1999年11月30日(火)神奈川県民ホール



 遂に神奈県がやって来ました。通常のホールTOURでは関東ファイナルという日です。しかも横浜、アルフィーにとっても縁がある場所、盛り上がらないわけがないだろうっ!て感じでしょうか・・・!。

 今回も定刻開場していたみたい。ちょっと自分がギリギリに来たのでよくわからないんだけど・・・。だから、あんまり人と会えなかった(自業自得)。そして、本編もなんとほぼ定刻開演!なんて珍しいっ!!(笑)


 SEが流れてコンサートがスタート!中央の重なっている三日月のようなオブジェが左右に開くように移動すると、ステージには3つのビジョンが登場。そこに「THE ALFEE」という3D文字が現れ、次ぎに「Final Count Down」という文字、そして「A.D.1999」という文字が現れると、まず山石さんと長谷川さんが登場!今回は長谷ぼんの真っ正面!桜井さんが前に立たなければ良く見えるぞ(笑)。そして、中央のお立ち台に高見沢さん、幸ちゃん、桜井さんが登場!!高見沢さんは髪を束ねて黒の皮パンに黒の光沢皮ジャケット。幸ちゃんは赤と黒のレザージャケットに黒の皮のハーフパンツ&超カッコ良いシューズ(たぶん、よこすかの時と同じ)。桜井さんは真っ黄色のスーツに紺か紫のネクタイで登場!。
 ダンスミュージックで始まる初っぱなは『Hysteric Psychedelic ∞』でスタート!さすが神奈県だけに、初っぱなからノリが凄い。もう、この1曲目で会場はノリと熱気でサウナ状態!暑い、暑い!もう、その勢いまま幸ちゃんがハンドマイクに持ち替えて『CRASH!』へ続き、両脇の花道へ動きまわる。ステージ中央の階段へも昇って、ガチャガチャした映像の前に立った幸ちゃんのシルエットはマジにカッコ良かったぁ!高見沢さんも昇ってきて、最後は歌い合っていた感じでしたね。そして、『Crimson Kiss』へ。高見沢さんクルクル回ってもうノリノリ。途中で歌いながら束ねた髪をほどいていたけど、イマイチ上手く取れていなかった気がするが見逃そう(笑)。

 最初の幸ちゃんのMCで
「どうもこんばんはっ!遂に来ました神奈県!
  1999年もあと30日で終わっちゃうだよ〜。恐怖の大王とか色々言われていたけどね〜。
  神奈県一千年代最後のアルコンですが、後は武道館とか大きい所を回っていくので、
  この通常のホールツアーでいうと、今日が関東ファイナルになりますっ!
  肉まんやしゅうまい弁当食い過ぎてない?
  もう一千年代最後ということで、『私は生まれてからずっと良いことなかった』という人も
  幸せな気分になれるようにしましょう!」
・・・とご挨拶。そうか、今日て通常のホールツアーだと関東ファイナルになるんだと、言われてから気が付いた奴がココにいた。。

「さぁ!なんと言ってもココは横浜です!
  一世年代最後の横浜、横浜スペシャルでいきますよ〜!
  みんなわかっていますね〜〜っ!!」

 という幸ちゃんのMCに後に『Victory』が演奏された!うぉ〜!どれだけこの前奏を待ち望んだことかっ!!幸ちゃんの前振りの時点で、ちゃっかりフラッグは準備していたけどね(笑)。さすが横浜だけあって、フラッグを持って来ている人は多かったね〜。もしかして、ココで聴いた『Victory』て一千年代最後の生演奏になるのかな?夏イベ以来だったけど、なんか涙腺に熱いものを感じてしまったね。続いて、これまた横浜スペシャルの『Wings of Freedom』!2曲連続でフラッグを振り続けているだなんて初めてでは?さすがに腕が痛くなる(笑)。神奈県ならではの2曲が演奏されて嬉しかったなぁ。まぁ、この2曲が演奏されたことで、『Justice For True Love』や『希望の鐘が鳴る朝に』が演奏されなくて、ちょいと残念だったが・・・。ま、これはファンの我が儘かな。


