1999年5月16日(日) NHKホール[Final] |
さて今日はNHKホール2日目、そして東京ファイナルでもあります。昨日同様に気候は肌寒い感じだったのですが、雨が降らなかっただけ良かったです。さすが日曜日の原宿だけあって、NHKホールに辿り着くまでにアマチュアバンドの生演奏や、ビジュアルバンドのコスプレをした方々が多くてなんか面白かったですね♪会場のまわりでも、アル中さん達がギターをかき鳴らしていたしね。 昨日と同じく、定刻に開場したもののロビー開場で、またまた開演が15分以上遅れました。今回のツアーはあまり遅れない感じだったけど、NHK2日間は別だったようだ。でも昨日のテンションを引きずっているのか、イベント発表があったせいか客席もステージも始めからハイテンションであったのだ! 予定より15分以上遅れて『Count Down1999』でスタート。いつもなら最初にドーンの火柱があがるのに今回はない。「アレ?昨日はやったのにおかしいなぁ〜」なんて思っていたら、曲の終わりに合わせて天井で花火がバーン!うわ〜っ!これは不意打ち過ぎるっ!なんか、もしかして毎回、花火をやる場所を微妙に変えている?もうドキドキよ。3曲目に変化ありで『鋼鉄の巨人』!個人的には今回のツアー初めて聴いたわ。しかもいきなり前奏に合わせて噴煙が出たりして、なかなか特効も凝っております!しかしこの曲をヴィーナスエンジェル・ギターで弾くのってかなり辛そう・・・。こんなギターであんな激しい曲を演奏するのは、きっと高見沢さんだけだろう。そして4曲目は『恋の炎』、この2日間は意外にハンドマイクが多いかも♪ステージ前に出てきた幸ちゃんは、黒のスーツに白のシャツを下に着ていて珍しくシックだったわ。3番の高見沢さんが歌う所・・・ちょっと歌詞が怪しかったような?気のせいか?幸ちゃんも首かしげていたよね。後奏のギターソロの時、桜井さんは長谷川さんと向き合って音に合わせてダンスしていた。長谷川さんは「桜井賢ダンスショー」を一人占め状態(笑)羨ましい・・・。 最初の幸ちゃんのMCで「今日も遅れてしまいました。ごめなんさい。その分、中身の濃いステージをお送りします!えーと、昨日参加した人?おおっ!昨日は史上最大の初日でしたからね〜。今日は灰から復活するというより、昨日の初日を引きずっています。なんか小休止してきたって感じ。今日を史上最大の東京ファイナルにしましょう」みたいなことを言って『Crisis Game』へ。高見沢さん、もうこの時点でノリノリ。くるくる回ったりガンガンにギターかき鳴らしたり、もうハイテンションでした。『THE AGES』では、出だしは3人のアカペラですが、この時バックの長谷川さんは暇なので超リラックス。髪の毛掻き上げたりして、なんか前の3人は真剣に歌っているのに一人リラックスしている姿が妙に可笑しかった。次はなんと『Blue Age Revolution』!好きなのよ〜っ!この曲っ!メチャ嬉しかったワ。なんせ昨日はほとんど長谷川さんが見えなくて、いやドラムセットに隠れてしまう感じだったのだ。しかし、今日はバッチリ見えて、しかもこの曲っ!もうもうっ!視線は長谷川さんに釘付けだったわ〜♪ななんぼ、完全にここで崩壊しました。 2度目の幸ちゃんのMCでは昨日のおさらい。「昨日は、甥っ子の大輔の成長の事を長々と話まして、自分の身内の話で終わってしまってごめんなさいね。なんか話過ぎたよな〜。400字詰め原稿用紙に18枚分ぐらいあったから、8枚ぐらいにしておけば良かったかな〜。」と反省。この時は客席は席に座るんだけど、「席に座って休んで下さい」て言ったら、2階辺りで「嫌だっ!」て声が飛んで「ダメちゃんと座りなさい!先生の言うことはちゃんと聞きなさいっ!」