1999年4月14日(水)グリーンホール相模大野


個人的に一番嬉しい会場かもしれない。なんせ、ほとんど地元ですからね。空いていれば車で10分かからない場所にあるのだ。ここの会場に来てくれるのは2年ぶり!なんか妙に嬉しいっ!既に初日のパルテノン多摩に参加していますが、あの時は病み下がり状態だったし、半分は仕事だったもんで気分的には今回がTOUR初日!て感じです。


で、GOODSを購入するべく早めに会場へ行きました。そうしたら楽屋の周辺に入り待ちしているファンが数人いて、もう4時近いといのに誰かさんがまだ入っていなかったのだ!「大丈夫なのかな〜」と思っていたけど、4時を少し過ぎた所で疾風のようにやって来ました。GOODSも前売りがあってスムーズに買えてラッキー♪それからちょっと腹ごしらえをして会場へ戻ったら定時刻に入場していましたが、ロビー開場でしたね。余計に「今日は予定通りに開演されるのか?」て不安になってしまいましたが・・・。しかし、開演時間5分前になるとGOODS売りが打ちきられ、「まもなく開演しますのでお席にお着き下さい」と係員の方々がロビーに出ているファンを追い立てる・・・。「ヘッ?」と思ったけど、なんと5分押しというやや優等生スタートでした!そういえば、ミキサーの隣に横浜FCのリトバルスキー氏がいらしてました。いや〜!本物はカッコ良いですね。ジャケット着ていて紳士て感じでした。

オープニングは初日と同様でした。衣装も一緒だったな。しかし、あの「Count Down1999」の前奏と同時に上がる火花は判っていてもビックリしてしまう。今回は多摩よりもテンポが早く感じたんだけど気のせい?なんせ、初日の時の体調は万全じゃなかったからね、もう今日は半袖でノリまくりだい♪はじめの4曲は多摩と同じ。ただ、1曲目の「Count Down〜」の時、高見沢さんは20周年記念の時に作ったサーベルギターで弾いていた。多摩ではFrying-Aの新ヴァージョンだった気がする。

最初の幸ちゃんのMCで「2年ぶりの相模大野!TOURもノッてきています!」て感じにコメントしていたような。で、「TOUR3回目にしてもう曲が変わってしまいました・・・」というコメントの後に「冒険者たち」に続きました。この時の高見沢さんノリノリ〜♪て感じでカッコ良かったなぁ。続いて2曲は多摩と一緒。だけど、「WIND OF TIME」の時の間奏のパーカッションは幸ちゃんけっこうアドリブ入れていたゾ。同じ曲でも微妙に変えて自分たちで楽しんでいるのかな?
2度目の幸ちゃんのMCでは、恒例となっている出欠取り(笑)。「2年前の相模大野に参加した人!」とか、「去年のTOURに参加した人」、「多摩に来ていた人」、「今回の春TOUR今のところ全部参加の人」、「今日が生まれて初めての参加の人」と、とにかく色々と聞いておりました。それから花粉症の話になり、「今年はどう?俺は今年は大丈夫なんだけど・・・」みたいな世間話ぽい感じになって、「ALFEEは今までいろんなドラマの主題歌や映画のテーマソングとかやってきましたが、そのほとんどがコケました。自分たちはそんなつもりじゃないんだけど世の中上手くいかない。そんな曲の一つ」という紹介で「愛の鼓動」へ。個人的に1984年の記憶て曖昧ですけど、映画なんて観ていないし・・・。『レンズマン』てコケてしまった作品だったんですか?けっこう取り上げられていたような気がしていたんだけどな〜。

