第十六巻 : 石麻呂に我れ物申す

2001年8月5日(日)更新


原文: 石麻呂尓 吾物申 夏痩尓 <吉>跡云物曽 武奈伎取喫

作者: 大伴家持(おおとものやかもち)

よみ: 石麻呂(いはまろ)に、我(わ)れ物(もの)申(まを)す、夏痩(や)せによしといふものぞ、鰻(むなぎ)捕(と)り食(め)せ

意味: 石麻呂さんに申し上げますよ。夏痩(や)せに良いそうですから鰻(うなぎ)を捕って食べてくださいな。

具満タン7(日本絵巻)より

この歌の注につぎのことが載っています。"吉田連老(よしだのむらじおゆ)、通称、吉田老(よしだのおゆ)という人がいたのですが、体が痩(や)せていて、たくさん食べても食べ物が無くって飢えているように痩(や)せていました。そこで大伴家持(おおとものやかもち)がこの歌を詠(よ)んでからかったのです。"


第十六巻