なんて言って面白かった。そして、恒例の出欠取りをして「大輔のことを話したついでに昔のことを・・・」と懐かしい3人が出会った頃のエピソードを話してくれました。「丁度、今の大輔ぐらいの時に3人出会ったんだよね〜。今思うと小僧ですね。桜井とは高3の頃に知り合ったんだけど、やっぱり当時の高校生にしては歌は上手かった!プロになれば良いのにな〜て思ったからね。顔はイマイチだったけど。あ、でもウチのオフクロは桜井のことを誉めたんだよ!『色男だ!』て。『桜井さんとバンド組みなさい』てオフクロにそそのかされて入ったようなもんかな。高見沢とは高校の時から顔見知りだったけど、知り合ったのは大学に入ってから。部屋に連れ込みましてギター弾いたりレコード聴いたりしていたんですよね。あの頃、みんなでコピーしたテープが出てきたって、前に話したことあるけど、自分で言うのもおかしいけど、今聴いてみても上手いというか、なんかもう既に今の根底があった。しっかりコピーしているし、本気で歌をやっていたんだなぁ〜て思いました。」と語って、アルフィーは元々コピーバンドからのスタートだったし、最近ギターの本も出しているのでコピーの話へ。「最近、『どうやってコピーするんですか?耳で聴いてコピーするんですか?』とか色々質問されるけど、最近は新曲が出るとすぐスコアブックが発売されるでしょ?あれに全部コードとか書いてあって、その通りに演奏すれば弾けてしまうんだよね。別にスコアブックを批判しているわけじゃないですけど(笑)、関係者の方いらしたらごめんなさい。ただね、僕らの学生時代の頃て今のファミコンやらああいう遊び物がなくて、やることと言ったら好きなレコードを聴いてそれをコピーするってことだった。今で言うゲームみたいなものだった。やはり音楽はしっかり聴いてコピーするのが一番」みたいに講談を開いておりました(笑) 「はぁ〜、なんか今日も長々と話しちゃってごめんね。え〜と次の曲は、もう11年前の曲になりますね。映画の主題歌になって、これがキッカケで緒方拳さんとマブダチになったけど、あれ以来1本も電話来ないや(笑)。そして、先生もこの曲の時にやっていましたからね〜♪「ならぬ!」はぁ〜11年も前になるんですね〜!」なんてバラードのコーナーなのに、なんか笑い混じりの曲紹介になってしまったが、すっごく久しぶりの『FAITH OF LOVE』へ。実は、ママンボがアルフィーにハマるキッカケになった曲がこの曲だったんですよね。ママンボ大感動でした。アレンジがちょっと変えられていて、キーボードがだいぶ変更していましたよね?また違った印象で良かったです。バラードコーナーの時に高見沢さんは衣装を着替えてくるんですが、いつもはオレンジ色ぽいマントのような上着を着ていたのに、今回は昨日の2度目のアンコールで着ていた赤と黒のレザーのロングコートでした。やはり、赤が似合う方です。 高見沢さんのMCの時、高見沢さんが持っていたギターは昨日出してきたNewギターでした。昨日は2階席でオペラグラスでも細かいのはチェックできなかったんだけど、今日は1階席でしてオペラグラスで細部までチェックできました。なんと人間が木になった果実を獲ろうとしているルネッサンス時代を彷彿させる絵画のイラストでした。「禁断の果実」がモチーフになっているのかな?MCでは「久しぶりに『FAITH OF LOVE』をやりましたが、映画『激突』の主題歌でしたね。逆に言うと『突撃』!なんか全然違う意味になりそうな。その関係でそうなんですね〜、やりましたよズラ被って天草四郎。何でやったんでしょうね。あれは丁度、1988年の野外イベント『4 ACCESS AREA』と言って、大阪・札幌・福岡・横浜と4カ所でイベントした時の、大阪のイベントの翌日に撮影したので、非常に疲労度が濃く出ています。