1999年6月16日(水) 神奈川県民ホール |
とうとう来ました神奈県!関東ファイナルでもあるし、今年の夏の野外イベントの開催地である横浜です!横浜FCの本拠地の横浜です!とにかくアルフィーと縁がありまくりの場所です。盛り上がらないわけないだろう! ・・・という気分でいきたいのですが、なんせママンボもななんぼも祖父(ママンボにとっては実父ですね)を看取って一ヶ月も経っていない状態だったので、アルコンそのものはムチャ心待ちにしていたんですけど、なんていうのかな・・・精神的にはいつもと違うノリというか雰囲気だったんですよね。だから、ちょっと、いつもようなレポにはならいかも・・・ごめんね。 実は、会場へ行く前にヨコハマ・グランド・インターコンチネンタル・ホテルでお茶をしまして、そこから今年の野外イベント会場である新港地区の横浜ニューポートピアが良く見えたのです。新港地域は半分以上がまだ工事中で土砂が山積みになっているのですが、イベント会場の所は丁度、港に出っ張っている駐車場のようになっている部分らしいです。もう、赤レンガ倉庫が眼と鼻の先にあります。「あそこで夏を迎えるんだよなぁ」と妙に感慨深くなってしまいました。 ロビーにはいくつか花籠が飾られていて、横浜FCからも届いていましたね。「THE ALFEE様へ 感謝をこめて」と添えられておたのが印象的でした。しかし、入場時のカメラチェックで予め出していたデジカメを差し出したら、「コレ、カメラなんですかぁ?」と係員のお兄さんにビックリされてしまった。アル中のデジカメ普及率は高いんだぞ〜っ! ちょっとの間だけロビー会場だったようですが、5分ちょっと押し程度で本編がスタートしました。いつも登場シーンでは、高見沢さんが20周年記念のサーベルギターを持って登場来るくるのですが今回は手ぶら。一番最初はエンジェル・クラシック・ジュニアを使用していました。ちょっと珍しいですね。高見沢さんは髪を後ろで束ねて全身白のマント付き衣装で登場、幸ちゃんは白のシャツに黒かな?スーツで意外にシンプルで、桜井さんはベージュぽい色のスーツでした。相変わらず『Count Down1999』の前奏に合わせてステージ頭上で花火がバーン!関東ファイナルとはいえ、慣れないものは慣れません。2曲目は高見沢さんがビーナス・エンジェルに持ち替えて『Begininning of the Time』へ。この曲て、聴けば聴くほど好きになっていくなぁ・・・。ああいう重低音の効いた曲て好き♪しかし、暑いっ!蒸し暑いっ!今日は気温が30度を越したせいなのかもしれないけど、もう会場そのものも1,2曲目でサウナ状態になりました。そして、なんと4曲目に『It's for you〜挽歌』!すっごく久しぶりだ!って思うのは私だけ?なんか妙に嬉しかったぞ。それにしても最初の『It's for you』の絶妙なコーラスには感激でした。 最初の幸ちゃんのMCで「どうもこんばんは!パルテノン多摩から始まったツアーも遂に関東ファイナルです。1階も2階も3階も盛り上がって行きましょう!しかし暑いよね。今日30度越えたのかな?とにかく浜っコのノリを存分にみせて下さい!」みたいなことを言っていたような・・・。何故か、この辺はあんまり記憶が定かではないんだよね。ごめんなさい。丁度、次ぎの曲を紹介しかけた所に遅れて入ってきたファンがいて、「おおっ、いらっしゃいましたね。今来るんじゃないかって、みんなで言っていたんですよ」て言っていましたよね。あれ?バラードコーナーの時だったかなぁ〜。曖昧でごめん。「この時代にピッタリな曲」ということで『Crisis Game』へ。ちょっとだけ幸ちゃん、出だしが詰まってしまった感じの歌い方でした。でも、その後はミスなしさ。7曲目に、これも個人的に久しぶりな気がする『真夜中を突っ走れ!』。あんまり久しぶりだと、何故かどうやってノルのかも忘れている(笑)。 2度目の幸ちゃんのMCでは恒例の出欠取り。「パルテノン多摩に参加した人?」、「今回のツアーは既に何本か参加している人?」、「この神奈県が今回ツアー初参加だと言う人?」、「生まれて初めて参加したという人?」という感じでしたね。そして「アルフィーもたくさんツアーをやってきたからなぁ。もう200本以上ツアーに参加したという人?」とか聞いていましたね。意外に多かった。凄い。さすがに「1000本以上?」