高見沢さんのMCでは、いきなり「今日は話はナシ!」なんて言って客席からブーイングを買っていた(笑)。「いや、このまま次の曲にいこうかと・・・。う〜ん、今日は相模大野。TOUR3本目です。今日は水曜日。明日は木曜日。(幸ちゃんの誕生日ですね)そして週末。みんなは週末何するの?・・・で、また月曜日が来て・・・(笑)」とワケがわからなくなっていく。で、今年でデビュー25周年になるという話になり、「たぶん一人だったら25年もやってこれなかったと思う。一人でこんな格好していたらただのバカだよな?やっぱり横にこの2人がいるから、こういう格好ができる!2人あってのこの服装なのだ!」と力説していたら、桜井さんが高見沢さんの衣装に向かって拝むポーズを取ったので、「あいつはああだけど、結構こういう衣装好きなんだぞ。ちょっと目を離すと、廊下でこの(高見沢さんの)衣装着てクルクル回っているんだから」と暴露され、桜井さん思わず横の階段昇ってしまう(笑)。「桜井さんに着せてあげてー!」というコールが客席から上がると、「今度な!今度!桜 井賢のファッションショーやってやるから!」という暴言を吐いてなんとか抑える。ファンはそういう暴言を忘れないぞ〜!高見沢さんの衣装で登場する桜井さんも凄いかもしれないよね・・・。

後半のパターンは変わらず。ただ、今日気が付いたんだけど、「LIBERTY BELL」の時にヴィーナス・エンジェル・ギターを弾いていた高見沢さんだったけど、次の「祈り」でギターをチェンジするんだけど、これもまたヴィーナス・エンジェル・ギターなのね。チューニングを変えているんだろうけど、あのギター同士の交換の風景て凄いもんがあるよ。他のバンドのコンサートじゃ見られない。で、「希望の鐘が鳴る朝に」でまたステージ頭上で花火がバンッ!多摩では5曲目の「Crisis Game」できていたから不意打ちでビックリしたぁ!今回は映像がナイ分、予想外のことをしてくるなぁ〜。


アンコールはなんと「君はパラダイス」てスタート!2番目の歌詞をタカミーが高っかーい裏声で熱唱♪「シャラララ〜やりたいよ〜う♪」のフレーズはまさに言いたい放題でしたね。バックメンバーの紹介もそれでやっちゃうんだもん。「シャラララ〜やりたいよ〜う♪シャラララ、はせがわ〜♪」や「・・・シャラララ、やまいし〜♪・・・ちょっと遠慮する」だもん(笑)もうバカウケしてしまったよ。仕舞には「誰でもいい〜♪」ときたもんだ(笑)次の「Flower Revolution」の時は、高見沢さんドナルドギターで演奏。桜井さんがあんまりにもピョンピョン跳びまくって高見沢さんの方まで来たもんだから、高見沢さんが追っかけて行って、思わず桜井さんを隠すように桜井さんのマイクスタンドの前で演奏していた。で自分のパートの時に慌てて自分のマイクの所まで走ったもんだから、途中息切れしてしまい歌詞が飛んでいた(笑)。妙にハッスルしていたなぁ♪
その後、桜井氏が下がり、幸ちゃんがベースを持ってベンチャーズの「ダイアモンド・ヘッド」を演奏。その曲と共に「海の家」のセットとオジサンも登場。オジサンはギターの「デケデケデケデケデケ」という部分に弱いらしくて(感じる?)、ひたすらそこばかり演奏する2人に変な踊りで応対。「もういい加減にやめなさいっ!」て止めていたけどね。幸ちゃんに向かって「優しい顔してけっこうサディステックなんだから♪」と突っ込んでいた。でも、「精神的にサディスティックなのはあっち(高見沢さん)」て言っていたっけ(笑)。それで、どういう展開でそういう質問になったのか忘れてしまったけど、オジサンが「転職したい人!」て聞いたら客席のほとんどが「ハーイ!」と手を挙げた。どうもその反応がALFEEにとって意外だったらしくて「うっそー?」て感じにウケていて、「そんな転職した奴ばかり集まっているんなら、みんなで転職しあえば良いじゃん!良い案だな!石原慎太郎に言っておこう」なんてオジサン言うくらいだったの。で、多摩では大失敗した浮き輪飛ばし(松戸では一応成功したらしい)、「今日は凄いよっ!ソレッ!」て飛ばしたはいいけど、糸付けるの忘れて いたのであった。「ごめん、たぐり寄せらんないからこっち寄せて」て客席に頼んだはいいけど、もうちょいて所で、最前列を警備していた係員さんの頭に浮き輪直撃「ごめんなさい。大丈夫?・・・内心はムッとしているでしょ?大人になんなきゃダメよ」と係員に絡むオジサンであった。それから夏にちなんだ歌を・・・ということで、必然的に期待される某人のさだまさし(笑)。本人は「嫌だ」とギターを抱えながらしゃがみ込んで抵抗したけど、「お願いしますっ!」とオジサンに頼まれついつい熱唱。さだまさしの「防人の歌」。これが嫌だと言いながらも上手いっ!オジサン正座しながら聴いていて、思わずアラーの神でも祀るように拝んでんの。最終的には「・・・歌詞ここまでしか知らない〜♪」という感じでギブアップのタカミー。「もう今日で最後だからなっ!」て断言していた。どうもマジらしい。今後どうなるんだろう?そして、ようやく気を取り直して(?)「夜空の星」へ。
「星空のディスタンス」の時は後奏の時に、両脇の花道にメンバーがそれぞれ行ったんだけど、ここの会場の花道て、花道の先が客席の通路と段差もなく繋がっていて、桜井さん勢い余って客席の通路で演奏!スポットライトが届かない所でベースを演奏。ビックリよ。そういえば、だいぶ昔にやはりここでコンサートした時、高見沢さんが花道から飛び出して客席の中央通路を突っ切って反対の花道に行く、というとんでもない事をやってのけたこともあったわ。