最初は戸惑っていたんですけど、ズラとか被るとなんか良い感じなんですよね。なんかイケナイ世界に浸ってしまうような・・・。殺陣もどっち向いて斬ろうが、間違っていてもちゃんと斬れているように見えるし良いんですよ〜。」そして、昨日既に発表した18回目の夏イベの話になり、「昨日は夏のイベントやるゾ〜『SWEAT&TEARS』〜っ!ですっごい盛り上がったけど、今日は静かな盛り上がりでいきましょう(笑)。今回は横浜・新港地域でやりますが、先日初めて横浜でイベントをやった横浜スタジアムのビデオを観たんですが、『まぁ〜そんなに変わってないだろう』と思って観たら『・・・』(笑)まぁ、あの雨に濡れたステージでズッコケる姿とか、なんか・・・時は経っていました。でも、なんて言うのかなマインドは変わらないというか、目指しているものは今も一緒だな、て実感しました。やっぱり、俺達はいつまで経ってもラジカル・ティーエンジャーなんだなっ!て確信できましたね。あの熱い心はずーっと忘れずに行きたいし、俺は薬や治療で直せない病気も大好きな音楽を聴けば治ると本気で信じている人間の一人でしからね!失恋してしまった時『もうだめだ、どうしよう・・・生きていけない』と落ち込んでもレッド・ツェッペリンを聴けば立ち直れます」。あと、この時のMCだったかな・・・曖昧なんだけど、「今までいろんな形式のツアーをやって来ました。たとえばVictory TOURで全国制覇をしたり・・・。あれは1993年でしたっけ。(一人で納得したように)そう93年ですね。もう、お前らイチイチ『違う』だのチェックがうるさいからな〜っ!いいんだよっ!作っているのは俺だ!」なんて威張っていたのが印象的だった。 それから「25年やってきた中で、辛いことや理不尽なこともあったけど」という話になって、「特に理不尽だと感じたのは、去年の横浜フリューゲルスの消滅。もう、ある日突然新聞を見たら『フリューゲルス消滅』という文字。一瞬『ヘッ?』と訳がわかない状態だったけど、そうかぁ、残念だけど色々あるんだな、選手も納得済みなんだろうし、だけど何で俺に一言前もって連絡してくれなかったんだ?オフィシャルソングを作ったのになんて思っていたら、なんと選手も突然知らされたという事実を知り『これはイカン!』て高見沢の心の中の熱い炎が燃えましたね。だってホントにある日突然『消滅』するて言われたんだよ!『アルフィー、今日で消滅』て感じだよ!許せないでしょ!もうホントに燃えましたよボーーッと燃えました。ボーーーッです、ボーーーーーーッ!!」もう、高見沢さん可笑し過ぎっ!ああ、文字では表現しきれないのが残念なんだけど、その「ボーーーッ」という効果音の言い方が面白かったんだ!何度も繰り返すからもう・・・!桜井さんもウケていたわ。「横浜フリューゲルスは天皇杯で優秀の美を飾って消えてしまいましたが、フリューゲルスはアルフィーの『Victory』と共に永遠に心の中に残ります。そしてその後を継いで、民間から横浜FCというのが誕生しました。そこのサポートソングも僕らが担当するということになり、『Wings of Freedom』という曲ができました。この曲は残念ながら収益はすべで横浜FCの運営費に充てられますが・・・」とコメントしたところで客席がザワつく。「エッ?残念ながら???」高見沢さんは自分の言ったことがわからなくて「?」状態、すかさず幸ちゃんが「お前、残念ながらて・・・、運営費に充てるんだから良いだろ?それとも印税入ってこないから嫌なの?」とツッコミを入れる。そして自分の言ったことのミスに気が付き「ちがーうっ!