1998年5月16日(土)NHKホール


NHKホールは私のご贔屓ホールの一つでもあり、この日は非常に楽しみでした。会場に入る前に、ネット上で知り合った方々と実際にお会いすることもできまして、始まる前から楽しかったですね。

さてさて、開場は時間通りだったよなのですが、ロビー開場でなかなか客席には入れてもらえませんでした。NHKだけに何か特別なことをするのかな・・・と期待もしましたね。ロビー開場だった割には、開演は10分ちょっと押した程度でスタート!なんと、いつもは高見沢sanが黒のヴァンパイア衣装(軍服姿とも言う)だったのに、真っ白になっていました。そんでもって、3曲目に個人的には久しぶりだった『Swinging Generation』!このノリノリ・アレンジて最高に好き。そして、今回嬉しいことに、『Gate Of Heaven』を歌い終わった後にドラム・ソロがあったのだ!長谷川sanファンとしては非常に嬉しい展開!結構長かったんだよな〜!その後はこれも久しぶりの『恋の炎』。ドラム・ソロから続けて『恋の炎』の前奏に入ったのだけど、なかなか高見沢sanのギターとドラムのリズムが合わなくてお互いに苦労をしていたようだったなぁ。高見沢sanは3番目の歌詞をポロッと忘れておりました(笑)しかし、NHKホールて他の会館と違って、通路側のお客さんが少しでも通路に出ていると注意しに来る。徹底していて良いんだけど、さすがNHKお堅いと思ってしまうのは私だけかしら・・・。

バラード・コーナーでの幸chanのMCで、「今週の月曜と火曜は『LOVE LOVE』のリハとトリがあって、それでおとといは『MUSIC HAMMER』の収録があって、昨日はラジオ番組で高田渡sanがゲストで、そんな流れの中でいきなりコンサートで『Heart Of Justice』なんだもんな。すんごい切り替えが大変です。楽しいんだけど・・・」と言っておられました。で、ここでもお久しぶりの曲に『君が通り過ぎたあとに』を歌い、そのまま『ふたりのGuraduation』へ。今回の『ふたりのGuraduation』は普通だったなぁ(笑)。人間メトロノームの高見沢sanも結構好きだったのに・・・。私が今まで参加した今回のTOURのアルコンて、この後は高見沢sanのMCだったのですが、今回は桜井sanが担当していました。曲が終わって少し間があいて客席から「まさる(るにアクセント)」と唐突に呼び掛けられ、「なんかオフクロに呼ばれたみたいだなぁ」とボヤいていました。何かいろんな話をしてくれたのですが、支離滅裂で良く覚えていない(笑)。「NHKホールのあのパイプオルガンを見ると、学生時代にチャペルに会ったパイプオルガンを思い出します。賛美歌ばかり歌っていましたが・・・」と下手に振った為、客席から「賛美歌を歌ってコール」が上がり、その拍手はなかなか鳴り止まない。「お前ら、これじゃイジメだぞ!」と言っても効かない。仕舞いには「オイ、八木沢!ナイフ持って来い!」と 逆ギレ(笑)「もう、みんな座っているせいか、態度が横柄でこっちはかなり萎縮しているんだゾ!」と文句を言いながら、強引に次ぎの曲紹介!客席が笑いでザワついているのに、強引にDJのような口調で紹介していて、横で高見沢sanも笑っていた。一応、この支離滅裂になってしまったMCは「明日はちゃんとやる!」と言っていましたが、どうなることやら。その後は今までと同じ展開でしたが、さすがNHKホールというのでしょうか、『Crisis Game』の時にいきなり天井から花火!という予想外の特効がありビックリでした。ラストの『Nouvelle Vauge』て、歌い込めば歌い込む程迫力が増してきたというか、初日の厚木で聴いた時の印象とだいぶ変わってきました。常に進化するALFEE Songという感じかな。あの、ビデオクリップというか映像にも慣れてきたぞ(笑)