はいませんでしたが・・・。しかし聞いておいて、「自分達でも何本やっているかわからないもん」なんて言うだもんなぁ。そしていきなり「ナンバーズ(宝くじ)を買った人?」みたいな事聞いてきたけど皆無で、「そうかぁ、あの所が宣伝している奴だけど当たる率高いらしいよ。3億円ですよ!東京に25人もいるらしい。凄い確率ですよね〜。所が『コレは当たるよ!』て見せてくれたんだけど、明日会うから聞いてみよう。当たったら山分けだ。」なんて話して、それから先程歌った『真夜中を突っ走れ』の話になり、「久しぶりに歌った『真夜中の突っ走れ』・・・」と言ってしまい「《を》だよー!」と客席から訂正攻撃をされる幸ちゃん。「イチイチ細かいこと言ってこないの!わかっているよ」 とやや反抗する。「『真夜中の突っ走れ』も『真夜中が突っ走れ』もおかしいもん!」と自問自答しはじめる始末。幸ちゃんナチュラルハイの兆しが・・・。そこに赤と黒のロングコートに衣装替えしてきた高見沢さんが登場して、「ヒュ〜♪」みたいな歓声が上がる。そこで「高見沢がよく《横浜県民ホール》と言い間違える神奈川県民ホールですが・・・」て幸ちゃんが言っていた気がする。高見沢さんは、今回のツアーではあまり登場しないシルバーラメのフライング-Vを持って来ていましたね。 「次ぎにお送りするのは自分たちも久しぶりに演奏します!」て言って客席が「エッ?1980年代のやつ!」と構えるが、「1993年の曲!今、みんな構えたでしょ?」と客席の反応をお見通しだった幸ちゃんのキメゼリフでございました。「1993年2月発売の曲!」と言って前の方で歓声が上がり「おおっ!良く知っていますね〜!」とツッコミを入れて、本当に久しぶりに生で聴いた『Believe』へ。さすがに、この曲にはななんぼもママンボも涙、涙でした。妙に歌詞がストレートに伝わってきてね。2番の歌詞なんてたまらなかったなぁ〜。すっかり、『Believe』でノックアウトされまして、この後の『孤独の影』や『Moonlight Fairy』の記憶がほとんどないのだ。いや、聴いていたのは覚えているけど、それからの時間の流れが早いこと。 高見沢さんのMCでは「え〜、関東ファイナルとなる横浜県民会館ですが・・・」なんて言ってしまい、「神奈川県民ホールでしょ?」というツッコミを客席から受けてしまい、「そうだよ、神奈川県民会館だよ、横浜県民とは言わないよ。」と訂正するが、「県民ホールだよ」というさらなる客席のツッコミに、「そうイチイチ訂正させるなよ!あ〜、気分悪くした〜」と早くもふてくされモードに入る高見沢氏。それから、今年でデビュー25周年になるという話になり「まさか、2人と出会った頃は25年もこうやっていくとは思わなかった。自分も25年もまさかこんな格好しているとは思わなかった。」なんて言って、横で二人がなんかジェスチャーしながら遊んでいたから「だって、あの桜井にも高校生だった時があったんだぞ!桜井は高校の時ボーズだったんだから!クリスチャンでしたけど、何だよお坊さんが居るのかよ、なんて思っていましたが・・・」と、桜井さんでオチにする高見沢さんであった。それからツアータイトルでもある「A.D.1999」の話になって「まさか、この曲を作った頃は1999年というのが漠然としていて、こんなにスグくるというか想像もできなかったけど。はぁ〜、なんか来てしまったんだなぁ〜」と感慨深げに語り、あまりに感慨深くなり過ぎてしまい「はぁ〜・・・、この話はやめよう」と突然やめてしまい、今度はこの神奈川県民ホールのある横浜は消滅してしまった横浜フリューゲルスの本拠地でもあった場所で、今は市民団体から横浜FCとして頑張っているという話に移り、「その横浜FCもなんと第一ステージは見事に優勝しました!いいですね〜。アルフィーもちょっとだけ1位て獲ったことあるけど、1回でいいから優勝を獲ってみたいなぁ!それでは、横浜FCの昇格とアルフィーの優勝を目指して『Wings of Freedom』!」という紹介で『Wings of Freedom』へ。しかし、アルフィーで優勝目指すだなんて、どうやって目指すんだ!? この後はもう怒濤のノリです。『Wings of Freedom』では、さすが地元ということで横浜FCのフラッグを振っているファンが多かったですね。中に横浜フリューゲルスの旗も振っている人もいて、やはりちょっと切ない気持ちになってしまいますね。