SVG画像でテキストや図形といったオブジェクトを定義するのは、比較的簡単です。SVG開発者として、今このページをお読みの方なら手書きでもかなり書けることでしょう(あるいは、画像オブジェクトをダイナミックに生成するプログラムを開発することもできるでしょう)。けれど、別の方法もあります。たとえば、Adobe® Illustrator® 9.0を使えば、複雑な画像の生成もお手元のIllustratorファイルをSVGで書き出すだけの手軽さで生成できるのです。けれども、アニメーションやインタラクティビティを視野に入れた場合、SVGオブジェクトの定義方法に対する全般的な理解や、さまざまな座標やエレメントの意味がとりわけ重要なものとなってきます。

ここでは、典型的なSVGコードについていくつか見てみることにしましょう。XMLと同様、タグの開始と閉じ、タグ同士のネストがあることを見てもおわかりになるように、SVGもHTMLに非常によく似ています。あらゆるSVGファイルは一番外側のエレメントとして <svg>をもっており、親ドキュメント(XMLのWebページ)の中の一部として、あるいは単独で独立したグラフィック・ファイルとして、インラインに埋め込むことができます。たとえば、以下の例は、単独ファイルであるSVGドキュメントの一番外側の構造を示しています。