第十七巻 : 春雨に萌えし柳か梅の花

2005年07月10日(日)更新


原文: 春雨尓 毛延之楊奈疑可 烏梅乃花 登母尓於久礼奴 常乃物能香聞

作者: 大伴書持(おおとものふみもち)

よみ: 春雨(はるさめ)に、萌(も)えし柳(やなぎ)か、梅(うめ)の花(はな)、ともに後(おく)れぬ、常(つね)の物(もの)かも

意味: 春雨(はるさめ)に梅(うめ)にも後(おく)れずに萌(も)え出す柳(やなぎ)も春のものですし、年を通じてのものかもしれませんよ。

天平12年(西暦740年)12月9日に詠んだ歌です。「大宰府の梅花宴の歌(815~846の32首)に追和した歌」のひとつです。

柳 撮影(2005.6) by きょう

第十七巻