1998年4月23日(木)中野サンプラザ


さぁ中野2日目だったのですが、さすが前日やっているだけに定時刻でスタートしました。実は今日は2列目だったのです!2階席の(笑)。前列が関係者だったらしくて皆さんお立ちにならなかったおかげで、背の低い私はとても快適にステージを観ることができました。全体を見渡せて良かったです。ああなっていたのね、なんて思ってしまったりして。ただ1階席の熱気が伝わってくるので、予想以上に暑かったです(^_^;いっぱい汗かきました。

さすがに、前日とは曲順が変更されていたましたね。『星空のディスタンス』や『STAR SHIP』という懐かしいヒット曲も聴けましたし、個人的には『愛こそ力〜Power for Love』が嬉しかったですね。座ってからの幸chanのMCで、次の曲紹介の時にタイミング悪くお子さまが泣いてしまったのか、声が響いてしまいまして「親の教育の問題ですね。笑う時に笑わせて下さい。横の脇をくすぐってでも・・・」とやや皮肉っぽいことを言っていました。私もコンサート会場にお子さま(6歳以下)を連れて来るのには否定的なので同意見でしたけどね。そういえば、今日の『ふたりのGraduation』の時の高見沢sanはやや普通だったなぁ。昨日のあの妙なノリは何だったんだろう?また、その高見沢sanのMCでは、昨日のMCでの訂正がありました。「昨日、〜フェチという話題に触れましたが、良く調べてみたら『フェチ』というのは一つの物事に執着することなのですが、どうも性的な要因を含んでいるらしいのです。それなのに昨日僕はみんなにアルフィー・フェチでいてくれ!・・・なんて言ってしまって(笑)なんて、アホな事を言ってしまったのかと思っています。僕たちに性的な魅力があるかは別問題ですが・・・。そういった話は横の二人が詳しいので、今度坂崎の番組で取り上げてもらいましょう」なんて、結局人になすり付けてい ました。そして、昨日は次の曲紹介の時に何故か『Beyond the Win』のタイトル名が出てこなくて、長い間があって幸chanに聞いていた高見沢sanでしたが(笑)、今回もその後遺症かやや間がありました。覚えにくいタイトルなのだろうか・・・。そして、『Nouvelle Vague』では相変わらずイッてしまっている高見沢sanの映像!これ、たまたまケーブルTVの「スペース・シャワーTV」でビデオクリップを放送して観られたのですが、凄いですホント!意外にあのビデオクリップのままコンサートの映像に活かしているんだなと思いました。

さてさて、アンコールですが、いきなり去年の春TOURで着ていた人間ミラーボール(by幸ちゃん)の銀ラメ・スーツで高見沢sanが登場しました。やっぱり何度見ても見慣れるもんじゃございません(笑)そして、どんどん「欲望男」化しつつある『白夜』でのテンションも凄かった!2番がどんどん悪化してく・・・「君の白い、白い、白い胸で眠りた〜い!!」ときたか。そんなことだから「高見沢sanは白い肌フェチ」なんて言われるんだ(笑)でもって、今日も登場しました、花桜ジジィ。なんかもう「ジジィ!」と言われたのには慣れたきたそうで、「でも、クソジジィ!は許さん!」と言っていた。相変わらずのハイテンションで、「桜井まザル」というダジャレまで飛び出しました。そいて、今回も咲きました桜井san。しかも、咲かせれば咲かせるほど顔が大きくなっていくという新ヴァージョンで、本人もウケてしまいた。そして、タカミーの隠し兵器(?)でなんとピンクのクマさんの頭をした幸chanまで咲いたのでした。この素晴らしい花(鼻?)に、さす がの花桜 ジジィも「消すのもったいなぁ」と言っておられました。ホント可愛かったわぁー!でもって、『Stand Up,Bybe』の時に客電もついて客席が明るくなったのですが、なんと2階の最前にいた関係者の方々が一斉に1階の客席の揃ったノリをみて驚きまくっていました!普通の時は1階席は暗くて良く見えなくて前の方しかノッていないように見えるのだ。もう、手すりの前に乗り出て1階の後ろまでノッているのを確認していたりして、とにかくその反応が最高におかしかったです。「ス、スゲ〜」なんて言ってましたね。今まで澄まして聴いていただけに、その反応が異様に面白かったなぁ。高見沢sanなんて、間奏で飛びまくり過ぎて次ぎの歌詞が息切れしていたくらいのノリノリでしたからね。フッフッフッ・・・これがアルフィー&ファンのパワーさ!(笑)

