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一千年代最後のコンサートになる大阪城ホールでのコンサート。私も、無理して遂に来てしまいました。初めて大阪城ホールに来ましたが、思っていた以上に大きくてビックリしました。なんか、「いつもアルフィーはココでツアーのファイナルを迎えているんだ」て感慨深くなってしまったりして・・・。始まりがあれば終わりもあるわけだけど、まだまだアルフィーさんは続いていくとわかっていても、ツアーファイナルてなんか淋しいものがありますね。ま、いろんな想いを込めて参加しました。 この日は、一千年代最後のGOODSということで、大阪ファイナル記念テレカが限定販売されました。しかし、これが凄かった。早い人は、朝の8時前から並んでいたらしくて、私が着いた頃には長蛇の列になっていた・・・。しかも、並んでいる最中に「一人3枚までの購入」と限定されちゃって、たくさん頼まれていた人は焦っていましたね。私の場合、ママンボに頼まれていただけなので問題なかったですけど、ただ噂では1万枚以下しか生産しなかったそうなので(飽くまで大阪ファイナルに参加した人への販売だったのかな?)、一人3枚という限定をつけてもアッという間に完売しちゃいました。 でも、そのテレカがいいんだわ。台紙の表はドッピンクなんですけど(笑)、中の台紙が今回のステージ写真になっていて、それに重なるように「重金属」姿のお三方の姿が写ったテレカが挟まれている・・・という感じになっています。最近のテレカの中では一番イイんじゃないのかな?せっかく並んだのに買えなかった人も多かったんだし、是非、通販して欲しいくらいだ。 で、開場時間が過ぎてからまた会場へ向かいまして、いろんな方にお会いできて良かった。そして、中へ入ったんですけど、入ってすぐの所にエルメスのスカーフが飾られていましたね。しあkし、入り口というか通路そのものはそんな広いわけじゃないので、先へ進むのがなんか大変でした。そして、客席内へ入ってビックリ!マジに広い!巨大な楕円形という感じでとにかく縦に長い!だから、中央のスタンド席なんてかなりステージから離れている。イベントなみかもしれない・・・。私はスタンドのA扉で桜井さん側でした。端でしたが、ちゃんとステージ全体が見渡たし、前は通路なんで障害物はないし、とても見やすい席でした♪しかし、ファイナルだけあって熱気がスゴクて、始まる前からその独特の雰囲気に圧倒されていました。開演そのもは10分押しでスタートっ。 SEが流れて遂に一千年代最後のコンサートがスタート!中央の重なっている三日月のようなオブジェが左右に開くように移動すると、ステージには3つのビジョンが登場。そこに「THE ALFEE」という3D文字が現た時の歓声は凄かったね!次ぎに「Final Count Down」という文字、そして「A.D.1999」という文字が現れると、まず山石さんと長谷川さんが登場!今回は桜井さん側のスタンドだけに長谷ぼんが見えないのではっ?てかなり心配していたんだけど、意外にもドラムセット全体が見えてラッキー♪しかし、肝心のお顔はシンバルでほとんど隠されていたのであった(涙)。。そして、中央のお立ち台に高見沢さん、幸ちゃん、桜井さんが登場!!高見沢さんはサングラスをしていて、髪を束ねていて、黒の皮パンに飾りの多い黒の光沢皮ノースリーブジャケットに、両腕の部分にだけジュディオングのようなロングの黒のフリフリレースみたいなのを付けていました。幸ちゃんはイヴ武道館でも着ていた超派手は真っ赤なベルベットのスーツ!桜井さんはグレーのレザーぽい生地のスーツで登場!。 今日歌われる歌は全て一千年代最後に歌う歌だっ!その歌い納めの1曲目は当然『Hysteric Psychedelic ∞』!とにかく客席もアルフィーも大暴れ!明日のことなんか気にする必要なんて全然ないもんねっ。この曲の後奏が幸ちゃんのアコギと高見沢さんのギターの掛け合いに続いて、幸ちゃんがハンドマイクに持ち替えて『CRASH!』へ。大阪城ホールのステージは左右に緩やかな傾斜のついた花道があって、ちゃんと先がお立ち台のようになっています。まるで、野外イベントの時のステージみたいな感じ。左右まで歩き回ってスゴイぞ。今回は、あんまりステージ中央の所に立たなかったから、ガチャガチャした画面のシルエットになるのが短くてちょっと残念であった。そして次ぎはなんと『サファイアの瞳』!ちょっと意外で嬉しかったぁ!「真夜中の〜、OSAKA City Light♪」という歌詞に、歓声は凄かったです。高見沢さんは知らないうちに、束ねていた髪をほどいていた・・・。いつほどいていたんだろう?気が付かなかった・・・。 最初の幸ちゃんのMCで 幸「とうとう来てしまいました。一千年代最後のコンサートです! スタンドのみんなっ!アリーナのみんなっ! そして正面っ!ここが遠いんだよなーっ!立ち見の人もっ! 最後まで盛り上がって行きましょう! 今日は気が付いている人もいると思いますが、ご覧のように カメラが入っています。ただ入っているわけじゃありません(笑) 今日のこの城ホールの公演の模様は、来年の3月にビデオとして 発売されますっ!