|
遂に来てしまった武道館ファイナル!一千年代最後の武道館&東京公演!しかもイヴっ!盛り上がらないわけないだろうっ!て感じでしたが・・・。以前某歌番組で(笑)、中居くんが「クリスマスに行きます!」と宣言していただけに、「中居くんが来るんじゃないか?」と憶測も飛んでいましたが、なんと当日は某歌番組に生出演ということで来るわけない・・・という結果になっておりました。まぁ、それはそれで残念でしたが、アルフィーさんはイヴに何もやらないわけないので(笑)、どっちにせよ期待は膨らみます。 この3日間は定刻通り開場したみたいで、チケット切りの人、カメラチェックの方がサンタの格好でお出迎えという、イヴならではの雰囲気になっていました。開演そのもは10分押しでスタートっ。 SEが流れてコンサートがスタート!中央の重なっている三日月のようなオブジェが左右に開くように移動すると、ステージには3つのビジョンが登場。そこに「THE ALFEE」という3D文字が現れ、次ぎに「Final Count Down」という文字、そして「A.D.1999」という文字が現れると、まず山石さんと長谷川さんが登場!今回は1階席の後ろから3列目ぐらい!でも、さすが武道館、ステージはちゃんと良く見えるし、アルコンだもん何処の席でも嫌でも盛り上がるのだぁ!。そして、中央のお立ち台に高見沢さん、幸ちゃん、桜井さんが登場!!高見沢さんはサングラスをしていて、髪を束ねていて、黒の皮パンに飾りの多い黒の光沢皮ノースリーブジャケットに、前日と同様に両腕の部分にだけジュディオングのようなロングの黒のフリフリレースみたいなのを付けていました。幸ちゃんは超派手は真っ赤なベルベットのスーツ!目立っていましたね〜っ。桜井さんはあんまりよく覚えていないんだけど(汗)、ブルーグレーの光沢のスーツにシルバーのネクタイだったけ?。 このツアー恒例のダンスミュージックの初っぱなは『Hysteric Psychedelic ∞』!曲が演奏されたと同時に客席のテンションも最高潮!1曲目からスゴイことになったのだ。もう熱い、熱い。最後まで保つか自分っ?て感じでした。やっぱり、この曲の後奏が幸ちゃんのアコギと高見沢さんのギターの掛け合いになっていましたが、ホントにカッコ良かったですよね〜。アルフィーならではのアレンジですよねっ♪続いて、幸ちゃんがハンドマイクに持ち替えて『CRASH!』へ、今日もお立ち台やら、ステージの左右まで歩き回ってスゴイぞ。スクリーンにガチャガチャした映像が映っているんだけど、その前に立つ幸ちゃんのシルエットてどうしてこんなにカッコいいんだぁ〜っ!途中から高見沢さんも一緒に中央のお立ち台に立って歌い合う姿はマジにカッコ良いぞ〜っ!そして、ダンス!ダンス!ダンス!の『Crimson Kiss』へ。最初の「Let's Dance!!」という掛け声と同時にサングラスを外して客席へ投げて、3番の歌詞に合わせて束ねていた髪をほどいて、その後はガンガンに頭を振り回していたのは昨日と同様だけど、もう東京でやるのは今日が最後!怒濤のノリを見せてくれましたぁ! 最初の幸ちゃんのMCで 幸「どうもこんばんはっ!遂に一千年代最後の武道館です! もう一千年代最後ということで、今回の武道館はスゴイことになっています。 なんせ、初日がとんでもないことになりましたからね〜。 あんな初日て今までなかったのでは? もう初日が思いっきり意外なフォークボールできたと思えば、 昨日の中日はもう直球。しかも生半可な直球じゃございません。 時速160kmはありそうなスゴイ直球になりましたからね〜。 さぁ、今日のファイナルは何が来るか?僕にもわかりませんっ! いつも言っていますが、アリーナ席のみんな!1階席のみんな! 2階席のみんな!今日も端っこまで一杯!立ち見の方々もよろしくっ! 今日も、帰りは九段下の辺りをニヤニヤしながら歩く怪しい集団に なるように・・・盛り上がっていきましょうっ!」 幸「一千年代最後の武道館ですが、ここの会場はホントいいですよね。 16年前の8月24日に初めてココに立った時は、本当に緊張して 足下しか見られなかったという記憶があります。 特に僕はプレッシャーがあったんですよ。たった一人でやらなきゃ いけない曲(『Musician』)があって・・・。1万人対1人でしたからね。 あの時はまだ世間に知られているような大ヒット曲が自分達にはなくて、 それでも1万人集まってくれて本当に感動した記憶があります。 そして、その初めての武道館公演の後にジワジワとヒットしていった 曲がありますっ!