残念ながらこのCDは横浜FCのホーム会場でしか購入できませんが、全て運営費になるので理解して下さい!ていう意味なの!『残念ながらCD普通のお店では買えない』というのが省略されちゃったの!」と必死の弁明。危うく、とんでもない意味になる所であった。そして「その横浜FCが本日試合がありまして、見事に勝ちました!これでリーグ1位です!さぁ、この勢いで是非またあのフィールドに返り咲いて欲しいという願いを込めて『Wings of Freedom』だ!」と、なんと新曲『Wings of Freedom』を初披露!客席の所々に、横浜FCのフラッグを振っている姿がありました。当然のことながら初めて生で聴いたわけですが、消滅してしまった横浜フリューゲスルの想いが込められている歌だけに、なんか最後の天皇杯のシーンとか色々とフリューゲルスのことが走馬燈のように流れていって涙が出てきてしまった。もう二度と、フリューゲルスのような結末にはさせたくないね!予想外の曲だっただけに、もうすっごく盛り上がったし感動しました。 その後の『Decadance』では、もう高見沢さん超ノリノリというか壊れていた。グルグル回るわ、ギターガンガンに弾くわ、頭フリフリ、もうこのノリの高見沢さんは誰にも止められないゼ!て感じだった!その勢いのまま『Stand up,Baby』へ。高見沢さんステージ所狭しと走りまくり、飛びまくりなんか凄いことになってしまった。もうホントに「こ〜んな〜に素敵な〜♪東京のコンサートは〜他に〜ない〜♪」ですよ!その後の『LIBERTY BELL』からは変わらずですが、最後の『希望の鐘が鳴る朝に』では、最後ジャン!と終わると同時に火柱がドーン!と出た。ふ、不意打ち過ぎる〜っ!今日はこういう不意打ち多すぎっ!! アンコールでは、なんと高見沢さんドナルドの青いマリン帽子を被り、くちばしを付け、しかもテレビ東京のディズニー特集の番組にも出していたドナルドダックのドアップの赤と黒の縞のTシャツを着てきた!いや〜、もうマジに可愛かったわぁ〜。どうしてそういう格好が様になるの!くちばしは「ガーガー」と鳴る笛が中に付いていて、桜井さんの耳元でやったらしくて嫌がられていた。まぁ、当然だな・・・。そして、3人とも幸ちゃんのマイクスタンドに集合して、うん?この演奏は『Everybody Needs Love〜』?と思ったら、桜井さんが「あなたはもう忘れたかしら?今日は銭湯、定休日♪」と『神田川』の替え歌をを歌い始める(笑)。当然ツッコミを入れられて、気を取り直して『Everybody Needs Love generation』へ。高見沢さんはここでドナルドギターを持ち出して来まして、ドナルド姿の人間がドナルドを持っているという図が完成。しかし、ここで突然ななんぼは何故かお腹が気持ち悪くなり、ちょっとこの辺の記憶曖昧。まぁ、すぐに薬を飲んだし、なんせ異様にハイテンションなコンサートだったので、それ以降は体調の悪さよりもノリが勝ちました(笑)。まぁ、アル中なんてそんなもんよ。 そして、幸ちゃんがベースに持ち替え、ベンチャーズの『ダイヤモンド・ヘッド』へ。海の家のセットとウクレレを抱えたアロハ姿のオジサンも登場。オジサンも負けじとウクレレで『ダイヤモンド・ヘッド』を弾くがなんかイマイチ違う、「なんだよ〜、違うじゃないかよ〜」と幸ちゃんからボディアタックされる。もう、この時点で幸ちゃんも壊れているらしくて、オジサンがボケる前にツッコミを入れている感じであった。そして、なんとかウクレレ弾くのだけど、幸ちゃんと高見沢さんがベースとエレキでオジサンと同じように弾いて「これだけコードがズレている!」と指摘してくる。何度かウクレレでやっていくうちに、客席で聴く分には「おっ!