しかも、日頃の感謝の気持ちを込めて低価格! ・・・ハッキリした価格は決まっていないんですけど、リーズナブルな 価格でご提供できるはずです。 ビデオと言えば、この間、ベルリンのビデオも発売されたんだよね。 今日も売ってますけど・・・。買った?どうもありがとう。」 幸「今のベルリンもそうですけど、今年のアルフィーは色々やってきました。 そんな1999年のアルフィーはこの曲から始まったんじゃないでしょうか。 ドラマの主題歌にもなりましたが、そう『サラリーマン金太郎』です! ・・・別に自分達が出演していたわけじゃないけど(笑)」 という紹介で歌われた『希望の鐘が鳴る朝に』。幸ちゃんのギターソロから、三人のコーラスが入りスタート!1999年、この1年と通して一番ステージで歌われた曲ですよね。しかし、そんな『希望の鐘が鳴る朝に』も今日が歌い納めっ。ジャジャジャジャ〜ンっ♪という演奏になった瞬間、涙がジワ〜と出てきてしまった。私の1年は、まさにこの曲に象徴されるって感じで。春も夏も秋も、この曲で一番泣いたんじゃないかな・・・。悲しい思い出の方が多いんだけどさ、なんか色々とこの一年を振り返ってしまって・・・。この曲はファイナルの城ホールでも聴けて良かった。続いて『STAR SHIP』へ。間奏でメンバーがネックを突き上げる姿てカッコイイよねっ♪続いてステージ中央にスタンドマイクが出され、なんと『Blue Age Revolution』へ!イヴの武道館で演奏されちゃったから、もう今年は聴けないだろうと思っていただけに嬉しかったねー!もう、長谷ぼんのお顔がちゃんと見えないことが、これほど悔やまれることはないっ!(苦笑)。しかし、両脇の花道の先に幸ちゃんと高見沢さんが来て、そこにもマイクスタンドがセットされているので、しばらくその位置で歌っていました。私は桜井さん側のスタンドだったので、こういうふに花道に来てくれると意外に近くて嬉しかったぁ!なんか、曲が曲なだけに、ブチ切れてしまった・・・。 桜井さんと高見沢さんがソデに下がって、幸ちゃんのみが残り、イスが出されてアコースティックコーナーへ。 幸ちゃんのMCでは 幸「・・・ではでは、しばらく席の方へお着き下さい。 (スタンドの辺りから数人「ヤダー!」という声がして) だったら立っていなさいっ!バケツにいっぱい水はって持って! 必ず言う奴がいるんだよね〜っ。」 幸「なんか早いよね。ツアー始まったと思ったらもう終わり。 今年は、さっき歌った『希望の鐘が鳴る朝に』に始まって、 春のツアーやって、夏のイベントやって、そしたらベルリン行って、 休む間もなくリハーサルが始まって、10/17からだっけ? 秋のツアーが始まって・・・と思ったら今日が最後だもんね。 この辺は“城見”て言うんだよね。“城を見る”て書くの。 で、横に流れている川は***川(・・・聞き取れなかった)。 (しかし、そんな川の名前じゃないと客席からクレームが入る) エッ?違う?・・・・・この辺にしておきましょう(笑) 幸「昨日もココの城ホールでやったけど、昨日も来た人?(約半数が手を上げる) 半分ぐらいかな?じゃ、昨日来なかった人?(同じぐらい半数が手を上げる) エッ?ほとんど同じ?なんか集計できないぞ、もう1回やろうっ。 昨日来た人?(半数手を上げる)、昨日来なかった人?(半数手を上げる) 両方上げている奴がいないか〜? じゃ、今日が秋のツアー初参加という人?(意外に多く手を上げる) おお〜。今日が初めてで、今日がファイナルになるんですね。 じゃ、生まれて初めての参加という人?(遠慮なく元気に手を上げる) おっ、初めてなのに遠慮ががない奴もいますね〜。 お友達はできましたか?左右両隣の優しそうなお姉さんに声掛けて みて下さい。詳しいですよ〜。いろんなこと教えてくれますから。 『今の曲は“***”というアルバムのB面の1曲目で、3分48秒』とか・・・」 幸「では、ここで横の人を紹介しましょう。 アルフィーはデビューして25年ですが、その母体となるコンフィデンスの オリジナルメンバー桜井賢っ!」 ・・・て、紹介された時点で既に桜井さんは出てきていたような。しかも、前へ出てくるなり客席に向かって妙なお辞儀をしていたような・・・。この辺の記憶てかなり曖昧かもしれない(汗)。 幸「(桜井さんに向かって)何やってんの? 桜井賢様!賢様・・・下から読んでもマサルサマ。」 桜「どうもこんばんは。」 ・・・で、この辺の記憶てホント飛んでいて曖昧でして(汗)。曖昧だというのに、いい加減なMCレポを続けます。まぁ、こんな雰囲気だったんだなぁ〜てぐらいに軽く読み流して下さい。今回はファイナルのせいか、いつも以上に記憶が飛んでしまっています。トホホ・・・。 幸「21世紀に秩父の村長を目指す男! みんなで言っているんですよ。桜井を秩父の村長にしようって。」 桜「・・・誰もがなれるもんじゃないんですよっ!」 幸「山深くて綺麗な水に恵まれて・・・」 桜「坂崎さんっ!そう言って毎回、ウチの村を田舎扱いしてません? 言っておきますけど、東京の隣りなんですよっ!」 幸「でも上は群馬でしょ?東京と群馬どっちが近い?」 桜「・・・群馬(苦笑)。でも、東京だって下にありますよ。 ただ山深い中を通過しなきゃ行けませんが・・・。」 幸「秩父の水て硬水なんだよね。」 