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0530: 赤駒の越ゆる馬柵の標結ひし妹が心は疑ひもなし
0531: 梓弓爪引く夜音の遠音にも君が御幸を聞かくしよしも
0624: 道に逢ひて笑まししからに降る雪の消なば消ぬがに恋ふといふ我妹
0973: 食す国の遠の朝廷に汝らがかく罷りなば平けく我れは遊ばむ手抱きて.......(長歌)
0974: 大夫の行くといふ道ぞおほろかに思ひて行くな大夫の伴
1009: 橘は実さへ花さへその葉さへ枝に霜降れどいや常葉の木
1030: 妹に恋ひ吾の松原見わたせば潮干の潟に鶴鳴き渡る
1539: 秋の田の穂田を雁がね暗けくに夜のほどろにも鳴き渡るかも
1540: 今朝の朝明雁が音寒く聞きしなへ野辺の浅茅ぞ色づきにける
1615: 大の浦のその長浜に寄する波ゆたけく君を思ふこのころ
1638: あをによし奈良の山なる黒木もち造れる室は座せど飽かぬかも
4269: よそのみに見ればありしを今日見ては年に忘れず思ほえむかも
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