第二巻 : 妻もあらば摘みて食げまし

平成10年10月25日(木)更新


原文: 妻毛有者 採而多宜麻之 作美乃山 野上乃宇波疑 過去計良受也

作者:柿本人麻呂(かきのもとひとまろ)

よみ: 妻もあらば、摘みて食(た)げまし、沙弥(さみ)の山、野の上(へ)の、うはぎ過ぎにけらずや

意味: もし妻といっしょだったらうはぎを摘んで食べただろうに。沙弥(さみ)の野にうはぎが空しく伸びてしまっています。

柿本人麻呂(かきのもとひとまろ)が、沙弥島(さみじま:香川県)に倒れ死んでいる人を見て詠んだ歌だとのことです。このころは、うはぎの若芽を食べたとのことです。


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