桜「坂崎さんがそう言うから語弊があるんですよ。 確かに、ウチの兄と弟は結石・・・出席じゃないですよ〜。」 幸「面白いっ!!」 桜「だから、確かに兄弟は結石で石持っていますけど、 別に秩父の水が原因じゃないですよっ!たまたまです! それじゃ、ウチの村人全員が石持っているみたいじゃないんですか! もう坂崎さんが秩父の水は硬水で胆石になりやすいなんて 言うから、語弊が生まれるんですよ。 そのうち、訴えられますよっ。」 幸「そうかなぁ〜。でも、兄弟2人はホントに胆石じゃん。」 ・・・なんか、この秋ツアーて、桜井さんの秩父ネタが妙に定着しているような・・・。いや、面白いんですけど(笑)。幸ちゃんて、桜井さんに「群馬と東京どっちが近い?」て意地悪質問するの好きですよね。なんか悪戯っ子みたいで可愛いぞ。しかも、桜井さん、毎回同じ様なパターンで追いつめられていくし・・・。 幸「ではでは、次はこっちの人を紹介しましょうっ! 高見沢俊彦ーっ!王子〜っ!!」 ・・・すると、ステージのソデから白馬のぬいぐみを引いた高見沢さんが登場!本日も金刺繍入りの赤いハーフジャケットに白のタンクトップと白の毛皮のパンタロン(膝から下はフリルになっている!)王子様ファッションであった。もう客席は「王子ーっ!」コール。それに便乗して(?)桜井さんも叫ぶ、叫ぶ。 桜「キャ〜〜ッ!王子ーーっ!キャ〜ッ素敵ィ!キャ〜ッ♪」 ・・・高見沢さん、思わず馬を引きずりながら桜井さんの方まで走る。馬も桜井さんの前で停止。 幸「今日もソレに乗っかってきたの?」 ・・・小さいその白馬のぬいぐるみに乗っかろうとする高見沢さん。でも、すぐに無理と判明(当たり前だって)、そのまま馬はソデに消えて行く・・・。最後のご出演(?)でしたね〜。 幸「王子様です。あっち(桜井さん)はおじさま。 コレ、昨日の夢の中で言っていたギャグなんだよね。」 桜「よく、夢で見たことなんて覚えてますね〜っ! 何かメモってるの?」 幸「メモってないよ、たまたま覚えていただけ。」 桜「夢でさ、けっこう面白いこと言っていたりするんだよね。 でも朝起きちゃうと覚えてないの。 やっぱ、朝起きたらすぐメモとるようにしたほうがいいかもね。」 幸「メモをとるって・・・手とかに書くの?」 桜「はぁ?普通、手には書かないでしょう?」 幸「手に書くよ。忘れないようにって・・・。」 幸「え〜と、高見沢と桜井は同じ高校の同級生で、 桜井はS&Gなどのフォークを中心。高見沢はD組でハードロック。 ビジュアルロックで眉毛もなかった!(ここで高見沢さんが訂正) エッ?あっ。グラムロックか・・・! こっち(高見沢)は眉毛なくてロンゲで、こっち(桜井)はボーズ頭! 中学の時は坊主にしていないといけない校則で、高1の時は桜井 髪がなかったんだよねっ!<何故か嬉しそうに言う幸ちゃん。」 ・・・この時、高見沢さんは高校時代の話の合わせて、ツェッペリンの『天国への階段』を弾いていましたっ♪。いろんな方のレポで、この時に高見沢さんが弾いている・・・と知っていたんですけど、私が参加した時はそういうことってなくて、今回初めて見られましたぁ!なんか嬉しかったなぁ。 幸「で、そんな3人が出会って、最初はコピーバンドでした。 とにかく本物ソックリにコピーするのが楽しくて、オリジナル作って ヒットさせようなんて気がなかった。 3人いることで三声のコーラスが色々できて、このツアーでも色々と やってきたけど、この曲はその当時のコピー曲を彷彿させる曲です。 聴いた人からも、よく『コレはS&Gの何て曲ですか?』なんて聞かれます。」 高「あっ・・・。そうだったっけ?」<つれない返事(笑) 幸「そうだよ〜っ(苦笑) ・・・では、久しぶりにこの曲を『DAYS GONE BYE』」 ・・・いや、ホント久しぶりでしたね。もしかして今年初めて歌われたのでは?この曲聴くと、“ホンワカ”した気持ちになるのって私だけかな?なんかメロディーといい、優しいハーモニーといい、なんか癒される感じがします。 幸「・・・じゃっ、ちょっと音下げようっ」 ・・・と、またまた唐突にチューニングに入る幸ちゃん。必然的にメインMCが交代。 桜「・・・え〜と、今年は暖冬だと言われていますが、やはり朝晩は冷え込みます。 今はみなさん会場の熱気で暑いぐらいでしょうが、これが終わって外へ出たら ヒヤッとした寒波が待ちかまえています。 そんな所に、拭き忘れた汗の一滴があったら、それで風邪を引くかもしれません。 もうすぐお正月です。寝正月は辛いですよ〜。 ですから皆さん、お風邪など引かないように。 みんなが集まってくれることで、我々のステージが保っています。 身体は資本です。資本主義です。コレ、前に言ったら、高見沢が “身体は資本主義。ギャラは社会主義”て言って良い言葉だと・・・。 私もその言葉踏まえて、今年は酒量を控えてきました。(客席:「エーッ!?」) 本当です。でも、以前よりも減らしたということです(笑)」 桜「え〜、こんな所で自分の身内の事を話すのも何なんですが・・・。 兄と弟が結石になりまして、こんな所で言うのも何ですが、 出る時、ホントに便器にコトンと落ちた音がするそうなんです。」 幸「ホントに出るんだ。それじゃ、痛いよね。」 桜「しかも、その石というのが河原とかの丸い石じゃなくて、 ヤマアラシみたいなトゲトゲとした形をしている石なんだそうです。 