第二巻 : 大船の津守が占に告らむとは
2000年5月14日(日)更新
原文: 大船之 津守之占尓 将告登波 益為尓知而 我二人宿之
作者: 大津皇子(おおつのみこ)
よみ: 大船(おほぶね)の、津守(つもり)が占(うら)に、告(の)らむとは、まさしに知りて、我がふたり寝し
意味: 津守(つもり)なんかの占いに出るだろうとは知ってて、二人で寝たんだ。
「(大船(おほぶね)の」は、「津守(つもり)」の「津(つ: 港のこと)」を導く枕詞(まくらことば)です。
この歌の題詞によると、石川女郎(いしかわのいらつめ)とひそかに関係を結んだときに、そのことを津守連通(つもりのむらじとおる)が占いで示したので、大津皇子(おおつのみこ)が詠んだ歌とのことです。
第二巻