 続いてステージにイスが出されてアコースティックコーナーへ。桜井さんと高見沢さんはステージのソデに下がり、またまた幸ちゃんはイスが出された時点で既に座っている(笑)。私も慣れたもんで、「座ってお休み下さい。汗もちゃんと拭いて、風邪引かないように。」て言われた時点で、既に座っていた気がする(笑)。

 そして2回目の幸ちゃんのMCで・・・
「横浜スペシャルということで、『Victory』、『Wings of Freedom』を演奏しました。
  天皇杯・・・優勝したんだよなぁ。・・・それでも何が起こるかわかりません。
  今のサッカーは。レッズもJ1から落ちてしまうぐらいですから・・・。
  でも、横浜FCも天皇杯頑張っていますねっ!
  さてと、いつもこのコーナーではアルフィーの歴史をバカ話ですけど(笑)、
  話してきていますが、みんなもう何度か聞いているよね?
  もう既に関東近辺のアルコンに参加した人?(ハーイと該当者が手を上げる)
  ん?そんなもん?じゃ府中に参加した人?(またまた該当者が手を上げる)
  なんかさっき上げた手より多いぞ。何でだ?
  まぁヨシとしましょう(笑)。
  じゃ、今日がアルフィーのコンサート生まれて初めてだという人?
  (ハーイと数人手を上げた中に、男性の声が多く混じっていて)
  おお〜っ!いるかぁ〜!『ハーイ(男性の太い声を真似る)』なんて凄いなぁ。
  何をキッカケにファンになったんでしょうね?
  一人、一人聞いていくと、キリがないので聞きませんが・・・・」
・・・この時だったかな?お子様の声で「幸ちゃ〜ん」という声が3階席の方から掛かり、幸ちゃんが「は〜い」て感じで応えて、ベロベロバァみたいにあやすポーズをしていた(笑)。

「個人的に子供をあやすのは苦手なんですけどね(笑)
  だってさぁ〜、相手するとつけあがるでしょ?
  そうなった時にどうやって終わればいいかわからなくて・・・。
  みんなもそうじゃないの?
  結構子供には懐かれる方なんだけど、調子乗って肩とか頭とか
  昇ってくるんだよね。そういう場合どうしたら終わらせるの?
  捨てちゃうわけにもいかないし・・・。難しいです。」
・・・とお子様にはウケるものの、当の本人はお子様をあやすのが苦手だという意外な(?)事実が発覚。苦手なのに、懐かれるというのも大変ですよね〜。私は子供に遊ばれるタイプだけど・・・・<致命的

 それから、ALFEEの結成のお話になり・・・
「アルフィーは今年で25年になりますが、この人に会ったのは18歳の頃かな?
  まだ桜井は17歳でしたが、セブンティーンだったんです!
  あの頃から美声ぶりを披露していた桜井賢さんっ!」
・・と紹介されたけど横から出てくる気配がない。幸ちゃんも客席も一瞬「?」という状態でしたが、いきなり左側の花道の脇からポーズ決めて賢様登場!しかも花道から自分の席までの距離をモデルばりのキャットウォークを披露する(笑)から、幸ちゃんに「花道を勝手に使わないの!」て注意を受けていたけど、本人お構いナシ。イスに座る仕草もモデルばり。イチイチ、妙にポーズを決める。ラストは手を口元に当てておかまポーズめ決め!既に壊れかけている桜井さんだったような気がしないでもない。