続いての『Decadence』では、相変わらず高見沢さんが壊れたおもちゃのようなサビでのノリが最高!サビのリズムに合わせて頭と腕をブンブン上下する姿が可愛い〜!山石さんもヘッドシェイキングするので、ステージ向かって右側だけは地震が起こっているように見えるかも・・・(笑)。その勢いのまま『Stand up,Baby〜』へ。もう高見沢さんはポップコーンのように跳ねまくり、飛びまくり。しかも、声も超出まくり。本編最後の曲である『希望の鐘が鳴る朝に』ですが、いきなり前奏と共にまた頭上で花火がバーン!特効はアルフィーのステージには欠かせない?この曲の間奏中に演奏に合わせてステージ頭上の照明の塊が、まさにモスラのように上下に動くんですけど、そこがなんか妙に好きになってしまった♪ツアー終盤にきて、照明のモスラに愛着が(笑)。この時ばかりは、高見沢さんのギターソロも長谷川さんのドラムも見ていないかもしれない・・・!ラストは「ジャン、ジャン、ジャ〜ン!」という感じにシメるのですが、最初の「ジャン」で長谷川さんがちょっと出遅れ・・・というか滑り込みセーフて感じでシンバル叩いていたのが印象的というか、ツボにきたわ♪最後の最後でもっていくね〜。<意味違うって? 最後、帰る時に本当は高見沢さん側に下がって行かなければいけないのに、桜井さん勘違いしていて自分側のソデに下がろうとして幸ちゃんい呼び止められていた。ステージに一人だけ残った桜井さんてば、わざと自分側のソデから下がろうとしているんだもん♪最後までお茶目だねっ。 アンコールでは、高見沢さんはドナルドダックの長袖Tシャツ(東京ディズニーランドかディズニーストアで見かけたことがあるやつだった!)にドナルドのマリン帽子とクチバシを付けて登場!全然違和感がないところが凄い。そして『Know where man』を歌いはじめ、そのまま『ロンリーガールを抱きしめて』へ。これも久しぶりだぞ!その後は幸ちゃんがベースに持ち替え『ダイヤモンド・ヘッド』へ。 気持ちよく演奏している中に、アロハシャツにレイを首からさげ、麦わら帽子にウクレレもった「海の家のおじさん」が海の家のセットと共に登場。おもわずウクレレのソロになるが、これが上手いのだっ!なかなか聴けるウクレレでの『ダイアモンド・ヘッド』。「え〜、皆様のお陰でこうしてウクレレも少しはまともに人様の前で披露できるようになりました。」とおじさんは横の兄ちゃん2人に感謝を述べるが、幸ちゃんから「まだビヤガーデンでの演奏は無理だね」と言われてしまう。「エッ!?それってまだ金取れないってこと!?」とややショックを受けるおじさん。タカミーから「だって最初のAメロがあっていないもん。弾いてみ!」と指摘を受ける。おじさん弾いてみるが、なんといきなり最初の音から間違えてしまい海(客席)もブーイング。それにはおじさんも「うるせぇ、バカヤロウ!」と文句を海に向かって言う。「これさ〜弦が細くてさ〜どこ押さえたらいいか見えないんだもん。弦が釣り糸なんだもん〜」と苦しい言い訳をする。そして何とか弾くが、ウクレレでは合っているように聞こえるがエレキギターで同じように弾くと間違っていると顕著にわかり、タカミーが再三に渡って間違いをしてきて、しまいにはアームイングを使って威嚇しはじめる始末。「お兄さん、アームイングはずるい!」とおじさんもさすがに反抗する。「そのウクレレ、“かやまゆうぞう” て書いてあるじゃん!」て高見沢さんが言うと「そうなの好きなの。知っているかコウシンマル(光進丸・・・加山さんの船でしたよね)。コウシンマルなのに、後進〜っなんちゃって。バンザーイ!」と幸ちゃんとオジサンがオヤジギャグで騒いでいると。かなり〜遅れてから高見沢さんが「コウシンて行進だろ?何で?」と行進の動作をしはじめる。まるでギャグを理解していなくて、「あっ。後ろへ進むのかっ!」とようやく気が付いた様子。すんごい遅いって。すかさず、おじさんから「お兄さん鈍いね〜。もう、これだから、高校時代に成績がアイツ(高見沢さん)がAだろうが、俺がCスレスレだってバカにしようが関係ないじゃないっ!こうやって横に並んでれば一緒!」と、この時ばかりにかつての復讐(笑)。そしてグループサウンズの話題になり、あまりにも幸ちゃんが当時の事を良く知っているので、「お兄さん詳しいね〜。やっぱり歳誤魔化しているでしょ!