ではその曲のこの武道館最後のステージでっ!!」 という紹介されたのは、アルフィーの初の大ヒット曲『メリーアン』!原題が「ベルリンの霧」でしたっけ?そんな意味合いもあってか、あの交通標識ギター・・・もとい、ベルリンの紋章ギターで高見沢さんは演奏していました。やっぱ、武道館というと『メリーアン』なんでしょうねっ。武道館公演の歴史は、すべてこの『メリーアン』から始まったと言っても過言ではないかも・・・。その後、なんと『冒険者たち』が演奏されたっ!もうこの曲大好きでノリノリさっ!どんどんテンション高くなってくるような感じの曲だし、客席もアルフィーもブチ切れて感じっ。続いて、3日間ずーっと歌い続けられた『希望の鐘が鳴る朝に』へ。やっぱ、この1999年はこの曲に限りますっ!!ホント、この曲を作ってくれてありがとう〜っ。 桜井さんと高見沢さんがソデに下がって、幸ちゃんのみが残り(イスは出されなかった)、バラードコーナーへ。幸ちゃんのMCでは 幸「・・・ではでは、またしばらくの間、ご着席下さい。 (前回と同様に、2階席の辺りで「ヤダー!」という男性の声がして) だったら真っ直ぐ立っていなさいっ!お前3日間言い続けただろうっ(笑) あ、立ち見の方はしばらく我慢していて下さいね。」 で、なんかメンバー紹介されないうちに、気が付いたら桜井さんがもう横に出て来ていたような・・・。 幸「今日はクリスマスイヴですね。 じゃ、今日もいってみますか?16年間全部参加している人?(該当者がハーイと手を上げる) では、その反対に今日が生まれてこの方初めてだという人?(意外に多い人数が手を上げる) おお〜っ!いますね〜っ!しかし初心者にはイヴはちょっと刺激が強過ぎるかな? (丁度、アリーナに遅れて入って来たお客さんがいて・・・) あっ、どうもこんばんは。席はそちらですか?への5番ですね。(そんな席ないって/笑) 今来るんじゃないかって、みんなで話していた所なんですよっ。」 幸「え〜、クリスマスイヴということで、そこら中でクリスマスぽく飾られていますが、 荒川村でのクリスマスてどんな感じなんですか?桜井さん! クリスマスツリーはやっぱ杉の木?」 桜「至って普通ですよ。」 幸「トナカイの代わりに鹿とか使うんですか?」 桜「・・・だから、そういうことしないってっ!」 幸「鏡餅とか飾るとか?」 桜「それはお正月でしょっ!」 幸「でも、桜井さんとこは(お正月は)2月でしょ?旧暦なんでしょ?」 桜「ウチは関東ですよ。西暦ですっ!」 幸「だから西武の西?」 桜「違うって、西武の西暦・・・合ってるのか? いいじゃないですかっ!勝手にそうやって人のことバカにしてっ。 秩父だって埼玉て関東なんですよっ!」 幸「でも(関東)の上の方でしょ? 群馬と東京て言ったらどっちが近い?」 桜「・・・・・群馬(苦笑)。 でも、そっち(幸ちゃんの地元)だって海抜0m地帯じゃないっ!」 幸「そうだよん。下町だもん。満ち潮で0mだもん」 桜「引き潮で0mじゃないんだっ」 幸「当たり前だよ。でも満ち潮の時て、床から水が出てきたことあるよ。 桜井さんの所は海とは無縁だもんね。山岳地帯で・・・」 桜「何だか、今日はヤケにつかかってきますね、坂崎さん・・・。 まだ昨日のこと根に持っている?」 幸「・・・いやいや、そんな事ないって(笑)。 でも、ホント昨日はマジにビックリしたよ、桜井が鼻にゴム当てるんだもん。 え〜知らない方の為に、なりゆきを説明しますと・・・。 まず初日の武道館で、アンコールの時に桜井が加山雄三さんの 『君といつまでも』をいつもの調子で歌おうとしたんですよ。 前奏も出て気分よく『ふたりの〜♪』て歌い始めたら、なんと ステージの上の方から『ふたりの〜♪』て本物の加山雄三さんが登場したのっ。 もうスタッフ全員、加山さんのことは知っていましたぁ! 知らなかったのは桜井だけっ!見事に騙されてくれました。 もう思った通りのリアクションしてくれて・・・。ステージ上で崩れましたからねっ! まぁ、その事は翌日のスポーツ新聞にも色々と掲載されましたが・・・。 で昨日23日のMCで、そのことを話していたら、いきなり桜井がオレに向かって ゴム飛ばして、それが見事にオレの鼻に当たったのっ! もう本当に見事に当ててくれたよっ。狙って当たるような所じゃないもんっ!」 桜「いや、当てられた坂崎さんはホントにビックリしたと思うけど、 当てたオレもホントにビックリしたのよ。 まさか当たるなんて思ってもいなかったしさ。でも的(鼻)大きいから・・・。 