できたんじゃないの」と思っても、エレキで弾きなおすと音がズレているのが鮮明に判るのだ。何度も二人から注意され、「なんか、今日お前らのテンションが妙に高くて合わせられないよ!」と遂に愚痴る。そして、いきなりオジサンは海(客席)に向かって愚痴り始める。「あのね、オジサンは麦藁帽子にアロハシャツ(今日はギターのプリント入り)、そしてチェックのステージ衣装のパンツにレイなんかぶら下げて、ウクレレ持っているけど、これは用意されたものを着ているだけなの。あっちの兄さん(高見沢さん)は自分で持って着ているんだよ!あんなに派手で、オジサンより目立っているんだから!しかもテンション高いし、これじゃ、オジサンはタダの変な人よ!」しかし、なんとか気を取り直して、幸ちゃんい「昨日のジュリー良かったよ」と言われる。それに対してオジサンは「昨日のコンサートさ、40過ぎのオジサン達もいたみたいで、終わってから『ジュリー良かったよ〜!』なんて言われて、1曲しか歌っていないのに・・・」といじけ始めるが、幸ちゃんから「それだけ上手だった!て誉められたんだから素直に喜べばいいじゃん」みたいに励まされる。そして立ち直りの早いオジサンは「そう?これでも昔は向こうから歩いて来るとジュリーだっ!なんて言われて・・・」と言った所で海(客席)がブーイング。幸ちゃんからもキッパリ「似ていない!」と断言されていた。そして、昨日同様にジュリーを歌うことになった。張り切って今回はステージ前にマイクスタンドを出す凝りよう。オジサンは海に向かって「いいか!お前ら今度ブーイングしたら油流してやるからなっ!」と脅してから『勝手にしやがれ』を披露。麦わら帽子をジュリーのように深く被って、もうジュリー入っておりました♪「ジュリ〜、私は今も愛しているわ〜」なんて叫んでいたわ。海の家のオジサンはジュリー崇拝者だったのね。そして、そのままの勢いで強引に「でも海と言ったら、か・や・ま・ゆうぞー!」と叫んで『夜空の星』へ。良いんだろうか?こんな強引な展開で・・・。そして『星空のディスタンス』へと続き。これでは終わらない、なんと『Flower Revolution』だ!そして、またステージから噴煙が上がりちょっとステージが真っ白という状態になる。その間に曲に合わせて高見沢さんと桜井さんが位置を移動していた。そして、そのままお互いのマイクスタンドで歌っていた。2番では元の位置に戻ったけど、まだ桜井さんが所狭しとスキップしていて幸ちゃん思わず笑いながら歌ってしまう。ラストは幸ちゃんがバックメンバー紹介しながら「今日は遅れてごめん〜」と叫んでいた。そして、ホントのラストを幸ちゃんと高見沢さんのどっちが決めるかまた譲り合っていた。譲り合ってしまってなかなか決まらず、長谷川さんが「どっちなんだ〜?」みたい立ち上がりながらシンバル叩いていた仕草が今日のツボ(笑)結局、幸ちゃんがキメてアンコール終了しました。 2度目のアンコールでは、高見沢さんは真っ白のスーツにロングコートで何故かバラを一輪持って登場。MCで何言ったんだけ?なんかド忘れしているけど、確か「今日はどうもありがとう!遠かった世界一の3階席のみんなも!」て言ったら凄い歓声が上がって「おおっ!お前達は宇宙一の3階席だ!宇宙に3階があるかは知らないけど・・・」なんて言っていましたよね。昨日は「世界一」と表現されましたが今日は「宇宙一」凄いゾ。「今年も8月の7日と8日に夏のイベントがあります。日本の夏=アルフィーの野外コンサートです。星空の下で『星空のディスタンス』を、星降る夜に『星降る夜に・・・』を、星降る街角に『星降る街角』を・・・(笑)違う?」そしてドイツ公演の話になって「ある国を舞台に歌った歌を10年後に本物の場所で歌えるだなんて、長くやってきて良かったなと思います。