第七巻 : 夏麻引く海上潟の沖つ洲に

平成11年1月10日(日)更新


原文: 夏麻引 海上滷乃 奥洲尓 鳥者簀竹跡 君者音文不為

作者:不明

よみ: 夏麻(なつそ)引く、海上潟(うなかみがた)の、沖つ洲(す)に、鳥はすだけど、君は音もせず

意味: 海上潟(うなかみがた)の沖の洲(す)に、鳥たちが群れて騒いでいるけれど、あなたからは何の音沙汰もありません。

「夏麻(なつそ)引く」は、「海」を導く枕詞です。


「海上潟(うなかみがた)」は、今の千葉県の海と言われていますが、

の説があります。いずれの地も「海上郡」と呼ばれていた所です。

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