1998年12月22日(火)日本武道館[初日]


遂に来ました!年末恒例の武道館3days!なんかこれが終わると「今年も終わり」という感じで、終わってしまうと本当に寂しいな〜て感じのするコンサートなんですよね。

余談はさておき。12/22は「THEALFEE NY公演ビデオ発売記念Tカード発売!」の日でもあったのです。2万枚の限定だったので、購入できるか不安だった私は予め弟に頼んでおきましたがなんてことない。九段下駅に行ってみれば駅員さんが「アルフィーのTカード発売しております!」てガンガンに宣伝していていっぱいありました。でも、さすがに帰る頃には完売していたようですが、3人のお姿が良く写っていてなかなかナイスなTカードでした。ちなみに、武道館限定GOODSの「ポチウォッチ」もなんの混乱もなく売っていました。私は開場時刻に来ましたけど、余裕で買えるような状況でした。やはり平日だったからでしょうね。


さてさて。武道館初日というと、だいたい開場時刻が押すというのが定説になっていたんですけど、珍しく(?)定刻開場をしていたみたいで、私が来た頃にはすんなり入れる感じでした。これちょっと嬉しい意外でした(笑)。今回は久しぶりのアリーナ席だったんですけど、行ってみたらほぼど真ん中だったので舞い上がってしまいました♪「後は前方に背の高い方がいらっしゃらない事を祈るのみ!」て(笑)。しかし、前の方は背が高かった・・・羨ましい。

コンサートは15分ほど押してスタート。高見沢sanは最初からNEWギターで登場しました。なんかエンジェル・ギターの羽が急成長したような感じのギターだったんですけど、左胸の辺りに羽の部分が当たっていてスッゴク弾きにくそうだった。これも変形ギターを愛するが故の宿命なのかしらん?衣装は上から下まで真っ白なNEW衣装でした!ギターとピッタリ合っていましたね♪最初の3曲は今までのホールTOURと同じ展開でしたが、4曲目には久々『JOURNEY』がきました!しかし途中で桜井sanが珍しく歌詞忘れ上手く誤魔化していたけど、高見沢sanはちょっと笑っていたわ。次ぎの『恋の炎』では、後奏で「ヘイ!ヘイ!」てやっている所で幸ちゃんが桜井sanにマイクを向けたから桜井sanは叫ぼうと思ったんだけど、「あっちむいて、ホイ!」じゃないけど、桜井sanが口を向けるのとは正反対の方にマイクを向けてイタズラしていて可愛かったわ♪そして、「シケたツラは捨て去って、武道館を出る頃のはみんなニコニコして出ていけるような・・・そんな盛り上がりで行きましょう!」という幸ちゃんのMCの後に「別にヒット曲を狙って作った曲ではなく、アルバ ムの1曲としてこれといって力を入れていなかったのにヒットしてしまった曲」という曲紹介で『メリーアン』へ。この秋TOURでは初めての演奏というだけあって、なんか新鮮でしたね。その後に凄く懐かしい『挽歌』もあったり。「ま、まさかこの前奏は〜っ!」という始まりで意外な選曲だった『悲劇受胎』では大暴れ!と、もう初日とは思えない曲順とノリでした。幸chanも「なんか秋TOURで初めてやった曲ばかりでしたね〜。まったく今までの秋TOURは何だったんでしょう。」と言う程でした(笑)。

2度目の幸chanのMCでは、「ここの武道館ではまだヒット曲なしの時にやったことがありまして、まぁ、『メリーアン』がその後に出ましたけど、別にブレイクッ!て程でもなかった。まだALFEEはブレイクはしてないと思う。だからALFEEは21世紀にブレイクできるよう目指していますので、みなさんも地盤固めよろしく。」と言っていました。なんか頼もしい発言ですよね。なんでも、今回で武道館でコンサートを行うのが42回目になるんだとか・・・。1987年からクリスマス・イヴを武道館でやるようになったとか、いろいろ武道館にまつわるお話をしてくれました。そして、「武道館ということで、秋TOURではやっていなかった曲を・・・。これの発売の年は忘れてしまいました(笑)。曲紹介をするくせに勉強不足でごめんなさい。」という曲紹介で『見つめていたい』が披露されました。その後は今までのホールTOURと同じ展開。ただ、高見沢sanのMCで「『見つめていたい』は1987年の曲です。『WEEKEDN SHUFFUL』のB面でした。」というフォローがありました。「ついでに、武道館で毎年コンサートをやるようになったのは1984年からです。みんな覚えているか?」と振られ、客席が意外に無反応だったので、「覚えてないか〜」と一人で納得すると、いきなりMCの最中だというのに堂々と水を飲みに行く高見沢san・・・。そして、戻って一言「話は変わって」という強引な展開ぶりにはもう圧倒されました(笑)。あと、初めて武道館をやった正確な日時を覚えていなくて「人間の記憶というのはいかに曖昧かが出た良い例でしたね。」とこれまた一人で上手くまとめていたわ・・・。

本編の後半は今までのホールTOURと同じ展開だったけど、『シュプレヒコールに耳を塞いで』と『Rockdom』の前に、なにから英語の歌を付け加えて歌っていた。聞き覚えがあるんだけど、ちょっと誰の歌までかは思い出せない。ごめんなさい。そして、本編ラストの『終わりなきメッセージ』では、ステージの後方に登場した巨大なフリューゲルスの旗を振り回す高見沢sanといういつものパターンだったけど、そのフラッグは良く見ると「THEALFEE感謝!」という文字とフリューゲルスの選手達のサインが書かれていたのだ!今回のコンサートで初めて気が付いたんだけど、なんか異様に感動してしまって涙がジワリと出てくるのを感じた。やっぱり最後の最後まで諦めてはイカンのだ!本当にフリューゲルスというチームは選手とサポーターが一体になっているんだなぁと痛感。本当にこの日の『終わりなきメッセージ』は最高に良かった!ラストはステージ前方に炎が舞い上がるという凄い特効fがあり、予想外だったのでビックリしてしまったけどね。