「何やってんの?・・・桜井賢ですっ!」
「どうもこんばんは。」
「美声の持ち主!よく“天は二物を与えない”て言うけど、
  ウチのオフクロの坂崎まさえは、『桜井君はホント色男だね〜。
  アンタ、ホントいいお友達できたわね〜』なんて言っていました。
  これは二物ですよっ!!“天は汚物を与えた”・・・」
「うるさいよっ!」
「でも、あの時桜井が17でしょ。オフクロが42だったかな・・・?
  年齢差25歳!アリですよね〜!」
「可能性ないでしょう(笑)」
「少なくともオレとミヤコ蝶々さんよりはあるよ
「(爆笑)」
「桜井はいいよなぁ〜。松島菜々子さんだっけ?」
「いいよなぁ〜って言ったって、あれはコンピューターが勝手に出した結果だもん。
  本人が直接〜なんて事なら嬉しいけどさ。」
「でも、オレ藤原紀香さんの相性チェックで1位だったんだ。
  これでプラマイ0かな?まだマイナスか・・・」
「お前、まだあの相性チェック根に持ってんの!?
「別に根に持ってないよ、コンピューターが勝手にやったことだし・・・。
  でもさ、なんか落ち込むわけじゃないけどさぁ・・・(言い訳モード突入)。
  『ホンマ、ええ子やなぁ』メモリアルアートの大●屋・・・(CM真似し始める)
  それにさ、あれで泣くことないじゃん。」
「アレは拓郎さんが悪い!バカウケしていたもん!
  オレ、番組であそこまで笑ったの久しぶりだったもん。」
「何回も『LOVE LOVE〜』撮ってきたけど、あそこまで大爆笑したのって、
  あれが初めてだよなぁ〜。
  では泣くほど笑った人を紹介しましょう!高見沢俊彦ーっ!!」」
・・・全身白の服に着替えて高見沢さんが登場。しかし、席に着くかと思いきや、またソデの方へ戻ってしまう。「?」と思っていたら、なんと白馬のぬいぐるみ(タイヤ付き)を引っ張って再登場!まぁ、それ可愛い白馬のぬいぐるみなの。そんなに大きいわけじゃないんだよね。高見沢さん、勢い付けて桜井さんの方まで引っ張って行ったら、タイヤが引っかかって白馬をコケてしまった(笑)。高見沢さんがあまりに無邪気に引っ張り回しているんで、「は〜い、さくら幼稚園ですよ〜」なんて、桜井さんから茶々入れられていた。桜井さんといい、高見沢さんといい、ユニークな登場してくれるわっ。

「本日も、第三京浜(道路名です)を白馬でやってまいりました。
  馬1頭。1馬力です。
  馬ってさぁ〜、やっぱオービスとかに写っちゃうの?」
「・・・そりゃ、80km/h以上出せば写るでしょう。」
「でもナンバープレートないよ。」
「ナンバープレートがなくたって、オービスは非常に鮮明に写るらしいから、
  馬に乗っている高見沢だってバレるでしょう。」
「ナンバープレートは尻尾の後ろにあるとか?(笑)
  でも、こんな白い顔で写るのは高見沢ぐらいだもんなぁ〜。バレバレか〜。
  でも写る時てピカッて光るんだよね。」
「らしいですね。私は捕まったことないでの良く知りませんが・・・」
「ホントに?」
「本当です(苦笑)。ピカーッ!光ってあっちゃーと思うわけです。」
「でも馬だったら光にビックリして反対車線とか飛び出さないかな?
  馬なだけに上手く走る・・・・・・ありがとうございました。」
「いいですね〜坂崎さん。ギャグにキレがありますね〜。
  コクはないけど(笑)」
「キレだけじゃダメでしょう〜。やっぱコクもなきゃ。」
「コクはね、その場じゃわからないの。しばらく経ってから“ああ〜”て思うの。
  今日ウチ帰って、お風呂で湯船に足入れる時に『フフフ・・・』て」
「怪しいよっ」
「みんな気を付けて下さいね〜。親が『ウチの子風呂場で何しているの?』て
  ビックリしますよ〜。」

「・・・さてと、このコーナーでは色々とコピーものをやってきましたが、
  今日はその中でも、ライヴハウス時代の頃でも途中までしかコピーしてなくて、
  今年のイベントでも途中までて終わっていて、やっと最近になって完全にコピーが
  できたという曲をやりたいと思います。
  高見沢も加わって三声のコーラスができるようになって、『これぞ三声コーラス』
  という、再結成されたCSN&Yの『Carry On』を・・・!」
・・・という紹介で演奏された『Carry On』ですが、これがホントにハーモニーが鳥肌立つぐらい良かった!原曲を知らないんだけど、とにかく聴き惚れてしまいました。コーラスていいなぁって、改めて実感した気がします。