大丈夫、これ以上デカクなることないからっ!」 幸「なんでオレこんなに鼻がデカイんだろう?遺伝かなぁ〜? 桜井さんの顔のデカさは遺伝ですかね〜? スゴイですよね、生まれた時からその顔の大きさですからっ!」 桜「そんなわけないだろうっ!! この大きさで生まれてきたらオフクロが大変じゃないかよっ!! お腹に入っている時点で、きぐるみ着ている感じになっちゃうじゃんっ!」 幸「ではでは、今度は埼玉の平野部の方を紹介しましょうっ!! 桜井は山間部でしたからねっ!<拘る 高見沢俊彦ーっ!王子〜っ!!」 ・・・すると、ステージのソデからではなく、ステージの上の中央から白馬のぬいぐみを抱えた高見沢さんが登場!本日も金刺繍入りの赤いハーフジャケットに白のタンクトップと白の毛皮のパンタロン(膝から下はフリルになっている!)王子様ファッションであった。しかも、階段になっているというのに、そのまま強引に白馬を引っ張りばがら降りてくる高見沢王子であった・・・。当然、白馬は途中でコケるけど、気にせず引きずって行く・・・・。 桜「そのうち、動物愛護団体から何か言われるよっ。」 幸「高見沢にモノ持たせると危険ですからね・・・。」 幸「高見沢王子ですっ!赤羽ではないですよっ! でも、どっちにせよ平野部だよね。 同じ埼玉なのに秩父て扱い違うよね。テレビの天気予報でさ、 『埼玉県の北部、南部、秩父は・・・』て言われるじゃんっ。 何で区別されちゃうんだろう?あれって変だよね。」 桜「“〜部”て言いやすいから訳られちゃうんでしょうね。 だからって・・・いいんですっ。秩父は埼玉です。関東です! え〜いっ!今度、王子と赤羽と秩父で同盟作ろう!」 幸「そんなの作ってどーするんだよっ!?」 桜「エッ?でもあれですよ、荒川村と荒川区て同じ“荒川”だから 姉妹都市なんですよ。」 幸「そっち(荒川村)の方の川がこっち(荒川)に流れてくるから、 汚さないでってことでしょう?オ●ッコとかしないでって・・・」 桜「坂崎さんっ!!(ツカツカと坂崎さんの所へ歩み寄り、イエロカード掲示!) 幸「エエ〜ッ?イエローッ?オレ、あと数枚で出場停止?」 桜「クリスマスイヴだから、早めに出しておくっ。」 幸「え〜と、今日はクリスマスイヴということで・・・。 アルフィーの曲のなかにも幾つかクリスマスの時期を思わせる曲があります。 この曲も、この季節ならではの曲なんじゃないかな・・・。」 ・・・そんな風に紹介された歌われた『心の鍵』。確かにクリスマスにちなんだ歌ですよね。そのせいか、この時期でないと聴けない曲になってしまいましたが、なんか大人っぽい雰囲気いっぱいで良かったです。続いて、これまた久しぶりの『Promised Love』。この曲の高見沢さんの泣きのギターが好きだったりする。そして、これまた冬のラヴソングの定番『恋人達のペイヴメント』。しかし、久しぶりだったせいか、。高見沢さんてば2番で3番の歌詞を歌ってしまい、当然コーラス部分でおかしい事に気が付く・・・。珍しく自分もフォローできない歌詞忘れ状態になってしまった。でも、『恋人達のペイヴメント』の時は、途中からステージ頭上から人工の雪が降り注いで雰囲気バッチリでした。あの歌詞忘れさえなかれば・・・、う〜ん残念(苦笑)。 続いて『愛こそ力〜Power For Love』の前奏になり、客席は総立ちっ!一気にテンションが上がったぞ。続いて、幸ちゃんの美しいギターの旋律から『Count Down 1999』!まさか、ここでこの曲がくるとは〜っ!!確か、この時にステージ上に火柱が4本上がったんだっけ?(きっと違うかもしれないけど、書いておく/笑)、もう腕も頭のガンガンにシェイキングさぁ!! 高見沢さんのMCでは、 高「“ああ、あの頃は若さをもてあまし・・・”(『恋人達のペイヴメント』/作詞:高見沢俊彦) そうだよ、“若さをもてあまし”そうだったんだよ〜っ!! 何で間違っちゃったんだろうなぁ〜っ!!滅多に歌わなくなっちゃったからな〜」 ・・・と、きなり、先程失敗してしまった『恋人達のペイヴメント』の反省。かなり後悔しているみたいでした。その割に、随分と言い訳三昧だった気がしないでもないけどね。そして、当然のことながら、客席から「アンコール」ではないけど、歌い直してっ!という歓声が上がり、ホントに唐突に「じゃ・・・2番だけ」と山石さんに合図して、いきなりやり直す高見沢さんであった。山石さん、慌ててピアノ弾いていた。