴していた。 桜「エ〜ッ?何でレッドなの〜?そういう意味で言ったんじゃないよ〜。 そっちが変な風に想像したんでしょーっ!」 幸「想像しました。」て謝罪する幸ちゃんが可愛かった。 そして、どのキーで三・三・七拍子をやるか・・・という話になり、ジャイアンツなんだから「G」だろうということになったけど、「G!G!G!」とい言うのは何か変だしキーも低いということになり上げることに・・・。これで、何か展開が読めてきた(笑)。Aにになったり、Cになったりするんだけど、いまいちピンとこない・・・ということで、女性のキーに合わせようということになり「D」へ。そして、桜井さんがまたしてもノーマイクで前で出てきて三・三・七拍子の音頭を取った!そして「D!D!D!」という掛け声になり、当然次ぎの曲は『D!D!D!』。今まで下がっていた高見沢さんが素肌にピンクのスーツで登場だぁ!ステージ中央には、ドナルドギターも出されて、もうみんなノリノリさぁ。しかし、高見沢さんてばサングラスしていたけど、両端のスピーカーの部分に歌詞の書いてあるカンぺが貼ってあって(私の席から丸見えだったぜい。黒い紙に白い字で書いてあったゾ!)、思いっきりそのカンぺを見ながら歌っていたのがバレバレであった。それでも、歌詞を間違えていたような気がするが・・・(笑)。 そしてこのままでは終わらないっ!『LONG WAY TO FREEDOM』だぁ!高見沢さんが階段昇ってステージ上に立つと、客席も明るくなってもうノリは最高潮っ!ビジョンにはステージ上のアルフィーさんが映し出されておりましたっ。ステージ前にはマイクスタンドが置いてあったんだけど、上から降りて来た時に上手くハンドマイクが差し込めなくて、諦めてハンドマイクのまま歌う高見沢さんを見逃さなかったゾ。まぁ、そのお陰で花道まで来てくれて近かったんだけど♪もう、胸元丸見えで汗かいてるのもわかったよ〜っ。(そういう所を見るなって?目に入ってしまったんだからしょうがないだろうっ。)そして、最後はお決まり(?)の「欲望男」!まぁ、叫ぶ、叫ぶ。仕舞いにはマイク離して生声で叫びまくっていた欲望男の高見沢さんであった。完全にブチ切れてしまっていて、顔のアップを映すステージ横に置いてあるカメラに向かっていて、お目目のアップを見せたりするのはまだマシ。仕舞いには、チューしちゃったり、口をアングと開けてカメラを食べようとするし、ステージのビジョンに高見沢さんの歯のアップが・・・。滅多に見られる物ではございません。とにかく凄いノリだった。 最後は高見沢さんが「どうもありがとーっ!」と叫んで終了。激震!という感じのノリでしたねっ!! 2度目のアンコールでは、上下白のスーツに白のロングコート(裏地は赤ぽかった)で決めた高見沢さんが登場。どうも、幸ちゃんが派手だったせいもあるかもしれないけど、今回のTOURの高見沢さんて地味じゃないかっ?ほとんど白か黒だった気がする。ベルリンの時が派手だっただけにちょい残念。私は超ド派手なタカミーが好き♪・・・おっと、話が逸れた。 高見沢さんのMCで 高「ALFEEは今年で25周年を迎えて26年目に入ろうとしています。 もう長さだけは誰にも負けないぞと・・・。 今年で一千年代最後ということで、25年分のALFEEを見せつけてやろうと・・・ ダンスあり、フォークあり、ロックあり、お笑いあり・・・で、 何をやっているんだか訳がわからなくなってきちゃいますけど、 どんなALFEEにもみんな、ちゃんと着いて来てくれてありがとうっ! 凄い横須賀のノリを見せてくれて嬉しいですっ。 後ろの上の方のみんなもありがとうっ!! 昔、ALFEEはみんなにとってお手軽なコンビニみたいな存在て言っていたけど、 今はもう百貨店だなっ!ALFEEを見に来るとあらゆる音楽が楽しめます!」 高「ALFEEは常に『この瞬間』というのを大切にしています。 ちょっと先のことや、足下のことを考えたりね・・・。 未来がわかる・・・て言うのもなんだしね。 例えば『オレが×××のステージで今度コケる』とか、 『***のステージで足がハマる』なんて判っていたら、 恐ろしくて2度とステージには立てない(笑) 過去のことはもう戻せないのだから後悔しても仕方がないし、 後悔するよりも、反省した方が良いと思います。 自分の足下をちゃんと見て、これからの少し先の道というのを 考えられたらいいなって。 だからみんなも、ALFEEの歌をキッカケに自分の足下見つめて、 自分の足で自分の道を見つけて行って欲しいです。 もう、そうしてくれたらALFEEは50年でも70年でもやっちゃうぞ〜。 そんな気持ちを込めて作りました『The Way』。」 そういうMCの後に歌われた『The Way』は重みがありましたね。過去にしがみついてばかりいるのも情けないし、かと言って遠くの未来ばかり考えるのも意味がない。ちょっと先の自分というか、今の自分をちゃんと見つめなくては「これから」の自分の道て切り開けて行けないもんね。高見沢さんの「自分の足で自分の道を見つけて行って・・・」という言葉が印象に残っています。自分の人生だし、自分で見つけなきゃ自分の生き方じゃないもんね。なんか、この『The Way』で、すっごくアルフィーさんからパワーを貰った気がするなぁ・・・。 最後、幸ちゃんのアコギのソロでビジョンに朝日が映し出されてグッときてしまった。「朝日=はじまり」。アルフィーの歴史も、私達の人生もまだまだこれからだよねっ! 静かな終わり方だったけど、ジーンとくる以上に、何かパワーを貰った気がしました。最後、ニコやかにステージを去っていくアルフィーさんがとっても印象的でした。色々あってダウンしかけていただけに、なんかヤル気を起こさせてくれたアルコンでした! 参加して良かったゾーっ!\(^o^)/
|