2度目のアンコールでは『明日なき暴走の果てに』が歌われて、「僕たちにはいまだにゴールがない。これからもずっと走り続けているから、いつまでもみんなの心にアルフィーが居て欲しい」みたいなことを言って、「僕たちはいつまでも走り続けているから、辛い時にはいつでもステージへ上がってきて下さい」と高見沢sanがコメントして、客席から一斉にツッコミが入りましたが、何で突っ込まれるたのか判らない高見沢sanはマイクなしで「何だよう!」とムキになっていた。そして、幸chanの所へhelpを出して「ステージに上がって来られたらダメでしょ。2000人は乗り切らないよ」と教えられて納得する。「スマン。それぞれで良いように解釈して下さい」と弁解していました。そして、「歌い続けてきて、だんだん好きな曲になってきた・・・」という『Pride』が歌われて昨日同様にラストは前に出てアカペラでした。良いですよね、この終わり方。

しかーし!この『Pride』のラスト!アカペラでハモる所で、隣の隣の席に居たお子さまが声を出したもんだから雰囲気ブチ壊しで最低でした。慌ててお母さんが口を押さえていたみたいだけど、一番のいいシーンだっただけに不快感を覚えました。こういうメに合う度に思う!何で幼い子供を連れて来るんだ!しかも6歳以下の小さいお子さまを!どう考えたって3時間も大人しくしていられるわけないだろうに!常識の問題じゃないだろうか?個人的には連れて来る、来ないよりもあの大音響に6歳以下の子供を連れてくるという考えが理解できない!野外イベントならともかく、空気のこもるホールでのあの3時間にも及ぶ大音響は大人でもやっとだというのに、幼い子供には良くないということがわからないのだろうか?親なら子供を犠牲にしてまで参加して欲しくないのだが、これは結婚もしていないし子持ちでもない私だから言える意見なのだろうか?アルフィー側も会場の親子室を開放するなりの処置を取って欲しいものなんだけど。もちろん、ちゃんとそういう意味を踏まえて連れて来られる方もいる。そういう人は、子供がぐ ずりそうだったり落ち着きがなくなったら素早く外(ロビー)に出たりしてそれなりの対処をしている。それは構わないけど、とにかく、聴くときは聴く!ノルときはノル!という全体の雰囲気を幼いお子さまというのは察知できないものなんだから、その辺を連れて来る親は理解して欲しい。「うちの子供はアルフィーが好きだから大丈夫!」とかそういう問題ではない。音響などの問題もあるし、その子の存在で周りの人が不快感を覚えることだってあるのだ。もっと他のファンやアルフィーのことを考えてから、「ウチの子はもう大きくなったし、順応性も出てきたから大丈夫」と思ったら連れて来て欲しい。そして、万が一周りに迷惑をかけそうになったらいち早く察知して、外へ連れ出すなりの機敏な対処をして欲しいと思うです。これって、私だけのワガママな意見ではないと思う(ママンボも同意見だし)、とくにホール・コンサートの時は考えて来て欲しいものです。

なんか、最後は批判的な意見になってしまってご免ね。でも、最高のコンサートだっただけに、そういうことで気分を壊されるとすんごく不快感を覚えるし、終わりとしては良くなかった・・・ということになってしまって個人的に嫌だったのです。昔、武道館でももっとヒドイ目にあっているだけに、それ以来このテの話題には厳しくなってしまうのだ。でも、意見としては間違っていないと思うので思い切って書きました。


■演奏曲目■START 18:31
1.Heart Of Justisce
2.Victory
3.TIME SPIRIT
4.星空のディスタンス
 MC:坂崎
5.Save Your Heart〜君だけを守りたい
6.GATE OF HEAVEN
7.愛こそ力〜Power for Love
 MC:坂崎&桜井
8.Love Never Dies
9.ふたりのGraduation
10.Sister Of The Rainbow
 MC:高見沢&坂崎
11.Beyond The Win
12.Crisis Game〜世紀末の危険な遊戯
13.Brave Love
14.明日の鐘
15.Nouvelle Vague
アンコールT
16.CRASH!
17.白夜〜Byaku-ya〜
 コント:花桜ジジィ登場!
18.STAR SHIP
19.Stand up,Baby〜愛こそすべて
アンコール
20.明日なき暴走の果てに
 MC:高見沢
21.Pride
END 21:25過ぎ

注:曲順はやや曖昧です(^_^