しかも「二人の〜蒼〜い、シーズン♪」まで歌って、長谷ぼんがガガーンと盛り上げるようにドラムを叩いたと思ったら「はい、ここまで」て言って唐突に終わらせるし・・・。長谷ぼんの立場って一体・・・。 そうしていたら、下がっていた幸ちゃんと桜井さんがいきなり出てきて 幸「何いきなり一人で歌ってるの?コーラス入るじゃんっ!」 ・・・とクレームをつけ、今度はちゃんとコーラスを入れて歌い直すことになった。しかも、さっきは「二人の〜蒼〜い、シーズン♪」で歌い止めたのに(幸ちゃんも終わるだろうと思って、1回ギターを外そうとしたのに・・・)、コーラスが入って気分が良くなってしまったのか、いきなりサビの部分まで歌う高見沢さん(笑)。しかも、1回目で唐突に止めちゃうし、もうやりたい放題のやり直しでいたね(苦笑)。 高「今夜はクリスマスイヴで世界中がお祝いしているわけですけど、 どうしてキリスト教と無縁な日本がここまでクリスマスに盛り上がるのか? 不思議に思って調べてみたら、天保10年に・・・いや、違うけど(笑) どうも一つの“お祭り”として騒いでいるみたいですね。 僕は前に、宗教発祥の地の言われるエルサレムという所に行ってきたことが あるんですけど、あそこでのクリスマスて一体どういう感じで祝うんでしょうね・・・。 前にも話したことがありますけど、クリスマスの象徴というのはクリスマスツリーでして、 そのクリスマスツリーには、この世で美しい3つのモノが飾られているんです。 一つはてっぺんにも飾ってある夜空の星、もう一つが色々綺麗に周りを飾っている この世の花・・・、そして最後の一つがあなたへの愛。 そういう意味があるんです。 エルサレムもそうですけど、いろんな宗教が世界中にありますが、 やはり思いというか、原点は“愛”なんじゃないかなって思います。 ですから、このクリスマスイヴのこの夜に、アルフィーからの愛の歌を みんなに送りたいと思います。『至上の愛』」 久しぶりに聴いた『至上の愛』は絶品でしたね。記憶違いでなければ、エルメス柄のギターで弾いていたような・・・。最後の、高見沢さんの叫びと同時に盛り上がる後奏てスゴク好きなんですよ。そして、静かなキーボードのソロが響き、そのまま『星空のディスタンス』へ。綺麗な流れでしたね〜。で、その後、ちょっと記憶に自信がないんだけど『晴れのち、時々流星』、『Dark Side Meditation』とアルバムの曲が続き、なんと次ぎに『Masquared Love』!これはメチャクチャ嬉しかったねー!もう客席は狂ったようにノリノリになりましたよ、当然でしょうっ!高見沢さんもシャウトしまくり、周りまくりの大暴れ状態でしたっ!武道館ファイナルに、この曲が聴けて良かったぁ! 本編のラストは高見沢さんのソロから始まる『AUBE〜新しい夜明け』。秋ツアーの本編のラストを飾ってきた曲ですが、聴けば聴くほど好きになるというか(もともと好きな曲だったけど)、思い入れの深い曲になっていきました。ホントに怒濤の勢いで本編が終了しました。 アンコールでは、スクリーンに「Special X'mas Performance」とか出たのかな?そして、曲に合わせてスクリーンのは1990年代のクリスマスでのパフォーマンスの名(迷?)場面がランダムに映しだれたのでした。たま〜に、ポチちゃんが登場していたけど(笑)。 もう1990年は、坂崎サンタに桜井トナカイ、高見沢マッチ売りの少女。1991年はヘヴィメタサンタ坂崎に、流し姿の賢様(正調秩父音頭を披露)、金髪のカーリーヘアーの『僕はエンジェルっ♪』タカミー。1992年は3人揃ってエンジェルブラザーズ(楽屋での準備段階も紹介していた)。1993年飲酒運転の桜井トナカイがサンタの坂崎に説教をされる。&エンジェルダンクを決めるタカミー。1994年は合唱団と一緒に『祈り』を熱唱。1995年はトナカイ桜井が殺陣を披露、そんでもってセーラームーン・タカミーの「月に代わってお仕置きよっ♪」も登場(笑)。1996年は管弦楽団を一緒にクリスマスソングを披露。幻のクリスマスソング『Candle Light』が初披露された。1997年はエンジェルベアが郵便配達しに来て、アルフィーに代わってBEAT BOYSがダンスでクリスマスを祝った。1998年はレゲエブラザーズがレゲエ風にクリスマスを祝った。 等々・・・、思えばムチャクチャ色んなことして下さったのねって感じで、大笑い(中にはシリアスなのもあってじっくり聴かせて頂きました)していたら、「A.D.1999・・・一千年代最後に登場するのは・・・伝説のロックバンド・・・Queen!!