第十巻 : 道の辺の尾花が下の思ひ草

平成11年10月10日(日)更新


原文: 道邊之 乎花我下之 思草 今更尓 何物可将念

作者: 不明

よみ: 道の辺(へ)の、尾花(をばな)が下の、思ひ草、今さらさらに、何をか思はむ

意味: 道端の尾花(をばな)の元に咲いている思ひ草のように、いまさら、何を思い悩んだりしましょう。(あなたのことだけ想っています!!)

うつむいたように咲いている思ひ草が、ひたむきな恋を連想させるのでしょうね。尾花(をばな)、つまりススキが風になびく音を「さらさら」と表現し、「いまさら」とつなげているのでしょうね。

撮影(1999.10.9) by 杉さん

第十巻