で、弟が『せっかく出てきたから、兄貴(桜井さん)に見せてやろう』て テレビの上にコップの中に入れて置いておいたらしくて・・・。 正月に帰ったら『兄貴、見せたいものがあるんだよっ』てテレビの前へ行って、 本当は大きいのと小さいのと幾つか石があったらしいけど、 大きい方がなくなっていて、部屋中探し回ったの・・・。 この時、オレは早くに家を出て良かったと思った。」 幸「なんだっ!それじゃ、やっぱり秩父の硬水が原因じゃんっ!」 桜「違いますよっ!そういう発言が誤解を招くの! ただ、兄と弟が結石になったとなると、自分もなる可能性高いかなって 不安になるじゃないですかっ。ま、そういうことっ。 それに坂崎さん、チューニング終わったんなら教えてよ。」 幸「え〜、学生時代、当時はいろんな仲間がいました。 バンドやっていた友達も、教職課程があるからと辞めた奴もいたし、 教職課程取って先生になるはずだったのにバンドに残った奴もいるし(笑)、 あの8年間も通った学生生活は何だっただろう? <高見沢さんは期間ギリギリまで(8年間)在籍していました。> ちなみに、僕はトットと見切りを付けて2年で辞めました。 短大にしたんだ(笑)。まっ、僕等が出会う為に通ったようなもんですから。 他に学生運動とかにも参加していた奴とかもいたりして・・・。 そんな事を思い出しながら『シュプレヒコールに耳を塞いで』」 ・・・という紹介で始まったはいいが、幸ちゃんのチューニングが合っていなかったようで、幸ちゃん思わずチューニングしながら前奏を試みるけど、なかなかチューニングが完成しなくて、本来の前奏ができないという珍しいハプニングが・・・。 桜「チューニングできてないじゃんっ!!」 幸「何でだろう?さっきまで合ってたのに・・・狂った!」 ・・・そして、また念入りにチューニングを始める。 桜「え〜と。今年は暖冬だと言われていますが・・・」 ・・・と、さっきと同じ事を話そうとする桜井さん(笑) 幸「できたっ! ・・・え〜、学生時代はいろんな仲間がいまして・・・(笑) 時間もないので割愛させて頂きます。」 ・・・という紹介で(?)、今度は上手く始まった『シュプレヒコールに耳を塞いで』。2度目とはいえ、ちょっとドキドキしながら聴いてしまった。いや〜、だって幸ちゃんがチューニングに失敗しちゃうだなんて滅多にないじゃんっ。しかし、その汚名返上とばかりに、気合いの入った歌いっぷりを見せてくれました。続いて、ドラム&パーカッションの音が響いて『WIND OF TIME』へ。これで客席は総立ちっ。間奏でポーズ決めながらギターを掻き鳴らす高見沢さんて結構好きだったりするのだっ。そして、高見沢さんがステージの前に出てきて『SWINGING GENERATION』へ続きました。確か、この時に花火が上がったんだよね?どうも特効関係はショックで記憶が曖昧になる・・・言い訳とも言う(笑)。ステージ前のにスタンドマイクが出され、そこで幸ちゃんが熱唱っ。高見沢さんは左側の花道へ、桜井さんは右側の花道へ走ってそこで熱唱。もうガンガンでしたね。 高見沢さんのMCでは、 高「このツアーはずーっと王子て呼ばれ続けてきたけど、慣れたぞ。 最初の頃はマジに恥ずかしくてさ〜。年甲斐もなく・・・。 でも、こう呼び続けられるといいなぁ♪・・・なんて。 もうオレは永遠のラジカル王子を目指すぞっ! もう、この髪もずーっと伸ばし続けてやるっ!! こんな事言ったらオフクロにブッ飛ばされますけど・・・。 ホント、『髪の毛切れ、切れ』うるさいんだよなぁ〜。」 ・・・と、なんかスゴイ宣言が飛び出した。でも、ここで改めて宣言しなくても、絶対に「永遠のラジカル王子」でいてくれるような気がしないでもない。まぁ、このまま突っ走って行ってくれるっ!という宣言はホントに嬉しいですよ。別に、もうこういう年齢だからって・・・大人しくなる必要なんてないし、今更って気が・・・(暴言?)。 高「一千年代最後のツアーは、今日で終わってしまうわけで・・・。 このセットとかも最後になるわけですが・・・。 この一千年代最後のコンサートで、1曲、1曲を歌い納めて、 引き出しにしまっていきたいと思います。」 高「このツアー中は“癒し”について話してきましたが・・・。 まぁ、音楽を聴いたり、星空を見つめたり、海を見たり・・・。 僕は、特に今年は映画を色々と観た年でもあるんですけど、 ああいうスクリーンでの映像を観ることで気持ちが癒されるという こともあるかもしれません。 例えば、去年の映画ですけど『タイタニック』。あれこそ愛の物語ですが、 ああいう映画を観て癒されるということもあるかもしれない。 『タイタニック』は誰もが観た大ヒット映画です。 観ていないのは坂崎だけです。(客席から「私も観てない」という声がチラホラ) ああ、観てないの?悪かったよっ。」 高「“癒し”の方法は色々あると思うんですけど、オレはやっぱり このステージでガーッと盛り上がることかなっ! みんなの前でこうして歌うことが一番の癒しかもしれませんっ。 あとは、夜空の星を眺めることが癒される気がします。 あの輝きを見ていると“永遠”というものは存在しないけど、 なんか“永遠”を感じずにはいられない・・・というか。 