「『Carry On』をお送りしました。
  複雑に絡み合った三声コーラスがいいですね〜。」
・・・と言っている横で桜井さんは水分補給に席を立っていたんですが、唐突にチューニングをはじめる幸ちゃん。MCをする人がいなくなったので、慌てて席に戻るハメになる桜井さん(笑)

「今、わざとでしょっ!!横見てチューニング始めたでしょっ!」
・・・と責める桜井さんに、「そんなことないよ〜」と適当にかわしてチューニング続ける幸ちゃん。諦めてMC始める桜井さんだったけど、何話していたか記憶が曖昧〜(苦笑)。

「え〜・・・横浜ですが、今は夜景が綺麗ですね〜。
  寒くなってきているので余計に綺麗に見える気がします。
  あの観覧車がありますが、アレ知っていますか?ちゃんと光が秒針になっていて、
  60秒になった時に光り(秒針)が真上にきているんですよね。
  今年のイベントでステージから見ていて思いました。
  昔は何にもなかった所だったのに、どんどん発展して行ってますね〜。」

「あの観覧車の周りを通るジェットコースターがあるんですよね。
  アレ凄いですよね。プール中に入って行くんですよ?
  イベントの時にホテルから見えたんですけど・・・。
  アレに乗ったことある人?(該当者がかなり多く手を上げる)
  良く乗れますね〜。
  高くて速いのなんて絶対に乗りたくありませんっ!
  (客席:「何でーーーー?」)
  万が一、止まって落っこちたりしたらどうするんですか?
  みんな、絶対に安全だって思っているから怖くないんだっ!
  昔、『小山遊園地』のロケで乗ったジェットコースターなんて、
  係員や設計士さんの人が何度も確認して仮走行させてから、
  『はい、どうぞ乗って下さい』なんて言われて凄い怖かったんだから!
  そうだっ!これからみんなが乗る時は係員さんが『大丈夫かな〜?
  落ちないかなぁ〜、まどうぞ!』て言われて乗ればいいんだ!」

・・・で、ここで客席が何やらツッコミを入れて(よく聞き取れなかったんだよね)、桜井さんの反感を買う(笑)
「何だと?今度言ったらぶっ飛ばすぞ!
  ・・・言葉悪かったですね。お・バ・カ・さん♪
  ダメじゃないの〜ぉ♪(おかまモード復活)
  ・・・止めてよ。チューニングできてるじゃんっ!」
「だって面白いんだもん。
  小山遊園地で仕事なんてあったっけ?」
「あったよ〜っ!ニッポン放送の仕事で〜!
  乗りながら『おやま〜ゆうえんち〜♪』て言わなきゃいけなくて、
  実際は『おやま〜ゆうえんぢーー(叫び)!』みたいになったんだよ。」
「そういう仕事もしたんだなぁ。」
「そうですよ、そういう小さな仕事の積み重ねで25年ですよ!
  こういう大きいステージばかりじゃなかったんですから」
「そうだよね〜。わかっていますよ。」

「いろいろあって25年やってきましたが、当時一緒にやっていた音楽仲間は、
  進学するに連れて学生運動へ行ったりバラバラになってしまいましたが、
  その当時の友達から年賀状を貰いまして、『仕事仲間の女の子がアルフィーFANで、
  その子から住所を教えてもらいました』・・・て書いてあったんだけど、
  何でFanの子が住所知っているんだろう?(笑)そいつ自身が知っているならわかるけど・・・
  なんか怖い感じがしますが・・・。
  で、懐かしくて電話してみて『今何しているんだ?』て聞いたら、『マルクスの評論を
  やっている』なんて言われてハァ?だよなぁ。
  表冊子を送って来て貰ったけどサッパリわからなかった。ダメだね、ああいう専門用語。
  あの頃と全然変わってないんだなぁ〜て思いました。
  ・・・では、その頃の友達を思い出して『シュプレヒコールに耳を塞いで』」