・・・・・の・・・・・遠い親戚筋にあたる・・・クウィ〜ン・クウィ〜ン登場!」 そして、いきなりクウィーンの『WE WILL ROCK YOU』が演奏され、黄色の派手なジャケットに白のパンツ姿、そしてオールバックの桜井さんがステージ中央の台から登場!続いて、ギターを持った黒ソバージュのカツラを付けた高見沢さんが登場!そして、ベースを持ったウルフカットのカツラを付けた幸ちゃんが登場!「We are クウィーン・クウィーン!」と叫ぶと『WE WILL ROCK YOU』を熱唱!格好はともかく(笑)、上手いぞ、とにかくド迫力でございましたっ! 桜「Hellow!!We are クウィーン・クウィーン! I amフレD・マーキュリー!No,No,No,NO!フレディー・マーキュリーnot! I am フレデー!OK?」 ・・・と早くも怪しい英語を披露。とにかく、自分達は伝説のロックバンド「クウィーン」の遠い親戚筋に当たると説明したかったらしい。そして、早速そのメンバー紹介。 桜「Bass!ジョン・米根(ベーコン)!<ちゃんと名前がスクリーンに出るのだ(笑)」 ・・・ウルフカットのカツラにサングラスを掛けている幸ちゃんなんだけど、どう見ても「ムッシュかまやつ」にしか見えない。 桜「Guiter!ブライアン・メイ・牛山〜!」 ・・・黒のソバージュのカツラにサングラスを掛けた高見沢さんは、マジに外国人みたいでカッコ良かった。横の2人とは対照的に、一番クウィーンになりきっているような気がした。しかし、フレD氏が色々と声を掛けるが、イマイチ反応悪くて「He is shame.」なんてチャカしていた。 桜「ブライヤン・メイの甥に当たる牛山〜!<ホントか? この2人、こう見えてもスゴイです。イギリスのBBCのテレビで、 物真王座似10週連続で勝ち抜いていますっ! もうイギリス行ったら、スゴイ人気です! では・・・その腕前を披露して頂きましょう!」 ・・・と、桜井さんは一旦ステージを下がり、代わりに2人が中央に出てきて、用意された2本のマイクスタンドの前に立つ。そして、演奏されたのは、なんとクリスタルキングの名曲『大都会』!「ああ〜果てしない〜♪」と高見沢さんの高音ヴォーカルの後に、「裏切りの〜♪」と完全にクウィーンというより、クリスタルキングになりきって歌う幸ちゃん、上手過ぎ!そして、2人でハモる所なんてマジで渋くてカッコ良かった!再び、またの高見沢さんの高音パートになったが・・・ 高「・・・ああ〜あっ!(入るのが早かった)、川の流れのよ〜に〜♪」 ・・・ホントは『大都会』から『川の流れのように』へ変わるというオチにしたかったようだけど、その前に思いっきり出だしを間違えオチてしまった・・・。このボケぶりに、さすがの相方ジョン・米根さんもズッコケ。本当はツッコミ入れる為に登場するはずだったフレDさんも、思わずズッコケながらステージに転がって入ってきた・・・。もうメチャクチャ。 桜「(寝転びながら)オーイ!オーイ! アンタ、性格悪いよーっ!オチる前に自分でオトしてどーすんのっ!? もう『とんねるず』の時もそうよ!オレ達が入って、とんねるずが入ってオチるはずなのに、 先に自分でオチちゃうんだから・・・っ! 今も先に自分でオトしたでしょ?もう天然だよね。スゴイ。」 ・・・この時点でも、ジョン・米根さんは床に転がって笑っていた。余程ツボに入ってしまったらしい。 桜「どう?素晴らしいでしょ?昨日今日できたものじゃないよ。 昔、まだカラオケなんて流行ってない頃、パブの片隅の8チャンネルで カセットをガチャと入れて、2人が歌って仕事を取ったものです。 今ではテレビ・ラジオのレギュラー!(幸ちゃん)ラジオがあります!(高見沢さん) そういうときの努力が実を結んで今があります。 私はもう2人に頭が上がりません!(と、右側に首を倒す)。」 ・・・そして、2人は両端(桜井さんの位置に幸ちゃん、高見沢さん位置に本人という感じ)のマイクスタンドの所へ移動する。 桜「君たちはその格好が良いね。安心するよ。 前に出てくると何やらかすか怖いもの。 変な外人タ レントが日本に来ていい加減なことやってお金もらって帰って行く みたいな感じで。ね?ムッシュかまやつさん♪(と幸ちゃんに振る)」 幸「ある日、夜汽車が〜♪(かまやつsanの真似をする幸ちゃん)」 桜「まさか、かまやつsan呼んでないよね?」<本気で不安がる桜井さん そして、「Rock'n Roll O.K?」と叫んで、クウィーンの『KEEP YOURSELF ALIVE』へ。