原文

狭野方波 實尓雖不成 花耳 開而所見社 戀之名草尓

作者

不明

よみ

さのかたは、実にならずとも、花のみに、咲きて見えこそ、恋のなぐさに

あけび 撮影(2009.04) by きょう

意味

さのかたは、実にならなくても、花だけでも咲いてみせてくださいな。恋のなぐさめに。

「結ばれなくても、せめてお姿を見せて欲しい。」と恋しい女性に贈った歌なのでしょう。

補足

春の相聞(そうもん)のひとつです。

更新日: 2013年08月18日(日)