 いつも強引な曲紹介で演奏されていた気がしていたせいか、この日のはなんか曲とMCが合っていてスゴク良かったです。個人的に、この『シュプレヒコールに耳を塞いで』て初めて聴いた時は苦手な曲の部類だったんですけど、アコースティックヴァージョンになってから妙に好きになった気がするなぁ。そして『Ticket to Ride』のコーラスが歌われ、高見沢さんがギターを掻き鳴らしたと同時に総立ち!続いてなと『ロンリーガールを抱きしめて』が演奏された!ちょっと意外な選曲で嬉しかったなぁ♪この曲の時のノリて好きなんだ。


 高見沢さんのMCでは、
「さすが神奈県凄いノリだなぁ〜っ!!圧倒されるよっ!
  なんか負けたーっ!・・・て感じ」
・・・と珍しく敗北宣言(?)でご挨拶。それだけ神奈県のノリが凄まじいってことなんだろうけどさ。すかさず、客席から「頑張って」という声援が掛かり

「頑張ってるよ、大丈夫だよ(笑)。
  ここでのMCは別に大したことじゃないんだけど(笑)
  星について色々と話してきています。なんであれが小熊なんだとか、
  なんであれが羊飼いなんだとか・・・。まぁ当時の人のイマジネーションは
  相当優れいたんでしょうね。
  昨日の夜も、スゴク星空が綺麗に見えて印象的でした。
  僕は昔から星空を見るのが大好きだったんですが、星空を見ている時は
  孤独感を感じないというか、癒されるという気分になるというか・・・。
  いま「癒し」がブームになっていうますが、よくわかりませんけど・・・。
  桜井んちの方は星が良く見えるんでしょ?」
・・・唐突に桜井さんに振り、桜井さんは気持ち悪いぐらい星がいっぱい見えるとパントマイムで伝える。

「気持ち悪い程見えるんだ。(桜井さん指をクルクル回してキラキラを表現する)
  何クルクル回して?あ、それでクルクルパーになったの?
 この暴言には桜井さんブチッ(当然だって)。ベース外して高見沢さんの方に挑み掛かろうとする。思わず、「嘘、嘘」と苦笑しながら後ずさりする高見沢さん。・・・自業自得というものだ(笑)

「星空を見たり、一人で海を見ていたりしても孤独感を感じないのは、
  人間のDNAに、人間は宇宙や海から来た生き物だという記憶が
  されているからだと本などに書いてあります。
  よく流れ星を見つけたら願い事を言うと叶うて言うけど、一瞬だよな。
  『あっ』を思った瞬間に願い事を言うなんて不可能な気もしますが、
  今度は流れ星を見つけたらすぐ言えるように、いっぱい願い事を
  考えておこうと思います。
  では、そんな話にちなんだ曲を・・・『晴れ時々、流星』」

 ステージ上の画面が、宇宙を思わせる映像になって『晴れ時々、流星』へ。よこすか府中と既に2回ツアーに参加していますが、今回初めてマジマジと映像を見たかもしれない。切ない曲の雰囲気と、不思議な宇宙の映像が合っていて良いですね〜。続いて『DNA Odyssey』へ、映像がふんだんに使われておりました。思わず、「あれはヘモグロビンか?ミトコンドリアか?」なんて映像みながら考えてしまったりして(笑)。そして、『Dark Side Meditation』へ。「怖い」と評判の(?)映像だけに、視線は必然的に長谷ぼんへ集中してしまう。ただの言い訳とも言う。続いてなんとと『STAR SHIP』!この曲生で聴けると最高に嬉しいよねっ!間奏で3人がギターのネックを高々と上げるのが好き。特に高見沢さんはヴィーナス・エンジェル・ギターだったから、ああいうポーズをすると迫力あるよね〜。そういえば、幸ちゃんは2回目の間奏の時ネックを上げてなくて、左右見たら二人が上げていて慌てて上げていた仕草がツボに入ったわ。そのノリを引きずったまま『孤独の美学』へ。ここでの映像て、見る度に変化しているような気がするんだけど気のせい?そして、あの印象的な流し目を送っている姿は、やっぱりT-com Cityの某BLACK氏を彷彿させる(またまた内輪ネタでごめんね)。
 そして、本編最後は高見沢さんのソロから始まる『AUBE〜新しい夜明け』。やっぱり、この曲大好き。なんか無意識にガンガンに拳上げちゃったりしてさ、なんかイイ気分になるんだよね〜。最後にヴィーナス・エンジェル・ギターを高く掲げた高見沢さんがカッコ良かったなぁ。