もう、桜井さんは曲に合わせて、ステージを走り回っていましたねっ。最後には、ステージの一段低くなっている所へ思いっきりジャンプして着地を見事に決めてフィニッシュ! 桜「今、飛び降りたとき膝がLaugh,laugh。クウィーンだけに膝がクインだって。 細かいことは良んだよ!クリスマスイブだから。みんな最高! この会場の中の雰囲気が最高だぜっ!お世辞じゃないよっ! 最後まで楽しんで帰って下さい。これからご機嫌なクリスマスソングナンバーを・・・ これでも結構持ちネタ多いのよ。オーライッ!Are you OK? 地獄まで道連れにホワイトクリスマス!<て言ったような気がするは自信ナシ」 ・・・と『ホワイト・クリスマス』や、『ジングルベル』をクウィーン風にガンガンのロックアレンジして披露してくれました。特に『ジングルベル』に至ってわ、早い、早い。前奏がなんとかく『鋼鉄の巨人』を連想させる雰囲気でした。もう、歌詞とすごいギャップのある演奏だったね。桜井さんは、もうハジケまくっていましよ、ホント。 桜「Thank you!!・・・Just moment!!・・・ハァハァ、息、切れてます。マジです。 しかし、一千年代最後。何でもアリ!モハメド・アリ! Thank you・・・みんなの温かいハートで私、保っています。 でも汗が涙が・・・(サングラスに指を突っ込んで拭う)目に入って涙が止まりません。 (幸ちゃんタオルを桜井さんに渡してあげます)メルシー、ムッシュ♪ 伝説のグループ、クウィーンの素晴らしい曲を。そして我々も尊敬してやまない、 アルフィーのナンバーを続けてお送りしたいと思います。」 ・・・そして、歌われたのがベルリンでも大好評だった『We are the Champion』!もう、メチャクチャ良かったよ〜!マジで桜井さん歌上手過ぎって再確認してしまったぐらい。雰囲気出ていて最高でした。そしてそのまま『WILD BAHN!』(英語ヴァージョン)へ、最初のコーラスの後の前奏と同時にステージ頭上で花火がバーン!不意打ちを喰らった桜井さん、思わず倒れる(笑)。 桜「Thank you!Tokyo!Thank You! My name isフレD!フレディー・・・NO NO NO! フレD! Are you ok?Everybody!Come on!Open your mind!Ok? (最前列の人に)お前・・・なめとんのか?人が一生懸命やってんのに何だ!? へへへって何か投げるぞ!・・・冗談ですけど。 いくよ〜!ディ〜ディディディディ!」 ・・・と、自分が歌ったメロディーを客席にも真似させる。このままDのの掛け合いになるかと思ったら・・・ 桜「OK!お利口さんにはプレゼントをあげましょう。 Where is may bag?(スタッフが白い袋渡され、袋の紐を肩 にたすき掛けする) サンタじゃないよ。中身はサイン入りカラーボールっ! お利口さんにはご褒美〜♪ ドレミファソネット、どしたら出来るの〜♪(余程好きなのね、このCM)」 ・・・そして、サインボールをあちこちの方向に投げる。スタンド席にも頑張って投げるけど、届きそうで届かない。 桜「結構マジになっちゃうな。みんな、取ろうとして(客席から下に)落ちないでね。 明日私が新聞に載っちゃうから。加山さんと一緒なら良いけどさ。 ちょっと時間がかかって悪いんだけど、みんなしばらく優しく見守ってね。 でも、片方でマイク持っていると上手く投げられないんだよね〜・・・。 あんまり本気になって肩痛めちゃうのもマズイしね、難しいなぁ。 (そして、左右のお立ち台に昇って、一生懸命あちこちに投げる桜井さん。スタンド席にも届くようになる。) なんでオレ一人こんなふうになっちゃったんだろう? なんでこんなに息が切れるんだろう? (投げ終えて)アルフィーからのほんの気持ちです。 取れなくてムッとしてる人の方が多いのはわかっています。 ご協力に感謝します。 では、ここでみんなとひとつになろう!『D!D!D!』 Do you understand?コレはマイクスタンド!電気スタンド・・・。 協力してねーっ!1階!2階!アリーナも全員で!『D!D!D!』」 ・・・そして、その勢いのまま『D!D!D!』へ。いきなり高見沢さんがピンクのスーツにピンクの派手なラメ入り帽子を被って飛んで来たーっ!もういきなりFliyingよっ!しかも、ステージ中央のスクリーンには『D!D!D!』の曲に合わせて踊るポチ達の姿がーっ!!もう、メチャ可愛過ぎっ!そして、またもや間奏のギターソロでは、グローブの一つを床に落としてしまった。