そういう気持ちなって癒されます。 では、アルフィーの曲の中にも、そんな星につて歌った曲があります。 新しいアルバムの中から『晴れ、時々流星』」 ・・・ん?タイトルが違わないか?。高見沢さんも、前奏に入ろうとした段階で気が付いたらしくて、 高「『晴れのち、時々流星』っ!」 ・・・と慌てて言い直していた(笑) 『晴れのち、時々流星』、『星空のディスタンス』と“星シリーズ”が2曲続いて、その後、『Dark Side Meditation』と怒濤の勢いで続きました。このツアー中、この3曲は定番のように歌われていましたが、なんだかんだ言っても今日が最後、歌い納めなんですよね・・・。そして、なんと『Masquared Love』!もうこれは狂ったようにノルしかないでしょうっ。武道館で最後かな〜と思っていただけに、この一千年代最後のステージでも聴けて嬉しかったぁ!客席も高見沢さんも大暴れよっ。続いて、高見沢さんのソロから始まる『AUBE〜新しい夜明け』。この曲を初めて聴いたのが、あのベルリン公演の時・・・。そういう思い出ができたことは、とても誇りに思っています。最初聴いた時の印象よりも、今の方がグッと迫ってくるような圧倒的な雰囲気があって、とにかく涙腺危うかったなぁ〜・・・。 そして、このままでは終わらず、なんとツアータイトルにもなっている『A.D.1999』が歌われたっ。この時も花火が出たような・・・(だから、特効の記憶はあやふやだって/汗)。高見沢さんもガンガンに飛ばして、客席もガンガンに拳を上げて・・・もうホント、本編ラストはノリノリで終わりましたっ! 最初のアンコールでは、スクリーンに真っ赤に燃え上がる炎が映し出され、その上に「重金属」という3D文字が・・・。そして、なんと『Count Dwon1999』の旋律が流れ、まずステージに、幸ちゃんが胸元と背中に白いクロスマークが付いたヘヴィメタ・ルックで登場。そして、ステージ中央の上の台から高見沢さんと桜井さんがヘヴィメタ衣装と楽器持参で登場!スクリーンには「Heavy Metal」という3D文字が・・・。怒濤の重金属演奏もスタートだぁ!。 『Count Dwon1999』のドラムの音が入ったと同時に、ステージの4本の火柱が上がった!もうガンガンに拳上げ続けるしかかいのだぁ〜。そのままドラムソロになり、幸ちゃんがハンドマイク持ってメンバー紹介、「ドラムス、長谷川浩二ー!キーボード、山石敬之ー!」て叫んだ勢いのまま『American Dream』へ。幸ちゃんは、左右の花道を走り回っておりました〜。ホント、花道来てくれると意外に近いのよ〜っ♪桜井さんと高見沢さんは、ステージ中央の前でガンガンにギターとベースを掻き鳴らしておりました。続いて、『ジェネレーション・ダイナマイト』!もう一千年代最後のステージ、腕が痛いなんて言ってらんないっ。とにかく最後までガンガンに拳振り上げたさぁ!最後にはスクリーンに『世代爆弾』て出てたよね(笑)。あんなにカッコ良くキメたのに・・・、いいのか、コレで(笑)。 その後メンバーはステージから一旦下がり、ステージ上のビジョンには「A.D.1999 Mr.SAKURAI」という文字出て、「一千年代最後のOJISAN Performance」のコーナーになり、「大阪ファイナルヴァージョン」と題された今回のOJISANは、なんと「帰って来た!・・・三大テノール・・・パパロッD!」。大阪ファイナルでは三大テノールが定着していたようで、もの凄い完成でしたね。 すると、ステージ中央の台から、タキシード姿の桜井“パパロッD”賢が登場!ちゃんと顎髭付きです。ゆっくりと、ステージ前のマイクスタンドの所へ行くと、キーボードの前奏に合わせて『オーソレ・ミ・オ』を熱唱っ。以前に、野外イベントなどでも聴きましたが、ベルリンでの経験も加わってかマジに上手過ぎっ。ホント、鳥肌モンの感動でしたっ!! 桜「Good evining. I am パパロッD! No,no.no,パパロディー。I am パパロッD!OK?」 ・・・で、マイクスタンドは3本並べられているのに、何故か両脇は居ない(笑)。 桜「まだ二人到着していません。私一人です。I'm personal one・・・ 別に日本語を英語にしなくたっていいんですね。それにその英語も怪しいし・・・。 こっちの人(坂崎)、遅れるの珍しいです。 こっちの人(高見沢)、まだ家を出てないかもしれません。 私、飛行機嫌いなので船で来ましたが、とても時間掛かりました。 でも、飛行機で来る2人はまだ来てません・・・。 私、鉄が浮いたりするの信じられない方なので、まだ船の方がマシだと思い、 この年末の為に夏に出て来ました・・・。」 ・・・ここだったかな?なんか客席がゴチャゴチャ言ったんだよね。さすが、ツッコミの本場の大阪である。 桜「やかましいわいっ!おんどれらっ!!なんや〜っ!? なめたらいかんで〜〜っ!!(突然ブチ切れる桜井さん。声デカ過ぎ) ・・・すみません。言葉悪かったです。ごめんあそばせ。 2人がまだ来そうにないので、間を繋ぎます・・・」 ・・・と言って歌われたのは、なんと世界で大ヒットした映画の名曲、セリーヌ・ディオンの『タイタニック〜愛のテーマ』。