さてアンコールでは、失恋に嘆き悲しむポチの姿が冒頭からスクリーンに登場したのだが、その後画面は切り替わり、何故か映像はラスベガス!ま、まさか・・・と思っていたら、いきなりスロットマシーンで楽しむヒッピーおじさんの姿が!「みんなのおかげで帰れたよ〜。ホラ、今もこれ(スロット)でこんなに儲かっちゃった!」と近況報告。そして、「ポチはダメだね!いつまでもウジウジしていて。こういう時はアルフィーの曲なんかが最高だよ!『SWEAT&TEARS』!!」という曲紹介になり、そのまま『SWEAT&TEARS』へ。高見沢sanは前に「T-Lenz」でも紹介していたポチ・ギターを披露♪私の記憶は曖昧だが、確かこの時か次ぎの『SWINGING GENERATION』の時にステージ頭上で花火が舞ったわ。相変わらず、武道館などのアリーナTOURでは特効をバリバリに使ってくる方達・・・。『SWEAT&TEARS』の時、両端のお立ち台(やぐら)に上っていた幸chanと桜井氏だったが、反対側にいる桜井氏を指さし、「くるくるぱぁ〜」という手振りを示した幸chan。それを見ていた桜井氏は、2曲目の『SWINGING GENERATION』の間奏になると、幸chanの視界の範囲で狂ったように踊りまくり笑わせるという逆襲に出たっ!(既に賢sanはこ時点でだいぶキレていたというか、まぁフィーバーされていました/笑)さすがの幸chanも2曲目の出だしをトチり、歌詞もあやふやになりそうになったのを頑張って乗り切って歌ったのであった!もう、本人達も十分楽しんでやっているコンサートに、もっちも思わず楽しんでしまうという感じのノリでした。そして『Good Times Boogie』では、もう定番になりつつある空飛ぶタカミーが登場。ギター・ソロだって空中でやっちゃうもんね〜♪というノリのまま、ギターは弾くは「どんな時だって〜、高い所が好きさ〜♪」と歌うは、う〜ん、タカミーはやっぱり超人かもしれん。2番目以降は地上に降りて(笑)の演奏でしたが、その後は「天皇杯はまだ続いているぞ〜!最後まで応援するぞ〜!」という叫びのまま『Victory』へ。高見沢sanは久しぶりに「とび丸タカミー・ギター」を出して来ました。でも、ちょっと意外だったのが、アリーナ席でフラッグを振っていた人が予想よりも少なかったこと。11月の府中が凄いフラッグの数だったから余計にそう感じたのかな・・・。しかし!この盛り上がりのまま天皇杯でフリューゲルスは頑張って欲しい!最後の底力を見せ付けて欲しい!と切に思った!!曲のラストは桜井sanの三三七拍子で締め!もうマイク使わずにハイテンションでやるもんだから、本人も思わず「なんか、俺、今日飛ばし過ぎかも・・・。明日自信ないから・・・」なんて言っていたのだ。最後の挨拶で、幸chanがこちらの方へピックを飛ばしてくれたんだけど、見事に 見失ってしまい判らなかった。周辺の人達も見失ったみたいで・・・一体誰が探し当てたんだろう???

2度目のアンコールでは意外に早かった登場のせいか、桜井sanはベルトを締めながらの登場(笑)。ちゃんとベルトを締めた後、ステージの前に出てきてグリコのポーズのような仕草を見せたりして、やっぱり今日の桜井sanは何かおかしいかもしれない。そして、S&Gの『ボクサー』と懐かしい『さよならの鐘』とアコースティツク・ナンバーが続きました。その後の高見沢sanMCで「世の中いろんなことがあるけど、挫折があるからこそ人間は成長できる・・・」みたいなことを話してくれて、なんか妙に心にズシーンときました。そして『Musician』で終了。曲の終わりと同時に幸chanはまたもやこちらの方へピックを飛ばしたが、またもや見失ってしまったのであった(笑)。なんかとっても惜しいことをした気がする・・・。

でもでも、初日とはいえ、ガンガンにノル曲を立て続けにやってくれて予想外に大暴れしてしまったのだ!高見沢sanのNEWギターも見られたし(Disuneyギターは登場しなかったなぁ〜)、初日にしては最高の武道館でした!演奏曲も多かった気もするしね!


■演奏曲目■START 18:15

1.Nouvelle Vague
2.STAR SHIP〜光を求めて〜
3.Brave Love
4.JOURNEY
5.恋の炎
 MC:坂崎
6.メリーアン
7.ロックンロールナイトショー
8.挽歌
9.悲劇受胎
 MC:坂崎&桜井
10.見つめていたい
11.Pride
12.幻想〜ILLUSION〜
 MC:高見沢
13.Find the Cost of Freedom(CSN&Y)
 〜シュプレヒコールに耳を塞いで
14.幻夜祭
15.ジェレネーション・ダイナマイト
16.アズ・ティアズ・ゴー・バイ(ローロング・ストーンズ)
  〜Rockdom−風に吹かれて−
17.終わりなきメッセージ
アンコールT
コント:ポチとヒッピーオジサン!(映像)
18.SWEAT&TEARS
19.SWINGING GENERATION
20.Good Times Boogie(空飛びタカミー) 
〜メンバー紹介
21.Victory
アンコールU
22.ボクサー(S&G)
23.さよならの鐘
 MC:高見沢
24.Musician
END 21:10過ぎ


注:曲順はやや曖昧です(^_^;