ホントはムッシュかまやつと同級生なんでしょ!」とおじさんからツッコミを入れられる。やはりタイガースなんだよね〜。そしてタカミーのギターの演奏からタイガースの『君だけに愛を』へ。「君だけに〜」の時はちゃんと特定の子を指で指した方が本物らしい!という指摘を受け、最前のファンの子に「君だけ〜に〜♪」と言いながら指したら、どうもそのファンはビックリしてしゃがみ込んでしまったらしくて、「何もしゃがみ込むことないじゃない!身体柔らかいのね」と突っ込まれていた。ドラムやキーボードも加わってムード歌謡バッチリ!しかし、ココから!って所でいきなり演奏が止まってしまい「いや〜ん!今、最高に良い気分で歌っていたのに〜っ!」とおじさん悶える。「こんな蛇の生殺しみたいのやめて!」とリクエストをして、ドラムに向かい「ドラムも頼みますよ。長谷川くん、地元横浜市出身ですからね。」とごまを擂りに行き、キーボードの方へも「山石くん頼みますよ。なんか最近すっかり疲れがとれないらしいけど、四十になったからかね〜」と急に暴露し始める。「四十肩なんてもんもあるしね〜」なんて言っていたら、横で幸ちゃんが左腕をピーンと上へ延ばすジェスチャーをしている。「お兄さん大丈夫?」というおじさんのツッコミを無視して、今度はタカミーのギターの音と共にシコをふみはじめる。「なんかお兄さんのキャラクターつかめない」と、幸ちゃんのハイテンションぶりにおじさんもついて行けない様子であった。そしてジュリーの『勝手にしやがれ』へ。麦わら帽子を深く斜めに被り、もう気分はジュリーそのもの。しかし、どんどんジュリーそのものような歌い方になっていて上手いっ!サビの部分ではおじさんの手の振りに合わせて海も同じように腕を振るのであった。クライマックスでは、本物のジュリーのように麦わら帽子を海へ飛ばしカッコ良いゼ、おじさん!最後もジャンッと決めたものの、「ごめん。今勢いで帽子飛ばしちゃったけど、今日がファイナルじゃないんだよね。返して。」だって(笑)。もうこの言動にはバカ受けしてしまった。そして、帽子を返してもらうと「悪いね〜。他の買えて言うかもしれないけど、コレ、気に入っているんだ♪」とご機嫌で帽子を被り直すと、「んじゃ、お詫びにピックをセットであげるからね〜」と、自分の所のピックと、幸ちゃんと高見沢さんのピックを勝手にマイクスタンドの所から抜いていき、高見沢さんは持っていたピックもおじさんに渡していたから、計4枚のピックを先程麦わら帽子をgetしたファンにプレゼント。しかも、その渡す方法が最前列のファンに渡して「これ、その子に回していって。途中でくすねちゃダメよ」だもん。妙にほのぼのした光景で最高だったわ。そして、超強引な勢いで「海と言えばやはり横浜!湘南!・・・ちょっと遠くなったけど、そうくればユウゾー・カヤマ!」と叫んで『夜空の星』へ。 『夜空の星』、『星空のディスタンス』と続いた後、「ヨコハマーッ!今年はココ新港地区のニューポートで夏のイベントやるぞ!8月7日、8日の2日間『ミレニアム・カーニバル』だぁ!みんな夏も来いよーっ!」と高見沢さんが叫んで『SWEAT&TEARS』へ。客席も明るくなって、もうステージも客席もオーバーヒート状態。ななんぼもママンボもノラないわけないだろうっ!そして、最後にメンバー紹介があり、いつもはバックの長谷川さんと山石さんしか紹介しないのに、今回は「ギター坂崎幸之助!」、「そしてギター高見沢!」とアルフィーも紹介しはじめて「そしてベースッ!!・・・・・・いいや。」という見事なオチを披露。もう本当に「いいや」て感じの言い方で最高に面白かった。桜井さんは思いっきり倒れてしまい、幸ちゃんからツンツンと突かれていた。気を取り直して「ベース、桜井賢!We are THEALFEE!」と高見沢さんが叫んで終了。いや〜、最後の最後でこんなオチが見られるとは思ってもいなかったワ♪ そういえば、アンコールの最後はバックの2人も出てきてステージ前で挨拶するんだけど、何故か長谷川さん、ドラムセットに挟まったのかな?なかなか出て来られなくて、桜井さんが「おい、どうしたんだよ?」みたいな感じで見ていて、苦笑いしながら長谷川さんが出て来た頃には高見沢さんはソデに下がっていたという・・・。妙に可笑しかったゾ。 2度目のアンコールでは、高見沢さんは全身真っ白のロングコートで登場。