今年の春ツアーのパンフレットに、桜井さんが「今、カラオケでセリーヌ・ディオンの『タイタニック』を良く歌っている」みたいなことが書かれていましたが、そのお披露目の日が遂に来たのだっ!山石さんのキーボードも最高によくて、本当に良かったです。しかし、しかし、しかーしっ!最後の一番盛り上がる所で、なんと右側の花道の先端に突然ライトが当たり、ジャック&ローズごっこをしてる高見沢さんと坂崎さんが登場!あんた、一番イイ所であれよ・・・。しかも、花道の脇にはいつの間にか「TAITANIIC」という垂れ幕まで飾ってあるし・・・。オイ、ここまでやるか。抜群のBGMの中で2人はもうノリノリ。良く見ると、2人はタキシード姿(高見沢さんはロングコート)なんだけど、幸ちゃんは口髭に顎髭をつけているし、高見沢さんもちょび髭つけているし・・・(笑)。そうか、三大テノールだもんなぁ〜。それに、扇風機まで用意しちゃって、ちゃんと髪が靡いているし凝り過ぎ・・・。最初は高見沢さんがローズのポーズを取って幸ちゃんがジャックになって支えて、しばらくしたら役を交代して、しまいには2人してローズのポーズをとったりしたりして、もうやりたい放題。言っておくけど、この時も桜井さん、真面目に歌い続けていたのよ・・・。もう、笑ったり、桜井さんの声に聴き惚れたり大変よっ。しかも、2人は歌い終わってもまだポーズやっているし・・・。 桜「君達、遅れてきておいて何やってんの?扇風機まで用意して・・・。 サッサとこっちに来なさいっ!! では紹介します!三大テノールの一人カレードス!(幸ちゃん)」 幸「カレーどす〜♪おいでやす〜♪」 桜「アンタ、京都の人? あっ・・・カレー食べよう。(ともさか●えのカレーのCMですね/笑) しかし髭黒いね〜。髪は茶色なのに〜。」 幸「おじさんもあるじゃんっ。」 桜「コレは本物よ〜。引っ張らないでっ! ではこっち(高見沢)も紹介しましょう!タカミー・ドミドス!<覚えてない/汗」 ・・・高見沢さん、ちょび髭が上手く付いていないようで、桜井さんに紹介された横でもしきりに髭を気にしていた様子でした。 桜「コレ(髭)なかなか付かないんだよね。 オレもさっき付けるの苦労したもん。 ・・・て、髭斜めに付いているよっ!<高見沢さんに注意する あのね、君達がなかなか来なかったからオジサン2曲も歌ったの。 今度は君達が何か歌いなさい。」 幸「いいよ。昔、日本でやっていた曲でいい?」 桜「あ、武道館でもやったやつ? 今日は武道館来てない人もいるから聴きたいよっ。 売れない頃、あのカラオケで仕事もらったんだよね〜。」 幸「ホントは2人の持ち歌てこの1曲しかないんだけどさ・・・。」 ・・・そして桜井さんは一旦ステージを下がり、代わりに2人が中央のマイクスタンドの前に立つ。そして、クリスタルキングの名曲『大都会』を歌いはじめた!「ああ〜果てしない〜♪」と高見沢さんの高音ヴォーカルが響き渡り、「裏切りの〜♪」とクリスタルキングになりきって歌う幸ちゃん、マジで上手いです!しかし、その横でちょび髭が取れてしまい、床に落ちたのを拾ってまた付けている高見沢さんの姿が笑えた・・・。そして、2人でハモる所なんてマジで渋くてカッコ良かった!再び、またの高見沢さんの高音パートになったが・・・ 高「・・・ああ〜、川の流れのよ〜に〜♪」 ・・・武道館では入るタイミングを誤って、『川の流れのように』に入る前にオトしてしまったが、今度は無事に成功っ。・・・て、成功て言うのかな?でも、正直な話、武道館の天然ボケがあっただけに、ちょっと入るタイミングにはドキドキしていた(笑) 桜「違うと思う!ねぇ、違うと思うんだけど・・・!」 ・・・無視して歌い続ける高見沢さん、そして何故か「ああ〜、ああ、ああ〜あ〜あ♪」とさだまさしの『北の国から』になってしまう。 桜「蛍っ!蛍っどこだーっ!(真似する桜井さん/笑) だから違うと思うよっ!そーじゃないでしょっ!? あのさ、2人の歌をじっくり聴こうと思って横で座っていたんだけど、 座っていた場所が悪かった・・・(ドラムセットを指さす)。 音がうるいさい、うるさいっ!! ねぇ、長谷川君、君なんでそんなに強く叩くのっ!? ドラムにだって皮ってもんがあるんだよっ!気持ち考えたことがある? それに、そんなにシンバルをいっぱい付けちゃって・・・ 少しは抑えなさいっ!わかったっ?何、その反抗的な目はっ! ・・・もうさっきから、ステックの先の黒いのが飛んできて頭に バシバシ当たるんだよ〜っ!あっ、ホラ!ココにも落ちているよ〜」 ・・・と、かなり長谷ぼんに桜井さん絡んでくれて嬉しかったわぁ♪。位置的に、その長谷ぼんの反抗的な目が見られなくて残念だったけどさ、大いに楽しませて頂きました。 桜「山石く〜ん、君も大変だよね〜。 こんな我が儘な奴(高見沢)についていかなくちゃいけなくて・・・。 突然歌を変えたりするから、付いていくのが大変でしょうっ。」 幸「でも、このネタ(『大都会』〜『川の流れのように』へ変わるオチ)は オレ達のネタだったんだよっ。CMで使われちゃったけどさ・・・。 オレ達が考えたの早かったんだもんっ!!」 桜「それは一千年代最後の嘘かい?」 幸「すみませんでした。」 桜「素直でよろしい(笑)。 君(高見沢)、今日は何で遅れたの?いつもみたいに理由を 言ってごらんなさいっ!」 