 最初のアンコールでは、スクリーンに真っ赤に燃え上がる炎が映し出され、その上に「重金属」という3D文字が・・・。そして、その上に重なるように「Heavy Metal」という3D文字が・・・。怒濤の重金属演奏もスタートだぁ!。
 まず、幸ちゃんが胸元と背中に白いクロスマークが付いたヘヴィメタ・ルックで登場。そして、ステージ中央の上の台から高見沢さんと桜井さんがヘヴィメタ衣装と楽器持参で登場!そのまま『悲劇受胎』へ。最後はドラムソロになり、これがやや長めでカッコ良かったのよ〜っ!長谷ぼん〜っ!あの速叩きはド迫力だよねっ。そのまま幸ちゃんがハンドマイク持ってメンバー紹介、「ドラムス、地元、長谷川浩二ー!キーボード、山石敬之ー!」て叫んだ勢いのまま『American Dream』へ。幸ちゃん、ステージ狭しを歩き周りまくっていた。高見沢さんと桜井さんはステージ中央で、並んでガンガンに掻き鳴らしていたわ。これぞ、重金属!続いて『ジェネレーション・ダイナマイト』!本編のフラッグ2連チャンで、だいぶ腕にダメージきていたけど、ここまでくればお構いなし!ガンガンに拳を振れ!とにかくノレ!て感じで汗だく。最後にスクリーンに「世代爆弾」だって。そこまで直訳に拘るか、オイ。

 その後、ステージ上のビジョンには「A.D.1999 Mr.SAKURAI」という文字が・・・。「一千年代最後のOJISAN Performance」て出て、1990年代に登場したOJISANパフォーマンスを振り返ろう!というコーナー。そして、「横浜ヴァージョン」と題された今回のOJISANは「炎の料理人ン」!(やっぱ、中華街があるからでしょうか?・・・)
 すると、ステージのソデからコックさん帽子にエプロン、中華鍋おタマを持参した炎の料理人が登場!何だかわからないけど、長谷ぼんと目が合い2人してご挨拶。ちょこっと近づいてまたまたご挨拶。料理人、客席の方を向いたけどいきなり振り返り、またまた長谷ボンとご挨拶。この妙な2人のアイコンタクトが笑えたわ。長谷ボン、ずーっと桜井さんの事見ているから反応が可愛いっ。しかも、密かに客席以上にウケている時もあるし(笑)。OJISANが登場した時は、長谷ボンを要チェック!・・・なんてね(笑)

「私、香港で15年修行して、日本に来てからだいぶ経つよ。」
・・・と、たどたどしい日本語で経歴(?)を紹介していた。その後、色んな事話していたんだけど覚えていない。スマナイ。私の記憶力には限界がある。妄想と想像モードでお届けします〜♪<やめろって?

「みんな料理は好き?(客席:「好きーっ!」)
  食べるのだろ?ダメだよちゃんと作らなきゃー。
  みんなチーン!出来上がり。チーン!出来上がりじゃない?
  料理は上手く作ろうとしなくてもいいの。
  大切なのは愛情!大切な人に温かい料理を食べてもらおう
  っていう気持ちが大切!!」
・・・と、意外に(?)良い事言う料理人。思わず客席も「おお〜」と感心の声。

「いいかい?料理人の道は厳しいよー。
  修行の始めの3年間はずーっと皿洗いよ。ひたすら皿洗うよ。
  食器洗い機でやれば早いけど、それじゃダメよー。
  ずーっと、ずーっと皿洗いしていて、『ああ、料理作りたいー』て
  気持ちが出てくることが大切あるよーっ!」
・・・と、またまた良いこと言う料理人。一体どうしたんだ?

