たのしい万葉集: 聖武天皇(しょうむてんのう)

2013年09月01日(日)更新


奈良の大仏さんを作ったことで有名ですね。奥さんは光明皇后(こうみょうこうごう)です。

概要 備考
出自生年・没年大宝元年(701) ~ 天平勝宝8年(756)
家族父 : 文武天皇(もんむてんのう)
母 : 藤原宮子(ふじわらのみやこ)。
子 : 阿部内親王(あべのないしんのう)など
主な活動

和銅7年(714)、皇太子(14歳)になる。

神亀1年(724)、天皇になる。

天平12年(740)の藤原広嗣の乱をきっかけに、平城(なら)を離れ恭仁(くに)の京に移る。
以降、都を難波に、また紫香楽(しがらき)にと、転々とする。

天平17年(745)、平城京に戻る。

天平感宝1年(749)、阿部内親王(あべのないしんのう)に譲位し、太上天皇となる。

天平勝宝4年(749)、大仏開眼する。

その他

現在の東大寺や大仏は聖武天皇が建立したものとは違って、今よりも一回り大きかったそうです。大仏の建立については、行基(ぎょうき)の協力が大きかったのですが、行基はその完成を見ずに亡くなっています。

奈良の大仏

0530: 赤駒の越ゆる馬柵の標結ひし妹が心は疑ひもなし

0531: 梓弓爪引く夜音の遠音にも君が御幸を聞かくしよしも

0624: 道に逢ひて笑まししからに降る雪の消なば消ぬがに恋ふといふ我妹

0973: 食す国の遠の朝廷に汝らがかく罷りなば平けく我れは遊ばむ手抱きて.......(長歌)

0974: 大夫の行くといふ道ぞおほろかに思ひて行くな大夫の伴

1009: 橘は実さへ花さへその葉さへ枝に霜降れどいや常葉の木

1030: 妹に恋ひ吾の松原見わたせば潮干の潟に鶴鳴き渡る

1539: 秋の田の穂田を雁がね暗けくに夜のほどろにも鳴き渡るかも

1540: 今朝の朝明雁が音寒く聞きしなへ野辺の浅茅ぞ色づきにける

1615: 大の浦のその長浜に寄する波ゆたけく君を思ふこのころ

1638: あをによし奈良の山なる黒木もち造れる室は座せど飽かぬかも

4269: よそのみに見ればありしを今日見ては年に忘れず思ほえむかも


歌人ごとに楽しむ