高「電車が混んでいて・・・」 桜「電車は混むもんでしょうっ!! それに何か?君は電車ここまで来たのかいっ? その格好で電車に乗ったのかっ!?」 高「・・・うん。」 桜「君は時間に正確になろうって気がないの?」 ・・・そして、その後、ファイナルの夜に捧げるということで『第九〜歓喜の歌』が歌われました。3人で綺麗にハモった所は本当に良かったですね。ベルリンでも歌ったし、服部克久先生のアルバムでも歌っているせいか、なんか自信がみなぎっていましたね〜。とにかく、話すことはムチャクチャでしたが(笑)、歌は最高にカッコ良くキメていった三大テノールでしたっ!しかし、『第九』を歌い終わった後、幸ちゃんと高見沢さんはアッサリとステージを去っていった・・・。 桜「ホントに2曲しか歌わないで帰って行ったよ・・・。 これでギャラは社会主義だからね(苦笑)。 んじゃ、今日のファイナルの夜もいくよっ!! みんなの心を一つにしようっ! 『D!D!D!』と言ったらついてくるんだよっ! 今回はせっかくだからオペラ風にいこうかなぁ〜。 ディ〜♪ディ〜♪ディ〜〜ッ♪(オペラ風)」 ・・・どうも、気分がよくなったようで、ひたすらオペラ風『D!D!D!』を続ける。かなり高度なんで、客席は付いていくことが不可能。もう、桜井さん、どんどん声張り上げていくし・・・。止まることを知らない・・・。 桜「・・・あ。まだコンサート続くんですよね。 私、何も考えないで声張り上げていました。 では、ここでみんなとひとつになろう!『D!D!D!』 いいかい?『D!D!D!』を3time。 その後、『D!』、『D!』を3time。次が難しいよっ。 早く『D!D!D!』を3time。わかったかいー? Do you understand? Do you undeerstand? ・・・そこ(最前列を指して)まだ心開いてないねっ! 最後なんだから、Open your mind!!」 桜「ではみんなで一生懸命やるよっ!いいかい? これをやると足の血行がよくなって健康になります。 だからみんなも『D!D!D!』と思いっきりやりましょう・・・ て、なんか怪しい宗教団体じゃないですよ〜(苦笑) 危ないからこの辺までにしておきましょう! こんな所で捕まってしまったら大変ですからね・・・。 ではスタンドー!!アリーナも! 良くできましたっ!<NO●AのCM風 全員で!『D!D!D!』!いいね〜っ! では、行くよーーっ!!」 ・・・そして、その勢いのまま『D!D!D!』へ。ステージ中央の台に高見沢さんがピンクのスーツにピンクの派手なラメ入り帽子を被って登場。ピンクのグローブをフリフリさぁ♪城ホール全体がピンクに染まっていた・・・。しかし、桜井さん、付け髭を取るのとお着替えに時間が掛かったようで、1番を歌っている時には出て来られなかった・・・。そして間奏のギターソロでは、またもやグローブの一つを床に落としてしまったけど、歌に入る際には上手く手にはめられてちゃんと歌えた!いや、このアリーナツアーですっかりグローブも伸びたか?(笑)。 そして「まだまだーっ!」と高見沢さんが叫んで『Stand up,baby』へ。高見沢さん走りまくって、最後にはやっぱり飛んだぞーっ!「こ〜んな〜にすて〜きな〜、ファイナルの夜は他にない〜♪」ときたもんだ。まぁ、飛ぶ飛ぶ。最後は「Thank you Osaka!!」と高見沢さんが叫んで終了。ファイナルだけあって、メンバー5人がしっかりご挨拶。長谷ぼんなんて、いつも1セット(2本)しかスティックを投げませんが、この日は3セット(6本)も投げていましたね〜。山石さんもタオルの他に、ネックレスかな?投げていましたね〜。ファイナルだけに、メンバーも投げまくっていた姿が印象的でした。 2度目のアンコールの高見沢さんのMCで 高「はい、本当にどうもありがとうございます。 今回は一千年代最後ということで、地元大阪の人はもちろん、 全国からもいっぱい来てくれたと思います。 条件の悪い横のみんなや、その正面の遠くの方すべてっ! スタンドもアリーナも最後まで熱い応援をどうもありがとうっ!! 今年でアルフィーはデビュー25周年を迎えましたが、アッという間だと 気もするし、考えると色んなことをしてきたと思います。 今日で、一千年代最後のコンサートになるわけですが、 最後にまたメンバー紹介しようかなっ!! ドラムス、長谷川浩二!キーボード、山石敬之! この二人のお陰でこのステージが成り立ってきました。 どんな場面でもついてきてくれて二人に支えられてきました。。 そしてベース、桜井賢!ギター、坂崎幸之助! この二人のお陰でアルフィーは25年やってくることができました。 もう、この二人には感謝しています。どんなに遅刻しようとも 広い心で受け止めてくれて・・・(首を振る二人) もう本当に二人に頼り切っています。支えて貰っています。」 桜「・・・そして、ギター、高見沢俊彦っ!!」 ・・・いきなり、桜井さんから大声で紹介されて、マジにビックリしていた高見沢さんであった。 桜「来年の2000年から時間に正確に遅刻しないように 心を入れ替えるそうですっ!!」 高「・・・え〜、頑張りたいなと思います(笑) 2000年から時間に正確な男になってやるっ。 それから、このツアーで素敵なステージを作り続けてきてくれた ALFEE'CREWにも盛大な拍手をお願いします。 