第三巻 : むささびは木末求むとあしひきの

2002年6月16日(日)更新


原文: 牟佐々婢波 木末求跡 足日木乃 山能佐都雄尓 相尓来鴨

作者: 志貴皇子(しきのみこ)

よみ: むささびは、木末(こぬれ)求むと、あしひきの山の、さつ男に、あひにけるかも

意味: むささびは、梢(こずえ)をさがしているうちに、山の猟師(りょうし)に出会ってしまったのだなぁ。

この歌には、別の意味が隠されているとも考えられています。たとえば、大津皇子(おおつのみこ)が天皇の位を望んだ(とされた)ために、身を滅ぼしたことなどを、むささびに喩(たと)えて詠んだのでは、と考えられています。

撮影 by HARUKOさま

第三巻