万葉集 第一巻 : いづくにか船泊てすらむ安礼の崎
2009年12月20日(日)更新
原文: 何所尓可 船泊為良武 安礼乃埼 榜多味行之 棚無小舟
作者: 高市黒人(たけちのくろひと)
よみ: いづくにか、船(ふな)泊(は)てすらむ、安礼(あれ)の崎、漕ぎ廻(た)み行きし、棚(たな)無し小舟
意味: (いまごろは)どこに泊まっているのでしょう。安礼(あれ)の崎を漕(こ)ぎ廻(めぐ)っていった、棚(たな)の無い小舟は。。。。。
大宝2年(702)、持統天皇(じとうてんのう)が参河国(みかわのくに)に旅された時の歌です。
「棚(たな)」は、舟の舷側の横板のことです。ですから、「棚(たな)無し小舟」というのは、ごく小さな舟なんですね。
第一巻