「いいかい?料理の基本は腰っ!」
・・・と、お得意の華麗な鍋裁きを披露する。ムチャクチャしているけど、華麗な鍋とおタマの扱いはさすが。裁きながら、途中下ネタを思わず話してしまうが、
「スイマセン〜。今の下ネタ、ダメね〜。
  もう言わないからこのコーナー削らないで〜
  この世界厳しいあるよ〜。」
・・・と、ソデにいるスタッフに謝る料理人。
そして、本物の中華鍋を使っているので腕が痛くなったようで、「ちょっと下ろさせて、これで腱鞘炎になっちゃうよ」と弱音を見せる場面も・・・。本人もブチブチ言っていたけど、確かに本物の中華鍋を使う必要性てないよね・・・。

「いいかい!料理で一番難しいのは卵料理!
  何故だかわかるかい?
  ・・・・・(言葉が繋がらない)。えっとね〜・・・(苦笑)
  (上手く言葉は繋がらないは、言葉を噛んでしまうはシドロモドロ)
  なんか近くに中華街あるからやりにくいのよ〜
  本物のコックさんがこん中に居たらどうしよう。
  ごめん〜。卵料理については今度インターネットで調べておく〜。」
・・・と、なんと桜井さんから「インターネット」という言葉が飛び出してビックリ。しかも、「なんか、オレの事書いたHP勝手作って〜!まぁ、いいけどさ」なんて言っていたのだっ!桜井さんも見ているの?ファンのHP!凄い意外だって、思ってしまう私は失礼な奴かな、やっぱ。

「え〜と、OJISANは今日でお別れです。最後です!
  どうもありがとう!でもテレビに出ているからね『料理び鉄人』<終わったよ
  嘘だけどっ!!
  みんな、大切なのはビタミンDだよっ!わかっているね〜!」
 この分かり易い展開から「D!D!D!」という掛け声合戦になり(神奈県はノリが最高のようで、やり直しはナシ!)、曲は『D!D!D!』へ。料理人は「横浜〜♪」と歌いながら去っていった(笑)。そして今まで下がっていた高見沢さんがピンクのスーツにピンクの派手なラメ入り帽子を被ってステージ中央の上の台にで登場だぁ!しかも、ドッピンクの手袋をしている。ステージ中央には、ドナルドギターも出されたんだけど、ドナルドの左手にもピンクの手袋!その目立った手袋してフリフリする高見沢さんの振りに合わせてみんなノリノリさぁ。密かに、この時の高見沢さんお腰の振りも魅惑的♪(<こういう書き方よせって?でも事実だもんね♪)気が付けば、幸ちゃんも桜井さんもピンクの手袋している。な、何故なの???間奏のギターソロでは、高見沢さんはわざわざ左手の手袋外して口に加えながら弾いていた。しかも、弾き終わるとまた手袋をはめ直しているし・・・。「桜井は何でしたまま弾けるんだよ?」みたいな感じで、高見沢さんが歌いながら桜井さんを見たら、桜井さんはちゃんと左手の手袋を指の部分をカットしてあるのだ。自慢げに手を振り振りしていて可愛かったゾ。
 このままでは終わるわけもなく、まだまだ跳ねる曲『Stand up,Baby』だぁ!しかもピンクの手袋はしたまま。幸ちゃんは『D!D!D!』が終わった時に外したんだけど、2人がまだしたままだったので、また手袋をはめ直していた(笑)。もう「JUMP!JUMP!JUMP!」て叫ばれるままに跳ねていたような気がする。客席はもう、人間ポップコーン状態であった。高見沢さんもよく飛ぶよ、ホント。最後は「Thank you YOKOHAMAーーーー!!!!!!」と高見沢さんが叫んで終了。スゴイ、ノリであった。ヘトヘト。。