だから3番の出だしまでにはめられなくて、またもやあたふたしながら3番を歌うハメに・・・。この現象はずーっと続くのか、やっぱり。 その後、ステージにはシャンパンが準備され、恒例の乾杯へっ。ステージが暗転している時に色々と準備されていたんだけど、どうも高見沢さんはピカピカ電飾で光るブローチか何かを胸元に付けていたみたいで、暗闇にピカピカ光って目立っていた。あと、シャンパンは後ろの山石さんや長谷ぼんにも配られたんだけど、持って行ったのが桜井さん。一番疲れている桜井さん、ホントよく動く(笑)。 高「面白かった?もうやることねーぞ。 さっき、スクリーンに今までのやつがめまぐるしく流れたけど、 中には目を覆いたくなるようなのもありましたね。 セーラームーンやっただなんて、お前ら人に言うなよっ! では、聖なる夜に、みんなと出会えたことに感謝します。 私達だけのシャンパンコーナーです。シャンパン飲むのはオレ達だけ。 僕らはシャンパンを飲み干します。みんなは僕らの愛を飲み干して下さい。 (話している間に桜井さんがシャンパンを飲んでいる・・・)まだ、早いって!! 毎年この日にしか歌ってません。平和なクリスマスのために・・・」 ・・・そして、『讃美歌539番』を歌い、「Merry Christmas!」と乾杯っ!シャンパンを飲み干した後は、当然1年に1回、ここでしか歌われない『聖夜』へ!この『聖夜』が一千年代最後だっ!ステージの両端から、たくさんのサンタが出てきてステージを飾る。)しかし、スタッフがやっていたのか知らないけど、特に向かって左側のお立ち台に昇ったサンタ達は動きがギクシャク。右側のお立ち台に昇ったサンタ達に動きを伺っていたりして、なんか妙に可笑しかったゾ。)もう、みんなで腕フリフリ。もう、これぞ、イヴの武道館コンサート!という感じでした。これを聴かなくちゃクリスマスじゃ来ないさっ!ラストはサンタ達がメンバーを取り囲んで華やかに終わりました。 そして最後は「Merry Christmas!武道館!どうもありがとうー!」と高見沢さんが叫んで終了。ジョン・レノンの『Happy Christmas』がSEで流れ、高見沢さんがその曲に合わせて腕をフリフリして帰ったもんだから、アルフィーさんがステージを去った後も、客席は曲が終わるまで歌いながら腕を振っていました。 2度目のアンコールの高見沢さんのMCで 高「はい、どうもありがとうございます。 最後まで条件の悪い中、3階の立ち見のみんな(2階の後ろ事を言ったらしい)ありがとう! そして2階(1階のことらしい)!そして全ての人!どうもありがとう! 今年でアルフィーはデビュー25年を迎えて、平和なイヴを迎えられたこと嬉しく思います。 このイヴの日にわざわざ来てくれて、本当にどうもありがとう。 この素敵な夜を一緒にやってく れたメンバーを紹介します。 ドラムス、長谷川浩二!彼とは高校生の時からの付き合いです。<長谷ぼんが高校生からということ キーボード、山石敬之!彼はメリーアンが売れる前からの付き合いで、 一時抜けてましたけどまた帰ってきました。帰ってきたウルトラマンです。 」 高「25年というと凄く長いような、あっという間のような気もします。 “来年のことを話すと桜井賢が笑う”と言うけど・・・ 今日、たった今、クリスマスイブに決まったことを発表します。 来年のイベントが決定しました!来年の8月の第2週の土日にやるぞ! みんなスケジュール帳に大きな花丸付けておけよー! 場所は東京!(・・・のどこ?)それはまだ言えないんだなぁ〜。 言えないけど、東京のど真ん中でやるぞ! これが、アルフィーからみんなへのクリスマスプレゼントになれば・・・と思います。 関係者の皆さん、スタッフの皆さん、どうか高見沢を嘘つきにしないで下さい! 」 ・・・ハッキリ言って、このイヴの武道館にイベント発表なんてマジにビックリしちゃいましたよ。こんなことって初めてなのでは?でも、来年の夏も、確実にアルフィーの野外イベントがあるのだと確信できて嬉しかった。しかも日程まで決まっているし・・・。ホント、思ってもみない、素敵なプレゼントになりました。 高「らは70年代に出会って800年代、90年代を駆け抜けてきましたけど、 今日が一千年代最後、地元東京のライブです。 25年の間に悔しかったことも嬉しかったことも嫌な事もあったけど、 僕らは辛いことを全てこのステージで消していきました。。 僕らの旅はまだまだ続きます。まだ始まったばかりです。 