第七巻 : 霰降り遠つ淡海の吾跡川楊

2000年1月23日(日)更新


原文: 丸雪降 遠江 吾跡川楊 雖苅 亦生云 余跡川楊

作者: 柿本人麻呂歌集より

よみ: 霰(あられ)降り、遠(とほ)つ淡海(あふみ)の、吾跡川楊(あとかはやなぎ)、刈れども、またも生(お)ふといふ、吾跡川楊(あとかはやなぎ)

意味: 遠江(とおとうみ)の吾跡川あどがわの猫柳(ねこやなぎ)は、刈っても刈っても、また生えてくるといいます。

「遠(とほ)つ淡海(あふみ)」は、奈良の都から遠い湖、という意味で、浜名湖(はまなこ)のことです。いまの静岡県の西部地域にあたります。で、都に近い湖である琵琶湖(びわこ)は、「近つ淡海(あふみ)」ですね。

撮影(1997.3) by きょう

第七巻