どんな我が儘な条件を出してもやってくれて、先程の『タイタニック』の 幕もそうですが、何でも作ってくれて、こっちもついつい色々と 注文を出してしまいます。 我ながら、精鋭はスタッフを持ったな・・・と誇りに思います。 」 高「一千年代最後のコンサートになるわけですが、来年の2000年からも アルフィーの旅は続きます。終わりはありません。 いろんなことをやっているけど、やはりステージに立ち続けることが 僕等の活動の原点だと思います。 今日初めてアルフィーのステージを観に来てくれた人もいると思いますが、 アルフィーはずーっとこのステージに立ち続けています。 また、このステージで会いましょう。 アルフィーの歌が、みんなの人生の道しるべや、なにか目印のキッカケに なってくれれば・・・と思っています。 それでは、この一千年代最後のステージに、この歌を、ここにいる 全ての人に捧げたいと思います。」」 ・・・そして歌われたのが『Last Stage』。予想していた人も多かったのでは?私もその一人だったんですが、あの高見沢さんのMCの後のせいかグッときてしまいました。すっごく渋くキメてくれました。 そして、最後は、まるで野外イベントの時のようにメンバーが両脇の花道の先まで行って挨拶。『Last Stage』が歌われていた時は我慢できていたんだけど、そのメンバーの姿を見たら涙がポロポロ出てきてしまって・・・。本当にイイ光景だったなぁ。最後まで名残惜しそうに手を振るメンバーが印象的でした。 しかし、一千年代最後のコンサート。これで終わるはずもなく、アルフィーさんが3度目のアンコールに応えてくれました。高見沢さんは、エルメスのアルフィーヴァージョンのデザインされたシャツにスカーフを頭に巻いていた。こんかいのステージの中で、一番涼しげな格好だったかもしれない・・・。だって、他はロングコートばかりだったし。本編では肩出していたけどさっ♪ そして、キーボードの音が響き『終わりなきメッセージ』へ。この曲が歌われるだなんて思ってもいなかったのでビックリしてしまった。高見沢さんはハンドマイクを持って走りまくり、叫びまくり。「You cna Change the mindーーーー!!」と叫んだ後、そのまま終わることもなく、なんと『ラジカル・ティーンエンジャー』だぁ!!客席も明るくなって、もうみんなで最後までノルしかないって状態。『ラジカル・ティーンエンジャー』て、あの大ヒット曲『メリーアン』のB面で、当時『Rockdom』でファンになったばかりの頃に、友達から「アルフィーなら『メリーアン』だよ」て言われてシングルテープを買って、その『メリーアン』よりもB面の『ラジカル・ティーンエンジャー』が気に入ってしまい、テープが切れてしまうまで、聴きまくった思い出の曲。まさか、これが一千年代最後の歌になるとは・・・て、色んな思い出が交差して、アルフィーと出会った頃の事とか思い出しちゃったりして、ホント堪らない気持ちになりました。 最後は高見沢さんが「Thank you Osaka Final!!」と叫んで終了。メンバーを思い、思いに手を振り、桜井さんなんて投げキッスをして、一千年代最後のステージを去っていきました。本当に終わってしまった。 しかし、ファイナルだけにアンコールがまるで鳴り止む様子もな(止めたくなかったしね)、しばらくして、マネージャー棚瀬さんの場内アナウンスが入りました。 棚「アンコール本当にどうもありがとうございます。 皆様のアンコールは楽屋にいるメンバーにもちゃんと届いています。 メンバーもアンコールに応えたい気持ちでいっぱいですが、 あいにく会場のご好意で延長して頂いた終演時間をも過ぎております。 まことに残念ですが、これ以上アンコールにお応えすることはできません。 大阪、関西地区の皆さんとは、また来年の春ツアーでお会いしましょう。 本日は本当にどうもありがとうございました。気を付けてお帰り下さい。 そして、来年の2000年、皆様良いお年をお迎え下さい。」 というような感じの内容でした。確かに。時計を見れば10時近くなっていてビックリしてしまった。どうして、楽しいことってこんなに時間が経つのが早いんだろう?。そして、一千年代最後の三本締めは綺麗に決まりましたね。なんか、この三本締めが終わって、みんなでバンザーイしていたら、ホントに涙が止まらなくなっちゃって・・・。一千年代最後のステージに参加できた達成感と、終わってしまったという喪失感と寂しさ・・・、そして、みんなで盛り上がることができた満足感・・・いろんな気持ちが混ざっていた気がします。 かなり無理して参加したけどさ、その甲斐ありました。 私は、この一千年代最後のステージを忘れることはないねっ!! あと、もうすぐで2000年を迎える。でも、この2000年も過ぎ去った一千年代のステージのような熱い感動と楽しみを提供してくれるって確信できているので、ホントに楽しみになってきた。アルフィーさんは変わらずに走り続けていってくれる。これ以上の安心感てないよ。 ・・・素敵な思い出を残してくれた一千年代のステージに乾杯っ♪
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