歌い続けていなければできなかったことですし、それにベルリンの壁の前で歌うだなんて、なんか複雑な気持ちです・・・」なんて言って、また客席がザワつく。「エッ?複雑だなんて、嬉しくないの???」さすがに自分でも言い方がおかしかった事に気が付いたらしくて、「いや、複雑てそんな意味じゃなくて、色々な気持ちが交差して・・・!」とまたもや弁明を始める。どうも、今日の高見沢さん問題発言多い。要は「もう胸がいっぱい」て感じなんでしょうね。「なんか、10年後になって本当の歌の意味が見えてくるって気がします。歌に限らず、あの10万人のTOKYO BAY-AREAもなんでやっちゃったんだろうなんて思って・・・」と発言。「エッ?あの10万人コンサートやりたくなかったの???」これには客席大きくザワつく。さすがに高見沢さんキレてしまい「いや、そういう意味じゃなくて・・・ああ、もう〜喋んないよっ!」とピックを投げ捨ててふてくされてしまう。しかし、すかざす桜井さんが「みなさん、あいつは今のりまくっていて気持ちが高ぶっていて本当に言いたいことが上手く伝えられません。でも、みなさんは高見沢が何を言いたいのかわかりますよね。あいつがこうなのは、それだけノッて興奮しているとう証拠です!」とフォローするところはさすが!高見沢さんも、桜井さんから「興奮している」と指摘されて「そうだぞ〜!ゼイゼイ!」みたいなポーズとって可愛かったなぁ♪「ありがとうございます。やっぱり持つべきは友達だなと痛感します」と高見沢さんも桜井さんのフォローに感動した様子でした。なんか、こういうさりげないメンバーのやり取りて良いですよね。「この2人なしでは25年もやっていられませんでした」てキッパリ言っていましたもんね。そして、「夏のイベントの後、9月にドイツ公演がありますが、みんなは是非、日本の夜空を見上げて応援して欲しいなと。夜空を見上げて・・・なんておかしいか?ま、とにかく頑張って来ますので!」とドイツへの意気込みを語り、『壁の向こうのFreedom』へ。そして『A.D.1999』へ続き、今日は日本語おかしいけど歌は絶好調っ!銀吹雪の舞う中ハイテンションで飛ばす飛ばす!「どうもありがとーっ!」と高見沢さんが叫んで終了。相変わらず、銀吹雪をかき集めて遊ぶお三方が可愛い。高見沢さんが桜井さんにかけている横で、幸ちゃんは客席に向かって投げキッス♪とにかく大盛り上がりの中、2度目のアンコールも終わりました。 しかし、今日が東京ファイナルとなるし、とにかくアルフィーも客席もテンションが異様に高くてこのままで終わるわけがない。異様に一体感のあるアンコールの中、なんと3度目のアンコールにアルフィーが応えてくれた!しかし、なんせ銀吹雪が舞った後なもんで、幸ちゃんはパーカッションの上に溜まったやつを吹いて落としたり、長谷川さんもシンバルに溜まった銀吹雪を払い落としていた姿がなんか新鮮だったわ。曲は『ラジカル・ティーンエンジャー』!先程の高見沢さんのMCを思い出してしまって、なんか妙にズシーンときました。少なくとも、初めてこの曲を聴いた時の想いと今聴いている想いとでは、そんなに違わない気がしたな。間奏で、飛行機の効果音に合わせて、飛行機のマネして回っていた桜井さんがお茶目だったなぁ。ああいう気持ちを忘れてはいけないわ。高見沢さんは1番の歌詞が半分以上飛んで客席がフォローしたけど、なんて言うのかなぁ、あの客席とアルフィーとの一体感はなんか自分で言うのもおかしいけど、最高に気持ちの良いものでした。アルフィーさんがステージを去った後も余韻は消えず、今回の三本締めはやっていて最高に良かった♪ とにかく、「俺達はいつまでもラジカル・ティーエンジャーだ!」て誓えた最高の夜でした!
|