 2度目のアンコールの高見沢さんのMCで
「後ろの2,3階のみんな本当にどうもありがとう!
  (スゴイ歓声が3階から沸き上がる)
  おおっ!史上最高の3階席かーーっ!!
  1階の後ろのみんなも、本当に最後までありがとう。
  ALFEEは今年で25周年を迎えてましたが、、
  重金属からフォークソング、ダンスミュージックなど、
  あらゆるジャンルを披露してきました。
  最後まで凄いノリをしてくれてありがとう。」

「25年前はレギュラー番組を持っていて『ギンザNOW!』ですけど、
  “NOWコマーシャル!”て毎週言って恥ずかしかったですけど。
  あの頃はライヴハウスでやってもホント数人しかお客さんがいなくて、
  でも、必ず少しずつ増えてきてくれて、5人が6人。6人が7人。
  7人が8人・・・。」
「もっと増えただろう?」
「んじゃ、8人が12人(笑)」
「減った時もあったよね。」
「減った事もあったっけ?何で減っちゃったんだろう?」
「日が悪かった。」<マイクから離れた位置で話すだもん・・・
日が悪かった・・・。そういうことにしておきましょう。
  まぁ僕たちは始めから25年やろうという気持ちでやってきたわけじゃなくて、
  気が付いたら25年だったという感じです。
  でも一人だったら絶対にここまで来られなかったと思います。
  3人で歩んで来たからこそ、ここまで来たんだと思います。
  そんな想いを込めて『The Way』」

 ちょっとあっけない感じのMCだったんですけど(府中のMCが印象的だったもんで)、さすが“想い”は歌に込めるという感じでとても良かったです。ラスト、ステージの前に出てきた3人はマイクなして優しくハモって歌った姿にジーンときました。いままで、最後はハモっていなかったんですよね。「こんな優しいハーモニーがあったのかぁー」て、静かな感動に浸りました。


 最後は静かな終わっていたっけど、神奈県のボルテージは上がりぱなりっ!終演のアナウンスが入っても、アンコールは鳴り止む気配がないというか、アンコールを止める気になんてならなかった。
そこへ、マネージャー棚瀬さんよりアナウンスが入り、
「アンコールどうもありがとうございます。
皆様のアンコールは楽屋に居るメンバーにもちゃんと届いております。
そのアンコールに応えたい気持ちで一杯なのですが、
あいにく今回のステージは撤去作業にかなりの時間を要するので、
これ以上続けることはできません。
横浜の皆さんとは、年末の武道館、そして2000年のツアーで
またお会いしましょう。
本日は本当にありがとうございました。気を付けてお帰り下さい。」

・・・温かいアナウンスに包まれて、神奈県の夜は終わりました。


■演奏曲目■

Opening18:32
 〜SE(なんの曲だったか忘れた)
1.Hysteric Psychedelic ∞
2.CRASH!
3.Crimson Kiss
  MC坂崎
4.Victory
5.Wings of Freedom
  MC坂崎&桜井
6.Carry On
  MC坂崎&桜井
7.シュプレヒコールに耳を塞いで
8.Ticket to Ride
9.ロンリーガールを抱きしめて
  MC高見沢
10.晴れ時々、流星
11.DNA Odyssey
12.Dark Side Meditation
13.STAR SHIP〜光を求めて
14.孤独の美学
15.AUBE〜新しい夜明け

アンコールT
16.悲劇受胎
 〜バックメンバー紹介
17.American Dream
18.ジェレネーション・ダイナマイト
  〜A.D.1999 Mr.SAKURAI
   OJISAN Peformance炎の料理人
19.D・D・D!
20.Stand up,Baby〜愛こそすべて

アンコールU
  MC高見沢
21.The Way
Ending21:25ぐらい

※曲順はやや曖昧です(^_^;;;