幸ちゃんはパンツの色は忘れてしまったけど、クリームぽいTシャツにスカイブルーのジャケットを着ていた。なんか妙にカジュアルスタイル。桜井さんはチャコールグレイぽいのスーツだったんだけど、ジャケットは腕に掛けていて、自分の横のスピーカーの上にダンディーな感じで掛けていたら「カッコつけてんじゃないよ」と、高見沢さんからツッコミを入れられていた。 高見沢さんのMCで、「今年はこの横浜で18回目の夏のイベントをやります!丁度、10年前に朝霞の米軍キャンプ跡地でやりましたが・・・。朝霞に来た人!」ときなり出欠取り。思わず「ハーイ!」て手を上げたわ。「う〜ん。だいぶ少なくなってきましたね。それでは、夏のイベントに参加したことがある人!」というのにはほとんど上げて。「よしよし当然です。・・・さて、手をあげにくくなったと思いますが、まだ夏のイベントに参加したことがない人!」では数人あがりましがた。「よしっ!その元気の良い上げ方からして、今年は必ず参加すると確信しました。是非、この18回目のアルフィーの夏の野外イベント、ミレニアム・カーニバルでまた会いましょう。アルフィーの夏のイベントは日本の風物詩です。千年祭ですからね。この1900年代のイベントが今回が最後になります。」みたいな感じで、夏イベに対する高ぶりを語った後に、9月にドイツはベルリンで行われる公演についての話になり、「10年前のツアーで“ベルリンの壁”を自分たちの“心の壁”と重ね合わせて、セットにも偽物だけどバックに作りましたが、今度は本物のブランデングル門とベルリンの壁の前で歌えると思うと本当に感慨深くなります。“ドイツにおける日本の年”ということでのお祭りですが、聞いたところによると、ドイツはなんと一週間も前からブランデングルグ門の前を交通規制をして、ステージのセットを組むらしくて、これはドイツも本気だな・・・と思い、なんかだんだんこちらも本気になってきました。」と、この話にはビックリしましたね。要は日本とドイツの親善に近いお祭りなのに、一週間も前から準備に掛かるだなんて・・・凄い。「とにかく、いろんな想いを込めてドイツで歌って来ます。イベントみたいに横浜でやるんだったら、“来いよ”て言えるんですけどね。ドイツはさすがに・・・。もう本当にお金と時間にゆとりのある人は無理せず、無理して観に来てみて下さい・・・(笑)」なんてボソボソと言って可愛かったな。そして「10年前のツアーの為に作った歌」ということで『壁の向こうのFreedom』へ。この歌がドイツで歌われるのかと思うと、たまらない気持ちになってしまいますね。丁度、数日前に1989年の武道館の模様をテレビで放送していたものを見直していたんだけど、妙にその時、軍服姿で歌っていた高見沢さんと今歌っている高見沢さんお姿が重なってしまったな。 そしてラストは『A.D.1999』。最初はマイクを使わずにアカペラで1コーラス歌い、その後前奏と共にステージの両脇から銀吹雪が飛んだのでした。今回は風が強かったのか、けっこう真ん中の辺りまで銀吹雪が舞っていたなぁ〜。なんか、キラキラ光る銀吹雪が妙に綺麗に見えて仕方がなかったなぁ。 ラストは幸ちゃんと桜井さんはステージの一番左端から右端まで最前列のファンと握手・・・というより手タッチ、という感じだったんだけど、ああいうサービスぶりて好き。最後は客席を何度も振り返りながらステージ中央の階段の下に去っていくアルフィーの姿が印象的でした。 そして、関東ファイナルだったのでこのまま熱が冷めない客席でして、ずーっとアンコールをしていたのですが、マネージャーの棚瀬さんから「温かいアンコールありがとうございます。楽屋にいるメンバーにはみなさんのアンコールの声は届いております。しかし、もう時間的にステージの撤去作業や会場の清掃の時間を考えますと、申しわけありませんがとてもアンコールにお応えできる時間ではありません。どうか、今年の夏のイベントもココ横浜ですので、その時盛り上げて下さい。そして、秋にもまた横浜へ来ますのでその時お会いしましょう。皆様、気を付けてお帰り下さい」という感じのアナウンスが入りました。 そのアナウンスの後に、みんなで三本締めして神奈県、関東ファイナルのアルコンは終了! 個人的にも思っていた以上にノレて最高でした。
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