永遠のモノはないと言います。でも、僕は星を見ていると永遠を感じます。 こうして歌を歌っている時も永遠の一滴くらいは感じます。 2000年からアルフィーはまた新たに始まっていきます。 みんなが僕らの歌を見つけてくれて、ステージを見つけてくれてくれたからこそ 駆け抜けてこれました。感謝します。本当にありがとう。」 高「僕らは白金のキャンパスから始まりました。 この間、久しぶりにその場所へ訪れてみましたけど、 風景はすっかり変わっていました。でも、当時お世話になった先生に出会ったり、 目を閉じたりすると、当時のキャンパスの様子が浮かびます。 そんな色んな思い出がこの一千年代でありました。 70年代〜90年代を駆け抜けてきた僕達から、この歌を東京最後のステージで 歌いたいと思います。『Rockdom〜風に吹かれて〜』」 ・・・封印されていた『Rockdom〜風に吹かれて〜』。正直言って、自分がアルフィーに出会った曲もであるし、一千年代最後の東京公演でもあるし、「絶対に聴きたい」て思ってたけど、いざ実際に歌われるとホント雰囲気に圧倒されてしまった。なんか立ちつくすしかなかったね・・・。この曲でアルフィーを好きになって、この武道館で初めてアルフィーのコンサートに参加して・・・と、色々と思い出していました。最後は客席も歌い、「オレ達の時代を忘れないで・・・」というフレーズが、会場中を包み込みました。そして、3人が前へ出てきて、アカペラでそのフレーズを熱唱!最後の高見沢さんの力のこもった歌い方と拳を一生忘れないだろうなぁ。いつもだったら、この曲を聴くと号泣しちゃう方なんだけど、とにかくカッコ良くて・・・「ヤッター!アルフィー最高ーっ!」て気分でした。 一千年代武道館ファイナル!これで終わるはずもなく、アルフィーさんが3度目のアンコールに応えてくれました。高見沢さんは、エルメスのアルフィーヴァージョンのデザインされたシャツにスカーフを頭に巻いていた。なんて、贅沢なお姿・・・。そして、ヘッドホンマイクを付けていた高見沢さんは、ステージ中央に出てくると「もしも〜♪」と歌いだした!そうなのだっ!この秋のツアー、歌われそうで全然歌われていなかった『A.D.1999』が演奏されたのだっ!もう、高見沢さん走りまくっていましたねーっ!スゴイ、スゴイ。 そして、このまま終わるわけもなく「一千年代最後の武道館ーっ!まだまだいくぞーっ!東京最後の『SWEAT&TEARS』!」と高見沢さんが叫んで『SWEAT&TEARS』!客席も明るくなり、もうこれ以上はないってぐらいにスゴイ盛り上がりになった。しかも、東京最後の『SWEAT&TEARS』に相応しく、1番を幸ちゃん、2番を桜井さん(やや歌詞が怪しかった)、3番を高見沢さんが歌うというスペシャルヴァージョンでした。もう、3人してステージを走りまわっていた。左右のお立ち台とか、そこら中を走り回っていて、とにかく、一千年代最後の武道館、客席一人、一人をじっくり全部見てやるぜーっ!て感じで、もうホントに凄かった。ラストでは、スカーフ外すほど頭をシェイキングしていた高見沢さんっ!もう凄すぎっ!落としたスカーフは、代わりに(?)幸ちゃんが付けていたけど、イマイチ似合わず高見沢さんに返していた・・・。 最後は高見沢さんが「どうもありがとーっ!!」と叫んで終了。名残惜しそうに、客席に手を振るアルフィーさんの姿が印象的でした。最後の最後では、桜井さんの投げキッスまで出てしまうし、もうとにかく良かった・・・っ!・・・と同時に、終わってしまったという寂しさが残るコンサートでした。盛り上がれば、盛り上がった分、終わった時が名残惜しいんだよねっ。 そして、客席は三本締めを決め、一千年代最後の武道館コンサートが無事終了してしまいました。 このレポは、当然リアルタイムに書いているわけじゃないんだけど、なんか今思い出した方がグッとくるというのかな・・・。あの時は、とにかく夢中で「ウワー!キャーッ!」て世界だったんだけど、こうして落ち着いてみると、自分はスゴイコンサートに参加できたんだなって、改めて感動してしまっています。『Rockdom』といい、最後の『SWEAT&TEARS』といい、アルフィーと出会ってから何度聴いてきたかわからないけど、聴く度に新しい感動と思い出ができていたような気がする。そして、この武道館で、その総まとめ的な思い出と感動をドーンッ!とアルフィーさんからプレゼントされた気分になっています。 何度も書いてるけど、やっぱりアルフィー最高!2000年代も負けずについていくぞっ!!
|