2度目のアンコールでは、明日は幸ちゃんの誕生日ということで嫌がる幸ちゃんを余所にみんなで「Happy Birthday」を合唱。高見沢さんは嬉しそうに「先輩っ!」なんて言っていたけど、もうすぐ自分の誕生日でもある為、席が勝手に高見沢さんへも「Happy Birthday」を合唱♪幸ちゃんから「やぶへび!」て突っ込まれていた(笑)。その後高見沢さんが「横浜FCにオフィシャルソングを提供しました。タイトルは『 Wings of Freedom 』。この売り上げの全てはチームの運営費に当てたいと思っています。そういう形でALFEEは横浜FCをサポートしていきたいと思います」とコメントしていました。さすがにその時は、リトバルスキー氏は最敬礼していましたね。そして、「誰にも壁はあると思う。それを乗り越えたり、壊すことは決して悪いことじゃないと思う。」と言って「壁の向こうのFreedom」へ。新アレンジも聞き慣れてきたせいか、なんか迫力を増してきましたね。個人的にはあのResistance TOURの時の軍服姿で熱唱していた方がインパクト強いですけど、あの時のイメージとはまた違ったイメージの歌として捉えている気がします。そして、このままで終わらない、「A.D.1999」を最初アカペラで熱唱した高見沢さん!最後が少しかすれて音程狂ってしまったのが残念だったけど、名誉挽回とばかりにハッスルして歌う姿がカッコよかった!今回はステージの階段上にスタンドマイクを置いて1番をそこで歌っていましたね。しかし、この曲の間ずーっと舞い上がっている銀吹雪の量て凄いですよね。絶えず舞っているんだもん。全てが終わったあと、3人前に出てきて、銀吹雪をかき集めて桜井さんにかけたり、客席に投げたり好き勝手に遊んでいる姿が妙に良かったな〜。

とにかく、相模大野の夜も熱く燃えたのでしたっ♪

■演奏曲目■

Opening18:35過ぎ
 〜ヴァルキューレ騎行
1.Count Down 1999
2.Begining of the Time
3.TIME SPIRIT
4.Sweet Hard Dreamer
  MC坂崎
5.冒険者たち
6.THE AGES
7.Wind of Time
  MC坂崎&桜井
8.愛の鼓動
9.孤独の影
10.Moonlight Fairy
  MC高見沢
11.エルドラド
12.Masqared Love
13.Decadence
14.LIBERTY BELL
15.祈り
16.希望の鐘が鳴る朝に

アンコールT
17.君はパラダイス
  〜バックメンバー紹介
18.Flower Revolution
  〜ダイアモンド・ヘッド(ベンチャーズ)
  〜海の家(?)コント
  〜防人の歌byタカミー
19.夜空の星
20.星空のディスタンス

アンコールU
  MC高見沢
21.壁の向こうのFreedom
22.A.D.1999
Ending21:20

※曲順はやや曖昧です(^_^;;;