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0643: 世の中の女にしあらば我が渡る痛背の川を渡りかねめや
0644: 今は我はわびぞしにける息の緒に思ひし君をゆるさく思へば
0645: 白栲の袖別るべき日を近み心にむせひ音のみし泣かゆ
0762: 神さぶといなにはあらずはたやはたかくして後に寂しけむかも
0763: 玉の緒を沫緒に搓りて結べらばありて後にも逢はざらめやも
0776: 言出しは誰が言にあるか小山田の苗代水の中淀にして
0782: 風高く辺には吹けども妹がため袖さへ濡れて刈れる玉藻ぞ
1452: 闇ならばうべも来まさじ梅の花咲ける月夜に出でまさじとや
1460: 戯奴がため我が手もすまに春の野に抜ける茅花ぞ食して肥えませ
1461: 昼は咲き夜は恋ひ寝る合歓木の花君のみ見めや戯奴さへに見よ
1648: 十二月には淡雪降ると知らねかも梅の花咲くふふめらずして
1661: 久方の月夜を清み梅の花心開けて我が思へる君
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