1回目のアンコールは凄かった!そろそろ見慣れてきた人間ミラーボールのスーツを着こなした高見沢sanが登場したけど、何と今回はスーツとセットで(?)ミラーボールのハットも被っていた!もう眩しいとしか言いようがない。でもって、またまた来たゾ特効の花火が今度は床から!あれで終わりではなかったのね・・・。しかし、インパクトのあるハットでした。幸chanも歌いながら面白がって、その高見沢sanが被っていたハットをポンポン叩いていた。でもって、演芸コーナーですが(笑)誰もが春は過ぎ、初夏を迎えた・・・と思っていたが、なんとポチが夢でジジィが花を咲かせてくれる夢を見た、という設定になった!画面にたくさん写ったポチが一斉に「ジジィ!」と呼び登場(笑)「飼い犬からジジィなんて言われたくないなぁ」と言いつつも、客席から「ジジィ」と歓声が上がると「もっと言ってぇ」とだいぶハマッているご様子。「おじいさま」なんて声も掛けられたけど、「おじいさま・・・なんて柄じゃないからなぁ」とコレには照れた模様。そして、今回は花を咲かせるコントが長かった!(笑)1回目にピンク のコアラの帽子を被った幸chanが登場。その後に、顔は桜井sanで身体はワシという珍獣が木に咲くというのが登場。「コレ、なかなか面白いね!」とジジィも気に入ったご様子。次ぎに、サクラではなく薔薇が咲き、「コレ、パッと見た感じ赤い派手な蛾がとまっているように見えるなぁ。でも、薔薇はお前(高見沢san)に一番似合っているよ。その白い肌にピッタリ!でも、薔薇にはトゲがあるんだぞ」と、ややロマンチック路線に入る。そして次はなんとSHAZNAのIZAMの髪型をした高見沢sanの顔がその薔薇の中に登場!これには花桜ジジィも客席の大ウケ!高見沢sanは照れて、画面を薔薇だけのにすぐ戻してしまったけど、桜井sanは「こんな自己顕示欲の強い奴は初めてダヨ!」と呆れながらも、「なかなか似合っていたなぁ。あれ1枚でいいからプリントアウトしておいて!」としつこく高見沢sanに頼んでいた。しかし、ホント。IZAMに負けていませんでしたよ。こりゃ凄いことダ(笑)そして、なんとか桜を咲かして『WILD BAHN!』へ。『Stand Up,Baby』では相変わらず飛びまくりの高見沢san。ラストでは超音波を披露してくれました。おかげで耳がキ〜ンでした(笑)

2回目のアンコールでは『ロサム・シティ』が歌われ、その後に高見沢sanが「幸せと感じることも、不幸せと感じることも、歌詞にもありますえけど、個人個人の心の持ちようでどうにでもなっていくと思います。今、辛いことや哀しいことがあっても頑張っていって欲しい。」とコメント。その流れで『Pride』が歌われて、あのラストのアカペラは何度聴いても最高でした。特に今回はビシッと決まった感じで、終わった瞬間の拍手が凄かった。当然のことながら、会場内の明かりが点けられ終演のアナウンスが入っても鳴り止まないアンコール・・・、最近は恒例となりつつある(?)マネージャー棚瀬氏の「アンコールをありがとうございます。しかし、すでに会場の使用時間を過ぎていますので、もうこれ以上演奏はすることはできません。また、お会いしましょう。気を付けてお帰り下さい。」というアナウンスが入り、三本締めで今日のNHKのアルコンは終了したのでした。

でも期待していた夏の野外イベントの発表がなくて残念だった。明日発表してくれるのだろうか・・・。それともまだ先のことなのだろうか?ちょっと、これはだけは気になるのであった。


■演奏曲目■START 18:13
1.Heart Of Justisce
2.Victory
3.Swinging Generation
4.星空のディスタンス
 MC:坂崎
5.Save Your Heart〜君だけを守りたい
6.GATE OF HEAVEN
7.ドラム・ソロから恋の炎
 MC:坂崎
8.君が通り過ぎたあとに−Don't pass me by-
9.ふたりのGraduation
10.Sister Of The Rainbow
 MC:桜井
11.Beyond The Win
12.Crisis Game〜世紀末の危険な遊戯
13.Brave Love
14.明日の鐘
15.Nouvelle Vague
アンコールT
16.CRASH!
17.白夜〜Byaku-ya〜
 コント:花桜ジジィ登場!
18.WILD BAHN!
19.Stand up,Baby〜愛こそすべて
アンコール
20.ロサム・シティ
 MC:高見沢
21.Pride
END 21:13

注:曲順はやや曖昧です(^_^;